mesimarja
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僕達は色覚障害者のようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 15:22:07.83 ID:0y9kvqHH0

没ネタ祭り参加作品です。詳細は投下後に。
ではゆっくり投下します。


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 15:26:58.79 ID:0y9kvqHH0
初めに言っておくと僕とクーは恋人といった間柄である。

もっとも友人であった期間が長かったがため中々関係は進展を見せていないのが現状だ。

情けないことである。愛し合っているとは思うけどね。

これはクーが僕の家に遊びに来た日の話だ。

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 15:30:22.87 ID:0y9kvqHH0





僕達は色覚障害者のようです






4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 15:35:33.48 ID:0y9kvqHH0
川 ゚ -゚) お邪魔するよ

('A`) いらっしゃい

晴れた休日の昼過ぎだ。

クーはジーンズにTシャツといったラフな格好でやってきた。

川 ゚ -゚)  土産ってほどでもないがコレ

彼女はケーキを持ってきていた。ちょうど二人分だ。

('A`) ありがたいけど僕が甘いものを嫌いと知っているよな?

川 ゚ -゚)  知ってる

('A`) ・・・一人でたべて太れ

川 ゚ -゚)  死んでしまえ

こんなやり取りは日常茶飯事である。まぁ付き合いが長いからね。

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 15:40:33.50 ID:0y9kvqHH0
川 ゚ -゚)  まあお茶でも入れてくれ

そんな事を言いながら彼女はテーブルの近くの椅子に座った。偉そうに。

('A`) 遠慮ってものをだな・・・

川 ゚ -゚)  聞こえないな

結局僕がお茶を入れることになるのだ。

ちなみにうちには緑茶くらいしかない。

ケーキに緑茶、渋いものだ。あんまりいい組み合わせじゃないね。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 15:47:19.19 ID:0y9kvqHH0
川 ゚ -゚) そういえば

ケーキを二人で食べながら(結局僕も食べた)クーがふと思い出したように言った。

僕がクーの言葉を待っていると彼女はよくわからないことを言い出した。

川 ゚ -゚) 昨日哲学の本を読んでだな

('A`) 中二病乙

川 ゚ -゚) だまれよ顔面クレーター

('A`) ヒデエヤ

僕の言葉を気にせずにクーは話を続けた。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 15:53:57.92 ID:0y9kvqHH0
川 ゚ -゚) なかなか面白くてな、例えば

('A`) ドーセボクハブサイクデスヨハイハイ

川 ゚ -゚) 殺すぞ

('A`) すみませんっした

何故か僕はその話を聞きたいと思わなかった。

できればというよりも絶対に。

川 ゚ -゚) でだな

そうして彼女の話は始まった。



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 15:58:55.78 ID:0y9kvqHH0



川 ゚ -゚) 例えば色の解釈だったんだが


川 ゚ -゚) 『その者にはソレは『赤色』に見える、しかし私を含めたその他大勢の人間はソレは『青色』に見える。
通常、一般、世間、それは全てはほとんど多数の力によって勝手に定義されているだけで、ソレの色は本当は『赤色』なのかも知れない。
この場合、色覚障害者となりえるのはその者ではなく、私を含めたその他大勢の人間なのだろうか? 
もしそうだとしても、それが世間一般に浸透する事は無い。
「私たちには青色に見えても、コレは本当は赤色なんですよ」と言って伝えても誰も理解できないだろうし、
何より意味が解らないだろう。言った人間が異常者扱いされるに決まっている。
説明を記述したが、残念ながらこれを判別する方法は無い。』

