mesimarja
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('A`)「モンスターハンターになった」
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:12:58.28 ID:ebJR0q4sO
長老「では、気を付けるのじゃぞ!」

('A`) 「わかってるよ長老
心配だなぁただ薬草を採りに行くだけなのに」スタスタスタ




長老「はぁ、そりゃ心配じゃわい…」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:17:07.95 ID:ebJR0q4sO
長老「モンスターが食物連鎖の頂点に立つと言われている今…
モンスター達が立ち入ることのない土地でしか人間は住むことができなくなった」

長老「このブーン村もまたその一つで、ここで16年育ったドクオは安全な場所しか知らん
故にモンスターの本当の怖さを知らんのじゃ…
ううむ…やはり心配じゃ」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:26:13.44 ID:ebJR0q4sO
('A`)「あ、そういえばここらでベテランハンターと落ち合うんだった」

('A`)「どこにいるんだろう」キョロキョロ


( ^ω^)「やぁ、君かい?新米ハンターは?」

('A`)「あ、はい!ドクオです」

( ^ω^)「僕は内藤、よろしくねドクオくん」

('A`)「よろしくお願いします!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:31:06.51 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「じゃあ早速行こっか」

('A`)「あ、すいません
俺、防具とかへなちょこだし武器もないんですけど大丈夫ですか?」

( ^ω^)「大丈夫大丈夫
薬草採るのに武器はいらないだろ?」

('A`)「あ、すいません」カァァ

( ^ω^)「まあどうしても持っていきたいならいいけど、まだ持ってないでしょ?」

('A`)「は、はい」

( ^ω^)「じゃあどちらにしろ持ってけないね」

( ^ω^)「まあ薬草とか採ってるとモンスターがたかってくるけど気にしないでね」

('A`)「えっ!?」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:35:01.45 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「ははは」

( ^ω^)「大丈夫 君のことは僕がちゃんと守ってあげるから」

('A`)「え、あ…ありがとうございます!」

( ^ω^)「君はまず土地の把握と採集の仕方を覚えようね
ハンターにとって基礎であり、最も大事とも言えるからね」

('A`)「はい!」

( ^ω^)「さ、じゃあ行くよ」ガシャンガシャン

('A`)(かっこいいなぁ…俺もいつかこうなるんだ!)

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:40:43.41 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「おーいドクオくん、薬草は採れたかーい?」

('A`)「は、はい!」ブチッ ブチッ

('A`)「うわっ、くせぇ キノコだ」

( ^ω^)「どれどれー?」

( ^ω^)「ふむ…なかなか手際がいいね
素晴らしい」

('A`)「ありがとうございます!」

( ^ω^)「お?あれはまさか…」

ギャアッ ギャアッ

('A`)「ひぃっ!モンスター!」

( ^ω^)「ジャギィか…よし!」ガシャンガシャンガシャンガシャン

('A`)「内藤さん!なにを!?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:47:54.94 ID:ebJR0q4sO
ドクオ達から約30m程離れたところにそれはいた
トカゲのような出で立ちをし、3匹で群れをなしてこちらに向かって来る
ジャギィだ

ジャギィ「ギャアッギャアッ」


( ^ω^)「せぇぇぇい!」

('A`)「!」

('A`)「た、太刀!」

内藤は背中に差した長い刀を取り出した
モンスターの血を吸い切れ味を増すと言われる刀、太刀である

( ^ω^)「ふんふんふん!」ズバババッ

('A`)「は、速い!」

内藤はあっという間にジャギィ達を切り捨て、刀を鞘に納めた

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:50:58.73 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「ふぅ」

('A`)「か、かっけぇ…」

( ^ω^)「まあざっとこんなところさ
あとはコイツらの肉を…」スッ

内藤は腰巻きからナイフを取り出した

( ^ω^)「こうやって…剥ぎ取る!」ズリリリリィ

('A`)「う…」

( ^ω^)「ははは はじめは慣れないよね
でもこれをしないと狩る意味がないからね」バリバリバリ

('A`)「は、はい…」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:54:31.94 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「よいしょ、と」ベリッ

( ^ω^)「ふぅ!剥ぎ取り完了!」

('A`)「すごいっす!」

( ^ω^)「お?」

('A`)「こ、これが一流のハンターなんですね!
俺感動しました!」

( ^ω^)「ははははは
照れるなぁ まあこんな雑魚じゃお話にならないけどね」

('A`)「え!?これが雑魚って…内藤さんどんだけ強いんですか!?」

( ^ω^)「うふっ 仕方ないなぁ
長老には秘密だよ?」

('A`)「え?」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 21:57:35.64 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「僕がこんな採集だけで満足するわけないだろう?
長老は心配性だから君の警護に僕を付けたみたいだけど、君も物足りないよね」

('A`)「あ、はい…!」

( ^ω^)「だから君をベースキャンプに待たせて、ちょっとだけ狩りに行こうかと思ってたんだけどしょうがない!
ドクオくんがそんなに本物の狩りを見たいなら…」

('A`)「見たいなら…」

( ^ω^)「一緒に行こうか、本物の狩りに」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:01:31.70 ID:ebJR0q4sO
('A`)「は、はい!見てみたいです!」

( ^ω^)「ふふふ 真っ直ぐだなぁ君は」

('A`)「一体どんなモンスターを狩るんですか?」

( ^ω^)「青熊獣と呼ばれる怪物さ」

('A`)「青熊獣…」

( ^ω^)「通称アオアシラ…実は僕、アオアシラをもう3頭も狩ってるんだよねぇ」

('A`)「なんだかわかんないけどすごそうですね!
早く見てみたいです!」

( ^ω^)「まあまあ落ち着いて」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:05:03.27 ID:ebJR0q4sO
('A`)「ウキウキ!」

( ^ω^)「やっぱり新人は元気がないとねー」

('A`)「ちなみにどの辺にいるんですか?」

( ^ω^)「ん?そこの蜂蜜のある木」

('A`)「え!!?」

( ^ω^)「しーっ」

('A`)「す、すいません」

( ^ω^)「まだ来ないの
モンスターは自販機じゃないんだから、狩りたい時にすぐウロウロしてるわけじゃないんだよ
これ、覚えとくこと」

('A`)「はい」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:09:17.15 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「奴らはここの近辺を縄張りにしてるからね
僕の読み通りなら今日の夕方あたりにここに来るはず」

('A`)「じゃあそれまで…」

( ^ω^)「こうして茂みでじっと息を凝らして待つんだ…
これも最強ハンターへの一歩だよ」

('A`)「か、かっけぇ…」フルフル

( ^ω^)「ま、それまで暇だし、太刀の使い方でも教えてあげるよ
君は太刀が向いてると思うし」

('A`)「ありがとうございます!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:17:30.70 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「太刀ってのはね…」

('A`)「へぇ~」

('A`)「ほ~ん」

('A`)「ふ~む」

( ^ω^)「だいたい使い方はわかったかい?」

('A`)「はい」

( ^ω^)「よかったよかった」

('A`)「あの、使い方わかったこところでちょっと使ってみたいんですけど…ダメですか?」

( ^ω^)「ん、いいよ はい」カチャン

('A`)「うおっ 意外と重い…」

( ^ω^)「はははは そりゃあね」


ガサッ…

( ^ω^)「!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:22:34.89 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「来たかな…」

('A`)「え?」

( ^ω^)「あそこ…」

内藤の指差す先には巨大な熊がいた

('A`)「あれが…アオアシラ…!」

('A`)「ホントに熊ですね…てか毛が青い…」

( ^ω^)「そりゃそうだ
ドクオくん、太刀」

('A`)「あ、はい」カチャン

( ^ω^)「行くぞ…見てろよ」ダダダッ!

内藤は勢い良く駆け出した
ガシャンガシャンと音を鳴らす鎧
総重量10kgは下らないであろう鎧を纏いながらも、彼は迅速な動きだった

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:27:43.88 ID:ebJR0q4sO
( ^ω^)「うぉぉぉぉ!」

アオアシラ「グルルァ!」

ガキィン!

