mesimarja
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J( 'ー`)し「ゆうちゃん、ニート処分法案が可決されたわよ…」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:09:21.96 ID:JMlXY0RB0

ゆう「え……」

J( 'ー`)し「知らなかったの? ゆうちゃんいんたーねっとで調べ物するの得意なんでしょ?」

ゆう「う、うそだ……そんなの通りっこないって2ちゃんの人らが」

J( 'ー`)し「……」

ゆう「……う、うそだ!! 」

J( 'ー`)し「ゆうちゃん、国の決定じゃかーちゃんあんたをかばうことできないヨ」

J( 'ー`)し「ごめんね」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:13:35.85 ID:JMlXY0RB0
J( 'ー`)し「こんなことになるなら蹴っ飛ばしてでもバイトさせたらよかったね」

ゆう「……どうせこのご時世仕事なんてないよ」

J( 'ー`)し「ゆうちゃんは昔から器量がいいし優しいからきっとどんな仕事でもできたはず」

ゆう「うるさい!!」

J( 'ー`)し「こんなことになるならいい大学にいれとけばよかった……」

J( 'ー`)し「嫌だ…ゆうちゃん……死なないで……かあちゃん寂しいよ」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:17:35.30 ID:JMlXY0RB0
ゆう「でも処分っていっても……はははいったい何万人ニートがいるとおもってるんだ」

ゆう「どうせあの首相また口だけ法案だろ! 無理にきまってる」


J( 'ー`)し「……もうすぐくるわ」

ゆう「え……」

J( 'ー`)し「絶対局の人に逆らっちゃだめよ。痛い目にあっちゃうからね」

J( 'ー`)し「かーちゃんね、ほんとは事前に説明うけてるの。身内にニートがいる人は以前呼び出しをうけたのよ」

ゆう「なっ、なにをいってるかーちゃ」


ピンポーン

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:20:31.64 ID:JMlXY0RB0

ゆう「!」

J( 'ー`)し「はい、新都でございます」

ゆう「ま、まさか……」

ガチャリ

局員A「……」

局員B「ただちに連行せよ」

局員C「抵抗はするな。おとなしく我々についてこい」

ゆう「誰だ……ひとんちに勝手にはいるな! やめろ触るな!」

J( 'ー`)し「……」

局員A「それでは奥さん。引渡しは完了しましたのでここに捺印を」

J( 'ー`)し「……さよならゆうちゃん」

局員B「見送りは結構ですので」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:24:00.44 ID:JMlXY0RB0


ゆう「なにすんだ! 触るなぁ!」

局員A「このワゴン車に乗れ」

ゆう「い、いやだ……どこへ連れて行くんだ」

局員B「わかりきったことを。処分場だよ」

ゆう「処分!? 本気で言ってるのか! 法治国家だぞ!」

局員C「法治国家ゆえだ。君はいままで国民としての義務を果たしたことがあるのか」

ゆう「!」

局員A「貴様はよぉ!」ベキッ

ゆう「ぐえっ」

局員A「住民税も!年金も!クソほども払ってねぇゴミ虫だろうがァ!!」ドゴォ!

ゆう「お、ぅえええ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:27:32.95 ID:JMlXY0RB0
局員A「それはよぉ!自分から国民である権利を放棄してるってことなんだよぉーー!!!」ベキィィッ

ゆう「や、やめて……お腹蹴られたら死んじゃううう、ぶへえぇえ」

局員A「うるせぇ!ここでぶち殺したっていいんだぞ!!」

局員B「よせ、こんなクズでもここで殺すと報告書をかかされるぞ」

局員A「遅かれ早かれ死ぬんだからやっちまってもかまわねぇよ」

ゆう「……(こ、殺される……! 本気で……!?)」

局員C「乗れ」

ゆう(……死ぬ……こんなあっさり? まだ何もしてないのに)

