mesimarja
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('A`)は侵してしまったようです
2 名前:>>1 代理ありがとう!:2011/02/24(木) 00:11:51.02 ID:nU97Lsbq0

('A`)「うわーこっちに帰ってくるなんて久々だな」

J( 'ー`)し「本当に久しぶりねぇ……」

('A`)「ごめんな。本当ならこっちで暮らしたいんだけど」

J( 'ー`)し「いいのよ、こんな田舎から通勤なんて大変でしょ」

('A`)「……ありがとう」

J( 'ー`)し「ふふ、こうして顔を見せにきてくれるだけでも嬉しいわ」

とある田舎での風景だ。
ドクオは連休を取ることができたので、田舎に帰ってきていた。
毎年帰ってくるようにしているとはいえ、やはり地元の空気は格別だ。
この辺りは自然も多く、家からも田んぼや森が見える。

('A`)「やっぱ地元の空気って美味しいよな」

J( 'ー`)し「この辺りにあるのは草木ばかりだからねぇ」

('A`)「そこがいいんじゃないか」

J( 'ー`)し「そうね。かあちゃんは都会では暮らせないわねぇ」

('A`)「オレが帰ってくるから、母さんはここでのんびりしててくれよ」

J( 'ー`)し「ふふ」



4 名前:>>1 代理ありがとう!:2011/02/24(木) 00:14:20.73 ID:nU97Lsbq0

( ><)「あードクオさんなんです!」

(*‘ω‘ *)「久しぶりだっぽ!」

('A`)「おー元気だったか?」

こんな田舎なので、大抵の人とは顔見知りである。
縁側から顔を出したのは何処かで遊んできた帰りの子供達だ。

( ><)「元気なんです!」

(*‘ω‘ *)「昨日、田んぼで悪戯して起こられたっぽ」

('A`)「ははは、田んぼで悪戯しちゃダメだろー?」

( ><)「でも、退屈なんです」

('A`)「森で遊べばいいじゃないか」

(*‘ω‘ *)「ダメっぽ」

('A`)「どうかしたのか?」

やけに真剣な目が返ってきたことに驚く。
ドクオの記憶が正しければ、今まで帰ってきたときは森で楽しそうに遊んでいたはずだ。

('A`)(事件でもあったのか……?)


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:17:22.17 ID:nU97Lsbq0

( ><)「ゆーれーがでるんです!」

('A`)「幽霊?」

思わず母の顔を見る。

J( 'ー`)し「最近、子供達の間で噂になってるのよ」

森へ入ると、女のすすり泣く声が聞こえる。
声の方へ行くと、とり殺されてしまうのだと言う。

('A`)(そんな噂が流れているのか)

時の流れは速い。
久々に帰郷してみると、思いもよらない話に遭遇することがある。

( ><)「とっても怖いんです!」

(*‘ω‘ *)「まだ死にたくないっぽ」

('A`)(まあ、この辺りは夜になると真っ暗になるしな)

幽霊話があってもおかしくはない。
むしろ、何故今までその系統の話を聞かなかったのだろうか。


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:20:44.66 ID:nU97Lsbq0

('A`)「ま、気のせいさ」

( ><)「本当なんです!」

(*‘ω‘ *)「ビロードが声を聞いたっぽ」

('A`)「へー」

子供はよく、ありもしないことを本当のように話す。
いや、子供からしてみればそれは本当のことなのだろう。
大人はそんな子供の夢を壊してはいけない。
いずれ気がつく日がくるまでは、そっとしておいてあげよう。

('A`)「そりゃあ怖いな」

( ><)「ボク、あやうく死ぬところだったんです!」

(*‘ω‘ *)「絶対に森に行っちゃダメっぽ」

( ><)「わかっているんです」

:( ><):

(*‘ω‘ *)「ビロード……」

思い出すだけで震えてきたビロードと、その手をギュッと握るちんぽっぽ。
仲の良い二人を見て、ドクオはこっそりと微笑んだ。


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:23:27.29 ID:nU97Lsbq0

リア充は爆発すればいいと思うが、仲睦まじい子供を見るのは心が癒される。

J( 'ー`)し「ああ、でも……」

('A`)「ん?」

J( 'ー`)し「たしか、あの森にはお屋敷があったはずよ」

('A`)「屋敷?」

( ><)「そんなのがあるんですか?」

(*‘ω‘ *)「見たことないっぽ」

子供のころの記憶を掘り起こしてみるが、そんなものは見当たらない。
ビロード達同様に、首を傾げる。

J( 'ー`)し「ちょっと奥の方にあるからねぇ……」

子供の足ではたどりつくのは難しいらしい。

J( 'ー`)し「昔はよく、ご家族そろって挨拶にくてくれていたんだけど、近頃はきてないみたい」

('A`)「もしかしたら、その屋敷にいる人が泣いてるのかもな」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:26:25.21 ID:nU97Lsbq0