おそらく本からの引用だろう。とりあえず内容を僕にあらかた伝えてから徹底的にそのことについて話をする気だ。

クーはそういう性格である。まったく困ったね。

川 ゚ -゚) 『先天的な色覚障害者ならば、ソレは初めから『赤色』に見えていて、その者の中でその物体の色は『赤色』と定義されるだろう。
だが、後天的な色覚障害者ならば、話は違ってくるだろう。
初めは世間一般常識的な、『青色』に見えていた。しかしとあるきっかけによって、色覚障害者(とりあえずこう記述する)になってしまう。
今までの自分の常識の中では、ソレは『赤色』だった、しかし現在それを見るとソレは『青色』に見えてしまう。
どちらが正しいのか。どちらが本当の色なのか。本当に色覚障害なのか。もしかしたらソレはどちらでもなくまったく別の色なのか。
確かめる術はないのだ。結局私達が勝手に定義しているだけで、多数決で多かった色がソレの一般常識なのだ。それが普通の世界なのだ。 』

ああ、マシンガントーク。

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:03:17.81 ID:0y9kvqHH0
川 ゚ -゚) 『しかしそれは間違っているのでは無いだろうか?
一つの事象でも、国の数、民族の数、果ては個人の数だけ視点はあるのだ。
でも、真実は一つだけなんじゃないのか? と思うかもしれないが、そんな訳が無い。
例えば、一本の円柱があるとしよう。真上から見ると、ただの円だ。しかし真横から見ると、長方形。少し離れて見ると円柱だ。
さてこの場合、どれが正解だ? 答えは、全て正しい。ただ、視点が違うだけだ。
ただ、どれを『真実』と置くかによって話はズレるがな。まぁこの話を続けると脱線してしまうので置いておく。』

若干自分に酔ってるようにクーは話を続ける。少しばかしほんとに中二なんだな。彼女は。

川 ゚ -゚) 『つまり、私の言いたい事はこうだ。
ソレの見え方は、個人の視点によって変化する=視点の数だけ、色はある。と言う事では無いか?
しかしやはり上記に記述した通り、これを確かめる術は無いのだ――。』

一通り言い終えたクーはなにやら得意げだった。

('A`) で?

彼女の本題を聞こう。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:10:32.29 ID:0y9kvqHH0
川 ゚ -゚) ドクオはどう思う?いい時間潰しになるテーマじゃないか?

やっぱり暇つぶしが目的みたいだった。

('A`) んなもん考えたらきりがないだろ

川 ゚ -゚) ほうほう

('A`) もしかしたら僕が今見てるクーの姿はクーの視点から見たら化け物かもしれない。

('A`) そういう事だろ?例えると。

例えが悪かったかもしれない。クーの方をみると彼女は不機嫌そうな顔をしていた。

(;'A`) いやクーが化け物って言うわけじゃなく・・・

川 #゚ -゚)

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:16:23.76 ID:0y9kvqHH0
困ったものだ。

僕の発言でクーは怒り心頭になってしまい機嫌を直すのに小1時間、ふたたびその話題で小1時間使うことになった。

いやはや口は災いの元だった。

川 ゚ -゚) お茶を入れてくれ

('A`) はいはい

その話もネタ切れになったあたりでクーからお茶の催促があった。

自分で入れろよと思いながら従う自分が憎い。

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:21:16.74 ID:0y9kvqHH0
('A`) ん?

僕がキッチンでお茶の準備をしていると紅茶の茶葉を見つけた。

はて?僕にはこの茶葉を買った記憶が無い。

ちなみに僕は一人暮らしだ。両親は田舎の実家に住んでいる。

つまり僕以外がここに物を置くわけはないのだが・・・

('A`) まぁ忘れてただけだろ

そう考えることにした。というよりそれ以外考える余地はない。


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:29:55.20 ID:0y9kvqHH0
まぁせっかくの紅茶だ。クーに飲むか聞いてみよう。緑茶よりは気に入るかもしれない。

('A`) クー

('A`) 紅茶の茶葉があったけど飲む?

キッチンからではクーの位置は見えないので少し大きめの声を出した。

('A`) ・・・

声は返ってこない。

('A`) クー?

聞こえなかったのだろうか。もう一度呼んでも声は返ってこない。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:33:53.27 ID:0y9kvqHH0
虫の知らせと言うべきか。なぜか不安になった。

さっきまで火をつけていたコンロを止めてテーブルの場所に戻った。

('A`) クー?

