mesimarja
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( ・∀・)の心は秋の空のようです。
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:04:40.62 ID:qcKk2FsD0
僕は理系の大学に通う大学生。
想像していたキャンパスライフとはいささか違い
レポートも課題も忙しかったが
それでも、まぁ楽しんでいた。
時にはニートのような生活を楽しみ
時にはみんなで騒いで
たまにレポートで徹夜して

充実したっといってもいい生活をしている。

しかし、そんなぬるま湯のような生活は長く続かないことはわかっていた。
そのことを本格的に意識し出したのは二年生の終わりであった。
就職というのは言わば、学生時代の自分の集大成ともいえるだろう。

自分を見つめる、自分と向き合うということを一度真剣にする時期でもある。

僕はバイト先へ歩きながらふと、そんなことを考え始めた。



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:08:07.61 ID:qcKk2FsD0
僕は今までの大学生活の中で二人の女性と付き合った。
片方の女性はサークルつながりの同い年であったが
あの頃はとにかく彼女が欲しくて行動した結果であると言えるだろう。
なにより彼女持ちというブランドを早く持ちたかったのだ。

( ・∀・)「好きです。僕と付き合って下さい。」

(゚、゚トソン「……いいよ」

正直、8割方成功すると思っていた告白だが
その時は本当に好きだと心から言えた。
その日は嬉しくてたまらなかった。


しかし、僕は二日経つとその子のことが好きかわからなくなった。

デートをして面白いと思うが
僕は正直、みんなで騒いでた方が楽しかった。
大して好きでもないのに「大好きだよ」という自分に
心の中で溜息をついていた。
そんな自分が嫌だった。
結果二か月で僕から別れを切り出した。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:14:37.44 ID:qcKk2FsD0
次はクリスマスのちょっと前
前の彼女のサークルとは別のサークルの先輩でみんなに慕われていた先輩だった。
デートに誘い、楽しんで
その帰りの電車の中でメールが来た。

ζ(゚ー゚*ζ「モララー君、好きです。」

告白された。
もちろんOKを出し、最初の三日は本当に好きだった。
付き合って僕に色々気を使ってくれて、たまに凄いドジだということがわかった。
最初のうちはそこがかわいいのかな?と思っていた。


しかし、四日目からそのノロマな所にイラっとし始めた。

「トロいんだよ」「人前でイチャイチャしてくんな」
そんな言葉を飲み込み、デートしたりする日々
ふと、目の前で目を瞑った彼女に気がつくと内心でまたキスしなきゃいけないのかと
嫌気をさしながらキスをする。
世界がとても重苦しく感じられた。
僕は耐えきれずに一か月程度で別れてしまった。


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:21:13.52 ID:qcKk2FsD0
彼女たちのことは一晩寝て次の日になれば大して心も痛まなかった。

昔から嫌なことがあっても
大抵のことは一晩寝ればスッキリ忘れられた。
けどそれは「嫌なこと」だけではなかった。
僕はだれかを好きということも一晩寝ると…いや時間が経つに連れてリセットされてしまう。

例えばある日バイト先のかわいい子が好きで好きで仕方なくなっても
次の日になるとそうでもなくなってしまうのだ。

付き合うというのは大変だ。
メールをして、なんとか気に入られて、デートをして、雰囲気を読んで告白
もちろん話題も最初のうちは3,4ストックしておかないといけない

( ・∀・)「いちいち面倒なんだよな…付き合うまでの過程も何かも」

人を愛せないとは言わない。しかし一定以上の愛情を注ぎ続けるというのは
僕には難しすぎた


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:23:00.74 ID:qcKk2FsD0
誰かを愛せない僕はどうすればいいのだろう
ふとショーウィンドウのガラスに映った自分が目に入った。

( ・∀・)「誰かを愛せないなら、自分を愛するしかないか」

戯言だな、と思った
自己愛なんて女性なら当たり前だし、男性だって珍しくもない。

( ・∀・)「あんまりそれが態度に出るやつは勘違い野郎っていうんだけどな」

僕は自己愛には二種類あると思った。
自分を愛し、自分がこれ程に愛せる自分なのだから他人にも愛されたいと思うタイプ
自分しか愛さなくていいと殻に籠ってしまうタイプ
僕は後者だ。



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:24:52.43 ID:qcKk2FsD0

('、`*川「モララー君って草食系だよねー」

( ・∀・)「そうかい?」

前の合コンで言われたセリフだ。
正直、草食系と言われるのは内心いい気はまったくしない。

( -∀-)(つーか、草食系ってなんだよ……)

彼女つくらないと草食系なのか?
女にがっつかないから草食系なのか?
一体お前は俺に何がいいたいんだ?

