mesimarja
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('A`)1,000mの進行のようです
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:30:09.33 ID:VpgJFfvz0
その戦場は、まさに天王山であった。



遠くない未来の出来事。
日本は西東に二分されていた。

成長し過ぎた経済と、とても拭えぬ不況の結果、貧富の格差は並々ならないものとなり下層民を苦しめた。
上層民といえば、自分の事だけを考えて、下層民をまるで奴隷のように扱う日々。
日本政府も上層民の掌暗にぬかるみ、まるで機能していなかった。
そしていつしか日本は、貧困の西日本と、富福の東日本に分けられたのだ。

そんな格差が日に日に増す中、下層民が暴動を起こしたのは必然であったのだろう。
腐敗した政治体制と醜悪となった人権思想の破壊、そして平等を取り戻す為の暴動であった。
明日に命を懸ける下層民と、今日の富にしがみつく上層民。互いの覚悟の違いは戦に如実に現れ、日本の均衡は脆くも崩壊しようとしてた。

そして迎える最終局面、富を抱える上層民東日本軍は、度重なる進軍を許してしまった清算を行うべく、最後の手段を実行しようとしていた。





('A`)1,000mの進行のようです


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:32:53.36 ID:VpgJFfvz0
その作戦内容とは、西日本の資源物資を全て犠牲にした総爆撃である。
堕落した上層民は自身の格を守るため、数ヶ国に多額の資金を借り受け、西日本を火の海に帰ることができるほどの火力を調備していた。
仮に西日本軍を全滅することが出来たとしても、その後借金を盾に植民地化されることは目に見えているわけではあるが、もはや上層民の目は閉じていた。
敵の疲労の程を間者より知り得ていた東日本軍は、この大きな内戦の勝利を揺るがないものとして信じ切った。

一方危機に瀕した下層民西日本軍は、しかしその攻撃を読み切っていた。
疲労の限界を迎えているのは真実であったが、それを東日本軍に流したのは故意によるものであった。
東日本軍は西日本軍が進軍できるほどの余力は残していないと考えている、それ故の総力を結した殲滅作戦。
それを逆手に取った西日本軍最後の策。
それは、総攻撃によって手薄になった首都への奇襲作戦であった。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:34:58.73 ID:VpgJFfvz0
東日本軍有する首都東京。憲兵その数一千余り。
対する進兵約四千。
疲労はピークに差し掛かっているとはいえ、敵の四倍近くの兵力での進軍である。

首都が堕ちたとなれば、降伏とはいかずとも東日本軍の士気は減衰し、制圧に時間はかからないだろう。
つまり、実質上の勝利となる。
だが、万が一にも敗北、又は攻め倦ね敵の防衛を許してしまうようなことになれば、もはや逃げ帰れる場所はどこにもない。
つまり、完全な敗北だ。

前線は既に突破している。
残すは中央政庁の最終防衛ラインのみ。
勝利は目前、西日本軍の誰しもがそう確信した瞬間だった。



背後より、砲撃と悲鳴が聞こえたのは。

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:36:59.32 ID:VpgJFfvz0
('A`)「なんだ、今の砲撃音は……後ろから?」

('A`)「内藤兵長! いるか、内藤兵長!」

( ^ω^)「はっ! なんでありますか、毒男伍長!」

('A`)「(銃声が酷くて声が聞き取りづらいな……)」

('A`)「後ろから砲撃音がした! 何か分かるか!?」

( ^ω^)「自分にも聞こえましたが分かりません! しかし、自軍に被害がでるような攻撃をするとは思えません!」

('A`)「私も同意見だ!」

ドゴーンッ!!

('A`)「(また……!?)」

('A`)「(まさか、西日本に行った東日本軍が戻ってきたのか?)」

('A`)「(いや、そんなはずはない、少なくとも丸一日はかかる規模の作戦だ、こんなに早く終わるはずがない)」

('A`)「(まさか、読まれていたのか……? 裏の裏を……?)」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:38:54.41 ID:VpgJFfvz0
('A`)「内藤兵長! 私は後方から敵軍の伏兵が攻めていると考えている! つまり、挟み撃ちだ!」

( ^ω^)「自分もそう思います!」

(-@∀@)「毒男伍長! 本部より連絡です! 自軍は背後より敵軍からの奇襲を受けている模様!」

('A`)「それで!」

(-@∀@)「後方部隊は伏兵を抑えるそうです! 我々最前線の分隊、小隊は一刻も早く中央政庁付近の残存勢力を潰すように、と!」

('A`)「(つまり、俺たちが死ねばそのまま敗北ってわけか……)」

('A`)「朝日上等兵! 互いの残存兵力がどのくらいかは聞いたか!?」

(-@∀@)「敵軍勢力は政庁付近が四百! 後方が千二百!」

(-@∀@)「自軍勢力は千と二千です!」

('A`)「(千二百か……読まれていたわけではないのか?)」

('A`)「(だがこちらは連戦の疲れで兵力は半減している、士気の向上で辛うじて戦っていられているが、実質五分の戦力だろうな……)」

('A`)「…………」

('A`)「(中央政庁まで……残り千メートル)」

('A`)「朝日上等兵! 地図を!」

(-@∀@)「はいっ!」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:40:37.68 ID:VpgJFfvz0
('A`)「…………」

('A`)「……よし」

('A`)「毒男分隊! 優勢であった西日本軍であったが、突如現れた伏兵により戦況が分からなくなった!」

('A`)「後方では同士達が敵を抑えていてくれているが、それが何時まで持つか分からん!」

('A`)「よって本分隊はこれより、地下を通じて中央政庁を直接叩く!」

( ^ω^)「地下……ですか!?」

('A`)「そうだ、地下だ! 幸い地下に鉄道が通っている! そこを通じて行けば地上の敵兵を素通りして五十メートル地点までは行ける筈だ!」

( ^ω^)「しかし地下は……!」

('A`)「内藤兵長の言いたいことは分かる! 敵陣で地の利が無く、薄暗く逃げ場も限られる! 恐らく罠も張り巡らされているだろう!」

('A`)「だからこそ! だからこそ不意をつけるのではないかと私は考えている!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:43:23.62 ID:VpgJFfvz0
('A`)「敵もそんな愚かな行動に出るとは、まさか考えないだろう! 西日本軍もキツいが東日本軍もキツい! 地下にまで兵力は裂けない筈だ!」

