mesimarja
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( ^ω^)('A`)便所合戦のようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:17:21.02 ID:CFwHm7mm0

閲覧注意です。


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:18:27.61 ID:CFwHm7mm0
転校初日、トイレには気を付けろとクラスメイトに言われた。
意味は分からなかったが、空気を読んで『任せろ、トイレには詳しいんだ』と答えておいた。

何しろ、俺はありとあらゆる場所のトイレを巡ってきた男だ。
公園に臭いのきつい和式便所があると聞けば、その臭さに張り合い、腸内で充分に発酵させた便をその場に刻み込んだ。
地方に時代遅れのボットン便所があると聞けば、中に飛び込み糞というものを研究し尽くした。

浣腸の連打速度に定評のあった俺は、いつしかトイレ界の高橋名人と恐れられた。
肛門ギリギリで排便を止める(通称ブロッキング)を得意とする宿敵、ウメハラショボンを降し、俺はトイレ界の神となる。

しかし、その称号の凄みに耐えかねてか、周囲の人間達は俺の元から去っていった。
想い人であったツンから『貴方って毎日臭いのね』と言われた時は、今までの人生を全否定された気分だった。
『お前何て巻き糞みたいな髪の毛してるくせ!』とは言わなかった。
代わりに保健委員の権利を生かして、彼女の机にクラス全員の検尿を詰め込んでおいた。

そして、俺は故郷を去り、安息の地を求めて、この学校に転校してきた訳である。


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:21:20.60 ID:CFwHm7mm0
VIP高校、便所とは何の関わりも無い健全な学校だ。
ここでなら平和な日常を送れる……そう思っていた筈なのに、クラスメイトの警告が俺の不安を掻き立てる。

――俺はもう、トイレ界からは足を洗ったんだ。

警告の言葉を無理やり振り切ろうと、俺は自らトイレへと踏み込んだ。
青のタイルの敷かれた床、黄ばんだ小便用トイレ、芳しい消臭剤の香り。
どれもが懐かしく、哀愁を漂わせていて、不覚にもセピア色の思い出が俺の心をすり抜ける。

しかし、ツンの罵倒が思い出の最後に訪れ、俺は急速に現実へと押し戻された。
俺は行かなくてはならない。個室便所の一番奥へ。

個室便所の一番奥とは聖域――サンクチュアリ――である。
学校という多人数の者が集まる空間でありながら、この場所は完全に隔離されている。
同時に洋式便所の確率も高い……聖域かつ、社会という名の砂漠に置かれた、心のオアシスとも呼べる場所なのだ。


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:23:17.50 ID:CFwHm7mm0
扉の目前に立ち、錠前に手を掛けると全身が凍りついた。
凄まじい威圧感を扉の奥の何かが放ち、俺は恐怖していたのだ。

扉という一枚の壁を隔てているにも関わらず、この場所は安全領域ではなかった。
完全に油断していた。安易に歩を進めた挙句、俺は何者かの射程距離に踏み込んでしまったのだ

俺はその時点で死を覚悟したが、何度呼吸を繰り返しても俺の命は続いていた。
しかし背を伝う冷汗は体を強張せ、今も死線に立っているのだということを忘れさせない。

零距離でならば分かるが、この間合いで恐怖を感じるのは久々だ。

あれはそうだ、卵放屁の魔術師モナーと戦った時以来だろうか。
奴の屁の勢いは下着もジーンズも突き破り、硫黄の臭いは半径50メートルにまで達していた。
鼻に便を詰めるという名案により、勝利の女神は俺に微笑んだが、あれ以来、どうも嗅覚が鈍った気がする。

いや、今はそんな事どうでもいい。

俺は意を決して扉を開いた。


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:25:02.98 ID:CFwHm7mm0

扉の向こう、洋式便所の横で佇んでいたのは――



( ^ω^)「ようこそ、私の世界へ……」



――白のブリーフ、紺のハイソックスだけを身に付けた変態だった



( ^ω^)('A`)便所合戦のようです


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:27:19.21 ID:CFwHm7mm0
('A`)「何者だ貴様……!!」

怖気づいてるのを悟られない様、声を張らして俺は吠える。
変態はそれを見透かしているのか、破顔一笑、後にこう答えた。

( ^ω^)「この学校のトイレの番人――皆は俺をトイレマスターと呼ぶ……!!」

(;'A`)「トイレマスター……だと?」

一瞬を隔して、俺の体の震えは、武者震いへと性質を変えた。
二度と行わないと心に誓った便所合戦を、またその身で味わえるかも知れないと期待してしまったのだ。
それも、これまでの便敵を上回る程の強敵と……!!