( ><)「そ、そうなんですか?」

J( 'ー`)し「うーん。ビロード君が行けるような場所からだと、お屋敷は見えないし、
      お屋敷の声なんて聞こえないと思うけどねぇ……」

(*‘ω‘ *)「ビロードはチキンだっぽ」

('A`)「昔から怖がりだもんなぁ」

( ;><)「だ、だって森は暗いんです!」

(*‘ω‘ *)「やーいチキンっぽ」

:( ><):「ちんぽっぽちゃんはボクがゆーれーに連れて行かれてもいいんです……」

(;*‘ω‘ *)「そんなことないっぽ。だから泣くなっぽ」

:(。><):「ボクは男の子だから泣かないんです」

(*‘ω‘ *)「はいはい、ハンカチ貸してあげるっぽ」

( ><)「ありがとうなんです……」

('A`)(この二人はいつも仲がいいな)

J( 'ー`)し「ドクオと同じ年くらいの女の子は、この村にいないからねぇ」

(;'A`)「ちゃ、ちゃんといい人見つけるよ」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:29:22.54 ID:nU97Lsbq0

気がつけば幽霊話から、嫁探しの話に変わっている。
ドクオはこの手の話が苦手だ。
どうにか話をそらせないかと、思考を巡らせる。

( <●><●>) 「何をしているんですか?」

救世主は垣根の向こうに現れた。

('A`)「あ、ワカッテマスさん」

( <●><●>) 「ああ、ドクオさん。帰ってきていたんですね」

J( 'ー`)し「今、例の幽霊について話していたんですよ」

('A`)(え、オレの嫁話はなかったことになるの?)

( <●><●>) 「なるほど」

( ><)「お父さんも気をつけるんです」

( <●><●>) 「大人は幽霊よりも強いんですよ」

(*‘ω‘ *)「凄いっぽ!」

( ><)「じゃあドクオさんも?」

('A`)「ん? ああ、そうだぞ」


15 名前:※ホラーです:2011/02/24(木) 00:32:29.66 ID:nU97Lsbq0

( *><)「じゃあ安心なんです!」

(*‘ω‘ *)「幽霊なんて怖くないっぽ」

( ><)「そういえば、お父さんは何しにきたんですか?」

( <●><●>) 「ああそうだ。そろそろ夕飯ができますよ」

(*‘ω‘ *)「じゃあ、ちんぽっぽも帰るっぽ」

J( 'ー`)し「あら、そう?」

( <●><●>) 「そちらもお忙しいでしょうにすみません」

J( 'ー`)し「いいえ。お構いなく」

( ><)「また遊びにくるんです!」

('A`)「オレは明日の夕方に帰るから、それまでなら遊んでやるよ」

(*‘ω‘ *)「約束っぽ!」

( ><)「楽しみなんです!」

('A`)「おう」

二人の子供はワカッテマスと手を繋ぎ、道を歩いて行く。
夕日によって長くなった影は、どことなく物寂しげだ。


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:35:26.11 ID:nU97Lsbq0

実家で食べる夕飯は美味しかった。
ゆっくりお風呂につかり、敷かれていた布団にもぐりこむ。
こんな何気ないことが幸せに感じる。

J( 'ー`)し「もう寝るの?」

('A`)「んー」

J( 'ー`)し「ホットミルク飲む?」

('A`)「飲む」

寝る前にはホットミルク。幼いころはそれが大好きだった。
近頃は家に帰ると倒れるように眠るので、ホットミルクどころか寝る前に何かを飲んだ記憶がない。

J( 'ー`)し「お砂糖は?」

('A`)「いらない」

J( 'ー`)し「あら、大人になったのね」

('A`)「珈琲だってブラックで飲むよ」

J( 'ー`)し「あら、いつのまに」

('A`)「慣れると美味しいよ」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:38:22.14 ID:nU97Lsbq0

ホットミルクの効果か、その後再び布団にもぐりこんだドクオはすぐに眠りに落ちた。
車やバイクのエンジン音も聞こえず、夜の静けさだけがある空間は熟睡には抜群の場所だ。