( ^ω^)「しかし……」

('A`)「時間がない! 敵も死力を尽くしている! この防衛ラインは容易には突破できん!」

( ^ω^)「……了解です」

('A`)「分隊全員で行けば地上戦で押し切られる! 地下へは私と内藤兵長、朝日上等兵の三人で行く!」

(-@∀@) ^ω^)「はっ!」

('A`)「では行く!」

('A`)「皆! 必ず……必ず、全員生きて帰るぞ!」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:45:34.22 ID:VpgJFfvz0
('A`)「ここが地下への入り口のようだな」

('A`)「先頭は私! 次を通信兵の朝日上等兵! そしてしんがりを内藤兵長で行く!」

('A`)「恐らく内部は罠でひしめき合っている筈だ、敵兵が潜んでいるという可能性もゼロではない!」

('A`)「ここから先は全員歩幅を合わせろ! 最新の注意を払え! 決して心を乱すな! いいか!?」

(-@∀@) ^ω^)「了解!」

('A`)「では、これより地下へと進行する!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:48:23.25 ID:VpgJFfvz0
('A`)「(内部はほとんど無傷だな……綺麗なもんだ。恐らく地上の爆発物の衝撃にも耐えられるだろう。天井の崩落なんかはなさそうだな)」

('A`)「(それに銃声もあまり聞こえない。これなら声を張り上げなくても良さそうだ)」

('A`)「二人とも、罠には気をつけろ。簡単な罠にも油断するな、それも含めて罠の可能性もある」

( ^ω^)「もし罠を発見した場合はどうすればいいでしょうか?」

('A`)「なるべく近づかずやり過ごせ。どうしようもない場合は解体しろ、あまりそうなってほしくはないがな」

(-@∀@)「敵兵を発見した場合は?」

('A`)「それもやり過ごせ。やむおえない場合は発砲を許可する。サプレッサは着けているな、朝日上等兵?」

(-@∀@)「はい」

('A`)「では歩を進めよう。目標は南西の方角だ」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:50:00.42 ID:VpgJFfvz0
ヒタ… ヒタ…

('A`)「…………」

ヒタ… ヒタ…

(-@∀@)「…………」

ヒタ… ヒタ…

( ^ω^)「…………」

ヒタ… ヒタ…


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:52:24.16 ID:VpgJFfvz0
朝日上等兵を一言で表すなら、それは“苦労人”であるに違いない。

生まれながらにして下層民のさらなる下族に当たる最下層民の地位を義務づけられ、生きるので精一杯とも言えぬ生活を強いられていた。
母は生まれた時に死んだ。
父は生まれた時からいなかった。
親類なんていても分からない。
孤児院ですら最下層民を受け入れることはない。
朝日が物心つく時まで、いったいどのようにして生き延びてきたのかは誰にも分からないが、人間……いや、生きるものとしての最低限の生活すらままならなかったことは間違いない。

そんな朝日が初めて“人間”になれたのは、彼が十五の時であった。

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:55:54.54 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「(いったいどのくらい歩いただろうか……)」

チラッ

(-@∀@)「(……まだ三分)」

(-@∀@)「(酷いなこれは、もう三時間歩いたような疲労感だ……これが戦争というものなのか)」

(-@∀@)「(だけど、これで終わる。この残り九百メートル弱を渉りきれば……)」

(-@∀@)「(荒巻さん……)」

(-@∀@)「(百メートルで約三分、つまり順調にいけば残り二十七分か)」

(-@∀@)「(耐えられるだろうか……)」

(-@∀@)「(早く……荒巻さんの為にも……早く……)」

カチッ

(-@∀@)「えっ……?」

(-@∀@)

( ∀ )

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:56:40.94 ID:VpgJFfvz0
朝日上等兵十五の年。
彼はとある老人と偶然出会うこととなる。

朝日は学習することを覚えると、進んで犯罪行為を身につけていった。
罪悪感は微塵もなく、散歩をするのと同じように、料理をするのと同じように、万引きスリ強盗恐喝……次々と犯罪に手を染めていった。
彼にとっての犯罪とは、生きていく上で当然のことであり、それ以外の生き方が分からなかったのだ。

そんなある日、小腹を空かせた朝日は、空き巣を働こうと一件の民家を物色していた。
特段変哲のない家、彼は警戒する事もなく家内に侵入しようとした。
瞬間、身体が意に反して浮いた。
驚き慌てふためく彼は、自由の利かぬ身体を捻り後ろを振り向いた。
そこには、岩のような大男が朝日を吊り上げ、尚且つ見下ろしていた。

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 00:57:45.96 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)

(-@∀@)

(-@∀@)「ふぅ……」

('A`)「……?」

('A`)「どうした、朝日上等兵? 何か見つけたか?」

(-@∀@)「人の価値というものは、いったいどうやって決まると思いますか?」

( ^ω^)「……?」

('A`)「どういう意味だ?」

(-@∀@)「人の価値ですよ、毒男伍長。僕は月並みですが、その人の生き様で決まると思うんです」

( ^ω^)「朝日上等兵、いったい何を……」

(-@∀@)「近づくなっ!!!」

('A`)「…………」

( ^ω^)「…………」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:00:14.84 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「時間がないのは分かっています……ですが、聞いていただけないでしょうか……?」

(-@∀@)「最後なんです……私に、生きた証を残させて下さい……」

('A`)「最後……?」

(-@∀@)「はい、足に……」

( ^ω^)「っ……!?」

('A`)「クレイモアか……」

(-@∀@)「すみません、毒男伍長。最初にあれだけ気をつけろと言われていたのに……」

('A`)「いい、なってしまったものは仕方がない。それより、速急に解体するぞ」

(-@∀@)「ダメですっ!」

('A`)「…………」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:01:31.74 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「今からこれを撤去するのは時間がかかりすぎる。それに、一度起動した地雷を解体するなんて危険過ぎです。一つの命に対してリスクが高すぎる」