( ^ω^)「何をボサッとしている?」

(;'A`)「なんだと?」

( ^ω^)「個室に入ったんだ……当然、糞をしにきたんだろ?
       まさか便所飯や、学校便所オナニー、便所時間潰し等をしに来た訳ではあるまい……!!」

思わぬ、先手を打たれてしまった。


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:29:25.27 ID:CFwHm7mm0
変態の発言により、俺は多くの自由を奪われることになる。
この個室に入ったからには、便をする以外に道は無いと決定付けられてしまったのだ。
もっとも、元よりそんな愚行に逃げようとは考えてもいなかった。

('A`)「へいへい、もちろんやらして頂きますよっと」

( ^ω^)「…………」

スラックスと一緒にパンツも脱ぎ、下半身を露出させる。
勢いそのままに便器に座り、俺の便の基本体制――考える人のポーズ――をとった。
便所合戦負けなしの俺の威圧は、恐らく王者の貫録を漂わせていたことだろう。

しかし―――


( ^ω^)「ふっ、くっくっくっくっくっ………」

(;'A`)「なっ、何がおかしい!!」

変態は、変態らしく嫌らしい笑みを浮かべていた。
幼女を観察する童貞ニートを彷彿とさせるその瞳に、俺の肉棒は少しだけ膨張した。


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:32:36.37 ID:CFwHm7mm0
( ^ω^)「やけに自信満々な顔をしておいて、やることは平凡!
       至って普通の便所体勢……そんなもので俺は満足しない」

(;'A`)「どうしろと言うんだ……!!」

( ^ω^)「そうだな……便所の上でしゃがみ込め、M字開脚でな」

(;'A`)「なん……だと……!?」


落ち着けと脳内に指令を出すも、動揺は治まらない。

和式便所でとる体勢を、洋式便所の上でとれというのか。
あの体勢をとれば肛門は開かれ、股間は丸出しとなり、無防備な状態になってしまう。
暴君ハバネロをアナルに入れられたトラウマが蘇り、どうしても踏ん切りがつかなかった……のだが。

( ^ω^)「ふん、小物め」

この一言で俺はブチ切れた。
人類最強と言わんばかりに全裸になり、華麗なM字開脚を決めて見せたのだ。


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:35:22.89 ID:CFwHm7mm0
(#'A`)どうだっ!!」

( ^ω^)「粗チンが」

(*'A`)「あうんっ」

容赦なく繰り出されたデコピンが、俺のエクスカリバーと一撃交えた。
エクスカリバーはぶるんぶるんとその身を揺らした後、その姿を変貌させる。
真の聖剣と成り果てたそれは、天を貫くドリルにも負けない逞しさを備えていた。


( ^ω^)「さぁ、出すが良い……」

(;'A`)「ううぅ……」

真摯な眼が俺を貫く。
魂の籠った声が、俺の心を打ち鳴らす。


(  ゚ω゚)「心を解き放てっ!!未来をその手に掴みたければ、便を捻りだせっ!!」

(;'A`)「あ、ああああ、ああああああああアアアアアア!!」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:37:56.93 ID:CFwHm7mm0
便所合戦とは、即ち心の勝負である。
負けと認めてしまった時点で、その者は完全な敗者となるのだ。
意地と意地とのぶつかり合いこそが便所合戦の本質。
勝敗を決する方法は時と場合によって異なり、時には便秘と戦う一人合戦というのも存在する。

今回の場合は、変態が便をしろと言い出したのは勝負の発端。
つまり、便を言われるがままにしてしまえば、それは敗北を認めることになるのだ。

もちろん、便所合戦はそんなに単純なものでは済まされない。
ドラマチックならぬトイレチックポイントの高い便を捻り出せば、便をしたとしても勝利になるケースはある。
俺が今まで負け知らずだったのは、どんな過酷な状況にあろうとも、華麗に便を出せるからであった。

しかし―――


(*'A`)「ああああああああああああああああんんっ!!」

ブギョロロロロロビブブブブベベベベベベブブンバッ!!
ブチュチュチュぷーぷすープヒッ!ブロロロロギュボボボベヒンッ!!