おかしい。クーが居ない。

僕は嫌な予感がした。それが何かはわからないけど。

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:38:43.29 ID:0y9kvqHH0
どういう事だ。少し大きめにクーを呼ぶ。

('A`) クー!

しかし返事は返らない。

('A`) ん?

しかし僕はあるものが彼女が座っていた椅子に置いてあるのを発見した。

('A`) おにぎり?

おにぎりである。クーが座っていた場所には現在おにぎりがあるのだ。

('A`) どういうこと?

僕の疑問に答える言葉は無かった。

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:44:40.20 ID:0y9kvqHH0
さて、状況を整理しよう。

・買った覚えのない茶葉があった

・クーが消えた。

・彼女が居た場所にはおにぎりがあった

だめだつながりがなにも無い。

('A`) 電話してみよう。

クーの携帯にかける。もしかしたらどこかに僕を驚かそうと隠れているのかもしれない。


ぷるる ぷるる

ぷるる ぷるる


結果は留守だった。

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:47:42.03 ID:0y9kvqHH0
('A`) ・・・

僕は外に出てみることにした。

クーは僕に何も告げずコンビニなどに行ったのかもしれない。

しかし何故か僕は落ち着かなかった。

靴を履き玄関の扉を開ける。

そうすればいつも通りならば外に出れるはずだった。


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:51:30.30 ID:0y9kvqHH0
(;'A`) なんだよ・・・これ・・・

そう「いつも通りならば」。

玄関の扉を開いた先には壁があった。

コンクリートのような厚い壁が、あった。

(;'A`) どういうことだ・・・

すぐさま家の中の窓を開く。

靴は履いたままだったが気にしていられない。

しかし結果は同じだった。

(;'A`) 壁だ・・・

ただ壁があるだけだった。

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 16:55:29.09 ID:0y9kvqHH0
先ほどまでクーが座っていた椅子に座る。

おにぎりは机に置いた。

(;'A`) わけわかんねぇ・・・

いったいどういうことだ。なにがあった。

そのような事をひたすら頭の中にめぐらせる。


(;'A`) やっぱりわけわかんねぇ・・・

答えはでなかった。

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:01:54.89 ID:0y9kvqHH0
('A`) 他の部屋を見てみるか

答えが出ない。だからといって今の状況に甘んじるわけにはいかない。

外に出れない以上この家を調べるという発想は当然といえた。

ちなみに僕の家というのは2部屋にトイレといった構成だ。

まずはトイレを調べることにした。

まだクーがたまたまトイレに行ってるだけさ、などといったふざけた考えが少しあったからだ。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:06:39.52 ID:0y9kvqHH0
('A`) クー・・・

ノックノック。わずかな希望を信じて扉を叩いた。

('A`) クー?

頼む返事をしてくれ。

ノックノック。思わず手に力が入った。

・・・・・・

なにも返事は返ってこなかった。

僕はトイレの扉を開けた。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:11:12.01 ID:0y9kvqHH0
(;'A`) な・・・

何か変なにおいがする。

腐臭だ。

その事に気づいたそのわけ、それは簡単だ。

僕の視線の右側、以前まではカレンダーを張っておいた位置に。

死体があった。

クーではない誰かの死体が。


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:17:05.82 ID:0y9kvqHH0
( A ) うええぇぇ!!

吐いた。さっき食べたケーキなどはきっと全部体外に出てしまった。


びちゃ びちゃ

びちゃ びちゃ


そんな音を立てながら胃液と共に嘔吐物は床に落ちた。

(;A;) はぁはぁ

(;A;) ん?

