mesimarja
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(-_-) 「俺の占いは当たる」ようです
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:03:42.63 ID:UjCPgFms0
帝都VIP。
この大都会では、今日も多くの人が悩みを抱え街を行き交う。
そんな子羊達に「占い」という方法で光明を示す1人の男。

疋田退。
人は彼を「占い師ヒッキー」と呼ぶ……!!


从*゚ーノリ「…と言っても、全然繁盛してないですけどねー」

(;-_-) 「それを言わないでよ。今折角カッコ良く決まったのにさ……」

从*゚ーノリ「師匠がいくらキメたところでたかが知れてるじゃないですか」

(;-_-) 「ひでぇ!!」


(-_-) 「俺の占いは当たる」ようです




3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:06:02.52 ID:UjCPgFms0
ACT‐1「占い師ヒッキーとその弟子」

帝都VIPのある通り。
その路上に、占い師っぽい格好の占い師が。
折りたたみ式の簡素な椅子と机。
そして隣には若い女の子が旗を持ち立っている。

(-_-) 「ふぅ……」

占い師、ヒッキーとその弟子ルカ。
いつもより心なしか騒がしい街中で2人は話している。

从*゚ーノリ「どうしたんですか、師匠。リストラされたミジンコみたいな顔して」

(;-_-) 「ミジンコ!?サラリーマンじゃなくて!?」

从*゚ーノリ「あ、今のはですね、師匠の存在はミジンコ程度ですよー、という比喩で…」

(;-_-) 「わかってるよ!解説しなくても!!」

从*^ーノリ「案外頭いいんですね。見直しちゃいました!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:09:02.52 ID:UjCPgFms0
(;-_-) 「君の中の僕はどんな認識なの……」

从*゚ーノリ「え~っと、……飛べない豚?」

(;-_-) 「ただの豚ってことか!!」

从*゚ーノリ「あ、でも、師匠は細いから…」

(-_-) 「まぁ、僕は痩せ型だからね……」

从*^ーノリ「だから、飛べなくてなおかつ痩せているなんの取り得もない豚です!」

(;-_-) 「さらにひでぇ!悪化させやがった!!」

从*゚ーノリ「でも、そんな師匠が私は好きですよ?」

(*-_-) 「ルカちゃん…」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:12:02.32 ID:UjCPgFms0
从*^ーノリ「ミジンコの次ぐらいに!」

(;-_-)「って、ひっくぅぅぅうぅう!!!なにそのランク!!」

从*゚ーノリ「あっ、ほら師匠、救急車!乗せてもらいましょう!」

(;-_-) 「また急に話変えるね君は…。あと、救急車には乗らないからね」

从*゚ーノリ「そうですよね。師匠を乗せるには、黄色くないと」

(;-_-) 「それはあれか!僕の頭がおかしいってことか!!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:15:02.86 ID:UjCPgFms0
ACT‐2「本日最初のお客さん」

コントを続ける彼等。
その時、本日最初のお客さんが。
茶色い長めの髪を後ろで縛ったヤンキーっぽい男。

( ゚∀゚)「よっす。開いてる?」

(-_-) 「いらっしゃい。開いてますよ」

从*゚ーノリ「ようこそいらっしゃいました!どうぞゆっくりしていってください!」

( ゚∀゚)「わりーが急いでるんだよな。…なぁ、占い師さん」

(-_-) 「はいはい」

( ゚∀゚)「俺ちょっと追われてるんだけど、どこに逃げたらいいと思う?」

从*゚ーノリ「鬼ごっこですか?」

( ゚∀゚)「いーや、追いかけてきてるのは犬だな。仕事の関係でね。…それで、どこに逃げればいいと思う?」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:18:02.63 ID:UjCPgFms0
(-_-) 「お手を拝借。………分かりました」

(;゚∀゚)「早いな、おい」

(-_-) 「…この通りの少し先にバス停があります。あと2分でバスが来ますから……」

( ゚∀゚)「それに乗れってことだな。…よし。ありがとよ、占い師さん。はい、代金」

从*^ーノリ「まいどありです!またのおこしを!」

(-_-) 「こらルカちゃん。さりげなくお金を懐にしまわない」

从*゚ーノリ「師匠、注意すると見せかけて胸を触ろうとしないでください」

(;-_-) 「してないよ!!エロ親父か僕は!!」

从;゚ーノリ「え、違うんですか…?」

(;-_-) 「違うよ!!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:21:02.80 ID:UjCPgFms0
ACT‐3「お客さんのお客さん」