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:41:55.60 ID:CFwHm7mm0
俺は、無様な便を捻りだしてしまった。
変態の言葉に胸をときめかせ、本能の赴くまま、快楽に身を任せて踏ん張ってしまったのだ。
当然、糞の形を整えることも出来ず、洋式便所に浮かぶのは見るも無残な駄便であった。
トイレチックポイントなど、測るまでもなく0点であろう。

( ^ω^)「ふふふ、気持ち良さそうにしおってからに……」

( A )「あ、ああ、あああ……」

( ^ω^)「未だにアナルがひくついておるわい……この淫乱トイレニストめ」

( A )「ぐっ……」


誰がどう見ても、完璧な敗北であった。

便をするということは確かに気持ち良い。
が、便所合戦に必要なものは、快楽すら超越した美を追求する事なのである。
今の俺はトイレニストの名など背負う事も出来ない。

何故なら、俺は授業ギリギリまで我慢した便を排出した時と同じくらいの快感を味わってしまっていたからだ。
もっとも、対戦相手にここまでの悦楽を与える変態の技量も、また未知数であった。


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:45:45.90 ID:CFwHm7mm0
( ^ω^)「俺の勝利は決定付いたようだな……便所から去れ、このウ○コマンめ」

(;A;)「くそっ、くそっ、くそう……!!」

ウ○コマンという名称は、トイレニストには最も屈辱的なものである。
今時の小学生でも付けぬあだ名を付けられ、そして反論も出来ない俺は涙を零す。

涙は便所へと落ちていく。不甲斐ない俺に出来る、糞へのせめてもの謝罪の気持ちを込めていた。
しかし、変態は露知らずとレバーを下げ、糞は別れの挨拶も残さぬまま津波に飲み込まれ流れていく。

(;A;)「あっ、あっ、ああっ!!」

( ^ω^)「女々しい男よ……恥を知れっ!!」

首根っこを掴まれ、そのままトイレの外へと放り出された。
全裸でおめおめと泣きわめく俺を、拒絶するかの様に扉は閉じられていく。

その刹那、洋式便所に腰を下ろした変態が、憐みの視線を俺に捧げていた。


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:48:38.95 ID:CFwHm7mm0
(;A;)「ちくしょう……畜生ッ!!」

俺は床に拳を叩きつけた。
滲みだした血が、青のタイルの上にポタリと垂れる。

こんな屈辱を受けたのは人生初の事だった。感情の制御が出来ない。
尻を拭いていない事も、生まれたままの姿で居ることも忘れ、俺は床を殴る機械と化していた。
鈍い音が、男子トイレ内に木霊している。

その後、異変に感付いた先生によって俺は取り押さえられ、そのまま職員室へと連行された。
精神錯乱などを危惧された挙句に、病院に行けとまで勧められたので俺は一目散に逃げ出した。
小便を垂れ流しながら走り、追手を見事に撒き切ったのである。

しかし、そんな些細な出来事を気にする余裕は無かった。

変態の見せた憐みの視線で、俺の頭は他の物を詰め込めぬほど満たされていたのだ。
あの瞳から得たもの、それは深い絶望であったのだから。


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:51:41.11 ID:CFwHm7mm0
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・

('A`)「ただいまー」

帰宅すると、真っ先にトイレに駆け込んだ。
例え自宅であろうと、トイレ以外に心休まる場所は無いのだ。
幸い両親も居ない俺の家では、一日中籠っていようと誰も咎める人はいない。

川д川「おかえりなさい」

そんな俺をトイレで待ち受けるのは『貞子』という女の幽霊であった。
この者は俺が前の学校で女子トイレまでもを領地と化した時、居場所を失くしたと深く悲しんでいた。
と思えば、今度は責任を取れと言いだし、仕舞いには俺の家に住み着いた訳である。

引っ越しをしても何ら変化無かったかの様にトイレに居座る彼女を見て、俺は苦笑を漏らさずにはいられなかった。
もっとも、今ではこんな同居生活も慣れたものである。

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:53:31.19 ID:CFwHm7mm0
('A`)「ふぅ……やっぱり、家のトイレが一番落ち着くなぁ」

川д川「ちょ、ちょっと、いきなりズボンを脱がないでよ」

('A`)「言いだろ、今日はそういう気分なんだよ」

川д川「……何かあったの?」

序でに全裸になろうとネクタイを外そうとしていた俺の手が止まる。
フラッシュバックするかの様に変態の姿が思い浮かび、俺は強烈な吐き気を催した。

( A )「うっ……おえっ」

川д川「何なの!? 下からだけじゃ無くて、上から出す技まで身につけたの!?」

そんな筈がある訳なかろうに。

俺は込み上げる物を遮る事もせず、そのままトイレへと吐き出した。
口内が不快な酸味で満たされていく。


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:55:26.49 ID:CFwHm7mm0
川д川「どうしたのよ、何があったっていうのよ」