('A`)「だが、部下を見捨てるわけにはいかない。人の死の上に成り立つ平和など何の意味もない」

(-@∀@)「それは綺麗事ですよ、毒男伍長。それが戦争なのです」

( ^ω^)「朝日上等兵!」

(-@∀@)「っ……! すみません……」

('A`)「いや、いい」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:06:23.97 ID:VpgJFfvz0
('A`)「確かに、朝日上等兵の言うことは正しい。正論だ」

('A`)「一度起動した地雷の撤去は困難を極め、万が一にも失敗すれば半径五十メートル圏内にベアリングが飛散する。他のトラップが誘発する可能性もあるし、なにより敵兵に見つかる可能性がある」

( ^ω^)「!? 毒男伍長! 朝日上等兵を見捨てるのですか!?」

('A`)「だが、俺は未熟者だ。綺麗事は手に届くが、正論は眩しいのさ」

(-@∀@)「毒男伍長……」

('A`)「工具は持ってきているな、内藤兵長?」

( ^ω^)「はっ!」

(-@∀@)「がっ、ダメッ……!」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:09:28.92 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「私にそれを容認することはできません」

( ^ω^)「朝日上等兵!」

('A`)「内藤兵長!」

( ^ω^)「毒男伍長……」

('A`)「朝日上等兵、それは自刃も考えている……ということか?」

(-@∀@)「えぇ、ここで仲間の足を引っ張るくらいなら死んだ方がマシです。終戦をかけた戦なら尚更……!」

('A`)「そうか……」

('A`)「…………」

( ^ω^)「…………」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:11:40.23 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「私は最下層民として生まれました。生まれながらに両親を知らず、五、六の頃までどういう生活を送っていたかも記憶にありません」

(-@∀@)「その日生きるのが精一杯で、常に餓死や凍死、病死に脅えていました。」

(-@∀@)「犯罪に手を染めなければ生きていけなかった。勿論捕まれば只では済まない。ただでさえ物資が不足している時代です、下手をすれば殺される」

(-@∀@)「それでも犯罪を止めなかったのは、やはり死にたくなかったからでしょう。そんなある日、私は空き巣に失敗して捕まってしまいました。今まで失敗したことが無かったから調子に乗っていたんです」

(-@∀@)「勿論酷い暴行を受けました。まぁ、盗みを働こうとしたのだから当然ですね。相手が一人だったからまだマシだったのかも」

(-@∀@)「その時私は、視力を奪われました」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:12:51.20 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「あぁ、俺は死ぬんだな」

(-@∀@)「そう殴られながら感じていると、ふと、横に気配を感じました。」

(-@∀@)「これが死神か……なんて考えているうちに、意識がなくなり、目が覚めると見知らぬ部屋に寝かされていました」

(-@∀@)「ドアの開いた音がして、音の方を振り向きましたが殆ど何も見えませんでした。朧気に人が立っているのが認識できるぐらいです」

(-@∀@)「その朧気な人は、私の気がついたことに気づいたのか『もう、大丈夫だ』と優しくかけてきました」

(-@∀@)「その言葉が、殴られなくて大丈夫なのか、これからの生活が大丈夫なのか、それとも私を安心させるための一言だったのか、私には分かりませんでした」

(-@∀@)「しかし、私はその一言に、たったの一言に、涙してしまいました」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:17:54.58 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「初めてだったんです。生まれて初めて、人に優しくされた」

(-@∀@)「それまでの十五年は孤独しかありませんでした」

(-@∀@)「最下層民というだけで避けられ、蔑まれ、忌み嫌われ……とても人として扱われなかった私を……あの人は、荒巻さんは人間として扱ってくれた……」

(-@∀@)「この時ほど、生きてて良かったと思ったことはなかった」


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:23:46.62 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「それから荒巻さんは自分の事を多く語ってくれました」

(-@∀@)「医師をしていること、昨年息子さんが無くなったこと、そのことで自分を責めていること」

(-@∀@)「荒巻さんに一緒に暮らそうとも言われました。飛び上がるほど嬉しかったなぁ……」

(-@∀@)「多分私を息子さんと重ねていたのだと思います、私に対する愛情が並々ならないものでしたから。でも、私はそれが嫌じゃなかった。むしろ本当の父ができたようで嬉しかった」

(-@∀@)「でも、その幸せな日々も長くは続かなかった。私には幸せなんか烏滸がましかったのかもしれません」

(-@∀@)「荒巻さんが、病に伏したんです」

(-@∀@)「それ程酷い病ではありませんでした。風邪に毛が生えたぐらいの、薬があれば簡単に治せる些細な病です」

(-@∀@)「しかし、この貧困の西日本にそんな薬は無かった」

(-@∀@)「だから、この戦争に参加したのです」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:26:23.06 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「私は死ぬのは怖くない、常に死神の隣を歩いてきましたからね」

(-@∀@)「だが、荒巻さんが死ぬのは恐ろしい! 荒巻さんがいない世の中になんてなんの意味もない!」

(-@∀@)「できれば死にたくはないですが、死ぬ覚悟はできています」

(-@∀@)「この地雷から足を離せば、盛大な音と共に、私に大量の鉄球が食い込んでくるでしょう」

(-@∀@)「足を離すのは敵兵が来た時、足止めぐらいはやり遂げますよ」

('A`)「…………了解」

( ^ω^)「…………」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:30:31.83 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「ありがとうございます。最後に話を聞いてくれて」

('A`)「朝日上等兵、勘違いするなよ。これは最後の会話ではない」

('A`)「少々時間はかかるかもしれないが、私達は必ず戻る。それまでお前は耐えるんだ。いいな?」

(-@∀@)「……はいっ!」

(-@∀@)「……では、これはもしもの話になるのですが、万が一私の身に何かあった場合は、この紙に書いてある薬をこの住所まで届けていただけないでしょうか?」

('A`)「……分かった」

(-@∀@)「ありがとうございます……これで、もう……」


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:32:27.88 ID:VpgJFfvz0
(-@∀@)「すみません、貴重な時間を。早く行って下さい。救援を待っています」

('A`)「…………」

( ^ω^)「…………」

('A`)「……内藤兵長、行くぞ……」

( ^ω^)「……了解」

(-@∀@)

(-@∀@)

(-@∀@)