(-A-)「……ん」

だが、ふと目が覚めた。

('A`)「……今、何時だ」

枕元に置いてあった携帯を開く。
光るディスプレイに、一瞬目を閉じてゆっくりと目蓋を上げる。

【2:30】

書かれていた時刻は真夜中だ。
窓の外も暗く、何も見えない。

('A`)(さて、どうしよう)

熟睡して脳が満足したのか、二度寝をする気分ではない。
適当な本でも読もうかとも思ったが、眠っているであろう母が起きては困る。

('A`)(…………)

することがない。
そんなときだ。ドクオは夕方のことを思い出した。


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:41:23.24 ID:nU97Lsbq0

( ><)「ゆーれーがでるんです!」


ビロードがそんなことを言っていた気がする。

('A`)(幽霊、ね)

生まれてこのかた、そんなものは一度も見たことがない。
女性の裸と同じくらい遭遇確率が低いものだ。

('A`)(一度くらい見ておくのもいいかもしれん)

携帯の明かりを頼りに玄関まで歩く。
靴を履き、外へ出る。鍵は持っていないが、こんな田舎に泥棒なんていない。

('A`)「よし。森に行ってみるか」

('A`)(肝だめしなんていつぶりだ……。あ、そんなことする友人いなかったわ。
    小学校の同級生0的な意味で)

暗い夜道を黙々と歩く。
森に近づくにつれ、心臓が早く動く。
暗闇の中でも、深い森は圧倒的な存在感を持っていた。

('A`)「幽霊が出る。何て聞いたら余計に存在感あるよな」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:44:20.24 ID:nU97Lsbq0

携帯をライト代わりにして、森の奥へ足を進める。
小枝の折れる音と、草が揺れる音がドクオの耳に入る。

('∀`)「へへ、懐かしいなぁ」

森の中を散策するのはいつぶりだろうか。
流石に、このような時間にきたことはなかったが、子供のころを思い出す。

('∀`)「屋敷見つけたら、写メにでもとって見せてやるか」

驚く子供達の顔を想像するだけで、笑いが止まらない。
浮き足立ちながらも前へと進んでいく。
心臓は相変わらず早く動いてたが、それすらも気にならない。

('A`)「とは言うものの……あんまり奥に行くと不味いよな」

樹海ではないが、道に迷って捜索隊に救出されるのはゴメンだ。
適当な頃合を見て元来た道を戻らなければならない。

('A`)「行きは良い良い、帰りは怖いってか」

道中は楽しさがあったが、帰りのことを考えると憂鬱になる。
この暗闇の中で、森の奥に背中を向ける。そのことを考えるだけで冷汗が出そうだ。



ヒック……


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:47:29.12 ID:nU97Lsbq0

(;'A`)?!

何かが聞こえた。
物音をたてないように、その場で止まる。

(;'A`)(ああ、心臓うるせええええ)
ドッドッドッド

ヒック……

(;'A`)(泣き声? マジで?)

ゴメンナサイ……

(;'A`)(うわあ、マジだ。これマジだ。幻聴とかじゃないっぽい!)

ユルシテ……

(;'A`)(オレで良ければ許します! だから泣かないでください!)

アア、ドウシテ……

(;'A`)(事情はわかりませんが、何かあったんですね)

スキダッタノニ……

(;'A`)(リア充さんでしたか)


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:50:31.60 ID:nU97Lsbq0

(  川 ヒック……

('A`)(え……?)

無意識だった。
知らぬうちに、ドクオは足を進めていた。
目の前には大きなお屋敷。
ここは裏庭なのか、玄関は見えない。

(  川 ゴメンナサイ……

もう一つ、女の後ろ姿が見えた。
表情は見えないが、泣いているのだろう。
顔を下に向け、両手で覆っている。

川 ; -;) アイシテタノニ……

両手が顔から離れた。
屋敷を見上げるように上げられた顔は、涙で濡れていた。

('A`)(……何があったのかな)

母が、近頃は屋敷の人が挨拶にきていないと言っていた。
何らかの事件があり、ここには寄り付かなくなったのだろう。

('A`)(帰るか)


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:53:24.99 ID:nU97Lsbq0

すべてをなかったことにしようとした。
きびすを返そうとしたとき、視界の端に何かが映った。

('A`)(……ま、さか)

深い闇の中で、何故それがはっきりと見えたのか疑問に思うことはなかった。

(;'A`)(まさか、まさか、まさかまさか!)

|  )

(;'A`)(死体? 白骨死体?)