( A )「何でもない……何でもないんだ……」

川д川「もしかして……便所合戦に負けちゃった……とか?」

その言葉を聞き届けると、俺はもう一度トイレに吐瀉物をぶちまける。
最早、体中の全てを出しているのでは無いかという量が、垂れ流されていた。
学校で大量の便をしたにも関わらず、よく出るものだと俺は自虐的な気分に陥る。

川д川「まままま、マジでー、ドクオちゃんが負けるなんて初めてなんじゃないの?」

( A )「うるせぇ……あと、ちゃん付けは止めろよ……」

川д川「ごめんごめん、じゃあ、明日はリターンマッチだね!」

あっけらかんとした貞子に比べ、俺は目を丸くしていた。
口を濯ぐ事もしないまま、貞子に詰めより問いかける。


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:57:04.87 ID:CFwHm7mm0
('A`)「リターンマッチだって?」

川д川「口臭いよ……ていうか、え、もしかしてしないの?」

('A`)「今日、俺は完璧に負けてしまったんだぞ?」

川д川「次は負けない様に頑張れば良いじゃない、トイレ界の神なんじゃないの?」
    大体、今まで負けなしってのが逆におかしかっただけなんだしさ~」

そうだ、貞子の言う通りなのだ。
普通ならば、皆、敗北を通して強くなる筈なのだ。
中途半端に強かった俺は今まで負け知らずだったが、それは結局のところ井の中の蛙だったのだ。

俺よりも強いトイレニストがいた。
だからどうした、競い合い、お互いを高め合うのが本物のトイレニストではないのか。
一度の敗北で全てを諦める様ものは、屑に他ならない。

初めから巻き糞を作り出せる者などいない。
何度も何度も挑戦した果てに美しい巻き糞を生みだすことが出来る。

それが真理。

トイレニストとは、数多もの敗北を喫した果てに、最強を手に入れるものなのだ。


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 19:59:37.13 ID:CFwHm7mm0

('A`)「ありがとう貞子、お前のおかげで俺は勇気を取り戻すことが出来た」

川д川「え? よく分かんないけど、うん、頑張ってね」

('A`)「ああ、トイレの貞子さんに相応しい男になって帰ってくるよ」

川д川「それはプロポーズ?」

('A`)「かもな」

川*д川「きゅん」

ちょっと大胆になるのは、強烈な酸味で脳が麻痺しているかもしれない。
……いや言い訳はよそう、俺はいつでも傍に居てくれる貞子の事を。きっと。

仄暗く吐瀉物の匂いの蔓延するトイレの中で、俺達は抱き合った。
下半身を露出させたままだった事に気付くと、同じく貞子も気付いてしまった様だ。
真っ赤に染まった頬が、あからさまにそれを示唆していた。

胸の中の貞子の温かさ……というよりは、冷たさを感じて、今度こそ負けるものかと俺は心に誓った。


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:01:51.88 ID:CFwHm7mm0
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・

俺は再び男子トイレ、一番奥の扉の前に立っていた。
それだけで奴は要件を理解したのか、憎たらしいその声が聞こえてくる。

( ^ω^)「ほほう、昨日今日でまたやって来るとはな……。
       やられたり無かったのか、それともよっぽどの馬鹿なのか……」

('A`)「へっ、最高の馬鹿はお互い様……だろ?」

( ^ω^)「くくく……確かにその通りだ」


ゆっくりと扉は開かれ、奴の姿が露わになる。
今日も白ブリーフと紺のハイッソクスがビシッと決まっていた。

(  ゚ω゚)「正直に言えば、お前がまた来るという事は分かっていた……。
       そのおかげで胸の高鳴りがッ!! 俺をこんな様にさせたのだッ!!」

(;'A`)「なっ、それは!!」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:03:28.60 ID:CFwHm7mm0
背を見せた変態のブリーフの尻のラインに茶色の筋が出来ていた。
正確に刻まれたウン筋は、さながら天を駆け登る、龍を描いているかの様だった。

('A`)「お互い様さ、俺も今日の朝はお漏らししちまっぜ……!!」

( ^ω^)「どちらも準備は万端という訳か、面白い」

('A`)「ああ、『真剣勝負』と行こうじゃないか……と言えば分かるな」

( ^ω^)「ふふふ、お前はつくづく愉快な男よのう……!!」


俺達は緊張感にそぐわぬ笑顔を交わし合うと、その場を後にする。
このレベルのトイレニスト同士が本気やり合えば、校舎が崩壊してしまうからだ。
昨日の様な勝負ではなく『命を賭けた真剣勝負でやるならば』。