(-@∀@)「御武運を……」

(-@∀@)「もう一度、会いたかったなぁ……父さん……」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:33:24.27 ID:VpgJFfvz0
ヒタ… ヒタ…

('A`)「…………」

ヒタ… ヒタ…

( ^ω^)「…………」

ヒタ… ヒタ…


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:35:42.13 ID:VpgJFfvz0
内藤兵長が元々東日本の人間であったことを知る者は少ない。

内藤兵長の父親は、東日本の国際線の福機長という肩書きを持つ男だった。
仕事柄家にいることが少ない父親であったが、少年内藤は大空を翔る父親を誇らしく思い、来る日も来る日も暇さえあれば空を見上げていた。
将来は父親と同じ道を歩むのだろう。それは誰が見ても明白であった。

内藤がこの世に生を受け十三年目のある日、彼の人生は絶望的に変動する。
B102旅客機墜落事故。
国の主要人物達を乗せた旅客機が原因不明のトラブルにみまわれ墜落したのだ。
死者三十五名生存者〇名、全員死亡。
その中には、内藤の父親の名も連ねられていた。

学校に居た内藤は、知らせを受けて急いで帰宅した。
自宅には、居るはずの母親の姿が無かった。
内藤は少し気になったが、携帯に電話をしても繋がらないので、オロオロと家中をうろつき待った。
母親が帰ってくることはなかった。全財産と共に。
内藤は知る由もないことではあるが、墜落事故は国内の政治的謀略であり、母親は政府に通じている、いわば間者であった。

それからの内藤の生活は悲痛の一言に尽きる。
事故の責任を機長らパイロットに押し付けられ、世論がそれを弾圧したのだ。
家には毎日悪戯書きが貼られた。剥がそうとすると石を投げられるので剥がすのは止めた。
学校では居ないものと扱われ、教師すらもそれに加わった。
買い物をしようにも金はなく、また店にも入れてもらえない。
親類を頼ろうにも、誰一人として取り合ってはくれない、仕舞いには殴られ罵倒される始末だ。
真夜中の繁華街に、残飯を漁りに行った。生きるためだ。見つかると殴られた。
家のあるホームレスであった。その家もいつの間にか人手に渡っていた。

彼には、何も無くなっていた。

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:38:18.36 ID:VpgJFfvz0
ヒタ… ヒタ…

('A`)「…………」

ヒタ… ヒタ…

( ^ω^)「…………」

ヒタ… ヒタ…

( ^ω^)「…………」

( ^ω^)「(朝日上等兵は、愛する者の為に戦場に願身し、そして散ろうとしている……)」

('A`)「(そろそろ五百メートル地点までは来ただろうか……)」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:39:28.20 ID:VpgJFfvz0
('A`)「地上の戦況が気になるな……内藤兵長、地上と通信を」

( ^ω^)「(果たして俺にそんな覚悟があるだろうか……彼女の為に散ることが……)」

('A`)「内藤兵長……?」 ピタッ

( ^ω^)「…………」

('A`)「内藤兵長!」

( ^ω^)「……はっ!?」

('A`)「朝日上等兵から預かった通信機を使い、地上の戦況を把握してくれ」

( ^ω^)「了解です」

('A`)「(疲れが溜まっているのか……? 危険だな。肉体的な疲れだけだといいが……)」

('A`)「あのプラットホームの下で少し休もう」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:40:31.32 ID:VpgJFfvz0
('A`)「ここならそう簡単には見つからないだろう」

( ^ω^)「ダメです、毒男伍長。ジャマーのようなもので妨害されています」

('A`)「そうか……なら仕方ない、通信機はここに置いていこう」

( ^ω^)「いいのですか?」

('A`)「使えないなら仕方ない、無駄な装備は減らして少しでも体力の消費を減らす」

( ^ω^)「了解です」

('A`)「では、もう五分だけ休もう」

( ^ω^)「はい……」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:43:04.25 ID:VpgJFfvz0
('A`)「疲れたか……?」

( ^ω^)「いえ、それなりに体は鍛えてありますので……」

('A`)「精神的にだ、逃げ場の少ない一本道で罠と敵兵に脅えながら歩くのは辛いだろう。お前たちは軍人じゃないんだから」

( ^ω^)「そんな、私も軍人です」

('A`)「志願兵だろう? 私のような生粋の軍人じゃない」

( ^ω^)「…………」

('A`)「いや、馬鹿にしているわけじゃないんだ。だが、精神的な疲労は経験でしか培えない」

('A`)「張り詰めすぎだとは言わない。しかし、今は少し解け」

( ^ω^)「…………」

( ^ω^)「毒男伍長、毒男伍長は何の為に戦場に立っているのですか?」

('A`)「…………」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:45:43.64 ID:VpgJFfvz0
('A`)「内藤兵長はどうなんだ?」

( ^ω^)「…………」

( ^ω^)「正直、分からなくなりました」

( ^ω^)「故郷の恋人に幸せになってほしいから……最初はそう思って軍に志願しました」

( ^ω^)「でも、さっきの朝日上等兵の姿を見て……なんというか……本当にそうなのだろうかと、疑問に思ってしまって……」

('A`)「なるほどな……」


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:48:25.62 ID:VpgJFfvz0
('A`)「どんな娘なんだ?」

( ^ω^)「え?」

('A`)「恋人だよ。美人か?」

( ^ω^)「あぁ……はい、とても美人です」

( ^ω^)「すらっとした長身で、肌は雪のようにしろく、髪はちょっと癖のある黒髪ロング、整った顔立ちから覗かせる吊り上がった瞳は、いつも私を優しく睨んでいます」

('A`)「ふふっ、随分と美しい娘だな」

( ^ω^)「ええ、私には勿体ないくらいに」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:50:43.02 ID:VpgJFfvz0
( ^ω^)「でも、命をかける程なのでしょうか……?」

('A`)「…………それは……」

( ^ω^)「最低です、私は。朝日上等兵のあの勇士を目の当たりにして、臆病風に吹かれたのです」

( ^ω^)「最後の最後で、私は彼女を裏切ろうとしている……自分の命可愛さに……! 私はそれが許せないのです、毒男伍長……!」

( ^ω^)「裏切ろうとしている自分にではありません……! それを仕方ないとしている自分にです……!」

( ^ω^)「しかし、その怒りすらも小さい……迷いが拭えないんです……」

('A`)「…………」

('A`)「そうか……」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:52:06.63 ID:VpgJFfvz0
('A`)「内藤兵長、男が命をかけるべき三つのときというのを知っているか?」