足が自然に動く。
幽霊に怯えていたはずなのに、自らそこへ足を進めていく。

(;'A`)(うわあ、本物っぽい……)

川 ; -;) ドウシテ? ネエ……

どうやら、彼女の目にドクオは映っていないようだ。
それに気づけば、幽霊という存在が恐ろしくなくなってきた。

('A`)(警察……に通報するべきか)

('A`)(でも、気になる)


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:56:31.95 ID:nU97Lsbq0

禍々しく建っている屋敷を見る。

('A`)「何があったんだろう」

この場所にあった悲劇や恨み辛みに思いを馳せる。

((( 'A`)(そう、例えば遺産相続とか)

((( 'A`)(他には……やっぱり恋愛のもつれ?)

('A`)「あ、れ……?」

目の前にあるのは屋敷の扉。
気がつけば、ドクオはその扉に手をかけていた。

(;'A`)「何でオレ」

体が自分のものじゃないようだった。
手はかってに屋敷の扉を開ける。

鍵がかかっていなかったのか、扉はあさりとドクオを迎え入れる。

('A`)

恐る恐る足を踏み入れる。
二、三歩中に進んでから、後ろを振り返る。


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:59:30.96 ID:nU97Lsbq0

扉は変わらず、外と中を繋いでいる。

('A`)(ホラー映画とかなら、ここで扉がバタンッ! だろうな)

何度か扉を振り返ってみるが、その様子は全くない。
外も中も変わらぬ暗闇ではあるが、外の世界と繋がっているという安心感がある。

('A`)(もう少し、後少しだけ)

足を踏み入れていく。

('A`)「ん?」

一箇所だけ、ぼんやりと光って見えた。
目を細め、光を見ようとする。

(    ) ヤア

('A`)「……ん?」

(    ) ミエテルンダロ?

(;'A`)

( ´_ゝ`) ハナシキイテクレヨ


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:02:32.44 ID:nU97Lsbq0

(;'A`)「は、話かけっ……」

( ´_ゝ`) ダメナノカ?

(;'A`)「ダメっていうか……いや、その……」

後ずさりをしていく。
開かれた扉に向かって走り出したい。

( ´_ゝ`) ナア、ドウシテオレハ ココカラ ハナレラレナインダ?

('A`)「え? さ、さあ……」

( ´_ゝ`) ドウシテ

('A`)「……」

男に近づいてみる。
やはり白骨死体があった。

( ´_ゝ`) タノミガアル

('A`)(これはホラーじゃない。おつかいゲーだ。そうなんだ)

現実逃避の何が悪いというのだろうか。
この状況下で、現実を見ろという方が難しい。


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:05:21.80 ID:nU97Lsbq0

( ´_ゝ`) オレノヘヤカラ ニッキヲ サガシテキテホシイ

('A`)「日記?」

( ´_ゝ`) ソウ

('A`)「…………」

( ´_ゝ`) ズットカイテタ ソンナキガスル

('A`)「自分で見に行ってください」

( ´_ゝ`) ココカラ ウゴケナイ

('A`)「オレは……」

( ´_ゝ`) ……イヤ ナノカ

(;'A`)「え」

途端に、空気が悪くなる。
重いようで、冷たい空気にドクオはきびすを返した。

('A`;)(よし、逃げよう! 帰ろう!)

( ´_ゝ`) イヤナノカ!


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:08:25.64 ID:nU97Lsbq0

('A`;)「あっ!」

ドクオが手を伸ばす。
手の向こう側にあった風景は、沈黙していたはずの扉によって消された。

('A`;)「……う、そ」

(  _ゝ ) イヤナノカ シカタナイ シカタナイナ

(;'A`)「あ、あのー」

( ;*_ゝ#) シカタナイ

(;'A`)そ

男の顔が赤く染まりだす。
距離を取っているはずなのに、その赤さは目に届く。

(;'A`)「日記! 日記ですね! 取ってきます!」

(  _ゝ ) イヤ ナンダロウ?

(;'A`)「とんでもない! 困ったときはお互い様! ちゃちゃっと行ってきます!」

( ´_ゝ`) ソウカ…… ワルイナ

('A`)(本当にねー)


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:11:24.25 ID:nU97Lsbq0

( ´_ゝ`) オレノヘヤハ、ニカイ

('A`)「の、どこですか?」

( ´_ゝ`) ?