死ぬ覚悟は出来ている。
だが、負ける覚悟などしてくるつもりもなかった。

勝つのは絶対に俺なのだから―――


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:05:48.21 ID:CFwHm7mm0

―――二人の男が校庭に降り立った頃、校舎の中では―――


(,,゚Д゚)「おいおい、あれって転校生とトイレマスターじゃねぇか!」

(*゚ー゚)「本当だ、マスターはいつもあんな恰好でお腹壊さないのかなぁ」

(,,゚Д゚)「そんな事はどうでも良いんだよ、トイレマスターが外に出る……。
     てことは、もしかして転校生も『ノグソリアン』レベルのトイレニストだってのか!?」

(*゚ー゚)「ノグソリアンってなぁに?」


(,,゚Д゚)「馬鹿野郎、そんな事も知らないでよく生きてられるな!!
     ノグソリアンってのは、便所合戦で人を殺めることのできる力を持った奴らのことだ!」

(*゚ー゚)「ふえー、そいつぁすげぇや」

(,,゚Д゚)「時に放屁の匂いで五感を破壊し、時に小便で分厚いコンクリートを打ち抜く。
     その力のあまり、外で便をする事を余儀なくされるんだぞ……この勝負一体どうなってしまうのか……」

(*゚ー゚)「のかー!」


―――歴史的一戦を目の当たりにすることになる生徒たちが現れていた―――


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:19:51.84 ID:CFwHm7mm0
吹き荒れる風が、変態の肌に粒々を浮き上がらせていた。
寒いのなら服を着ればいいのに。下痢になってしまうじゃないか。
しかし、変態の瞳は、凍えてる体からは想像出来ない程の、熱い闘志を秘めていた。

( ^ω^)「ようやく……ようやくお前に引導を果たせる日が来たのだな……」

('A`)「何……? 俺とお前は昨日が初対面の筈だ」

( ^ω^)「確かにな……しかし、お前はトイレ界のウメハラと呼び声高かったショボンを破ったことがあるだろう」

('A`)「それがどうした?」


( ^ω^)「ショボンは、俺の弟だ」

('A`)「なん……だと……!?」

衝撃の事実に動揺を隠せない。
だが、言われてみれば、金玉の様な口元にどことなくショボンの面影を感じた。
そういえば、奴も年中ブリーフだけで過ごしていた気がする。


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:21:42.06 ID:CFwHm7mm0
( ^ω^)「ショボンはお前に負けて以来、トイレに行きもせず、オムツを着用する様になった。
       一人暮らしを続けていた俺の下に届く両親からの手紙は、弟の異臭から逃避したいという懇願の手紙ばかりだった……」

(;'A`)「くっ……便をしたらすぐに取り換えれば良いものを……」

( ^ω^)「ショボンを止めるには、お前を殺し、トラウマそのものを排除するしかないだろう。
       そう考えた俺は色々な情報操作をして、お前がこの学校に来る様に仕向けたのだ」

('A`)「つまり……俺達が出会ったのは偶然なんかじゃなく……」

( ^ω^)「全て俺が企てた復讐劇が故なんだよ」


大空を飛ぶ鳥の様に、俺は自由に羽ばたき生きているつもりだった。
だが、今俺が存在しているこの場は、変態が拵えた籠の中に過ぎなかったのだ。

なんとも強大で利発な男なんだろうか。
偏差値五十を超えた事が無い俺には考えられない頭の回転数なのだろう。

それでも、俺は―――


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:24:58.65 ID:CFwHm7mm0
('∀`)「ははっ、あははははははははは!!」

( ^ω^)「……何がおかしい?」

('∀`)「俺はよ、嬉しいんだよ!!
   例え嵌められたのだとしても、強敵と便を交える事が出来るのがなっ!!」

便所合戦から引退すると決めた時から、この心が満ち足りる事は無かった。
二度とやらないと言いつつも、実の所、俺は望んでいたのかもしれない。

運命の悪戯が、俺に再びトイレロードを歩ませる事を―――


('∀`)「やろうぜ変態野郎ッ!! 『何でも有り』の真剣勝負をよッ!!」

(  ゚ω゚)「よかろう……貴様の様な小僧、この俺が喰らい尽してくれるわッ!!」

二人が尻を剥き出し合う。
便所合戦は両者の屁の音を合図に、始まったのだ。


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:28:21.09 ID:CFwHm7mm0
('∀`)「ヘヘヘッ!! かかってこいやぁ!!」

挑発を重ねるのは、便所合戦の定石だ。
便を放つ――つまり放便攻撃は、何度も行えるものではない。
腹の中の貯蓄には、やはり限界をというものが存在する。

だからこそ攻撃の機会を見計らい、正確な一撃を放つことが大事なのだ。
相手の焦りを誘う事、かつ自分は冷静でいる事は勝利への鍵となる。

―――筈なのだが


(;'A`)「な、なにっ!?」

襲い来る、糞、糞、糞。

飛来する糞は、空気抵抗の壁を突き破り、パンと破裂音を響かせて突き進む。
体制を変える、またはステップを踏むことで回避する、それ以外に俺に出来る行動は無い。

何故?   一体?    どうして?