内藤の初撃はアオアシラの腕甲に弾かれた

( ^ω^)「ふ、それが狙いだったのだ
左腕が上がったな」

( ^ω^)「うぇあぁっ!」

内藤は刀を横に、峰を空を向けた

( ^ω^)「狙いは心の臓!」


内藤の太刀はアオアシラの胸にめがけて勢い良く突き出された

('A`)「あれが…突き!」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:33:09.08 ID:ebJR0q4sO
('A`)「内藤さんが最も得意とする攻撃!
太刀のリーチを最大に活かす攻撃!」


( ^ω^)「せぇぇあぁぁぁ!」

アオアシラ「グルァ!」

アオアシラの左腕は内藤の頭にめがけて振り下ろされている

アオアシラ「グルァァ!」

内藤の刀がアオアシラの胸に突き刺さった

( ^ω^)「ここでもう一突き!」

太刀はアオアシラの硬い表皮と体毛を抜け胸に刺さった
内藤はそこからさらに刺しこんだ

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:39:54.26 ID:ebJR0q4sO
ズボボボッ!


アオアシラ「ガアァァァァァ!!!」

太刀はアオアシラの胸を貫き、その刃は背から出ていた

( ^ω^)「ふぅ」ジュボッ

内藤は太刀をアオアシラの胸から抜いた

( ^ω^)「また血を吸ったな、愛刀よ」


アオアシラ「ガ…アァァ…」ドスゥゥン

('A`)「か、勝った…すげぇぇぇ!!
すげぇすげぇ!マジす―



ドゴォン!

ドクオは突如右側から強い衝撃を受け、10m先の木まで吹き飛ばされた

(; ^ω^)「!?」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:47:37.72 ID:ebJR0q4sO
(; ^ω^)「ド、ドクオくん!」

(; ^ω^)「はっ!こ、こいつは…」



大気が震えていた

それは雷光虫たちが集まっているからかもしれない
闇夜を切り裂き、まばゆい光を纏い現れた狩人
その体は雷光虫を利用し雷を纏っており、その歩みを止められる者など存在しない

『無双の狩人・ジンオウガ』


( ^ω^)「じ、ジンオウガだなんて…
ひ、ひえぇぇぇ…に、逃げろぉ!」ガシャンガシャンガシャンガシャン

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 22:53:44.62 ID:ebJR0q4sO
ジンオウガ「ガルルゥ…」シュン!


次の瞬間―内藤の体は巨大な影に覆われた

(; ^ω^)「へ?」

ダァァァン!!バチャバチャビシャャ


( ^  ω  )「」


内藤の体は一瞬で粉々になり四方に散った

ジンオウガ「グゥゥゥン…」

('A`)「ひ、ひぃぃぃぃっ!」ガチガチガチガチ


音で目を覚ましたドクオが見たものは、さっきまで悠々と狩りを楽しんでいた師匠の散らかった肉片だった

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:00:06.42 ID:ebJR0q4sO
ジンオウガ「グゥゥゥン……」ザッザッ

静かに歩み寄る無双の狩人

(;'A`)「ひ、ひぃぃっ」ガタガタガタガタ

腰を抜かし、逃げるどころか立つことさえも、ままならぬ新米狩人


ジンオウガ「グゥゥゥン…」 ザッザッ

(;'A`)「だ、誰か…助けて……誰かぁ…」ガタガタガタガタ


~~~~~~~~~~~~~~

( ^ω^)「狩りってのは道を自分で切り開いてくもんだぜ」

~~~~~~~~~~~~~~

('A`)「内藤…さん…」ドクン

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:05:58.04 ID:ebJR0q4sO
ジンオウガ「グゥゥゥ…」ザッザッ

(;'A`)「ひっ…」

(;'A`)「あ、あれは…内藤さんの太刀…!
そうだ!使い方は教えてもらったんだ!
できる!できるできるできるできる!!」

ジンオウガ「グゥゥゥ…」ザッ


('A`)「うおおおおお!」

ドクオは立ち上がった!
そして内藤の太刀のとこらまで走り、それを拾った

ジンオウガ「ガァァッ!」

(;'A`)「ううぅ!く、くくく、来るなら…来い!」ガタガタガタガタ

震えてはいながらも太刀を構えたその姿は
紛れもなく 狩人 だった

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:11:10.36 ID:ebJR0q4sO
ジンオウガ「グゥゥ…」

(;'A`)「こ、来い!」


ドクオとジンオウガのにらみ合いが始まった


ジンオウガ「ウウ…」

(;'A`)(きっと俺にはこいつの攻撃をかわせない!
だったらチャンスは一度だけ…
目を、目を狙う……!)

ジンオウガ「グゥ…」

('A`)(目に刺さればきっと…きっとこいつにもダメージがあるはずだ…!)

ジンオウガ「ググ…」

(;'A`)「来い!」

ジンオウガ「ガァァッ!!」バッ!

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:18:30.70 ID:ebJR0q4sO
(;'A`)「わぁ!き、来たぁ!!」


ジンオウガの動きはドクオの予想を遥かに上回った速度だった
ジンオウガどころか、ジャギィなどの小型モンスターの動きにすら慣れていないドクオにとって
その動きはもはや見えていなかった

故に、ドクオの攻撃は早出しだった
その攻撃の速さを目の当たりにしたドクオがとった行動
それは自己防衛だった

持つ武器をただ前に出した
見えていないから、ただ刀を前に突き出した


ズシュッ!

ジンオウガ「ガァァッ!!!」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:22:35.34 ID:ebJR0q4sO
ドクオの太刀はジンオウガの右目を抉っていた


ジンオウガ「ギィィィガァァァァ!!!」

(;'A`)「え、え!?」

無意識の攻撃で敵に痛手を負わせたことにドクオは驚きを隠せなかった


ジンオウガ「グルルアァァ!!」ダッ

だがそれでもジンオウガはドクオに向かって来た
もはやジンオウガにさっきまでの落ち着きはなかった

(;'A`)「ひぃ…や、やばい…」


「伏せな!!」


(;'A`)「へ!?」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:26:31.31 ID:ebJR0q4sO
次の瞬間、天から矢が10~15本ほど降ってきた

ジンオウガ「グウゥゥ!!」バッ

ジンオウガはそれを察すると直ぐ様後退し、矢をかわした


(;'A`)「ひぃぃぃぃっ!!」

ザクザクザクザクザクザクザク!!

大量の矢がドクオの回りに降り注いだ

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:31:18.75 ID:ebJR0q4sO
(;'A`)「あ…あぶねぇ…」

ジンオウガ「グウゥゥ…!」

ジンオウガ「ガァァァ!!」ダダッ!


(;'A`)「ひぃっ!まただぁ!誰かわかんないけど助けてー!!」


「下がって!!」

(;'A`)「は、はいぃぃ」ダダッ
ジンオウガ「ガァァァァ!!」

下がったにも関わらずジンオウガはもうドクオのすぐ目の前まで来た

(;'A`)「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」

ピュン! ドスッ!

ジンオウガ「ガァッ!」

ジンオウガの鼻先に1本の矢が刺さった

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:35:39.76 ID:ebJR0q4sO
ジンオウガ「ガァァァァ!!」

(;'A`)「い、痛がってる!」


「なにやってんの!早くその太刀で切りなさいよ!」

(;'A`)「え!?あ、はい!」

(;'A`)「うおおおおお!」

ジンオウガ「グルル…ガァァァ!!」ヒュッ!

ジンオウガはドクオの方に尾を勢いよく回してきた

(;'A`)「え?」


「バカ!しゃがん…」

(;'A`)「ま、間に合わねぇ!」

ガキィン!!

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:40:44.40 ID:ebJR0q4sO
ブンッ!

(;'A`)「ぐぁっ!!」

咄嗟に刀でガードはしたもののドクオは吹き飛ばされた

(;'A`)「がっはっ!」


「もー!なにやってんのよ!
刀は折れたし、役に立たないし!」

(;'A`)「え…刀…?
う、うわぁぁぁぁぁぁ!し、師匠の刀がぁ!」


「もうそこにジッとしていて!」

ジンオウガ「グゥゥゥン…」

ジンオウガ「ガァァァ!」ダッ!

(;'A`)「刀ぁ……」




崖の上

ξ゚⊿゚)ξ「かたなかたなってなによもう…あいつ」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 23:56:13.80 ID:ebJR0q4sO
ξ゚⊿゚)ξ「せっかくのジンオウガなのに一人じゃちょっときついなぁ…」

ξ゚⊿゚)ξ「んー!諦めるしかない!」


ジンオウガ「ガァァ!ガァァァ!」

ξ゚⊿゚)ξ「このままじゃあいつ死んじゃうし…
ヨイショっと…くっさぁ
何度やってもこの臭いは慣れないなぁ」

ξ゚⊿゚)ξ「矢にこやし玉セット完了!」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:03:59.96 ID:Mim0aiwyO
ξ゚⊿゚)ξ「いっけー!」ピュン!