エロい、エロくないで論争を繰り広げる。
そうこうするうちに人が来た。
スーツを着た、がっしりした男。

ケイ;'ー`)ジ「すいません」

(-_-) 「はいはい。いらっしゃいませ」

从*^ーノリ「ようこそ!こんなしみったれた占い師の所へ!」

(;-_-) 「ひでぇ!それが君の本音かっ!!」

ケイ;'ー`)ジ「あの…、よろしいですか?」

(-_-) 「すいません。はい、なんでしょう」

ケイ 'ー`)ジ「警察の者です。…コートを着て、茶髪を後ろで束ねた男を見なかったかでしょうか?身長は私ぐらいなんですか…」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:24:02.44 ID:UjCPgFms0
ヒッキーは眉間に手を当てる。
しばらく時が流れ、

(-_-) 「……すいません。覚えがありませんね」

ケイ 'ー`)ジ「…なるほど。仕事中失礼しました。では」

从*゚ーノリ「お仕事頑張ってくださいねー」

ケイ 'ー`)ジ「ははは。今日は非番なんですが…。まぁ、頑張ってきますよ」

男は走り去って行った。
それを見送り、ルカが言う。

从*゚ーノリ「……師匠、良かったんですか?」

(-_-) 「なにが?」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:27:02.51 ID:UjCPgFms0
从*゚ーノリ「警察さんの言ってた人って……」

(-_-) 「…さぁね。僕は記憶力が良くないから、忘れちゃったなー……」

从*゚ーノリ「師匠……」

ヒッキーは空を見上げる。
…思い出したかのように、一言。

(-_-) 「…そういえばさっきのお客さんだけどね、少なくとも僕が見た感じでは、……悪い人には見えなかったよ」

从*^ーノリ「……そうですね。綺麗な赤が見えましたもん!私も、そう思います!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:30:02.45 ID:UjCPgFms0
ACT‐4「乙女なお客さん」

なんかいい感じにラブコメする2人。
その雰囲気に合わせてか少女マンガチックな客がやってきた。
金髪ツインテールの、不機嫌な顔の美少女。

ξ゚⊿゚)ξ「…ねぇ、開いてるわけ?」

(-_-) 「はいはい。開いてますよ」

从*^ーノリ「ようこそ!」

ξ゚⊿゚)ξ「…ねぇ、『超能力占い及び人生相談』って、なに?」

从*゚ーノリ「よくぞ聞いてくれました!師匠は、超能力者なんです!」

ξ゚⊿゚)ξ「…なんの?」

(-_-) 「占いの。君のこと、当てようか?」

ξ゚⊿゚)ξ「(胡散くさ…)じゃあ、やってみてよ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:33:04.79 ID:UjCPgFms0
(-_-) 「お手を拝借。……分かりました」

ξ゚⊿゚)ξ「早いわね」

(-_-) 「…君は、最近大事な人を亡くしたらしい」

ξ;゚⊿゚)ξ「!!」

(-_-) 「でも、どこかでそのことを喜んでいる自分がいて、それが許せない」

ξ゚⊿゚)ξ「……ま、大体当たりだわ」

ふぅ、と一息。
そして彼女は話し出す。

ξ゚⊿゚)ξ「親友で、恋のライバルが死んだの。通り魔にグサッ…で終わり。3人目だったわ、犠牲者の」

ξ゚⊿゚)ξ「最大の敵が死んだわけね。もう、私の勝ちは確定的。あの人は私のモノ」

ξ-⊿-)ξ「…でもねぇ…、なんでだろうな……。嬉しいのか、悲しいのか…、分からないの。どうすればいいのかもね」

黙る。
聞いていた2人も、黙る。

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:36:02.50 ID:UjCPgFms0
ξ゚ー゚)ξ「…せめて犯人が捕まってくれれば、ちょっとはマシになると思うんだけど」

(-_-) 「…捕まるさ」

ξ゚ー゚)ξ「…どうしてそう思うわけ?」

(-_-) 「決まってる。悪の栄えた例は、ないからだよ」

从*゚ーノリ「そうですよ!きっと、すぐに見つかりますって!」

ξ゚⊿゚)ξ「………フン。私も、そう願ってるわ」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:39:01.61 ID:UjCPgFms0
ACT‐5「無関係なお客さん」