('A`)「二階のどの部屋ですか」

( ´_ゝ`) サア

(;'A`)(しらみつぶしのパターンか)

('A`)「あ、じゃあちょっと探してきますね」

( ´_ゝ`) アリガトウ

二階への階段はすぐ目についた。
暗闇にすっかり慣れてしまっている目で、階段を登っていく。

('A`)「どの部屋かな」


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:14:28.19 ID:nU97Lsbq0

中央に大きく開けたスペースがある。
右に扉が二つ。左にも扉が二つ。計四つの扉が見える。

('A`)「奥から探すか? いや、手前から……」

ぶつぶつと呟きながら、扉を見比べる。

('A`)「よし、決めた」

右側の一番奥の扉へと向かう。
扉にはプレートがつけられていたが、何と書いてあるのかまではわからなかった。

('A`)(見えたとしても、あの人の名前知らないしなー)

躊躇いもなく、扉のノブを回す。
帰るためだ。一々怯えてはいられない。

(;'A`)「うっ……」

開けた途端に広がる嫌な匂い。
ドクオは思わず一歩後ずさる。

(;'A`)(腐った匂い……?)

鼻を抑えて部屋の中へ入る。


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:17:26.36 ID:nU97Lsbq0

(;'A`)(そうか、外とか一階と違って、ここは密室。
    腐敗臭が残ってるのか)

中へ入っていく。やはり白骨があった。

('A`)(あれ)

(´<_` ) ドコダ

(;'A`)そ「うわっ!」

(´<_` ) ドコニ イッタンダ

(;'A`)「ししし知らないです! 知らないです!」

(´<_` ) ドコダ

('A`)「え」

ふらふらと彷徨っている男は、ドクオのことなど見ていない。
視線をウロウロさせ、何かを探している。

('A`)「見えてないのか」

外にいた女と同じ類なのだろう。


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:20:29.02 ID:nU97Lsbq0

('A`)「あ、似てる」

(´<_` )

彷徨っている男は、一階にいた男とよく似ていた。

(´<_` ) ナア、ドコナンダヨ

('A`)「不安そうだな……」

そう思ったが、助けてやりたいとまでは思わない。
今は他人のことを思いやる余裕などないのだ。

('A`)「日記……あるか?」

ざっと部屋を見渡す。
あるのはベッドやテーブル。ワインのビンにグラス。

('A`)「机も本棚もないな」

すっかりボロボロになっているが、カーテンやベッドのシーツを見る限り、
ここは女性の部屋のようだ。

(´<_` ) オマエガイレバ ソレデイインダ……

('A`)(……女?)


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:23:32.63 ID:nU97Lsbq0

ドクオは思い出したかのように、白骨を見た。
この部屋には二つの白骨があったのだ。

('A`)(もう一人の方の部屋なのかな)

けれど、目視できる幽霊は男一人だ。

('A`)「ま、いないならいないでおk、おk」

パシッ

('A`)「じゃあ次は隣の部屋でも見ようか」

ピシッ

('A`)「……」

パシッ

ピシッ

('A`)「オレ知ってるぜー。こういうのを」

('A`)「ラップ現象っていうんだろ」

カタカタカタカタカタカタ


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:26:26.53 ID:nU97Lsbq0

('A`)「よし、逃げよう」

从# ∀从 アアアアアアアアアアアアアア

('A`;)「何か聞こえるけど無視だ!」

从#゚∀从 アノ クソオンナアアアアアアア

(´<_` ) ドコダ……

('A`;)(あいつら、お互いが見えてないのか?!)

从#゚∀从 ヨクモアタシヲ コロシヤガッタナアアアアアア

从#゚Д从 コロスコロスコロスコロスウウウウウウ

('A`;)(オレじゃないです。オレじゃないです。オレは男です)

从#゚Д从 クウウウウウウウウウウ

('A`;)(こえええええええ)