とめどなく溢れ出る疑問が俺の思考を支配する。
常識的に考えて、こうも大量の糞を放出出来る筈がないのだ。


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:31:59.11 ID:CFwHm7mm0

              ガトリングベン
( ^ω^)「くくく……俺の機関便の秘密を知りたい様だな……」

(;'A`)「……そうだ」

( ^ω^)「教えてやろう、俺の弟は肛門寸前での糞を止める技術――ブロッキングを得意としていたよな?
       俺はそれを磨きあげ、便をしなくてもいい体に自分を作り替えた」

(;'A`)「まっ、まさか……!?」

(  ゚ω゚)「そうだ! 俺の体内には一年分の便が貯蔵されている!!  
       超密度に圧縮されているため、外見には何ら変化がない!!
       だが、俺の体重は今現在で―――」

―――530000gだ

53万……だと!?
俄かには信じられんが、止まる事のない便の嵐を思うと確かにゾッとする。
熟成された便の香りは、鼻を掠っただけで意識を持って行かれそうだ。


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:35:55.29 ID:CFwHm7mm0
対して、俺の便を出せる回数は僅か二回。
昨日、思う存分出してしまったせいで、普段の半分にも満たないコンディションだ。
その一回をここで使うのは勿体ないかも知れないが。

('A`)「だが、それだけの価値はある……!!」

( ^ω^)「なにっ……!?」

便秘後の第一糞は、岩盤の様に固い。
そして俺の腸は、自由自在にその岩盤の様な糞を生み出せる様になっていた。
それを楯状に形成さえすれば―――


('A`)「この『便氏の盾』はそう簡単に打ち砕けはしないぜ……?」

飛来する糞を、便氏の盾は軽々と止めていく。
コンクリートを打ち抜く事は出来ても、俺の努力の結晶を打ち砕く事は出来ないようだ。

しかし、変態は不敵に微笑み――

( ^ω^)「それはどうかな」

――そう呟いて、四つん這いの姿勢をとった。


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:38:35.09 ID:CFwHm7mm0
そして、その時、俺がとった行動は、思考が導いたものではない。

第六感とでも言うべきなのだろうか。
とにかく、考えるよりも先に体が動いた。

―――俺は便氏の盾を前方に放り投げていた。

折角作り出した、数少ない便を自ら捨て去った。
それは間違いなく愚行であり、完全な判断ミスである。

だが、その時の俺の行動を、今は感謝したい。

何故か?


それは、『便氏の盾が 砕 け 散 っ た からだった』


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:43:55.11 ID:CFwHm7mm0
瞬きするよりも早い世界の出来事だった。
変態の尻穴から何かが放出されたと思うとほぼ同時に、便氏の盾は無残な姿に変えられていた。            

(;'A`)「今のも……便だというのか……」
       
      ダークキングファイヤー
( ^ω^)「便邪王弾……これ以上の威力を誇る便技は無いだろうと確信している……」

当然だ、俺の便氏の盾は、デザ-トイーグルの一撃でも罅一つ入らない強度なのだ。
それをこうも易々と粉砕する技の威力など、想像もしたくない。

( ^ω^)「が、安心しろ……これは人には使わない……。
       当たれば命を落とすどころか、骨すら残さないだろうからな……」

比喩でも何でもない、ただ純粋に真実を話している。
もしも俺の体にあれが当たったのなら、俺は木端微塵にされることだろう。
今は唯、奴の心に残っている人情に感謝したい。

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:46:44.44 ID:CFwHm7mm0
―――そして、俺は完全に手詰まりだった。

ガトリングベンを掻い潜るには、便氏の盾が必要。
しかし便氏の盾を形成すれば、便邪王弾が飛んでくる。

どうする事も出来ない。
俺と奴との差は、屁を見るより明らか。

圧倒的敗北が現実として押し寄せた。


(;A;)「くぅ……ううっ……」

( ^ω^)「もう戦意喪失するか……失望するぞ」

(;A;)「済まないっ……すまないっ……!!
     だけど、だけどっ……! 最後はせめてトイレニストらしく死なせてくれ……っ!!」

        フン
( ^ω^)「糞、この程度でも一応は我が弟を倒した男か……良かろう」

俺はその場に仰向けに倒れ、空を崇める。
これは尻を隠し、確かな戦意喪失を訴える為であった。


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:49:20.47 ID:CFwHm7mm0
また、真剣勝負で敗北を宣言する際には、ある儀式を行わなければならない。
その為に、この体勢を取った。