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:31:11.88 ID:JMlXY0RB0


局員A「よし、車出すぞ」

局員B「君をこれから処分場を連れていく」

局員B「その前に他にピックアップしなければならないゴミがいるから寄り道させてもらう」

局員A「余った時間でお祈りでもしてな」

ゆう「ゴミって……」

局員C「はい、こちらA号車。4丁目6-3ですね? 通報ありがとうございます」

ゆう「通報……?」

局員B「身内からのものだ。ニートをかくまうと厳しい罰則が与えられる」

局員A「お笑いだぜ、てめぇの母親も泣きながらこどもを差し出したんだよ」

ゆう「そ、そんな!!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:35:12.49 ID:JMlXY0RB0

局員B「ただでさえニートを生み出した家庭には世間からの風当たりが強い」

局員B「君の母親は人間らしい正しい判断をしたのだ」

ゆう「か、かーちゃん……が」

局員A「言っとくがてめぇに母親を恨む権利なんてねぇぜ」

局員A「てめぇがだらだら働かねぇからこうなってんだろうがぁ!」ベキッ

ゆう「げふぅ!」

局員B「やめろ。よし次の家についたぞ。ゴミを回収してこい」

局員A「わかるか! こんなゴミ回収の惨めな仕事やらされる俺の気持ちが!!」ベキッ

ゆい「い"だいよぉやめてくだざいいい」

局員C「……やれやれだぜ」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:41:05.25 ID:JMlXY0RB0

オタク「ふひっ?」

局員A「オラァ!腐れデブニート!! てめぇ生きてて恥ずかしくねぇのかおオン?」

オタク「ぼ、ぼぼぼbく、ふひゅふう」

局員A「日本語もしゃべれねぇとは家畜かてめぇはよおおお!!」


オタ母「たかしぃいいい!!」

局員A「てめぇみたいな腐れ親がいつまでも甘やかしてるからゴミが調子づくんだよ」

局員A「責任の一端としててめぇには罰則を与える」

オタ母「え……」

局員A「てめぇみたいな無能な親からは親である権利を剥奪する」

局員A「ここにサインしろ」

オタ母「親である権利って……親権のことですか!? まだ幼い長女と次女はどうなるんです!」

局員A「お別れしてきな。このデブオタクと一緒に連れてくぜ」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:46:18.94 ID:JMlXY0RB0

オタ母「嘘よ!! そんなの横暴だわ! ありえない!!」

局員A「現場の裁量まかせなんだよ。なんせ数が多すぎるからな」

局員A「ほら、さっさとしろ。てめぇがちんたらするたびに三発デブオタクをぶちのめすからな」

オタク「ま、ママー!!」

オタ母「……」

オタク「ママ……僕……」

オタ母「……あんただけで済むとおもったのに……オタ子とオタ美まで巻き込まれて……

オタ母「あ、あんたみたいな子さえいなければ……!! 私の家族はしあわせっわえけてえうぇdfrt@wrf!!!」

オタク「ま、ままぁ……」

局員A「ったくいらいらするぜぇーてめぇらみたいな三流以下のゴミ家族のホームドラマなんて一文にもなんねぇんだよ!!」

局員A「はやくしろ! もしくは家族で仲良く首くくれや!!」

オタ母「そうします」

オタク「!?」


・・・

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:49:21.64 ID:JMlXY0RB0


・・・


局員B「戻ったか。おい、ゴミはどうした」

局員A「もう逝ったよ。仲良くな」

局員B「まさか殺したんじゃないだろうな」

局員A「しらねぇよ! 俺は粛々と仕事をしただけだ」

局員C「最低だな」

局員A「こちとら連日ゴミどものくだらねぇ愛憎劇みてイライラしてんだ」

局員A「目の前で吊ってもらうってのは結構刺激的で爽快だったぜ」

ゆう(こ……これは、なんだ! こいつらは何なんだ!)

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 05:54:45.74 ID:JMlXY0RB0

局員A「おいおい勘弁してくれよ。人数がそろわないと大目玉じゃないか」

局員B「どうせ死ぬんだ。死に場所も死に方もえらべる分、俺は感謝されてもいいくらいなのによ」

ゆう(一体どんな風に殺されるんだ……)

局員A「車をだせ。今日はこいつ一人だけ送り届ける」

局員B「そうだな……やむをえん」

局員C「ノルマ達してねぇぞ」

局員A「しょうがねぇよ、明日は別の地区いこうぜ。この辺はもう狩り尽くされちまってるよ」




65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 06:00:31.54 ID:JMlXY0RB0


ゆう(車を走らせてかれこれ一時間……どんどん開けてきたな……こんな所があったなんて)