何とか部屋の外に出て、扉を勢いよく閉める。

('A`)「…………」

ピシッ バシッ アアアアアアアアアアアアアア チャントコロシタノニ ガタガタガタ


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:29:43.30 ID:nU97Lsbq0

('A`)「…………」



('A`)「収まった……?」

しばらくは、中から音が聞こえていたが、ようやく収まったようだ。
恐怖のあまりか、ドクオは音が聞こえている間動くこともできなかった。

('A`)「……ふう」

その場に座り込む。
今まで見た幽霊の中で、あの女の幽霊が一番怖かった。

('A`)「憎しみ、か」

あれほどの憎しみをどこから生み出しているのだろうか。

('A`)「触らぬ女に祟りなし。よし、忘れよう」

震える足で何とか立ち上がり、隣の部屋へ向かう。

('A`)「……」

次は少し躊躇した。
また、あのような幽霊がいるかもしれない。


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:34:49.45 ID:nU97Lsbq0

それでも、進まねばならない。
進まなければここで死んでいくだけなのだから。

('A`)「行くぞ。行くんだ」

自己暗示を駆け、手に力を入れる。
ゆっくりとノブを回す。あまりにゆっくりすぎて、そのまま夜が明けてしまうのではと思うほどだった。

('A`)「……ふ、つう?」

先ほどのような匂いはしない。
それどころか、清々しいような気もする。
中に入ってみると、窓が開いていた。

('A`)「二階くらいなら飛びおりれるんじゃないか!」

期待に胸を膨らませ、窓へ近づく。
窓から見た地上は、思った以上に遠い。

川  - ) ドウシテ

('A`)「あ……」

地上にはあの女がいた。


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:37:23.77 ID:nU97Lsbq0

('A`)「飛び降りたのかな」

そう考えると、ここから逃げるのは得策ではないだろう。
見ればここも女の部屋のようだ。
先ほどと違うのは、机や本棚があるというところだろう。

('A`)「念のため、見てみるか」

本棚に近づき、目を凝らす。

('A`)「見えん……」

('A`)「あ、そうだ」

ポケットを探り、携帯を出す。
折りたたみ式の携帯を開けると、周りが薄っすらと明るくなった。

('A`)「えっと」

『愛の観察日記 その1』


('A`)



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:40:36.20 ID:nU97Lsbq0

嫌な予感しかしなかった。

('A`)「……念のため、念のため」

隣の本へと目を滑らせる。

『愛の観察日記 その2』
『愛の観察日記 その3』
『愛の観察日記 その4』
『愛の観察日記 その5』
『愛の観察日記 その6』

本棚全てがこの系統で埋め尽くされているようだ。
愛が重い。まるで何かの呪いのようだ。

('A`)

呪いに引き寄せられるかのように、ドクオは一冊を手に取った。
適当な部分に目を通してみる。

『弟者さん、いつも格好良いです。
 あの阿婆擦れ嘘つき女にはもったいないです。
 今日もあの女の部屋で2時間23分会話していましたね。ちゃんと録音しておきました。
 私のことも話してくれて嬉しかったです。永久保存版にします。』

見開きいっぱいに書かれたその日のできごと。
何時何分にトイレへ行ったのかまで詳しく書かれていた。


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:43:33.04 ID:nU97Lsbq0

('A`)「ヤンデレが許されるのは二次元だけだよな」

本を元の場所に戻す。
保存状態も良くないので、そのうちこの文字は全て消えるだろう。

('A`)「次は左側か」

部屋から出るとき、小さなテーブルの上に置かれていた小さなビンが目に入った。
倒れているそのビンに近づいてみる。ラベルの文字はもう読めない。

('A`)「何か、死骸がいっぱいだな……」

不気味なほどに死骸が多い。
大きな骨はネズミか何かだろう。

('A`)「深くは考えないほうがいいな」

ドクオは気分を変え、部屋を出ることにした。
もうこれ以上の厄介はごめんだ。

左側。一番奥の扉を開ける。ここも始めの部屋のような匂いはしない。
だが、窓が閉まっていたためか、若干のかび臭さが鼻をつく。

('A`)「殺風景だな」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:46:26.08 ID:nU97Lsbq0

そう呟いた直後に見たのは、机の上にある劣化した写真だ。

从 ゚∀从(´<_` )

二人が映っている。
幸せそうだ。

('A`)「あの男の方の部屋かな?」

言ってみたが、ドクオの目には一階の男と女といた男の区別がつかない。
しかたがないので、机の中をあさってみる。

写真や手紙が出てくる中、日記のようなものは見つからなかった。

('A`)「ハズレ、か」

最後まで正解をひくことのなかった運のなさに、思わず笑みがこぼれた。
幸いなのは、恐ろしい目にあったのが始めの部屋だけだった。ということだろうか。

ドクオは部屋をでる。
本当の幸いは、気づかなかったことだろう。

ハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハイン
ハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハイン
ハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハインハイン

壁を埋め尽くすように書かれたその文字に。


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:49:40.09 ID:nU97Lsbq0

('A`)「ここか」

最後の部屋もごく普通の部屋だ。
殺風景でもなく、恐ろしいものがあるわけでもない。

整理整頓のされた綺麗な部屋だ。
真っ直ぐに机へ向かう。上にはない。引き出しを開ける。

('A`)「お、これだ」

一冊の日記を手に取った。
念のためにと思い、携帯電話で照らしながら日記を見てみる。

『せっかく、オレが計画をたてて実行したのに、クーは相変わらず弟者しか見ていない。
 あの馬鹿はハインに依存してるから、どれだけ愛を語ったって無駄なのに。
 オレはあいつと同じ顔だ。オレでもいいんじゃないのか。
 オレならお前を大切にするのになぁ。弟者がいなけりゃいいのかなぁ』

綺麗で几帳面な字が愛を語っていた。

('A`)「あの人のかな? ま、男のものであるのは確かだろ」

観察日記の失敗をいかし、日記を閉じる。
後はこれを手渡すだけだ。

それでゲームクリアだ。


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:52:28.78 ID:nU97Lsbq0

意気揚々と階段を降りる。
横目にあの男が見えた。

('A`)「どうぞ」

( ´_ゝ`) アア、ソウダ コレダ

男が手を伸ばす。
幽霊が日記を持てるのかと、不安になったが無駄な心配だったようだ。

( ´_ゝ`) アア、ソウダッタンダ

日記が落ちる。
男は泣いていた。

(  _ゝ ) オレハ コロサレタンダ

ビシッ バキッ

(;'A`)「ひっ」

( ;*_ゝ#) オンヲ ワスレヤガッテ

(;'A`)(ヤバイ、ヤバイヤバイ!)


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:55:23.04 ID:nU97Lsbq0

ドクオは玄関扉にすがりついた。
何度もノブを回し、押し、引く。

(;'A`)(開いてくれ! 頼む! 神様、仏様!)

( ;*_ゝ#) ダレニモ ジャマサレナイヨウニ ショウガイハ スベテコワシテヤッタノニ

(;'A`)(くる、くる。きてるううううう)

激しいラップ音に混じって、ドクオが扉を前後に動かす。

( ;*_ゝ#) ヒドイハナシダ

(;'A`)(うおおおおおおおおお)

男の手がドクオに触れる直前、扉が開いた。

('A`)「開いた!」

転がるように外へ逃げ、真っ直ぐ走る。
後ろを振り向くなんて恐ろしいことができるはずない。

('A`) ハアハア

木の枝が引っかかることも気にせず、村に向かって走った。


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:58:32.97 ID:nU97Lsbq0

('A`)

ようやく村につき、森を見る。
暗い森はいつものようにそこにある。

('A`)「……夢、なわけないか」

じっとりとした冷汗が先ほどまでの現実を突きつけている。
携帯を開き、時刻を確認する。

【2:50】

たった二十分程度の出来事だったようだ。

('A`)「……寝よう」

朝がくれば忘れてしまえる。
明日、この村を出れば簡単に忘れてしまえる。

ドクオは自分に言い聞かせ、自宅へと帰った。



ヒック……



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:01:40.30 ID:nU97Lsbq0

( ><)「ドクオさん起きるんです!」

(*‘ω‘ *)「寝坊助っぽ!」

(-A`)「んー?」

目を開けると、そこには元気な子供達がいた。

( ><)「遊ぶんです! 早く起きるんです!」

(*‘ω‘ *)「早く顔を洗うっぽ」

J( 'ー`)し「朝ご飯を食べるまで待ってあげてねー」

(*‘ω‘ *)「しかたないっぽ……」

('A`)「あーおはよう」

( ><)「おはようなんです」

太陽の光が眩しい。
ぼんやりとした頭を覚ますために、洗面所へ向かい顔を洗う。

(´A)|(A` )


川 ; -)ネエ|(A` )そ


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:05:40.18 ID:nU97Lsbq0

('A`;)「え?」

再び鏡を覗きこんだが、そこにはいつも通りの冴えない自分の顔がある。

( ><)「まだなんです?」

(;'A`)「お、おう今行く」

ドクオは子供達に急かされながら朝食を食べる。
母の味は簡単な朝食にも、じんわりと染み出ていた。

J( 'ー`)し「はい、行ってらっしゃい」

('A`)「はーい」

( ><)「はいなんです」

(*‘ω‘ *)「行ってくるっぽ」

从#゚J( 'ー`)し「帰りの電車には間に合うようにね」

(;'A`)「母さんっ?!」

J( 'ー`)し「どうしたの?」


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:07:30.86 ID:nU97Lsbq0
++

ドクオは頭を抑えた。
朝からおかしなものを見ている。調子が悪いのかもしれない。

( ><)「どうしたんです?」

(;'A`)「……い、いや何でもないよ」

ドコニイルカ シラナイカ?