(;'A`)「刀ぁ…」

ジンオウガ「ガァァァ!」

ヒュッ ドスッ!

ジンオウガ「ガァッ!」

こやし玉を付けた矢はジンオウガの肩に刺さった

(;'A`)「ん…うわっ!くせっ!」


ジンオウガ「ギャウギャウン!」

(;'A`)「くっせー!くっせ!
なんだなんだ?あいつも臭がってる…
今が逃げるチャンスかも…」

「チャンスかも…じゃなくてチャンスなの!」

('A`)「この声は…」

ξ゚⊿゚)ξ「早く!こっち!」

('A`)「矢の人…て女?」

ξ゚⊿゚)ξ「早く走りなさいよノロマ!」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:25:53.27 ID:Mim0aiwyO
('A`)「ゼーハーゼーハー」

ξ゚⊿゚)ξ「はぁはぁ…ここまで来ればもう大丈夫でしょ」

('A`)「ゼーハーゼーハー」

ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ なんでそんな弱いのに、ジンオウガの出る場所になんて行ったの?」

('A`)「い、いや知らなかったというか…」

ξ゚⊿゚)ξ「はぁ?集会浴場に貼ってあったでしょうが!
最近ジンオウガの被害が後を絶たないって!」

('A`)「はぁ…あのジンオウガてなに?」

ξ゚⊿゚)ξ「………呆れた」

ξ゚⊿゚)ξ「たまにいるのよね、あんたみたいな命知らずと言うか無鉄砲と言うか」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:29:44.40 ID:Mim0aiwyO
ξ゚⊿゚)ξ「私の同期にもいたわ
そういう奴 まあ今どうしてるかは知らないけど」

('A`)「………そうすか」

ξ゚⊿゚)ξ「ジンオウガってのはさっきの狼みたいな奴のこと
別名雷狼龍だったかしら?」

('A`)「へぇ…」

ξ゚⊿゚)ξ「……………」

ξ゚⊿゚)ξ「ところでその太刀の破片はいつまで握ってるの?
もう鍔から10cmもないじゃない」

('A`)「これは内藤師匠の形見で…」

ξ゚⊿゚)ξ「………やっぱり内藤だったのね」

('A`)「へ?」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:33:49.01 ID:Mim0aiwyO
ξ゚⊿゚)ξ「あのバカ、ついに死んだのか」

('A`#)「あ?んだとコラ!師匠バカにすんな!!」

ξ゚⊿゚)ξ「バカはあんたら師弟よ
いい?狩りにおいて一番重要なのは引き際
まずいと察したら、いち早く最善の策をとり逃げるの
なにもせず敵に背中なんて向けたら最悪よ」

('A`#)「師匠のことバカにすんじゃねぇ!!」

ξ゚⊿゚)ξ「…………」

ξ゚⊿゚)ξ「さっき言った同期のバカって…内藤のことなの」

('A`)「えっ」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:38:59.98 ID:Mim0aiwyO
ξ゚⊿゚)ξ「私はね、いつもあいつに言ってたのよ
ちゃんと閃光玉は持った?こやし玉は?罠は大丈夫?回復薬はある?その他もろもろもね」

('A`)「…………」

ξ゚⊿゚)ξ「でもあいつは俺は強いから大丈夫だ、て……」

ξ゚⊿゚)ξ「さっさと死んじゃって…
ホントバカね…」

('A`)「…………」

ξ゚⊿゚)ξ「どうせあんたもそういう奴なんだろうけど、一応言っとくわ
狩りで一番大事なのは引き際
死んだらおしまいよ」

('A`)「引き…際…」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:42:35.57 ID:Mim0aiwyO
('A`)「引き際…かぁ…」

('A`)(もしあの時…あのトカゲを倒した時俺が師匠を煽らなければ…
師匠は………)

('A`)「ん?」

ξ;⊿゚)ξ「…………」ウルッ

('A`)「あ、涙目」

ξ゚⊿゚)ξ「うるさいうるさい!
泣いてなんかない!」

('A`)「まさかあんた師匠のこと…」

ξ゚⊿゚)ξ「うるさい!」こやし玉ポーイ

('A`)「ぎゃっ!」

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:45:18.90 ID:Mim0aiwyO
ξ゚⊿゚)ξ「……………」

('A`)「ぎゃあああくせぇぇぇぇぇぇぇ」

ξ゚⊿゚)ξ「ぷっ」

('A`)「わ、笑ってやがる!ひでぇ!」

ξ゚⊿゚)ξ「あははははは」

ξ゚⊿゚)ξ「あんた内藤に似てるわね」

('A`)「え?師匠に?」

ξ゚⊿゚)ξ「決めた」

('A`)「なにを?」

ξ゚⊿゚)ξ「あんた、私と組みなさい
あんたは内藤の残した遺産みたいなもの、私があんたを一流のハンターにする」

('A`)「う、うーん…」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:50:07.18 ID:Mim0aiwyO
――村


長老「そうか…また犠牲者が…」

ξ゚⊿゚)ξ「はい、昨夜は内藤、それ以前にも私は2名の死亡を確認してます」

長老「ふむ…」

ξ゚⊿゚)ξ「長老!私にジンオウガ討伐のクエストを出してください!」

長老「ツン、お前では危険じゃ」

('A`)「じいさん、この人は好きな人をジンオウガに殺されたんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「ぶほっ!なに言ってんのよあんた!」

('A`)「そして俺も尊敬する人を殺された」

長老「うーむ」

('A`)「俺たちにジンオウガを狩らせてくれ」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:54:14.12 ID:Mim0aiwyO
長老「ツン、それにドクオ わかってるであろう
今は未曾有の危機が迫っている
その為、上位ハンターはほとんど出払っているのじゃ
はっきり言おう お前達には任せられん
それにドクオはまだハンターになりたてじゃぞ」

('A`)「でも…
ここにいる奴の何人がジンオウガとやり合って、生きて帰ってきた?」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとドクオ…!」


ざわっ ざわざわ
「なんだあいつ」「なめてっとミンチにしちまうぞぉ?」「弱い奴に限ってうるせーよなぁ」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 00:59:44.14 ID:Mim0aiwyO
長老「わかったわかった
ではこうしよう
ドクオが一人前のハンターに成ることができた時は!
その時はもう一人上位ハンターを付けて、3人でジンオウガの討伐を任せたい
よいか?」

('A`)「……わかった、やるよ」

ξ゚⊿゚)ξ「ちなみに一人前のハンターの証は…?」



長老「リオレウスの討伐じゃ」

ξ゚⊿゚)ξ「ゴクリ…」

('A`)「余裕だな」

ξ゚⊿゚)ξ「道は長そうね」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 01:03:50.57 ID:Mim0aiwyO
長老「あのジンオウガはあそこに住み着いておる
そうそう動きはせんだろう
ドクオが一人前になるまでは村の者は一切近づかないようにしておく」

('A`)「ありがとう、じいさん」

ξ゚⊿゚)ξ「恩に切ります」


('A`)「ツン、さっそく強くしてくれ」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな簡単じゃないわよ」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 01:16:18.14 ID:Mim0aiwyO
ξ゚⊿゚)ξ「まずは武器選びね」

('A`)「太刀」

ξ゚⊿゚)ξ「は?」

('A`)「師匠に俺は太刀に向いてるって言われた」

ξ゚⊿゚)ξ「うーん、イメージではドクオはボウガンかランスだなぁ
なんか真っ向から戦わない感じ…」

('A`)「やだ!師匠みたいに敵を斬りまくる!」

ξ゚⊿゚)ξ「まあいんじゃない
ただ私は太刀全然使えないからなぁ…」


( ・∀・)「やあ、お困りかな?ツン」

ξ゚⊿゚)ξ「あら、モララー帰ってたの」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 01:21:00.17 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「うん、昨日帰ってきました
はい、これお土産」

ξ゚⊿゚)ξ「わぁ シーブライト鉱石じゃないこれ」

( ・∀・)「お、初めて見る顔だね、よろしく」

('A`)「あ、ドクオです」

( ・∀・)「新人さんかな?」

('A`)「そうです」

( ・∀・)「じゃあこれあげる」


( ・∀・)つ〇⊂('A`)「あ、ども」

('A`)「なんすか?これ」

( ・∀・)「宝玉だよ ジョーくんの」

('A`)「ジョーくん?」

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 01:24:13.71 ID:Mim0aiwyO
ξ゚⊿゚)ξ「ほっ、宝玉!?イビルジョーの!?」