( ^ω^)「三つの……とき?」

('A`)「そう、三つのときだ」

('A`)「一つ目は、愛する人を守るとき」

( ^ω^)「…………」

('A`)「二つ目は、夢に向かうとき」

( ^ω^)「夢……」

('A`)「そして三つ目は、自慰をしているときだ」

( ^ω^)「自慰……」

( ^ω^)「……自慰!?」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:53:43.42 ID:VpgJFfvz0
('A`)「お前、自慰を馬鹿にしたな……?」

( ^ω^)「いえ、そんな……ただ、少々意外で」

('A`)「そうか? 俺はいつも自慰には命をかけてるぞ?」

( ^ω^)「そうなのですか!?」

('A`)「そうなのです!」

('A`)「万が一お前、母ちゃんにでも見つかってみろよ……俺は首をくくるね」

('A`)「今で言えば宿舎だな、もし同室の奴に見つかったら……晒し者どころか、降格もあり得る」

( ^ω^)「そんなに……!?」

('A`)「あぁ、そんなにだ」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 01:55:43.52 ID:VpgJFfvz0
('A`)「まぁ、何が言いたいかと言うとだな」

('A`)「この三つは全部自分のためにやってるってことだ」

('A`)「愛する人を守るときとは安心感を得るため、夢に向かうときとは達成感を得るため、自慰をしているときとは充実感を得るため」

('A`)「男はこれに名誉と覚悟をかける、この二つは男にとって命と同義だ」

('A`)「俺の言いたいこと、分かるか? 内藤兵長?」

( ^ω^)「…………」

( ^ω^)「はい、分かりました。毒男伍長」

( ^ω^)「つまり毒男伍長は、自慰行為に耽るため戦争に挑んでいるわけですね?」

('A`)「……へへっ、分かってるじゃねぇか」

( ^ω^)「(夢……か)」

('A`)「さて、そろそろ時間だ。出発し……」

コツン… コツン…

('A`)「っ……!」

( ^ω^)「っ……!」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:00:21.49 ID:VpgJFfvz0
('A`)「(足音の数からして……)」

コツン… コツン… コツン… コツン… コツン…
 コツン… コツン…
    コツン… コツン… コツン…

('A`)「(多い……恐らく三人~六人)」

('A`)「(内藤兵長……!)」

( ^ω^)「…………」ジャキッ

('A`)「(よし、戦闘体制は整っているな)」

('A`)「内藤兵長、できることなら戦闘は避けたい。やり過ごすぞ」ボソボソ

( ^ω^) コクリ

('A`)「(頼む、来るな……!)」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:02:18.53 ID:VpgJFfvz0
(兵1 -_-)「この辺りで声がしたんだ」

(兵2 -_-)「こんな所でか?」

(兵3 -_-)「いくら愚鈍な西日本軍と言えど、まさか地下からは来るまい」

(兵1 -_-)「確かにそうだが……」

('A`)「(行け! 戻れ! 来るな!)」

(兵2 -_-)「この辺りまで見回れば十分だろ。さぁ、持ち場に戻ろうぜ?」

('A`)「(…………)」

(兵1 -_-)「…………」


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:03:53.53 ID:VpgJFfvz0
(兵1 -_-)「……そうだな」

('A`)「よし……」

『ザーザー……こちザー…隊ザ……戦況はこーザ勢ザー……』

('A`)「っ……!」

( ^ω^)「っ……!」

(兵1 -_-)「!?」

(兵2 -_-)「!?」

(兵3 -_-)「!?」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:05:05.77 ID:VpgJFfvz0
('A`) バッ

('A`)「(通信機……!?)」

('A`)「(内藤兵長!)」

(  ω )

('A`)「(切り……忘れたのか……)」

(兵1 -_-)「今、何か……」

(兵2 -_-)「あぁ、俺も聞こえた……」

(兵3 -_-)「誰か……いるのか?」

('A`)「(くっ……やむおえない!)」

('A`)「内藤兵長、敵兵が増える前に叩くぞ!」ボソボソ

( ^ω^)「り、り、了解です!」ボソボソ

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:07:15.14 ID:VpgJFfvz0
(兵1 -_-)「ど、どうする……」

(兵2 -_-)「どうするったって……」

(兵3 -_-)「…………」

(兵3 -_-)「ここは既に包囲されている! 武装解除し、大人しく投降すれば命まではとらん!」

シーン

(兵3 -_-)「三分間待ってやろう! もし投降しないようなら……」

('A`)「(ハッタリだ、地上の兵力が足りていない東日本軍に包囲なんてできるわけがない)」

('A`)「内藤兵長、準備はいいな?」ボソボソ

( ^ω^)「はい」ボソボソ

('A`)「とりあえず私が囮になり注意を引く、その隙に敵を殲滅してくれ」ボソボソ

( ^ω^)「毒男伍長、囮なら私が!」ボソボソ

('A`)「馬鹿やろう、ちゃんと人の話聞いてたのか? お前は命をかける意味を知るために生きないといけないんだよ。それに、囮なら経験豊富な私の方がいい。死ぬつもりはないぞ?」ボソボソ

( ^ω^)「……了解」ボソボソ

('A`)「じゃあ、カウント3で俺が突っ込む。後は頼む」ボソボソ

( ^ω^)「はい!」ボソボソ

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:09:16.42 ID:VpgJFfvz0
('A`)「(とは言ったものの、正直ヤバいな。さっきから心臓が凄まじく脈打ってやがる……)」

('A`)「(多分、しぬだろうな……)」

('A`)「(…………)」

('A`)「(…………)」

('A`)「(はぁ……これも運命って事で諦めるか、前途未来ある若者は守らんとな)」

('A`)「(…………)」

('A`)「(そろそろ行くか……)」


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:10:34.93 ID:VpgJFfvz0
('A`)「内藤兵長、カウントだ」ボソボソ

( ^ω^) コクリ

('A`)「3、2、わ……」ボソボソ

ドグォーン!!!!!