局員B「どうしたキョロキョロして。外が物珍しいか」

ゆう「い、いえ」

局員A「家ェ? 家に帰りてぇってか?」

ゆう「ちがいます……ヒッ、ぶたないでぇ」

局員B「君はデータによるとほとんど人を関わりを持たず外にもでない内向的な人間として育ったそうだな」

ゆう「……」

局員B「俺たちと口を聞くのも嫌かな」

ゆう「……自分のことは、よ、よくわかりません」

局員B「そうだな、社会にでて人の輪にはいらないことには決して本当の自分の事なんてわからないだろう」

局員A「ひきこもりはこれだからクズなんだよ」

68 名前:>>67 はい:2012/08/22(水) 06:06:19.06 ID:JMlXY0RB0

局員B「そうだな、君はペットだ」

局員B「小さい世界で過剰に甘やかされて育ったペットだ」

局員B「人としての成長を知らないでいつまでも甘えた顔つきをしたヒトもどきだ!」

ゆう「……」

局員B「ゆえに俺はそんな堕落した生物に同情などしない。君宛の手向けの言葉すら必要ないと思っている」

局員A(そう言い聞かせないとろくに仕事もできねぇチキンだってことだろうが)

局員C「そろそろだぞ。そいつを着替えさせろ」

局員A「おっとそうだった! おいこのかばんの中の服に着替えろ」

ゆう「……これは」

局員A「早くしろ。俺の警棒はいつでも血に飢えてるぜ」

ゆう「……はい」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 06:11:45.73 ID:JMlXY0RB0


ゆう「着替えました……」

局員A「似合ってるぜ。まさにゴミ虫って感じだ」

ゆう(これじゃまるで囚人じゃないか……)

局員A「このトンネルを抜けたら処分場だ。もうすぐ俺たちともお別れだぜ良かったな」

局員A「お? どうした? 泣いてんのか? そんなに俺とさよならするのが哀しいか?」

ゆう「い、いやだ……いやだ……車をとめてくださいいいい!!」

局員A「てんめぇ……」ピキピキ

局員C「よせよ。ここまで来たのに出戻りは勘弁してくれ」

局員B「今晩のみにつきあってやる。あと五分は怒りをこらえろ」

局員A「ああ、いいぜ……手はださねぇ、その代わり、いいだろ?」

ゆう「え……」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 06:18:24.48 ID:JMlXY0RB0

局員A「可哀想な可哀想なゆうちゃん」

局員A「誰にも愛してもらえず、認めてもらえず、相手してもらえず」

局員A「いつもひとりぼっちで、パソコンと向い合って無駄な時間を過ごすだけ」

局員A「今日こそなにかしようっていきりたっても、体は動かず心は腐りきってる」

局員A「毎日みるのは学生時代のありふれた夢。あのころの友達はいまごろどこでどうしてるだろうなぁ~?」

局員A「いまごろはみんな仕事したり恋愛したり、おしゃれやスポーツに一生懸命なんじゃないかなぁ?」

局員A「みんな人生や将来を充実させるために毎日切磋琢磨して自分の心と体を育てているってのによぉ」

局員A「一方でゆうちゃんは、飯くってうんこして寝てを繰り返すだけの動物みたいな毎日の中で何か成長できたか?」

局員A「なぁ? できたのか? 頭でっかちで偏屈で精神不安定になったのは成長っていえんのか?」

局員A「……なぁ?」

ゆう「……」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 06:24:11.07 ID:JMlXY0RB0