( ・∀・)「そう、この前狩った時にな」

ξ゚⊿゚)ξ「やっぱりモララーはすごいなぁ」

( ・∀・)「いやいやたいしたことないよ」

('A`)「????」

( ・∀・)「それで?なににお困りですかな?」

ξ゚⊿゚)ξ「あ、そう!
ドクオが太刀を使いたいって言うんだけど、初心者だから…」

( ・∀・)「任せなさい」

ξ゚⊿゚)ξ「おー!」

('A`)「話が進んでいく…」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 01:30:04.15 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「ふむふむ…ジンオウガを狩りたい…ね」

('A`)「うす」

( ・∀・)「奴はなかなか難しいね
なにせ雷の属性だからね
今出回ってる防具はほとんど雷の耐性がないものばかり
耐性のない状態で奴を怒らせ、電気を発せられると…大変なことになる」

('A`)「どんなことになるんすか?」

( ・∀・)「鎧が電気と化学反応起こして、溶けたり爆発する場合なんかがあるんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「だから奴を狩るには遠距離武器のほうがいいのよ」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 01:34:01.05 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「まあこの土地じゃ奴は無敵に近いってことだよ」

('A`)「…………」

( ・∀・)「ちなみに僕は奴に殺されかけました」

('A`)「そんなことより剣を教えてくれよ」

( ・∀・)「今のを聞いてもまだ太刀がいいかい?」

('A`)「はい」

( ・∀・)「オーケー、わかった
任せなさい ジンオウガに勝てるくらいまで強くなろう」

ξ゚⊿゚)ξ「よろしくね、モララー」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 08:16:34.02 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「そこで斬る!はい!斬る!」

('A`)「は、はい!」ズバッ

ジャギィ「ギャーーオッ!」

( ・∀・)「よぉーし、なかなかだね」

( ・∀・)「上達してるぞ~ドクオくん」

('A`)「あ、ありがとうございます!」

( ・∀・)「六花垂氷丸はどうだい?」

('A`)「かなりいい感じです!」

( ・∀・)「それはよかった
ジンオウガは氷の武器に弱いからね
そいつを使いこなせれば優位に立てる」

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 08:19:26.86 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「じゃあそろそろいいかな…」

('A`)「え?」

( ・∀・)「ブルファンゴ、覚える?」

('A`)「あ、はい!3日前に狩って肉を食べた…」

( ・∀・)「そう あれの親玉、行こうか」

('A`)「親玉…」

( ・∀・)「天下の暴れ大猪・ドスファンゴ」

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 08:22:35.63 ID:Mim0aiwyO
('A`)「ドスファンゴ…」

( ・∀・)「新米ハンターの最初の壁だよ
奴はまずその辺の雑魚と違って毛皮が硬い
しっかり剣を振らないと弾かれるよ」

('A`)「ゴクリ…」

('A`)「それとアオアシラ、どっちが強いですか?」

( ・∀・)「ん、アオアシラかな
でも慣れるまでのやりにくさはドスファンゴかな」

('A`)「やります ドスファンゴ、倒します」

( ・∀・)「いい目だ」

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 08:30:11.88 ID:Mim0aiwyO
('A`)「………」ドキドキ

( ・∀・)「そんなに堅くならなくていいよ
僕とツンがついてるからね」

ξ゚⊿゚)ξ「危なくなったら大声出してね」


( ・∀・)「お、あそこのあたりが奴の縄張りだぞ」

('A`)「いよいよか」ガシャンガシャン

( ・∀・)「お!やるねドクオくん!
鎧の音を敢えて響かせて獲物の目をこっちに向けるなんて…!
熟練のハンターでもなかなかしないよ!」

('A`)「え?師匠がやってたから…」


ドスファンゴ「ンゴォォォォ!!」

ξ゚⊿゚)ξ「……バカ」

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 08:35:03.46 ID:Mim0aiwyO
('A`)「ひ、ひぃぃ!でけぇ!」

ドクオに猛突進してきている大猪
これがドスファンゴだった
通常のブルファンゴの2~3倍はあろうその体躯の突進は、もはや戦車のようである

( ・∀・)「ドクオくん!奴から目を逸らすな!
だが直線上にはいるな!
横にかわして斬りつけろ!」

('A`)「は、はい!」

ドスファンゴ「ンゴォォォォ!!」タッタッタッ

('A`)「こ、来い!」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 08:41:13.53 ID:Mim0aiwyO
ドスファンゴ「ンゴォォォォ!!」

('A`)「…!」ヒョイ

( ・∀・)「おお!うまい!」

('A`)(見える…!)

('A`)「らあぁぁぁぁ!!」

( ・∀・)「え?」

ξ゚⊿゚)ξ「バカ!斬りつけなさいよ!」

ドクオは刀の峰を上に向け、刃先をドスファンゴに向け構えた
それは亡き師匠の必殺技・突きであった

('A`)「いっけぇぇぇぇ!!」
( ・∀・)「突きなんて当たる範囲の小さい攻撃を…素人がやるんじゃない!」

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ!」

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 13:40:16.40 ID:Mim0aiwyO
ドスファンゴ「ンゴォォォォ!!」

('A`)「うおおおおお!」


(; ・∀・)「ド、ドクオくーん!」

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ…!」


ドクオの突きがドスファンゴの牙と衝突する―

カキィン!!


('A`)「んぐぁぁっ!!」

その音と共にドクオは吹き飛ばされた


(; ・∀・)「あ…ああ……」

ヒュンヒュン ヒュンヒュン ドスッ

六花垂氷丸の片割れがモララーの目の前の地面に刺さった

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 13:51:26.73 ID:Mim0aiwyO
(; ・∀・)「僕の六花垂氷丸が…」

ξ゚⊿゚)ξ「モララー!ドクオが危ない!」

( ・∀・)「はっ!」


(;'A`)「ひぃっ!また折れたぁああぁ!」

ドスファンゴ「ンゴォォォォ!!」

ドスファンゴはドクオのすぐそこまで来ていた

( ・∀・)「伏せろドクオくん!」

('A`)「え、はい!」サッ

ドクオがしゃがんだ瞬間、ドクオの頭の上を風が吹いた
そしてそのあと多量の血がドクオに降りかかった

('A`)「うわあっ」

293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 14:05:32.62 ID:Mim0aiwyO
ドスファンゴの顔は横に斬り込まれていた

ドスファンゴ「プギィィィ!!」

( ・∀・)「よいしょ」ズバッ!ズバッズバッ!

ドスファンゴ「プ、プギィィィ!!」ブシュウウウウウ

どさっ

('A`)「はぁ…はぁ…」

( ・∀・)「ふぅ」

ξ゚⊿゚)ξ「危なかったわね」

('A`)「ご、ごめんなさい」

( ・∀・)「……………」

ξ゚⊿゚)ξ「……………」

( ・∀・)「言ったよね?
突きはやめろって」

('A`)「は、はい…」

296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 14:10:26.70 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「じゃあなんで無視したの?」

('A`)「あの…その……」

ξ゚⊿゚)ξ「内藤の真似でしょ」

('A`)「あ…はい…」

( ・∀・)「あのね 君の師匠がどれほど凄かったのか、どれほど尊敬できたのか知らないけどね
今の君の師匠は僕なんだ」

('A`)「うぅ…すみません」

( ・∀・)「君はあと少しで死んでたかもしれなかったんだ」

('A`)「はい…」

299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 14:14:35.91 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「わかったなら次から気を付けようね」

('A`)「はい…」

ξ゚⊿゚)ξ「……………」

('A`)「あの…刀…すみませんでした
一生働いてまた作ります」

( ・∀・)「ああ、いいよあんなの」

( ・∀・)「そんなことより手、見せてみな」

('A`)「え…あ、はい」

( ・∀・)「やっぱりな」

ξ゚⊿゚)ξ「すごい豆ね」

( ・∀・)「普通いくら突きでもあんな風に折れるはずがないんだ」

('A`)「?」

( ・∀・)「君とドスファンゴの突進の力が釣り合ったから折れたんだ」

301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 14:20:57.70 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「力が釣り合ったからその力の集合点であった刀が折れたんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「わかる?一瞬とは言え大木を倒すようなドスファンゴと力が釣り合ったの」