真剣勝負は普通、どちらかが戦いを続けられなくなるまで行う。
この場合、敗者の体は見るも無残な姿へと変えられてしまうのだ。
これは敗者はもちろんのこと、勝者にとっても望ましい事態ではない。
強敵と書いてライバルと呼ぶ相手を、原型すら留めない肉塊にしてしまうのは心が痛む。

そして、考案されたのがこの儀式、『顔便の礼』である。


( ^ω^)「よいしょっと……じゃあ、思いっきり行くぞ」

('A`)「ああ、ぶりりと頼むぜ」

変態が俺の顔の上に跨り、尻穴が目と鼻の先でヒクヒクと震えている。
腸内では糞便達が、外へ出られる事を今か今かと楽しみにしていることだろう。

そう、顔便の礼とは、顔に便をして窒息させる儀式。
この方法ならば、体には傷一つ残さずに殺すことが出来る、
敗者も糞に埋もれて死ぬという夢の様な死に様となり、双方の意志を満たす儀式になるのだ。

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:51:50.46 ID:CFwHm7mm0
だが、これは両者の意見が合致した場合のみだ―――


( A )「ところでさ、これって真剣勝負なんだよな?」

( ^ω^)「……そうだな、真剣勝負だったぞ?」

( A )「そうか、そうか、真剣勝負だよな……うん……」


忘れていたか、俺が『トイレ界の高橋名人』と呼ばれていたことを―――


('∀`)「だったら、騙し打ち……なんてのも当然有りだよな……?」

(; ゚ω゚)「な……に……?」


真剣勝負とは『何でも有り』だということを―――!!


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:54:35.77 ID:CFwHm7mm0
全てはここに至るまでの布石だった。
元々、こいつ相手に正攻法で勝てるなどとは思ってもいない。
途中までの勝負は、俺の得意技を変態の脳から消し去る為だけの茶番だった。

目の前には敵のアナル。
その下には両手を合わせ、人差し指を突き出した形に整える俺。

最早、ここまで来たらやることは一つしかない。


(#'A`)「便斗神拳奥義――便斗壊腸拳!!」

(; ゚ω゚)「はうあっ!!」

突きさした指が、ぬぷっと音を立てて変態の中へと侵入していく。
生温かい感覚が指先から伝わり、体全体が生というものを体感していた。

だが、まだだ、まだ終わらんよ……!!

茶色く変色した指を引き抜き、もう一度、構えをとる。
恍惚の表情を浮かべ痙攣する変態に、止めという名の天国を与えてやろう。


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 20:57:17.42 ID:CFwHm7mm0
('A`)「便斗神拳最終奥義―――」



       便  斗  百  烈  拳  !!


(#'A`)「ズ――ボッズボズボズボズボズボズボ      
ズボズボズボズボズズボズボズボ 
ズボズボズボズボズボズボズボ      ぬぷぬぷぬぷぬぴょぬぷぷ
ズボズボズボズボズボズボ      ぬぷぬぷぬぷぬぴょぬぷぬ
ズボズボズボズボズボ       ぬぽぽぬぬぬぷぷぷぬぬぷ
ズボズボズボズボ       ぬぷぷぷぷぬぷぬぷぬぷぺぺ
ズボズボズボ       ぬぬぬぬぺぺぷぷぅぬぷぷ

ズボボズボズボズボズボズボズボウッ!!    
    
          ぬぷぷぷぷぷぷぬぷぬぷぬぷぷぬぽぽうっ!!        

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 21:00:31.31 ID:CFwHm7mm0
(  ω )「あっ…あああ…ああ……あっ―――」



(* ゚ω゚)「ぬわあああああああああああああああああああ!!!!」


ぶちゅちゅぶにゅにゅゆぶぶぶぶばばばばばばばばびゅるでんでんびゅぶぼうっぶ
ぶりゅりゅりゅぶぎゅうううべべべぶぶぼぼぶぶびぶりぶりぶりぶぶぼうぼうぶぶべ
ぼぼぼぶびぶべべぶるるるびゅうううポスーべべべぼぼぶりぶりぶぶぶすぐべべべべぼふっ!!!