そして殻に籠る僕はそう見えるのだろうか…



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:27:03.05 ID:qcKk2FsD0
そろそろバイト先が見えてきた。
僕はふと空が目に入った。
そういえば女心は秋の空というが
僕の心も秋の空だな。

( ・∀・)「愛か…自分か…両方か…」

( -∀-)「愛は奪うでも与えるでもなく、気がつけばそこにあるもの…か」

例えそれが自己愛であろうと

( ・∀・)「僕は自分の中で好きでいられる人と出会えるまで、変わりに自分を愛そう」

いつになるかわからない。
そもそも出会えないかもしれない。
だけど…


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 00:28:05.52 ID:qcKk2FsD0



自分に価値が見出せるからこそ、僕は自分を愛せる。

自分のこんな気まぐれで勝手な性格も、僕ならば愛せる。

自分の頭からつま先まで、僕だけが愛せる。

僕は……




16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 01:02:33.53 ID:qcKk2FsD0
そこまで考えてふと我に帰った。
考えすぎることは僕の中でも良い所か悪い所か判断がつかない。
そして一つの方向に考えすぎる癖に気まぐれに180度方向を変えてしまうから性質が悪い

( ・∀・)「おはようございます。」

バイト先についたので一端、頭を切り替えた。
淡々と事務仕事をこなす。

しかし、ショーウィンドウに映った自分自身は中々頭の中から離れなかった。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 01:14:19.88 ID:qcKk2FsD0
僕はつい最近まで飲食店でバイトしていた。
ホールの仕事を二年ほど続け、自分がホールで仕事していることに…
いや、ホールで仕事している自分に誇りを持っていたのかもしれない。
二年後期になってレポートが忙しくなり、それでもなんとか続けていたのだが
クリスマスにζ(゚ー゚*ζと別れて以来ホールという仕事に魅力を感じられなくなった。

( ・∀・)「すみません、大学が忙しくなってきたので辞めます」

引き留められたが、どうでもよかった。
お金に困っているわけでもなかったが、バイトは続けた方がいいと思い
事務関係のバイトにした。

ひたすらパソコンと向き合ったり、ハンコを押したり書類をチェックする作業
あんなにホールの仕事が好きだった僕が
今はホールより事務の仕事の方が自分に合っていると心から思った。


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 01:37:37.43 ID:qcKk2FsD0
考え事をしながら仕事をしていると
気がつけばバイトが終わる時間だった。

( ^ω^)「おつかれさまです」

( ・∀・)「おつかれ」

このバイトもようやく同年代の友達が出来た
僕は友達付き合いは嫌いじゃなかった。
その場限りで仲良くなれるし、あのノリは嫌いじゃない。

( ^ω^)「今日は書類にとんでもないミスがあったんだお!w」

この人はしっかりと上辺だけの会話をしてくれる。

その点で言えば、大学で出来た友達は適度な距離を維持してくれるので心地よかった。
たまに寄ってくる友達もいたけど、僕は突き放した。
恋人ですら一週間もたたずに心変わりしてしまう僕と親友になれる人は僕ぐらいだ


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 01:53:23.07 ID:qcKk2FsD0
帰り道
朝来た道を戻りながら今日のことを考えていると
やはり自分を自分でめんどくさい奴と感じてしまう。

いつからだろうか、
僕は昔から自分のことが好きだった。
自分自身を愛していた。

( -∀-)「違う……」

だからこそ誰も、何も愛することが出来なかった。
一つのことを愛しぬけなかった。

(#・∀・)「違う!!」

それならば、なぜ
こんなに心変わりをしてしまう僕は…
自分だけを本当にキライにならないのか

( ∀ )

僕は認めたくなかった。
自分が普通だと信じていたから

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 02:14:28.76 ID:qcKk2FsD0
僕はショーウィンドウの前で立ち止まった。
周りを見渡すと人が我先にと歩いている。

自分がとてもちっぽけな存在に思えてくる。
けど僕はこの感覚が好きだった。

自分自身が誰にも見られてない気がするから
自分の中身が誰にも見られてない気がするから


ショーウィンドウにうつる自分を見て
僕は自分に言い聞かせる

( ・∀・)「僕のような人は絶対に少なくないはずだ」


僕は認めない。
自分を好きだと認めない。
自分を愛すると認めない。
自分を普通じゃないと認めない。


だって僕の心は気まぐれだから
明日は何を考えるかわからない

( ・∀・)「僕は信じるさ」

きっと明日には普通の人になれることを



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/22(月) 02:16:12.18 ID:qcKk2FsD0
以上です。
思いつきを元に書いてみたオナニー短編です。

深夜まで付き合って頂いた方はありがとうございました。

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