なんかしんみりとした空気になった。
女が帰った後も、黙ったままの2人。
それでも客はやってくる。

o川*゚ー゚)o「こんにちわー」

(-_-) 「こんにちは」

从*゚ーノリ「いらっしゃいませ!えっと…」

o川*゚ー゚)o「キュートよ。新聞記者の。この前来たでしょ?」

从*^ーノリ「…はい!思い出しました!」

(-_-) 「仕事は行かなくていいの?」

o川*゚ー゚)o「別の人が行ってるわ。私は休み。…で、占ってよ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:42:01.50 ID:UjCPgFms0
(-_-) 「お手を拝借。……分かりました」

o川*゚ー゚)o「相変わらず早いわね」

从*゚ーノリ「それだけが取り得ですから!」

(-_-) 「(無視無視)…えっとね、帰り道は注意して行ったほうがいいよ」

o川*゚ー゚)o「子供か私は」

(-_-) 「美人は夜道に要注意。…そうじゃなくて、仕事のネタが落ちてるかもってこと」

o川*^ー^)o「わかったわ。…はい、お金」

从*゚ーノリ「まいどありです!」

o川*゚ー゚)o「うん。じゃーねー」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:45:02.25 ID:UjCPgFms0
ACT‐6「店じまい」

今日はおしまいだ。
もともと趣味のような副業なので、熱心にはやっていないのだ。

(-_-) 「今日は、一貫性のあるお客さんばかりだったね」

从*゚ーノリ「記者さんも来ましたね。師匠、鼻伸びっぱなしでしたよ」

(-_-) 「それを言うなら鼻の下ね。鼻伸びるって……象か僕は」

从*゚ーノリ「でも、デレデレだったでしょ?」

(-_-) 「そんなことないって。…あ、ルカちゃん、嫉妬してる?」

从;゚ーノリ「…え?」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:48:02.91 ID:UjCPgFms0
(*-_-) 「…違うの?」

从;゚ーノリ「…それ、本気で言ってるんですか?だとしたら……、かなり引きます」

(;-_-) 「え、いや、あの」

从;゚ーノリ「あ、今日は帰りますね。うん。師匠、さようなら」

(;-_-) 「さ、さよなら……」

そそくさと早足で帰る。
1人になった。

(;-_-) 「最後の、マジで引いてたな…。調子乗るんじゃなかった……」

後悔先に立たず。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:51:02.57 ID:UjCPgFms0
REST‐7「自宅にて」

ルカは家につくと、テレビをつけてみた。
リモコンを操作しニュースに変える。
あることの確認のためだ。

从*゚ーノリ「…うん、予想通り」

从*^ーノリ「やっぱ、師匠は凄いなぁ」

…好感度というものは本人の気づかぬところで上がるもの。
しかし、よくよく考えてみれば、何事もそんなものなのかもしれない。

街にはドラマが満ち溢れている。
知らないだけで、気がつかないだけで…
そして、自分がそれの登場人物になることも、あるいは…

…もし悩みがあるのなら、彼のところを尋ねてみるといい。
きっとハッピーエンドへの手助けをしてくれるから。


終わり

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:53:02.16 ID:UjCPgFms0
ある殺し屋が依頼を受けた。
仕事は成功。しかし通りかかった刑事に後ろ姿を見られてしまう。
それに気づいた彼は走って逃げ、返り血のついたコートを公園に捨てていく。
この頃から救急車やパトカーが行き交い街が騒がしくなる。
殺し屋は占い師の助言を聞きバスに乗り逃げる。
刑事は彼を見失う。
新聞社やらテレビ局やらが報道を始める。
そしてある新聞記者は帰り道でコートを拾う。
数日後、殺された男が連続通り魔だと発覚。
ハッピーエンド?

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 00:56:05.80 ID:UjCPgFms0
ご支援ありがとうございました
この作品、一言で言えば「説明不足」
相当想像力豊かじゃないと意味が分からないと思います
むしろ分かったら凄い

ちなみにスレタイは皆さんお気づきのように手塚さんの名台詞から
自分が知る中で最もカッコいい占い師

AAはヴァニラさんから借りました
可愛いですよね


さて、以下
仮面ライダー龍騎スレ


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