そこで気づく、さらなる異変。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:23:02.25 ID:0y9kvqHH0

色が違う。

僕のトイレの床の色は確かに茶色だった。タイル模様の床だったはずだ。

でも今は違う。

(;A;) 緑だ・・・

それは毒々しいほどの

(;A;) 緑色だ・・・

そんな色だった。

まだあった。ただ下を見ただけで気づく異常が。


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:28:13.24 ID:0y9kvqHH0
びちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびち
びちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびち
びちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびち
びちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびち
びちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびち

僕の嘔吐物、その中に。

小魚とバッタを混ぜた生き物と言えば少しはイメージが伝わるかもしれない。

そんな生き物がいた。僕はケーキを吐いたはずなのに。

生き物が、いた。

びちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびち
びちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびちびち

(;A;) うわぁぁぁぁ!!

半狂乱になりながら僕はさっきまでいた部屋に戻った。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:32:51.28 ID:0y9kvqHH0
さっきの部屋に戻りただ僕は震えるだけだった。

クーはやはりいない。机の上にはおにぎりがただあるだけだ。

( A ) ・・・

頭の中はめちゃくちゃだ。もうなにも理解できない。

僕は再び椅子に座り込んだ。

誰か助けてくれ。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:41:06.81 ID:0y9kvqHH0
( A ) ・・・

『その者にはソレは『赤色』に見える、しかし私を含めたその他大勢の人間はソレは『青色』に見える。
通常、一般、世間、それは全てはほとんど多数の力によって勝手に定義されているだけで、ソレの色は本当は『赤色』なのかも知れない。』

ふと、思い出す彼女の言葉。

そして出てくる仮説。ありえない仮説。

( A ) いやそんなわけない。

説明がつかない。いくらなんでも飛躍しすぎだ。

( A ) ない、ない、そんなわけ、ない

ありえない。

さっきのアレが今の状況が

( A ) ただ違った視点の世界だなんて

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:49:11.52 ID:0y9kvqHH0
おにぎりを見る。クーが居た場所にあったおにぎりだ。

そんな馬鹿な。

クーがこのおにぎりなわけは無い。

自分で立てた仮説だがあまりに非現実的である。

( A ) ・・・

でも

( A ) そうすればいくらか辻褄が合う


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:53:37.45 ID:0y9kvqHH0
そうなのだ。辻褄が合ってしまう。

少なくともトイレについては。

壁の死体、アレは僕のカレンダーだ。そう考える。

床の色、そのままだ。単に茶色が緑に見えた。それだけ。

嘔吐物、ケーキが生物にみえた。

('∀`) ハハハハハハハハ!!

馬鹿らしい。でも僕にはそうとしか考えられない。

笑うしかなかった。

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 17:59:03.77 ID:0y9kvqHH0
駄目だ。ここで狂うわけにはいかない。

自分の中の狂気を振り払い立ち上がる。

おにぎり、クー(仮)を見る。

もうひとつの部屋だ。きっと、きっとそこに手がかりはある。

きっと希望はある。

そう自分を説得する。

そうすればクーも帰ってくる。全て元通りだ。

僕はもうひとつの部屋を調べることにした。

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:05:27.14 ID:0y9kvqHH0
扉を開く前に僕はキッチンから包丁を持ってきた。
別に意味はない。きまぐれだ。ただ護身用になるかも、そんな考え。

足が重い、そんな感覚。僕の気持ちがそうさせるのだ。

('A`) ・・・

行こう。僕は扉を開いた。

がちゃり

( A ) 嗚呼・・・

希望なんて、持つべきじゃなかった。


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:15:10.55 ID:0y9kvqHH0

そこにいたのは

J( '∀`)し ハハハはハハハハハハハハはハハハハハハハハは
ハハハはハハハハハハハハはハハハハハハハハはハハハはハハハハハハハハはハハハハハハハハは
ハハハはハハハハハハハハはハハハハハハハハはハハハはハハハハハハハハはハハハハハハハハは

狂ったように笑う母さんの顔、

( ;ω;)痛い痛い痛い痛い痛い痛い

なき続ける顔のついた体、

足は無い。

そんな生物。

それが中心に陣とる、そんな部屋。

きちがいだ、きちがいだ、きちがいだ、きちがいだ、きちがいだ、きちがいだ、
きちがいだ、きちがいだ、きちがいだ、きちがいだ、きちがいだ、きちがいだ、

誰が?僕が?あいつ?あいつは人間?物?
動物?有機物?無機物?なに?なに?
なに?なに?なに?なに?なに?なに?
なに?なに?なに?なに?なに?なに?