 ノ     
 ('A`)  <アリーヴェデルゥンチ(さよならうんこだ)
 ( (7
 <⌒ヽ


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 21:03:44.06 ID:CFwHm7mm0
―――そうして勝負が終結した頃―――

―――校舎内では拍手喝采が沸き起こり、誰もが便所合戦の事を話していた―――


(,,゚Д゚)「すっげええええええええ!! やっぱ格好良いなぁ、畜生!!」

(*゚ー゚)「本当だねぇ、特にラストの駆け引きは見てるだけで洩らしちゃいそうだったよ!!」

(,,゚Д゚)「くっそー、俺もう我慢出来ねぇ、トイレ行ってくる!!」

(*゚ー゚)「ずっるーい!! 私だってトイレ行くもん!!」


―――トイレニストの戦いは感動をもたらす―――

―――感動は興奮へと姿を変え、皆の心に夢を芽生えさせ―――

―――そして、新たなトイレニストが誕生していくのだ―――


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 21:06:27.84 ID:CFwHm7mm0
変態は便の勢いで空を飛び、暫くした後に、萎んだ風船の様に墜落する。
一年溜まった分の排便は、フルマラソンのおよそ十回分のエネルギーを要することだろう。
量もまた尋常なものではなく、茶色の夕立が放課後の校庭に降り注いでいた。

('A`)「……俺の勝ちで、良いんだよな?」

( ^ω^)「もちろんだお……文句のつけ所すらない、敗北だったお……」

口調すら変わった変態の眼は純粋無垢であった。
まるで憑き物が落ちた表情を浮かべていて、負けたというのにどこか清々しい。


( ^ω^)「教えてほしいんだお、僕は間違っていたのかお?」

('A`)「……ああ、お前の選んだ道は間違っていたな」

( ^ω^)「…………」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 21:08:37.54 ID:CFwHm7mm0
('A`)「例えば、大便をした後にトイレットペーパーが無かったから、次の人にも同じ苦しみをと、紙を設置しない。
   ……復讐をするということは、それと変わりない事なんだぞ」

(;^ω^)「……!!」

('A`)「トイレニストである以上、心には常にゆとりを持っていなければならない。
   手を洗いなおしてから、トイレットペーパーの先端を三角に折る作業をするくらいには……な」

俺の言葉を聞き届けると、変態の瞳から涙が零れおちる。
その勢いは、限界まで我慢した後の排尿にも負けない程だった。


( ;ω;)「……僕は、僕はなんて愚かな事を!!」

('A`)「泣くな、全ては家族を思ってのことだ……誰も責めたりはしない」

( ;ω;)「でも、でも!! 僕は確かに楽しんでいた!!
       この有り余る便の力を使えると、心の底から喜んでいた!!」

('A`)「なに、お前ほどの力を持っていれば、誰だって使いたくはなるさ……。
   それに、俺はお前に会えて感謝しているんだぞ?」

( ;ω;)「……え?」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 21:11:45.24 ID:CFwHm7mm0
('A`)「お前のおかげでまた一つ強くなれたという事もある。
   お前のおかげで、便をするということは楽しいと再確認出来たこともある。
   そして、何より―――」

('∀`)「強敵と書いて、『とも』と呼ぶ相手と会えたんだからな!!」

俺は手を差し出す。
この手と、友の手が繋がれば、新たな世界が始まる。
皆の心が一つになり、トイレを中心とした世界が切り開かれるのだ。


( ;ω;)「良いのかお、僕はあんな事を―――」

('∀`)「気にするな、便も過去も水に流せって言うだろ?」

( ^ω^)「……おっお!!」

繋がれた手の温もりは、きっといかなる寒さでも対抗できないだろう。
まるで、冬場に温かい便座に座った時の様な安堵感が溢れ出していた。

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 21:13:36.85 ID:CFwHm7mm0
( ^ω^)「改めて、僕はブーンって言うんだお、宜しくだお!!」

('∀`)「へへっ、ブーンか! 俺はドクオだ、宜しくな!!」

( ^ω^)「じゃあ、ドクオは転校してきたばかりだし、連れ便でも行くかお!?
       僕は丁度良い野糞スポットを知ってるんだお!!」

('∀`)「流石トイレマスター!! 早速行こうぜ!!」


二人は、手を繋いだまま歩きだした。
俺達の体は夕焼けに吸い込まれていく。


俺達はようやく登り始めたばかりなのだろう。

この果てしなく長いトイレ坂をよ―――


―――( ^ω^)('A`)便所合戦のようです 未完!!―――


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/14(日) 21:14:48.97 ID:CFwHm7mm0
愛や友情を多く取り入れたこのお話で、皆さんの心を温められたら幸いです!!
ラストのブーンとドクオの友情シーンで、思わず、うるっときた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか(笑)

長々とお疲れ様です。
ありがとうございました!!


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