('A`)「…えっと……」

( ・∀・)「突きってのは全身の動きの連動が大事なんだ
一朝一夕でマスターできるようなことじゃない」

( ・∀・)「この手のひらの鍔に当たる部分の豆がそれを物語ってるよ」

('A`)「は、はぁ…」

467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 23:40:00.12 ID:Mim0aiwyO
( ・∀・)「きっと毎日たゆまぬ鍛錬を積んだに違いない」

('A`)「はい、師匠に習った突きをずっと練習してました」

( ・∀・)「ドクオくん君はダイヤの原石かもしれないな」

('A`)「ダイヤの…原石…」

('A`)「俺が…」ドクン…

ξ゚⊿゚)ξ「あんま調子に乗らせないでよね
こいつバカなんだから」

( ・∀・)「いやいや、僕も新米の素振りをよくしてたものだ
基礎の反復は時に恐ろしい成果を見せるものだ」

479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/20(木) 23:51:15.87 ID:Mim0aiwyO
ξ゚⊿゚)ξ「ほら、見てドクオ」コツン

そういうとツンはドスファンゴの右の牙を弓で小突いた
すると牙にヒビが入り割れた

('A`)「……!」

( ・∀・)「ドクオくん、君の突きは素晴らしいよ」

('A`)「あ、ありがとうございます!」

( ・∀・)「さ、じゃあ今日の修行はここまでにして村にでも戻ろうか」

('A`)「はい!」

503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 01:36:14.93 ID:brsZNZGqO
カポーン

ξ゚⊿゚)ξ「ふー、良い湯ねぇ」

( ・∀・)「ふぃー疲れが癒される~」

('A`)「…………」ドキドキ

( ・∀・)「どうかしたのかい?ドクオくん」

('A`)「あ、いや…混浴なんだなーって」チャポン

ξ゚⊿゚)ξ「ああ、あんた集会浴場に入るのはじめてなんだっけ」

( ・∀・)「今までも修行終わったらすぐ帰ってたからね~」

('A`)「あ、はい
突きの練習を…」

ξ゚⊿゚)ξ「あんた…意外と真面目なのね」

( ・∀・)「勤勉だな」

('A`)「はは、楽しくて」

505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 01:42:54.95 ID:brsZNZGqO
( ・∀・)「練習が楽しむのは上達への一番の近道だからね
どうやら君はハンターとして大事な要素を持っているらしい」

ξ゚⊿゚)ξ「あら、でもドクオは引き際がなってないわ
この前のドスファンゴの時も横にかわせばよかったのに」

('A`)「はぁ…すんません」

ξ゚⊿゚)ξ「……まあでも剣士ってのはそんなもんなんじゃない?
私は遠距離武器だからってのもあるし」

('A`)「あ~なるほど」


「おめぇがドクオか?」

('A`)「え?」

( ゚Д゚)「新米のくせにジンオウガとやり合って生き残ってきたらしいじゃねーか」

('A`)「あ、はい…(なんだこの人…筋肉超ムキムキだ)」

510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 01:46:59.42 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「ついでにこの集会所にいる奴らは雑魚だ、とか言い放ったそうじゃねーか」

('A`)「え、いや…そんなことは」

( ゚Д゚)「勝負しろやゴラァ!!」ザバァッ

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっ…!ギコさん!またタオル巻かないで入って…!」

( ・∀・)「……………」

( ゚Д゚)「うるせぇ、メスは黙ってろ」

('A`)(ひぃっ 下もムキムキだぁ)

('A`)「しょ、勝負って…?」


( ゚Д゚)「なぁに…簡単だ」

515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 01:51:24.89 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「相撲だ」

('A`)「はっ?」

( ゚Д゚)「おめぇが本当に強いハンターかは組み合えばわかる
おら、こいや」

( ・∀・)「ちょっとちょっとギコさん
僕の弟子をいじめてもらっちゃ困りますよ」

( ゚Д゚)「あん?モララー
おめぇがちゃんとしつけねぇから俺がやってやるんだろうが」

( ・∀・)「え?」

( ゚Д゚)「こいつにバカにされた連中の屈辱、俺が晴らしてやる」

(´・ω・`)「イェーイやっちゃって下さいギコさん!」

518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 01:58:51.16 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「おらこいやゴラァ!!」

「おっ、ギコさんの新人いびりが始まったぞ」「見物だ見物だ」「あれ…あいつって…」
「この前のジンオウガの時の…」「あいつかよ!やっちまえやっちまえ!」


('A`)「ひぃぃっ!」

ξ゚⊿゚)ξ「……………」

( ・∀・)「……………」

( ゚Д゚)「逃げんじゃねーぞ…」

('A`)「うぅ…」チラッ

ξ゚⊿゚)ξ「ゴメン、私らじゃどうにもできない…」

(;'A`)「ひぃぃぃっ」

522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 02:13:15.68 ID:brsZNZGqO
(;'A`)「ううぅ…」

(;'A`)(でもどんなに怖くても人間だ
モンスターと違って殺されるわけじゃない…)


('A`)「や、やるぞ…!」

( ゚Д゚)「お?来たな
なかなかいい目をしてんじゃねぇか」

('A`)「う、うあぁぁぁぁ!!」

( ゚Д゚)「!」


ドクオは戦った
投げられ、張り倒され吹き飛ばされた
それでもドクオは挑んだ

('A`)(ジンオウガと戦って帰ってきたのは本当だ!
ここで簡単に諦めたらそれすら嘘だと言われてしまう!)

523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 02:16:02.68 ID:brsZNZGqO
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ…あいつ…」

(; ・∀・)「すまんドクオくん…」


(´・ω・`)「ちくしょーしぶてーなあいつ」

('A`)「うおおおお!!」

( ゚Д゚)「ふん!おらぁ!ゴラァ!」

(´・ω・`)「ギコさーん!さっさとやっちゃって下さいよー!」

( ゚Д゚)「うっせー!おらぁ!」

('A`)「ぐうっ!!」どさっ

( ゚Д゚)「はぁ…はぁ…」

('A`)「ゼーハーゼーハー」

525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 02:22:44.94 ID:brsZNZGqO
('A`)「う、うおおおおお!」

( ゚Д゚)「ち、こいつ…!」

( ゚Д゚)「ゴラァ!!」

('A`)「ぐあぁっ!」

( ゚Д゚)「やるじゃねえか…」

('A`)「ぐうぅ…」

( ゚Д゚)「今までの奴はよ、俺に敵わないと知るや否や
さっさとへこたれて謝りやがってよぉ
骨のない奴ばっかりだったんだ
だがドクオ、おめぇ…なかなかの根性してんじゃねぇか」

('A`)「……へ…?」

( ゚Д゚)「今日はこれくらいで勘弁してやる
いつの時代も大物になる奴は変わり者だ
おめぇの進むと決めた道、一度決めたなら進み続けろよな」

526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 02:26:51.25 ID:brsZNZGqO
('A`)「……!」

ξ゚⊿゚)ξ「あーよかった、死ななくて!
でもまあこれで口に気を付けることを覚えたかしら?」

('A`)「自分で決めた道…」

('A`)「俺の決めた道、か」


(; ・∀・)「だ、大丈夫かい?」

('A`)「あ、はい
身体中擦り傷だらけですけど…」

ξ゚⊿゚)ξ「そりゃそうよ
裸で投げ飛ばされたりしてりゃーねぇ」

527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 02:31:36.61 ID:brsZNZGqO
(´・ω・`)「ギコさんギコさん
なんであいつ許したんですか?
みんなの屈辱は?俺もあいつに腹立ってんですけど」

( ゚Д゚)「うるせー
あいつ…俺が本気で投げなけりゃ投げられなかった」

(´・ω・`)「え?…え?」

( ゚Д゚)「なかなかのタマだぜ
奴はよ」

ガラッ

長老「皆の衆おはよう」

「「「おはようございます!」」」

長老「うむ
あ、そうそうギコくんちょっとよいかな?」

( ゚Д゚)「はい、なんですか」

長老「討伐クエストを頼む」バサッ

( ゚Д゚)「了解しました」

530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 02:34:25.09 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「ほぅ」

( ゚Д゚)「おいショボン、仕事だ」

(´・ω・`)「は、はい」


( ゚Д゚)「……………」

( ゚Д゚)「ツン、モララー、そしてドクオ
付いてこい 超一流のハンターってのを見せてやる」

('A`)「!」

(; ・∀・)「え、あ…はい」

ξ゚⊿゚)ξ「了解です」


('A`)「何を…狩るんですか?」

( ゚Д゚)「リオレウスだ」

('A`)「!!」

534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 02:46:51.58 ID:brsZNZGqO
(; ・∀・)「げ、原則はクエストは4人パーティーですが…」