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:22:16.16 ID:0y9kvqHH0
駄目だそんなものは存在しちゃいけない。こわさなきゃ。こわさなきゃ。

ちゃんと消さないと。あっちゃいけないんだよ。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。
うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。
うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。
うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。
うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。うん。

あ、僕の手の包丁を使おう、きっとそれがいい。いい。

('A`) あれ?

僕の手にあったのはなぜかムチ。なんで?

まぁいいや。これなら近づかないですむ。そうだそうだそれがいい。

ガツン ガツン

ガツン ガツン

ガツンガツンガツンガツンガツンガツンガツンガツンガツンガツン
ガツンガツンガツンガツンガツンガツンガツンガツン
ガツンガツンガツンガツンガツンガツンガツン

音がムチとは違うな?なんで?

わかんないんです><

ぐしゃあ

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:27:43.58 ID:0y9kvqHH0
('A`) ・・・

部屋から僕は戻った。

何も無かった。手がかりも希望も。

僕が少しおかしくなっただけだ。

ただそれだけ。

(;A;)・・・・・・

涙が止まらない。僕はただいつも通り過ごしただけ。ただそれだけ。

どうしてこうなる。

最初の部屋もすでに原型をとどめていなかった。

机、机とおにぎりだけがあった。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:30:31.69 ID:0y9kvqHH0
床は無い。どうして歩ける。考えない。

('A`) ・・・

机に腰掛けておにぎりを手に取った。

じっと見る。

今の僕にあるのはこれだけだ。

ただこれだけ。

ほんとにこれだけ。

キッチンも玄関もトイレもさっきまでいた部屋もない。

コレしかない。

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:35:43.52 ID:0y9kvqHH0
おにぎり、クー(仮)を見る。

このおにぎりはクーなんだろうか。

そんなことを数日間考え続けた(あくまで体感時間だが)

僕はクーを好きだった。

いや愛していた。

なのに、どうしてこうなった。

ただ平々凡々な暮らしで僕は幸せだったのに。

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:39:57.81 ID:0y9kvqHH0
ふと、僕にある考えが浮かぶ。

もしもこのおにぎりがクーだとして、愛情はどう示せばいい?

一般的な愛情表現は多々ある。

ただ犬や猫にあたえる愛情と人に与える愛情は違う。

犬猫に与える愛情、首輪をつけ、えさを与え、適度にしつけ、一生暮らす場所を飼い主が決める。

人にやったら犯罪だ。


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:43:10.91 ID:0y9kvqHH0
ただ世の中の犬猫の飼い主が愛情に欠如している!!なんて言うつもりは一切無い。

ただ表現が違うのだ。犬には犬の猫には猫の人には人の愛情表現があるのだ。
そうだそうに違いない。

つまりだ

おにぎりに対しての愛情表現って言うものは。


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:46:26.47 ID:0y9kvqHH0


食べること


これに尽きる


でしょ?



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:47:59.15 ID:0y9kvqHH0
例えこのおにぎりがクーであっても、いやクーならなおさら。

僕はこのおにぎりを食べなければいけないはずだ。

だってそうでしょ?

カレーがすきだ!愛してる!って人がカレーに対してするのは食事だ。

つまりそれがおにぎりに対しての愛情といえる。

('A`) 愛してるよクー

僕はおにぎりに齧り付いた。

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:50:38.93 ID:0y9kvqHH0

ごじょりごじょりごじょりごじょりごじょりごじょりごじょりごじょり
ごじょりごじょりごじょりごじょりごじょりごじょりごじょりごじょり


おにぎりの味じゃない


べきべきぐちゃりごじょりごじょりごじょりごじょりばきっ
ばきばきばきばきばきばきばきばきばきばきばきばきばきば


鉄っぽい


ぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃり
ぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃり


血?


ぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃり
ぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃりぐちゃり


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 18:54:21.21 ID:0y9kvqHH0


 べ
  て
   る
    うちに僕の身体に
            異
             変
              がおきた



     痛い体が痛
           い
           ど
           う
           し 
           て
           ?
  

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:00:26.13 ID:0y9kvqHH0
********

川 ゚ -゚)  ・・・

私はおそらくドクオであったおにぎりをたべ始めた。

コレが愛情。きっとそうだ。
おにぎりに対しての愛情である。

ドクオがおにぎりになり部屋に一人閉じ込められた私に残った唯一の物。

それがこれだ。


ごじゃり


身体が痛い。なにがおきた。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

ごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃり
ごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃり

********

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:03:10.96 ID:0y9kvqHH0





川 ゚ -゚) とまあそんな事が想像できるわけだ






87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:07:56.09 ID:0y9kvqHH0
('A`) 飛躍しすぎだろ・・・

僕は延々とそんな話をクーに聞かされていた。

よくもまぁそんな想像を垂れ流せる物だ。僕にはとてもできない。

川#゚ -゚) また失礼なこと考えてないか?

(;'A`) い、いや!そんなことはない!

まずいクーが怒る、僕は急いで話題を変えた。

(;'A`) そ、そうだ!お茶を入れてくるよ!

川#゚ -゚) ・・・・・・

じとっとしたクーの視線を背中に僕はキッチンに向かった。

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:09:33.29 ID:0y9kvqHH0
('A`) ん?

僕がキッチンでお茶の準備をしていると紅茶の茶葉を見つけた。

はて?僕にはこの茶葉を買った記憶が無い。

ちなみに僕は一人暮らしだ。両親は田舎の実家に住んでいる。

つまり僕以外がここに物を置くわけはないのだが・・・

('A`) まぁ忘れてただけだろ

そう考えることにした。というよりそれ以外考える余地はない。



待てよ?この展開どこかで・・・

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:12:10.96 ID:0y9kvqHH0
嫌な予感がする。

僕は急いでクーの居る部屋に戻った。

(;'A`) な、なあドッキリだよな・・・

そうだそうに決まってる。そんなさっきの話通りに話が進むわけない。
ここは現実だ。そのはず、そうにきまってる。

そのはずなのに、

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:14:59.92 ID:0y9kvqHH0
どうして

クーの

居る場所に

あるんだよ

おにぎりが

('A`)・・・

ごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃり
ごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃりごじゃり

体に痛みを感じ始めた。

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:19:54.49 ID:0y9kvqHH0
****

( ・∀・)「『僕達は視覚障害者のようです 終』っと」

ようやく書き上げた。
インターネットに投稿する生首小説とはいえ完成すると感慨深いものがある。

最初はなにも反応がないようだったが最終的にそれなりに反応が得られたようだ。

自分の書いたものが評価される、それはとてもうれしいことだ。





96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:23:39.03 ID:0y9kvqHH0
( ・∀・)「あーできたー」

座ったまま上に伸びをする。
長時間座り続けたため体の節々が痛い。

( -∀-)「あー」

伸びをしていた時に閉じた目を開ける。

( ・∀-)「ん?」

あれ?

おかしいぞ?


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:26:20.89 ID:0y9kvqHH0
どうして僕のパソコンが変わってる。

さっきまで書いていた話は僕の創作だったはずだ。

間違いなく、僕の。

なのに、なのに、なのに・・・

(;・∀・)「どうして・・・」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:27:24.77 ID:0y9kvqHH0
僕のパソコンが・・・

消えて







104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:28:22.86 ID:0y9kvqHH0

  
  に
   
    が
     
      ほ
        
        ん
      
          と
    
            う
   
              ?