局員A「ここ最近なにかいいことあったか?」

局員A「俺はそうだなぁ、仕事終わりに彼女とちょっと良いホテルレストランでそこそこのディナー食べて、そのあと一緒にベッド入って」

局員A「土日は友達連中とだらだら海辺でBBQしたり、ドライブしながら買い物でかけたりってそんなささやかな楽しみしかないわけよ」

局員A「ちょ~普通のつまんねぇ人生しか送れてないわけよ」

局員A「……で、おまえは?」

局員A「ばんごはんに好物のはんばーぐがでたからうれしかったです!ってか? いいねぇはんばーぐおいしいもんなぁ」

局員C「やめとけ……お前のおしゃべりは鼻につく」

局員A「おいおい待てよ、俺はゆうちゃんとお話してるんだぜ?」

ゆう「……もういいです」

局員A「は? なにが」

ゆう「もういいから殺してええええ!!」

局員A「また泣きやがったよ。気に入らないことがあったらすぐ癇癪おこして泣いて、赤ん坊かってのてめぇは」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 06:28:56.97 ID:JMlXY0RB0
局員A「いいか? おしゃべりしてあげるってことはだ」

局員A「お前のことをいまだけ人間扱いしてるってことだぞ???」

局員A「ん? 嬉しいだろ?」

局員A「Bはケチだからなぁ、お前に手向けの言葉ひとつくれないそうだ」

局員A「ひどいやつだよなぁ。だから代わりに俺がなにか考えてやろう」

局員A「うーんそうだなぁ……」


局員A「おめでとうやっと死ねるね」

局員A「どうせ地震で一瞬で死にたいとか、隕石落ちてきてほしいとか、核爆弾で町ごと吹き飛びたいとかおもってたんだろ?」

局員A「そう、これは何もかわらない、てめぇが心の底から願ってた不可抗力による死だぜ?」

局員A「……お前の人生まじおわってんな」


ゆう「……ァ、ぁ……ぅ」



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 06:34:36.32 ID:JMlXY0RB0

局員B「終わりだ。処分所に到着したぞ」

局員A「おりろゴミ」

ゆう「ぅぅ……死にたい……死にたい」

局員A「だから死ぬんだろうが。頭イってんのかニートってやつは」

ゆう「はやく……ここで殺して」

局員A「まだだ、もうちょい施設の中まで歩いてもらうぞ」


局長「来たか処分NO.18210」

ゆう「……」

局長「お前はここではそう呼ばれる。以降今の番号を呼ばれたら速やかに返事すること」

ゆう「……処分h、はやく、、はやく……」

局長「A! お前またやったのか!」

局員A「反省してま~~す」

局長「ったく、また扱いづらいゴミをよこしおって」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 06:39:19.19 ID:JMlXY0RB0

局員B「それでは引渡しは完了しましたので私達はこれで」

局長「あぁ。ご苦労。今回の仕事が終わったら飲みに行こう」

局員C「もちろんです局長」


ゆう「処分を……はやく……」フラフラ…

局長A「ばいばいゆうちゃん!くれぐれも俺のことたたるなよ!」

局長B「お前は一度お祓いでも行っとけ」



局長「さてNO.18210」

ゆう「……」

局長「……返事はどうした」

ゆう「……はぃ」

局長「声が小さいがまぁいい。ついて来い」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 06:45:20.89 ID:JMlXY0RB0

局長「どうした……あしどりが重いな」

ゆう「……」

局長「知ってると思うがこの中は処分場だ」

局長「お前たち社会のゴミを処理するための施設が整っている」

局長「そして処分は順番に行われる」

ゆう「……順番ですか」

局長「あぁ順番だ。なにも巨大ミキサーでいっぺんにかき混ぜたり、巨大レンジでまるごとチンをするわけではないからな」

ゆう「……」

局長「難しいのだよ。すくなくともこの国は発展途上国ではない」

局長「無数の手順を踏まなければ人ひとり処分できないのだ」

ゆう「順番…」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:10:26.13 ID:JMlXY0RB0

局長「お前にはこの処分場でしばらく共同生活してもらう」

ゆう「そんな……」

局長「すぐに慣れる。まぁ慣れたころには処分されるがな」

ゆう「……」

局長「部屋はD号棟の2階にある、行けばわかる」

局長「そしてちょっとこっちへ来い。いいものをやろう」

ゆう「……?」

局長「IDカードだ。この施設内を移動するにはそのカードがなくてはならない」

局長「わずかな間だが無くさないようにな」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:15:00.85 ID:JMlXY0RB0