('A`)「!?」

('A`)「(爆発音!? 後ろから!?)」

('A`) バッ

('A`)「(朝日上等兵……!)」

('A`) バッ ジャキッ

('A`)「内藤兵長! 今だ!」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:11:44.76 ID:VpgJFfvz0
背後からの爆発音は、朝日上等兵の最後の支援だった。

二人と別れた朝日上等兵は、地雷を踏んだ右足の重心を変えないよう気をつけ、精神を集中した。
目は瞑らなかった、バランスが崩れるからだ。
何時までこの状態を続けることができるかは分からなかったが、爆発音で敵に二人の存在を察知されるわけにはいかない。
滴る汗を拭うこともせず、彼は不動の意に徹した。

それからどれくらいの時間が過ぎただろうか、超集中状態である朝日上等兵にもはや時間の感覚はなかった。
しかし、超集中状態の中で彼は、前方から聞こえる足音と、敵兵と思われる男の叫ぶように放たれた「三分待つ」という言葉を聞き逃さなかった。

静かに思考を巡らせた。
二人は敵に遭遇。
銃声などの激しい音が聞こえないことから、まだ戦闘は始まっていない。
存在は悟られたが、まだ居場所はバレていない。
足音から推測するに、敵は複数。
これらを瞬時に解決し、彼は三分を数え始めた。

そして、二分四十五秒を過ぎた辺りで、右足を離した。

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:13:53.40 ID:VpgJFfvz0
結果として、朝日上等兵の身体を犠牲にした好支援は、敵殲滅に多大な貢献を挙げた。

朝日上等兵の意志を瞬時に汲み取った毒男伍長は、すぐさま飛び出し敵を銃撃した。
突然の爆発音に動揺した敵兵を狙い撃つことは、軍の射撃訓練よりも簡単なことだった。
サプレッサによって圧された乾いた声が、敵兵の二人を貫き奪う。
はっとしたように最後の一人が銃を構えるも、既に毒男伍長は物陰に隠れていた。

そこに悲劇が訪れる。
毒男伍長の言葉に反応しきれなかった内藤兵長が、一拍遅れて表に現れたのだ。
気づいた毒男伍長は声を張り上げたが、内藤兵長はもう止まれなかった。
敵の銃も飾りではない、即座にエイミングされ、そして、内藤兵長は血飛沫を上げ倒れる。
即座に敵を打ち抜き、内藤兵長に寄り添った。

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:16:18.36 ID:VpgJFfvz0
('A`)「内藤兵長! しっかりしろ、内藤兵長!」

( ^ω^)「毒男伍長ハァ……敵はハァ……」

('A`)「安心しろ、倒した! お前のおかげだ!」

( ^ω^)「そうハァ……ですかハァ……よかっゴホッゴホッ……」

('A`)「(血が黒い……)」

('A`)「しっかりしろ! 今止血する!」

ガシッ

( ^ω^) フルフル

('A`)「内藤兵長! その手を離せ!」

( ^ω^)「すみませんハァ……毒男伍長ハァ……どうやら私はハァ……ここでお別れのハァ……ようですハァ……」

('A`)「ふざけるな! まだ見つけていないだろう! 命をかける意味を!」

( ^ω^)「命ハァ……かけるハァ……意味ハァ……」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:18:27.83 ID:VpgJFfvz0
その瞬間、ほんの一瞬だけ内藤兵長の意識は別の世界へ吸い込まれた。
その世界は、至る所に過去や未来の映像が映し出されており、内藤兵長はその空間の中央に浮いていた。
不思議と、先程までの痛みはなくなっていた。

ふと、彼が視線を横にやると、そこには今は無き父の姿が見えた。
昔、少年内藤が駄々をこねてセスナに乗せてもらった時の映像だった。
後部の座席から見える父親の後ろ姿は、今でも忘れられない。
思えば、この姿がきっかけでパイロットに憧れを抱いたのかもしれない。

今度は逆側を振り向いた。
そこには子供が背を丸め、薄い本を片手に、必死に体を揺らしている。
一瞬何をしているか分からなかったが、見覚えのある衣服に気がつき、死にたくなるほどあうあうした。
それは、思春期の少年内藤が初めて春画を手にした日だった。
不意に動かなくなった少年内藤は、遥か充実感の彼方に到達していることだろう。
この後に聞こえる足音に気づくことができていれば、更なる高みに到達できたであろうことは過ぎた後悔だろう。

身体をむくりと起こし、下を見下げた。
そこには、美しい黒髪の少女と、青年となった内藤がいた。
四畳半という小部屋の中に小さく敷かれた布団の中から、ちょこんと出した二人の顔は、幸福を擬人化したと言っても差し支えない程に輝いている。
すきま風は酷く湯も出ない、トイレ風呂なし当たり前、洗濯はいつも川でしていた。
思えばこのときの日々が、人生で最も苦しい毎日であった。しかし、人生で最も生きていた日々であった。
少女は、彼を睨み優しく微笑む。

内藤兵長は目をつぶった。
瞼の裏は、不思議と明るい。
彼を呼ぶ声がした。
そして内藤は、命をかける意味を見つけた。

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:21:55.96 ID:VpgJFfvz0
( ^ω^)「毒男伍長ハァ……見えハァ……ましたハァ……意味ハァ」

( ^ω^)「俺はハァ……セスナでハァ……ツンとハァ……子供もゴホッゴホッ……」

( ^ω^)「俺はハァ…………未来ハァ………………ぉ…………………………」

('A`)

('A`)

('A`)


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:22:52.56 ID:VpgJFfvz0
ヒタ… ヒタ…

('A`)「…………」

ヒタ… ヒタ…


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:23:56.30 ID:VpgJFfvz0
ヒタ… ヒタ…

('A`)「…………」

ヒタ… ヒタ…


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:24:43.57 ID:VpgJFfvz0
ヒタ… ヒタ…

('A`)「…………」

ヒタ… ヒタ…


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:26:00.37 ID:VpgJFfvz0
毒男伍長は元来とても慎重……悪く言えば臆病な情心で、その性格故に大怪我や戦死となることはなかったが、しかしキャリアに対して伍長という地位に留まっていた。