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:29:12.21 ID:0y9kvqHH0





僕達は視覚障害者のようです






111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:32:18.17 ID:0y9kvqHH0
使用した没ネタ
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/07(火) 22:26:53.84 ID:aUIeApfA0
その者にはソレは『赤色』に見える、しかし私を含めたその他大勢の人間はソレは『青色』に見える。
通常、一般、世間、それは全てはほとんど多数の力によって勝手に定義されているだけで、ソレの色は本当は『赤色』なのかも知れない。
この場合、色覚障害者となりえるのはその者ではなく、私を含めたその他大勢の人間なのだろうか? 
もしそうだとしても、それが世間一般に浸透する事は無い。
「私たちには青色に見えても、コレは本当は赤色なんですよ」と言って伝えても誰も理解できないだろうし、
何より意味が解らないだろう。言った人間が異常者扱いされるに決まっている。
説明を記述したが、残念ながらこれを判別する方法は無い。

先天的な色覚障害者ならば、ソレは初めから『赤色』に見えていて、その者の中でその物体の色は『赤色』と定義されるだろう。
だが、後天的な色覚障害者ならば、話は違ってくるだろう。
初めは世間一般常識的な、『青色』に見えていた。しかしとあるきっかけによって、色覚障害者(とりあえずこう記述する)になってしまう。
今までの自分の常識の中では、ソレは『赤色』だった、しかし現在それを見るとソレは『青色』に見えてしまう。
どちらが正しいのか。どちらが本当の色なのか。本当に色覚障害なのか。もしかしたらソレはどちらでもなくまったく別の色なのか。
確かめる術はないのだ。結局私達が勝手に定義しているだけで、多数決で多かった色がソレの一般常識なのだ。それが普通の世界なのだ。

しかしそれは間違っているのでは無いだろうか?
一つの事象でも、国の数、民族の数、果ては個人の数だけ視点はあるのだ。
でも、真実は一つだけなんじゃないのか? と思うかもしれないが、そんな訳が無い。
例えば、一本の円柱があるとしよう。真上から見ると、ただの円だ。しかし真横から見ると、長方形。少し離れて見ると円柱だ。
さてこの場合、どれが正解だ? 答えは、全て正しい。ただ、視点が違うだけだ。
ただ、どれを『真実』と置くかによって話はズレるがな。まぁこの話を続けると脱線してしまうので置いておく。

つまり、私の言いたい事はこうだ。
ソレの見え方は、個人の視点によって変化する=視点の数だけ、色はある。と言う事では無いか?
しかしやはり上記に記述した通り、これを確かめる術は無いのだ――。

          僕達は色覚障害者のようです


112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/15(日) 19:33:08.48 ID:0y9kvqHH0
使用した没ネタ
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2009/04/07(火) 22:28:14.46 ID:aUIeApfA0

プロットとか何も無いから!

物事の本質を見抜く、っていう物語で進めて行けばいいかもしれない。


健常者と思われてる大多数が感じてる色が間違いで
障害者の感じてる色が実際の色かも? ←これを主題としてやるのもいいかも

障害とか関係無く
人種によって色覚の感度が違うのは有名な話

生まれつき耳が聞こえない人は、音の存在わからない。
生まれつき目が見えない人は、色の存在がわからない。
こう考えると、人間がふつうは知覚出来ないけど存在してるものがいくらあったって全く不思議じゃない。

あと、神様とかそういうのは、個人的にはまだ発見されて無い自然現象の類だと思う
引力だって法則として気付かれるまでは、存在したけど無かったからな

自分を取り囲むモノを認識してから、あらゆるモノは言葉となり形と意味を持つ。

つまり言葉に宿り、形に宿り、色に宿る。
それを見抜く――、みたいな感じでやればいいかもしれない。

115 名前: ◆fG1I1UcIeI :2009/11/15(日) 19:35:11.13 ID:0y9kvqHH0
終わりです。
なんだか元ネタと大きく違った気がします。
支援ありがとうございました!

それじゃあ、しt





                                   」



僕達は視覚障害者のようです 終

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