ゆう「あの……この後は」

局長「ここはエントランスホールだ。突き当りを左に行けばエレベーターがある。Dを押せばD号棟につく」

局長「後のことはそこで教えてもらえ。お前の先輩たちがいるはずだ」

ゆう「……はい」

局長「次に会うのはお前に処分を言い渡す時になるな。良い余生を」

ゆう「……」

局長「そう睨むな、地獄であおう。私だって大罪を犯している自覚はある」

ゆう「つらいですか」

局長「この仕事を誇りに思っている、だれかが心を削ってやらねばならんことだ」

局長「すばらしい、仕事だよ」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:20:40.81 ID:JMlXY0RB0



ゆう(エレベーター……これか)

エレベーター「カードをスリットしてください」

ゆう「は、はい!」スッ

エレベーター「チッ、誰かと思えばくそったれのゴミ虫Dかよ、ふざけやがって」

ゆう「!」

エレベーター「早く乗れ、のろのろしてると扉で挟んで腕の一本二本ぶったぎるぜ」

ゆう(な、なんだこれは……)

エレベーター「うすのろがぁ……てめぇらが生きてるだけで電力の無駄なんだよぉ!」

エレベーター「エアコンも電灯もてめぇらには必要ねぇ。暗闇の中でひからびろや」



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:25:01.32 ID:JMlXY0RB0


エレベーター「ほら、さっさと降りろ。消えろD号棟のゴミ」

ゆう(ついた……)

青年「お、来たか」

ゆう「あ、あの……エレベーターが…」

青年「職員の茶目っ気だ。アレ乗る相手によって態度かわるんだ」

ゆう「カードで……?」

青年「それで全部認識されてる。無くすなよ」

青年「それと、ようこそD号棟へ。歓迎するぜ」

ゆう「はい、ここって……処分場ですよね?」

青年「まぁついて来いよ。ぐるっと一周しよう」



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:30:35.37 ID:JMlXY0RB0


青年「ここ、洗濯室。あっちがキッチン、この隣が遊戯場」

青年「こっちが風呂場で、トイレはここな」

ゆう「え?」

青年「共同生活って聞かされてきただろ?」

青年「だいたいのものは揃ってる。ゲームとパソコンはないけどな」

ゆう「あの……ここって」

青年「びっくりしたか? もっと殺伐としてると思った?」

ゆう「はい……映画で見るようななにもない刑務所みたいな感じかと」

青年「お菓子もあるぜ」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:37:10.70 ID:JMlXY0RB0

ゆう「一体なぜ……」

青年「D号棟はいわば待機所だな。」

ゆう「待機所……?」

青年「エントランスホールで会ったおっさんが処分には時間がかかるって言ってただろ」

ゆう「言ってましたね」

青年「ここにはA~Dまでの建物があってそれぞれが違う役割をもってる」

青年「A号棟は医療の発展に貢献」

青年「B号棟は軍事の発展に貢献」

青年「C号棟は生物学の進展に貢献」

ゆう「どういうことですか」

青年「勘が悪いな、つまりこの施設は誰の目もとどかないいい実験場ってことだ」

ゆう「え……」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:41:16.61 ID:JMlXY0RB0

青年「ちなみに俺達のいるD号棟はA~Cへの振り分け待ち」

ゆう「振り分けられるんですか?」

青年「ここでの生活は全部モニタリングされてる。風呂から排泄まで全部な」

青年「そっからだしたデータでA~Cどこが適所か決めるんだろうよ」

青年「どうせなら俺は人間爆弾にでもなりたいね。マウスと一緒に毒入りチーズを食うのは嫌だぜ」

ゆう「そ、そんなことさせられるんですか!」

青年「ものの例えな」

青年「でも、それで済んだら御の字って考えといたほうがいいかもな」

青年「だって俺達はここにいる時点でもう」

青年「人間じゃないから」

ゆう「……そんな、さっくり処分してくれるとおもって……たのに」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:47:38.90 ID:JMlXY0RB0

青年「気にすんな! ここにいる間は少なくとも危険はない」

青年「お互い余生を楽しもうぜ!」

ゆう「どうしてそんな風に気楽にかまえていられるんですか!」

青年「……あー、それは、悪い俺空気よめなくて」

ゆう「もうすぐ死ぬよりむごいことさせられるかもしれないんですよ!」

ゆう「生物学の進展って……なにをする気なんですか!」

青年「俺に食いかかるなよ。詳しくは知らねぇって」

ゆう「……すいません」

青年「……じゃあこの後は仕事について話すか」

ゆう「仕事……あるんですか」

青年「しょっぱい単純作業がな。まぁいままで働かなかった分、ツケがまわってきたってことか」

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 07:58:34.35 ID:JMlXY0RB0
D号棟の生活