彼の過去は至って平坦で、朝日上等兵や内藤兵長のように起伏に満ちた人生とは言い難かった。
下層民という立場であったが、最低限の生活は送れており、むしろ下層民の中ではかなり裕福な方だっただろう。
栄えた街の一角にて、両の親と三人慎ましく生活していた。

しかし、その裕福な暮らしを妬んでか、彼は周りから嫌がらせを受ける。
その嫌がらせは、置いてきた二人の境遇と比べれば較することすらはばかられる程度であったが、毒男には耐えられぬ行為で、それを契機に物怖じする心を生む事となる。

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:27:45.49 ID:VpgJFfvz0
軍に入隊しようと思ったのはその性格を矯正しようと思ったからだ。
勿論彼の両親は反対した。死ぬかもしれない戦場に息子を送りたくないというのは、人の親なら誰しもが思うことだろう。
戦場の危険性、息子への愛情、そして現状での満足感。両親はあの手この手で毒男を説得したが、それは実ることはなかった。

軍に属するようになった毒男は、気質こそ変わったものの、元来持ち合わせていた臆病は治らなかった。
戦場では死の恐怖を必死に押し殺し、部下ができれば気丈に振る舞う。
無理をしているのだ。

そんな毒男伍長は、部下二人の最後を見て、心の中に新しい光を見いだした。

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:29:36.90 ID:VpgJFfvz0
('A`)「(朝日上等兵は、自分のミスを補う為に自身を犠牲にした……)」

('A`)「(しかも、俺達を守る為に活路を拓いてくれた)」

('A`)「(内藤兵長には命をかけるべきものの為に命を落とした……)」

('A`)「(本当は生きて帰って、愛する者を抱きしめたかった筈だ)」

('A`)「2人とも、生きたかったんだ……」

('A`)「この戦を終わらせて、守るべきもののために、平和な世を踏みしめたかったんだ……!」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:30:34.26 ID:VpgJFfvz0
光が見えた。
二つの命を背負い、ついに毒男伍長は地下を切り抜けたのだ。
この階段を登れば、目と鼻の先に中央政府が在るはずだ。そこを占拠、ないし破壊すれば敵は退くしかないだろう。
彼は駆け上がった。
長く薄暗い地下にいた為か、外光が目に辛く当たる。しかし気にはならない。
早く、早く終戦を迎えたいのだ。
二人の望んだ時代を迎えるために。
もうすぐ地上だ。

七段。

五段。

三段。

そして、最後の一段を登りきってしまった先には――



毒男伍長は、油断したことを2人に詫びた。

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:32:29.50 ID:VpgJFfvz0
毒男伍長が登りきった先に居たのは、出口に狙いを定めた数人の敵兵達であった。

迂闊、余りに迂闊。
本来最も警戒するべき敵の懐で、毒男伍長はそれを怠ったのだ。
少し前までの彼ならそんなミスは有り得なかった。それは臆病を治そうとした故の隙であったが、きっかけを作った二人を責めることはできない。死んでいないことを生きるとは言わないからだ。
彼は生きたのだ。
たったの十数分ではあったが、自分の心害を払拭し、新しい人生を歩めたのだ。

後悔はない。
ただ、二人の願いを叶える事ができなかったのが心残りだった。

まだ撃たれてはいない。
驚き唖然としているわけにはいかない。
動かなければ。
自分の身のことを考えても、はもはや遅いだろう。
ならば、せめて一太刀だけでも。
懐に忍ばせた手榴弾を素早く掴み、ピンを抜こうとした。
しかし、敵の鉛弾の方が早かった。
毒男伍長は手にした手榴弾を滑り落とし、崩れ落ちた。

こうして、毒男伍長の人生は幕を閉じた。

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:33:51.13 ID:VpgJFfvz0
首都東京を巡る西東の戦いは、東日本の防衛という形で幕を閉じた。
しかし、完全敗北するとされていた西日本軍は、戦いの後も消散することはなかった。



東日本軍は、何故西日本軍の最終決戦を読み切り、しかし僅か千二百という伏兵しか残さなかったのだろうか。


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:34:57.20 ID:VpgJFfvz0
それは、東日本軍を支援している数カ国の敵勢力による密告が原因であった。

西日本軍側に付こうとしていたその敵勢力は、植民地をしようとしているということと、多額の負債を背負わせようとしているという目論見を見抜かれ、断り続けられていた。
そこで敵勢力は“支援を受けざるおえない状況”を作ろうとした。それが首都東京侵略であり千二百の伏兵であった。
東日本軍に全滅されては困る。だから首都東京侵略を教えた。
西日本軍に全滅されては困る。だから進軍兵力を少なめに教え、伏兵を千二百にさせた。
結果として、東日本軍は防衛に成功し、西日本軍は撤退しながらも生き延びた。
全ては、敵勢力の思うがままであった。

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:36:00.81 ID:VpgJFfvz0
日本はまだ、西東に二分されている。
平等を勝ち取るという戦いから、代理戦争という不毛な争いにかたちを代えて。
戦争は、終わらない。





('A`)1,000㎞の進行のようです fin


100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:40:43.36 ID:VpgJFfvz0
読んでいただいた方、ありがとうございました

せっかく代理でスレを立てていただいたので、オマケでもちっと別の短編にお付き合いを

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:41:55.51 ID:VpgJFfvz0
昔々あるところに、お爺さん( ФωФ)とお婆さん从'ー'从が棲んでいました。

お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。

お婆さんが川で洗濯をしていると、なんと川上から大きな……





( ^ω^)は鬼退治に行けるかどうか分からないようです

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:42:41.06 ID:VpgJFfvz0
【第一話】

昔々あるところに、お爺さん( ФωФ)とお婆さん从'ー'从が棲んでいました。

お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。

お婆さんが川で洗濯をしていると、なんと川上から大きな桃が流れてくるではありませんか。

お婆さんは咄嗟に桃に飛びつきました。

从'ー'从「キャッチだとうっ!」

お婆さんは桃と一緒に流れていきました。

めでたしめでたし

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:43:36.27 ID:VpgJFfvz0
【第二話】

昔々あるところに、お爺さん( ФωФ)とお婆さん从'ー'从が棲んでいました。

お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。

お婆さんが川で洗濯をしていると、なんと川上から大きな桃が流れてくるではありませんか。

お婆さんは咄嗟に桃に飛びつきました。

从'ー'从「キャッチだとうっ!」

桃 シュッ!