(;'A`)

ミツカラナインダ

('A`;)

(*‘ω‘ *)?

声が聞こえた。
けれど姿は見えない。

(;'A`)(何なんだ。何だってんだ)

森を目に映す。

(;'A`)(何でここにいるんだ)


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:10:39.47 ID:nU97Lsbq0

( ><)「ドクオさん、今日は変なんです」

(*‘ω‘ *)「そうっぽ」

(;'A`)「大丈夫だよ。うん。大丈夫」

携帯を取り出し、電話番号を押す。

( ><)「どこにかけるんですか?」

(;'A`)「ちょっとね」

押したのは110だ。
あの屋敷にある白骨死体について通報するのだ。

(;'A`)(オレの良心があいつらのことを放置するのかって、責めてるんだ。そうに違いない)

供養するなり、身内に届けるなりしてしまえば見えも聞こえもしなくなるだろう。

(*‘ω‘ *)「あ、こんにちわっぽ」

('A`)(え?)

ちんぽっぽが頭を下げた方を見る。

( ´_ゝ`)


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:13:36.55 ID:nU97Lsbq0

( ><)「はじめましてなんです!」

どこの人かとビロードが聞く。
だが男は答えず、ただニヤニヤとした表情をドクオへ向けた。

(;'A`)「う、うわあああああ」

携帯を放り投げ、ドクオは走りだした。

(;'A`)(ビロード達にも見えてた? あれは、あれは何なんだ?!)

どこへ向かうのかは考えていなかった。
あの男から逃げられるのならば、どこへでもよかった。

( ´_ゝ`) ドコニイクンダ

(;'A`)(どこか遠くへ!)

( ´_ゝ`) ソウカ

(;'A`)(早く!)

( ´_ゝ`) ナラ

(;'A`)(ここから逃げ――)

( ´_ゝ`) サヨナラ ダナ


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:16:30.86 ID:nU97Lsbq0

('A`)「」

痛みがあった。
生暖かい何かを感じて、ドクオはそのまま意識を失った。


( A )


( ´_ゝ`) アソコハ オレラノ オレラダケノ バショダ

男は笑う。


( ´_ゝ`) シニキヅイタノハ オレダケダカラ

( ´_ゝ`) ミンナト カエルヨ



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:19:26.75 ID:nU97Lsbq0


( ><)「ドクオさん……?」

(*‘ω‘ *)「血? どういうことっぽ?」


二人に見つけられたドクオの死体には、無数の傷があった。
何か鋭い刃物で刺されたのだろうと説明されたが、肝心の凶器は見つからなかった。

死の直前に、子供達が見たという男を捜索した。
だが、その男は数年前に父親を殺した後、行方不明になっていた。

ドクオが警察に連絡を取ろうとしていたところから、
何らかの形で男のことを知ってしまったのだろうと推測された。


(。><)「きっと、ゆーれーに殺されちゃったんです……」

(*‘ω‘ *)「……仇を取るっぽ」

(。><)「え?」

(*‘ω‘ *)「ドクオさんの仇打ちに行くっぽ!」

( ><)「そ、そんなことしたら、ボク達も死んじゃうんです!」

(*‘ω‘ *)「ならビロードは待ってるといいっぽ!」


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:21:37.49 ID:nU97Lsbq0

歩きだしたちんぽっぽの背中をビロードが追う。

( ><)「わ、わかんないんです。でも、ボクも行くんです」

(*‘ω‘ *)「今夜、お塩とにんにくを持って行くっぽ」

( ;><)「にんにくは吸血鬼なんです……」

(#‘ω‘ *)「と に か く 行くっぽ」

( ;><)「わかったんです」


その夜、二人はあの森へ足を踏み入れた。


悲しみを訴える女の泣き声と、
探し彷徨う男と、
怒り狂う女と、
この屋敷を守る男に会うために。



('A`)は(異常者の屋敷を)侵してしまったようです 完

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:22:36.27 ID:nU97Lsbq0
以上で終了です。

書いたことのないジャンルでやってみた。
夜中のテンションなら投下してもいいと思った。
反省はしてない。

こんな夜遅くに支援してくださった方々、ありがとうございました!

77 名前: ◆UJEaB9eZsVvR :2011/02/24(木) 02:32:08.25 ID:nU97Lsbq0
酉つけた記念にさらすつもりだったのに忘れてた

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