ξ゚⊿゚)ξ「確かに」

( ゚Д゚)「いいだろ ドクオは頭数に入れてないからな」

('A`)「え…」

( ゚Д゚)「当たり前だ
リオレウス相手でおめぇになにができる?」

(;'A`)「う…
で、でも俺は早くリオレウスを倒さなきゃならないんだ!」

( ゚Д゚)「あん?」

('A`)「じ、ジンオウガを倒すために…」

( ゚Д゚)「……………」

( ゚Д゚)「く、くく…くくははははははは!!!」

('A`)「!?」

538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 02:51:21.59 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「いいぜドクオ
おもしれぇ どっちが先にリオレウスを狩れるか勝負だ」

('A`)「えっ?」

ξ゚⊿゚)ξ「え」

(; ・∀・)「えええええええええ!?」

(´・ω・`)「ぷ」

( ゚Д゚)「いやか?」

('A`)「ゴクリ…」

('A`)「やります…狩ります!」

( ゚Д゚)「ふっ」

610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 10:30:24.70 ID:brsZNZGqO
('A`)「あ、でも武器ないや…」

( ゚Д゚)「ははは!それでどうやって狩るつもりだ!」

('A`)「く…」

( ゚Д゚)「おいモララー、武器貸してやれ」

( ・∀・)「は、はい」

(; ・∀・)(また折られたらやだなぁ)

('A`)「すいません、ありがとうございます」

( ・∀・)「リオレウスを狩るなら龍の属性のものがいいね


( ・∀・)「今、断牙刀を持ってこさせるからちょっと待っててね」

('A`)「はい!ありがとうございます!」

( ゚Д゚)「相変わらずの武器マニアじゃねーか」

(; ・∀・)「ど、どうも」

617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 10:41:46.26 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「だいぶいい武器借りたじゃねーか」

('A`)「あ、はい」

( ゚Д゚)「おめぇにそれ使いこなせんのか?」

('A`)「はい…多分」

( ゚Д゚)「多分じゃねぇぞゴラァ!」

('A`)「ひっ!?」ビクッ

( ゚Д゚)「その武器を使いこなせる自信がねーならそれを持つんじゃねぇ!!」

('A`)「え、え…?す、すいません」

(´・ω・`)「まあまあギコさん……ププ」

619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 10:50:46.49 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「俺はな、コイツを作ってから今まで一度も武器を変えたことはねぇ!
なぜなら武器に失礼だからだ!
素材となったモンスターに失礼だからだ!」

('A`)「…!!」

ギコの背中に構えているそれは、異様な存在感を放っていた
自らの体躯を遥かに上回る巨大な剣
刃の幅は体格の優れているギコの倍はあるとさえ見える

大剣――
最も多くモンスターを狩ったと言われる武器である
その攻撃力は計り知れなく、一振りで大型モンスターの頭を砕くことすら可能である
だがその破壊力を出す為には並大抵の筋力では事足りない

故に最も単純かつ最強の武器
それが大剣である

628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 11:55:41.21 ID:brsZNZGqO
('A`)「か、かっこいい…」

( ゚Д゚)「あん?大剣に興味あんのか?」

('A`)「い、いや…」

(´・ω・`)「お前じゃ無理だよ貧弱野郎」

('A`)「うっ…」

ξ゚⊿゚)ξ「まあいいじゃないドクオ
あんたには必殺技があるでしょ」

('A`)「そ、そうだ…俺には師匠直伝の必殺技が…!」

( ・∀・)「……ドクオくん、届いたよ 断牙刀」

('A`)「うおっ!なんだこれかっけぇ!」

ξ゚⊿゚)ξ「こいつなんでもかっこいいって言うんじゃない?」

( ・∀・)「確かに氷丸の時も言ってた」

629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 11:59:30.82 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「俺たちは準備に戻る
もう30分したらまたここに来いや」

ξ゚⊿゚)ξ「了解です」

( ・∀・)「わかりました」

('A`)「え…(早くこの太刀使いてー)」



ξ゚⊿゚)ξ「ふー、やっぱりあの人苦手だわ私」

('A`)「なんかそんな悪い人じゃない気がするけど…」

ξ゚⊿゚)ξ「悪い人ではないわ
でも場の空気が変わるというかなんというか…
ねぇ、モララー?」

( ・∀・)「……………」

ξ゚⊿゚)ξ「モララー?」

( ・∀・)「あ、ゴメン
ぼーっとしてた」

633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 12:14:52.42 ID:brsZNZGqO
ξ゚⊿゚)ξ「そういえば私あの人と狩りにいくの初めてだわ」

('A`)「へー」

ξ゚⊿゚)ξ「モララーはたしかあったわよね?」

( ・∀・)「う、うん」

ξ゚⊿゚)ξ「なんかあなた変じゃない?さっきから」

(; ・∀・)「僕、あの人と狩り行ったことあるけど、ホント危なっかしいんだよあの人」

(; ・∀・)「周りに人がいてもブンブン大剣振り回すし
大タル爆弾抱えて、モンスターに自爆テロしに行ったりするし」

ξ゚⊿゚)ξ「えー…」

636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 12:21:09.42 ID:brsZNZGqO
( ・∀・)「ま、それでもあの人を慕う人が多いのは、きっと圧倒的な強さに惹かれてるんだろうね」

( ・∀・)「ドクオくん、勝負にならないと思うよ」

('A`)「え?」

( ・∀・)「あの人リオレウスなんてホント一瞬で狩るから」

('A`)「え?」

ξ゚⊿゚)ξ「リオレウスを一瞬てホントに!?」

( ・∀・)「前夫婦狩りに行った時あの人一人でリオレウス倒してた
他の僕ら3人がレイアを倒したのと同じ時間でね」

ξ゚⊿゚)ξ「すご…」

639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 12:27:17.28 ID:brsZNZGqO
('A`)「望むところだ」

ξ゚⊿゚)ξ「お!言うじゃない」

( ・∀・)「とりあえずギルド最強の一角の狩りを見て勉強しよう
ドクオくん」

('A`)「いや、勝ちたいですモララー師匠!」

( ・∀・)「でもさすがにあの人は…」

ξ゚⊿゚)ξ「あーあ内藤なら任せろって言ったろうにね」

(; ・∀・)「うぐぐ…」

ξ゚⊿゚)ξ「リオレウスを狩る手解きもしないなんて上位ハンター失格ね」

( ・∀・)「わかりましたよ!やります!
ドクオくん!ギコさんよりも先に狩ろう!」

('A`)「うす!」

640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 12:30:53.85 ID:brsZNZGqO
―30分後


('A`)「まだかなぁ」ウズウズ

( ・∀・)「あの人遅刻は当たり前だから」

ξ゚⊿゚)ξ「…………」イライラ


(´・ω・`)「おいお前ら」

('A`)「さっきの憎たらしい奴!」

(´・ω・`)「あ?ぶち殺すぞ」

('A`)「う…」

( ・∀・)「どうしたんだ?ショボン」

(´・ω・`)「ギコさんが、今の厠で戦ってるからもうちょっと待ってろだって」

('A`)「厠でモンスター?」

(´・ω・`)「うん、ある意味モンスターだな」

641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 12:35:05.34 ID:brsZNZGqO
( ・∀・)「あの人にも弱いところがあるんだな」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとレディーの前よ」

(´・ω・`)「ああ、すまん」

('A`)「早く早く…」

(´・ω・`)「先に言っとくとリオレウス狩るのは俺だから」

('A`)「え?だってお前はあのギコって人と仲間…」

(´・ω・`)「バカ野郎
パーティー内で誰が狩るか賭けてるに決まってんだろ」

ξ゚⊿゚)ξ「パーティーで協力するって気はないのね…」

(´・ω・`)「毎回のことさ」

645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 12:48:25.22 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「出発だ!!」

(´・ω・`)「おーす!」

('A`)「うす」

( ・∀・)「はい」

ξ゚⊿゚)ξ「行きましょう」


5人のパーティーは村を出て、リオレウスの現れるという渓流へ向かった

( ゚Д゚)「…………」ザッザッザッザッ

(´・ω・`)「おいドクオ、お前防具と武器のレベルの違いが酷いな」

('A`)「う、うるせー(ち、ダル絡みすんなよ)」

(´・ω・`)「あん?うるせーだと?
ぶち殺すぞ」

('A`)「す、すません」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとケンカしないでよ」

659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 13:18:10.06 ID:brsZNZGqO
ヒュー