桃「残像だ」

ドッパーン!

お婆さんはそのまま流れていきました。

めでたしめでたし

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:44:43.30 ID:VpgJFfvz0
【第三話】

昔々あるところに、お爺さん( ФωФ)とお婆さん从'ー'从が棲んでいました。

お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。

お婆さんが川で洗濯をしていると、なんと川上から大きな桃が流れてくるではありませんか。

お婆さんは咄嗟に桃に飛びつこうとしましたが、今までの経験を踏まえ飛びつきませんでした。

めでたしめでたし


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:46:23.60 ID:VpgJFfvz0
【第四話】

昔々大きなところに、大きな桃とお大きな桃が棲んでいました。

めでたしめでたし


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:48:07.37 ID:VpgJFfvz0
【第五話】

昔々あるところに、お爺さん( ФωФ)とお婆さん从'ー'从が棲んでいました。

お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。

お婆さんが川で洗濯をしていると、なんと川上から大きな桃が流れてくるではありませんか。

お婆さんは咄嗟に飛びつこうとしましたが、今までの経験を踏まえ飛びつきませんでした。

しかし、桃を捕らえねば話が進まないので、やむなく洗濯用物干し竿で取ろうとしましたがやはり無理でした。

めでたしめでたし

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:49:51.05 ID:VpgJFfvz0
【第六話】

昔々あるところに、お爺さん( ФωФ)とお婆さん从'ー'从が棲んでいました。

お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ桃を取りにに行きました。

お婆さんが川で洗濯をしているふりをしていると、なんと川上から大きな桃が流れてくるではありませんか。

お婆さんは慌てず、事前に用意していたタモで桃を絡め取りました。


116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:51:29.92 ID:VpgJFfvz0
お婆さんはようやくとれた桃に大喜びし、家に帰りました。

从'ー'从「お爺さんやお爺さんや、大きな桃を……」

渡辺は絶句した。
帰路についた彼女を待っていたのは

血。血。血。

血の獄と化した我が家であった。
とてもこの世のものとは思えない光景にようやく顔をしかめた彼女は、ハッと我に返り最愛の人を捜した。

从'ー'从「あ、アナタ……アナタッ……!」


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:52:32.04 ID:VpgJFfvz0
辺り一面が血塗られた部屋の中心、そこに彼は居た。
“居る”ではなく“居た”のだ。
その瞬間、彼女は認めてしまった。

ただの肉塊となった彼に彼女は詰め寄り、抱きかかえる。
そして、生前の彼を取り逃がすまいと力強く抱きしめ、シトシトと泣いた。


……
………

どれくらいの時間が経っただろうか、辺りはすっかり暗くなり、壊されたであろう天井からは月明かりが漏れていた。

フッと顔を上げた彼女は、月明かりが照らす壁に何かが書き連ねられていることに気がついた。

“桃返せ by鬼ヶ島の鬼”

从 ー 从「私の……せい……? 私が桃なんて持って帰ったから……」

その夜、獣のような咆哮が辺りを包んだ。

めでたしめでたし

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:54:02.49 ID:VpgJFfvz0
【第七話】

お婆さんはようやくとれた桃に大喜びし、家に帰りました。

从'ー'从「お爺さんやお爺さんや、大きな桃がとれましたでや~」

( ФωФ)「おぉお婆さんや、ようやくワシの出番であるか」

从'ー'从「出番? 何のことですかえ~?」

( ФωФ)「まぁ細かいことはええであるじゃ、さっそく桃を……ムムムッ! これはまっこと大きな桃であるじゃ。なかなか骨が折れそうであるじゃ……」

从'ー'从「お爺さんや、頑張って下せぇ~」



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:55:08.83 ID:VpgJFfvz0
( ФωФ)「ウム……では」

( ФωФ)

( ФωФ)

( ФωФ) ユラリ…

(#ФωФ)「キエェイ!」



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:56:42.24 ID:VpgJFfvz0
    人
   / \
  /   \
 (     )
  \_人_/
 <_/\_>

      スパーン
   /∥\
  / ∥ \
 (  ∥  )
  \_∥_/
 <_/\_>

お爺さんの脱力の姿勢から放たれた居合いは見事に桃を真っ二つにしました。

( ゚∥ω゚)「げ、解せぬ」

中にいたブーン(仮)も真っ二つにしました。

めでたしめでたし

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:57:39.11 ID:VpgJFfvz0
【第八話】

お婆さんはようやくとれた桃に大喜びし、家に帰りました。

そして、なんやかんやあって桃を真っ二つにしました。

( ФωФ)「またつまらぬものを斬ってしまったのであるじゃ……」

从'ー'从「新鮮なうちに食べようでや~」

二人は切った桃にかぶりつきました。
その美味しさといったら、一口食べただけで飛び跳ねてしまう程でした。

( ФωФ)「ンッマーイ!」 テーテッテテー

二人は夢中で桃を貪りました。
するとどうしたことでしょう、食べれば食べるほど、みるみると若返っていくではありませんか。
ジーザス!

一口食べれば皺が一つ消え。
一口食べれば骨が伸び。
一口食べれば声が透く。

そうして食べ終わった頃には……

从'ー'从 オギャー

精子まで若返ってしまいました。

めでたしめでたし

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 02:59:55.60 ID:VpgJFfvz0
【最終話】

なんやかんやあって桃をゲットしてハッピーウレピーなお婆さんはなんやかんやあって
お爺さんに桃を真っ二つにしてもらってなんやかんやあった二人はなんやかんや桃を食べることになり
なんやかんやあって若返ってしまいなんやかんやセックスしまくりましたが
きちんとコンドームで避妊をしたので子供は産まれませんでした。

めでたしめでたし


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 03:01:49.33 ID:VpgJFfvz0
うひょーオワタよー
読んでくれた人うひょーありがとー
また投下する機会があったらうひょーよんでくらさい!

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