起床      7:00
朝食      7:30
単純作業   7:40
休憩.(15分.)  9:45
昼食・.休憩 12:00
作業再開  12:30
休憩(15分 ) 14:00
作業終了  16:30
夕食     17:00
自由時間  17:30
処分審査  20:00
消灯     21:00


ゆう「普通ですね……」

青年「ニートには縁のない規則正しい生活だよ全く」


214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 08:03:40.31 ID:JMlXY0RB0

ゆう「あの、あなたはいつくらいから」

青年「あなたなんて他人行儀やめようぜ。この先ある程度一蓮托生なんだ」

青年「どうせなら先輩かアニキってよんでくれよ」

ゆう「じゃあ先輩で……」

青年「恥ずかしがってんのか。俺はお前のことなんてよんだらいいんだ」

ゆう「新都ゆうです」

青年「じゃあゆうでいいな」

青年「ゆう、ここに長く居たいなら気をしっかりもてよ」

青年「気が触れたやつは即効で振り分けられるぜ」

青年「話相手なら俺がなってやる、話すのが苦手ならビリヤードしよう」

青年「だから頼む、俺より先には逝くなよな……」

ゆう「は、はい……?」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 08:08:47.50 ID:JMlXY0RB0

キモ男「うぃーっす」

青年「……」

キモ男「それ、新入り?」

青年「ああ、俺んとこだ」

キモ男「ああ~~お前と同じ房か~、俺と一緒なら良かったのになぁ」

ゆう「……はあ」

青年「……ほっとけ」

キモ男「新入りよぉ、そいつには気をつけろ~、元ニートの風上にも置けないろくでもねぇやつだからなぁ」

青年「……いこうぜ。今日はもう消灯だ」

キモ男「新入りよぉ~~可愛い顔してるよなぁあああぺろぺろぺろぺろぺろぺろ したくなるぜ」

ゆう(こ、こいつ……)

キモ男「寂しかったらおれんトコへこいよ。いつでも相手してやるぜ」

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 08:20:19.46 ID:JMlXY0RB0

房内


ゆう「さっきの人は?」

青年「だんだん気が触れてきてる。来た当初は臆病で口の重い男だった」

青年「ここに来て本性が現れたというべきなのか」

青年「ろくでもねぇ奴だ」

ゆう「……」

青年「自分の芯のないやつは環境にすぐ影響されて性格かわっちまう」

青年「お前の周りにもいただろ」

青年「友達とつるんでると気が大きくなって普段やらないような馬鹿するやつ」

青年「普段はおとなしい顔して道に痰はく度胸もねぇのに、そん時ばっかは大声だして騒いで人に迷惑かけたりする奴」

ゆう「友達いません」

青年「そうか」

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 08:32:37.06 ID:JMlXY0RB0

青年「お前はずっと家のなかにいたのか?」

ゆう「……」

青年「不機嫌そうな顔すんなよ。別に尋問じゃねぇ」

青年「質問でもしないと俺がしゃべりっぱなしになるだろ」

青年「な?」

ゆう「……基本、家の中にいました。ネットとかゲームとか…」

青年「ゲームかー、しばらくやってねぇなドラクエとかRPG好きなんだよ俺」

ゆう「先輩もニートなんですよね、どうしてそんなに明るいんですか」

青年「そりゃニートにもいろいろいるだろ」

青年「俺は数年間外国ぶらぶらしてて帰国したら捕まっただけだ」

青年「ひでぇよな、問答無用だぜ。これから適当に働く気まんまんだったのによ」

青年「どうも2年以上税金未納だとアウトらしい」

コメント

終わり?
[2012/10/16 16:32] URL | え…? #- [ 編集 ]


人権侵害徹底糾弾
[2013/01/14 00:22] URL | 人間主義者 #YmpeaqZA [ 編集 ]


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