( ゚Д゚)「ん?」

(´・ω・`)「あ!あれリオレウスじゃないすか!?」

( ・∀・)「さすがは空の王者だ
空から僕たち侵入者を見張ってるわけか」

('A`)「………」ドクン

ξ゚⊿゚)ξ「8時の方角ね」ジャキン


ギコ ( ゚Д゚)
36歳
武器 大剣
ショボン (´・ω・`)
23歳
武器 ハンマー
モララー ( ・∀・)
28歳
武器 太刀
ツン ξ゚⊿゚)ξ
19歳
武器 弓
ドクオ ('A`)
16歳
武器 太刀

664 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 13:37:43.73 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「よし3手に別れよう」

(´・ω・`)「うす」

('A`)「え?え?」

( ・∀・)「まさか…」

ξ゚⊿゚)ξ「ショボンとギコさんと私たちってことですか?」

( ゚Д゚)「そうだ」

ξ゚⊿゚)ξ「わかりました」

('A`)「なめられてる?」ヒソ

( ・∀・)「なめられてるわけじゃないよ
ギコさんの得意とする戦法だ
できるだけ分散して囲む
そして袋叩きにする、作戦もなにもないごり押し戦法だ」

666 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 13:42:33.44 ID:brsZNZGqO
( ・∀・)「でもこっちが3人てのはちょっとなめられてるかもね」

ξ゚⊿゚)ξ「見せつけてやるわ」

('A`)「おう!」


ヒュー

('A`)「ん?」

('A`)「え…」

('A`)「え?」

なんと空を迂回していたリオレウスは、ドクオの方に向かってきた

('A`)「えええぇ!?」

(;´・ω・`)「な…」

(; ・∀・)「空からの攻撃は対処がきつい!」

ξ゚⊿゚)ξ「くっ…!」ギリギリ…ピュン!

ツンはリオレウスにめがけて矢を放った

669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 13:51:54.28 ID:brsZNZGqO
ヒュー ヒュン

リオレウスはツンの矢をかわし、更に加速した

ξ゚⊿゚)ξ「く…止められない!」


( ゚Д゚)「ショボン!」

(´・ω・`)「うす!」


( ゚Д゚)「ゴラァ!!」バッ

ギコはドクオの前に飛び出すと、空から急降下してくるリオレウスを一瞥し、大剣を構えた


(; ・∀・)「ま、まさか…」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな…無茶です!」

ヒュー

リオレウス「ギィィアアアア!!」

( ゚Д゚)「おおおおおおお!ゴラァ!!」

673 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 13:59:49.82 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「ゴラァ!!」

ガキィン!

ギコの大剣とリオレウスの足の爪が空中衝突した
その音は渓流全体に響いた
そしてリオレウスの地面に降りたった風圧で、木々は揺れドクオのは吹き飛ばされた

('A`)「うわぁっ!!」

(; ・∀・)「あ、相変わらずなんて無茶苦茶な…」


リオレウス「ギィィアアアア!!」バサッ

( ゚Д゚)「ふーっ」

リオレウスはギコの大剣とぶつかりあった瞬間、後ろに飛ぶようにした地面に降りた

そして尾を蹴られた
リオレウスが後ろを振り返った瞬間、

(´・ω・`)「どっこいしょ!!」

ドギィン!!

708 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 16:44:41.87 ID:brsZNZGqO
リオレウス「ギィヤァッ!」

リオレウスの頭部にショボンのハンマーが叩き込まれた
リオレウスは鼻と口から血を出し、その場に倒れこんだ

('A`)「え…は、はやー!」

(´・ω・`)「俺の勝ちですね」

( ゚Д゚)「今のは緊急事態だったろゴラァ!」

( ・∀・)「さすがだ…チームプレーもきったりできてる」

ξ゚⊿゚)ξ「なるほど…
チームプレーができずに競争してるんじゃなくて、チームプレーができて余裕があるからこその、誰が狩るかの競争なのね」

728 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 18:17:25.22 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「止めだ」

ギコが剣を振るおうとした瞬間、

リオレウス「ギィィアアアア!!」

リオレウスは立ち上がりドクオの方へ真っ直ぐ突進した

('A`)「え?」

(;'A`)「うわぁぁぁぁぁぁ!」

( ゚Д゚)「野郎…なぜドクオを狙う…!」ダッ

(;'A`)「や、やるなら今しかない…!」

('A`)「閃光玉!」シュッ

ピカー!

( ゚Д゚)「な…なんであいつ閃光玉なんてものを持って…」

( ・∀・)(僕があげたのさ)

736 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 18:49:08.69 ID:brsZNZGqO
~~~~~~~~~~~~~~

( ・∀・)「ギコさんより早く狩るには、彼にリオレウスに近づかせないことだね」

('A`)「はい」

( ・∀・)「でもそんなのは無理
あの人はどんなモンスターにでも普通に突っ込むから」

( ・∀・)「だからコレを使う」

('A`)「?」

( ・∀・)「閃光玉さ」

('A`)「聞いたことあります」

ξ゚⊿゚)ξ「強い光を発する玉ね」

( ・∀・)「それを使うとリオレウスは目が見えなくなって暴れだす
そこを狙うんだ」

742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 19:03:54.13 ID:brsZNZGqO
('A`)「でもそんなことしたら俺も近寄れないですよ」

( ・∀・)「大丈夫だ、僕らがリオレウスの気を引き付ける
その間に君の必殺技で奴の頭を貫け!!」

('A`)「ゴクリ…」


~~~~~~~~~~~~~~
( ・∀・)「ツン、やるよ」

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオのお膳立てね」

( ゚Д゚)「くそ!この野郎!
リオレウスが暴れ回っちまうじゃねーかゴラァ!」

(´・ω・`)「なんつー奴だ」

('A`)「なんとでも言え!俺は師匠の仇をとるんだ!
その為に…リオレウスを狩る!」

743 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 19:08:53.96 ID:brsZNZGqO
リオレウス「ギィアアアア!!」

リオレウスは体を縦横無尽に振り動かし暴れまわる
羽を羽ばたかせ、尾を振り回し、顔を振る

( ゚Д゚)「!」

( ゚Д゚)「くそっ ばか野郎が
ドクオがいるから、ブレスは吐かせないように早めに終わらせようとしたのによぉ…」

( ゚Д゚)「敵さんエンジン暖まっちまったみてぇだぞゴラァ!」

リオレウス「ギィィアアアア!!」ボボボボボッ!

リオレウスは無数の火炎の球を吐き出した

753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 19:42:47.78 ID:brsZNZGqO
(;'A`)「え、わああああ!!」

ドォン ドォン ドォン ドォン

(; ゚Д゚)「ば、ばか野郎!」

ボォン!

ドクオに当たる寸前のブレスをギコが大剣でガードした

(;'A`)「ひぃっ!すみませ…」

(# ゚Д゚)「ボサッとしてんじゃねぇ!次が来るぞ!」

(;'A`)「は、はい!」

リオレウス「ギィィィィアァ!!」ボボボボボッ!

再び無数の火炎のブレスが放たれた

756 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 19:49:26.00 ID:brsZNZGqO
それは全員その場に留まっていては命中する程の数だった

(; ・∀・)「みんな臥せて!!」

(;'A`)「ひぃぃぃぃっ!」

(# ゚Д゚)「ドクオ!てめえ死にてぇーのかゴラァ!!
さっさと臥せろ!!」

(;'A`)「は、はいぃぃぃ」

ドォン ドォン ドォン ドォン

ドォン!

(; ゚Д゚)「ぐわぁっ!」ゴロゴロ

(;'A`)「!」

(;´・ω・`)「ギコさん!」

(; ・∀・)「!」

(; ・∀・)「ショボン!振り向くな!」

(´・ω・`)「はっ!しまっ…」

ドォン!

761 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 19:54:47.57 ID:brsZNZGqO
(;´・ω・`)「ぐあぁぁぁぁあちぃー!!」

(;´・ω・`)「え?」

ボォン!

(;´・ω・`)「ぎゃあああああ!!」


(; ・∀・)「ま、まずい!」

(; ・∀・)「ツン!早くレウスをなんとか…」

ξ;゚⊿゚)ξ「ご、ごめん!かわすので精一杯だったわ!」

リオレウス「ギィィアアアア!!」ボボボボボッ!

(; ・∀・)「くそっ!なんなんだこいつ!
いつまで吐くつもりだ!」

ξ;゚⊿゚)ξ「まずい!飛んだわ!」

(# ゚Д゚)「ゲホゲホ
くそ!これじゃさらに防戦一方じゃねぇーかよゴラァ!」

768 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 20:07:13.24 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「おい弓士!空はお前しか射程圏はいねーんだ!
早く奴を墜とせ!」

ξ゚⊿゚)ξ「わかってます!」

ξ゚⊿゚)ξ「ふ!」ピュンピュン!


リオレウス「ギィィアアアア!!」ボボボッ!

リオレウスは上からブレスを入いた
そのブレスは矢を一瞬て燃やしてしまった

ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そんな…!」

( ゚Д゚)「さっさと当てろ!ブーメランでも投げるろってか?ゴラァ!」

ξ;゚⊿゚)ξ「わ、わかってます!
ギコさんブレスが来てます!」

820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 22:28:27.55 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「うるせーぞゴラァ!」
ズバァン!

ギコは空から降ってきたブレスを大剣で切り裂いた

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっ!あつっ!火花散ってますって!」

( ゚Д゚)「熱くねぇ」

(# ゚Д゚)「気合いだゴラァ!」

ξ;゚⊿゚)ξ「もうこの人は…」

( ゚Д゚)「くそぉ…どうすりゃいいんだ
閃光玉に警戒してるからか、かなり高い位置にいやがるから光りも届かねーしな…」

(;'A`)「すいません、俺のせいで…」

( ゚Д゚)「ああ、ホントにそうだな」

822 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 22:32:56.58 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「だがリオレウスなんかよりショボンが危ねぇ
さっさと手当てしろ」

(;'A`)「は、はい!」


( ・∀・)「ショボンはとりあえずもう大丈夫だ」

(´ーω・`)「いてて」

(;'A`)「ホントすいません…」

(´・ω・`)「まじ殺してぇお前」

(;'A`)「………すいません」

( ・∀・)「さてどうするか
このままじゃじり貧だぞドクオくん」

('A`)「ど、どうしよう
でもギコさんなら熟練っぽいし、なんか策とかないんですか?」

( ゚Д゚)「ねぇよ」

826 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 22:37:50.80 ID:brsZNZGqO
('A`)「え?即答?」

( ゚Д゚)「ばか野郎
あんな空高く飛んでる相手にどうやって攻撃すんだよ」

(;'A`)「え、じゃあリオレウスって最強じゃないすか」

( ゚Д゚)「当たりめぇーだろ
空の王者なめんな
いいか?俺たちはたかが人間だ
それがあんな怪物共に勝つには不意打ちか人海戦術しかねーんだよ」

( ゚Д゚)「俺たちはあいつらに真っ向勝負じゃ勝てねぇんだ」

('A`)「そ、そうなのか…」

831 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 22:42:21.65 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「特にリオレウスは空中でホバリングするのが得意だからな
他の龍よりかなり長い時間飛んでいられる」

('A`)「……………」

( ・∀・)「打つ手なし、ですね」

( ゚Д゚)「だが、あるよな
一つだけ」

(; ・∀・)「あ、あれははっきり言ってかなり危険ですよ?」

('A`)「あ、あるんですか!?やります!やらせてください!」

( ゚Д゚)「言うじゃねーか」

( ゚Д゚)「じゃあやってもらおうか」

(; ・∀・)「ああ…」

( ゚Д゚)「奴らの巣にぶっこむぞ」

838 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 22:46:49.59 ID:brsZNZGqO
('A`)「巣…?」

( ・∀・)「リオレウスリオレウアは卵を育ててる巣があるんだ
ちょうどあの辺かな」

モララーは少し離れた崖の方を指差した

('A`)「あそこに…」

( ゚Д゚)「連中のまわばりだ
そこを荒らす そうすると激怒したリオ夫婦がこっちに来てくれるってわけだ
卵に気を遣ってかブレスをあまりはかないし、離れたら卵を危なくなるから今みたいに空へ逃げもしない」

('A`)「なるほど…」

842 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 22:52:08.73 ID:brsZNZGqO
(; ・∀・)「ドクオくん
君を守ってあげづらいから、君は安全な場所にいたほうがいいよ」

( ゚Д゚)「よく言うじゃねぇかゴラァ
いつも金魚の糞して良い素材だけ持ってくおめぇがよ」

(;; ・∀・)「え!?あ…その…それは……」

ξ゚⊿゚)ξ「あら…」

('A`)「え?」

(;; ・∀・)「と、とりあえず行こう!
ドクオくん!いいんだね!」

('A`)「俺は迷惑かけたしやるしかないんで」

( ゚Д゚)「ふん せいぜい足引っ張るなよ」

(´・ω・`)「お、俺も…」

( ゚Д゚)「おめぇはもう怪我で足手まといだ
キャンプに戻ってろ」

849 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 22:56:15.35 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「俺としたことがドクオに説明してる時に、長いから口が回らなくなってたみたいだぜ…」

('A`)「え?なんか言いました?」

ξ゚⊿゚)ξ「口下手ですね」

( ゚Д゚)「黙れゴラァ」




―――崖

('A`)「この先が…巣…」

( ・∀・)「リオレイアもまだ戻ってないみたいだね」

( ゚Д゚)「ドクオ、おめぇのやることは一つ
リオレウスを殺せ 俺もそれを目的にする
いいか?こっからはモンスターとの命の取り合いだ
しっかり気ぃ張れよ」

854 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:06:48.19 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「他ふたりはサポートしろよな」

ξ゚⊿゚)ξ「は、はい」

( ・∀・)「わかりました」

( ゚Д゚)「ここまで来たらもう狩るしかねぇ
今更退くなんてできねぇからな」

('A`)「狩りましょう、みんなで」

ξ゚⊿゚)ξ「あら、言うじゃない」

( ・∀・)「かっこいいね」

( ゚Д゚)「その意気をリオレウスの前で見せてみろ」

( ゚Д゚)「行くぞゴラァ!」

('A`)「おお!!」

856 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:11:55.83 ID:brsZNZGqO
('A`)「えいえい!」ズバズバ

( ・∀・)「ドクオくん、奴に気付かれる為には音だよ
ホラ、これ」

('A`)「爆弾?」

( ・∀・)「音爆弾、大タル爆弾だ
大タルを音爆弾の衝撃で爆破させて音の反響を何倍にもするんだ」

( ゚Д゚)「おい、モララー、組み立てキット出せ
Gタルだ Gタルを用意しろ」

(; ・∀・)「え!?Gタルはドクオくんがいるし使わないんじゃなかったんですか?」

( ゚Д゚)「万全を期す」

863 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:16:07.11 ID:brsZNZGqO
( ・∀・)「準備は整いましたね
じゃあ…」

( ゚Д゚)「音行け」

('A`)「えい!」


ドガァァァン!!!キィィィィィン!!

(((;'A`)))「うわわ!」

( ゚Д゚)「相変わらず嫌な音だぜ」

( ゚Д゚)「お、来た来た」

( ・∀・)「効果抜群ですね」

リオレウス「ギィィアアアア!!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「まずはジャブ行きますね」ピュンピュンピュン!

リオレウスへ矢が放たれた

871 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:21:40.47 ID:brsZNZGqO
そこからリオレウスが巣に着陸するまではあっという間だった

リオレウス「ギィィアアアア!!!」ドドドド

( ゚Д゚)「ドクオ、こっち突進してきたぞゴラァ!」

(;'A`)「ひぃ、は…はい!」

( ゚Д゚)「二手に別れる!
ツンとモララーのサポートを信じて斬りまくれ!」

(;'A`)「………」ダッ

(; ゚Д゚)「あん!?おめぇなにを!?」


ドクオは
飛び込んだ リオレウスの懐に
飛び込むのは比較的簡単にいった
なぜならツンが曲射で、リオレウスの気を上に引いてたからだ

880 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:27:39.90 ID:brsZNZGqO
リオレウス「!」

リオレウスが気付いた
だがドクオはもうすでに構えていた
刃先は天を仰ぎ、刀身は大地に真っ直ぐ直角になっていた

リオレウス「ギィアアッ!!」

リオレウスは尾を振り回し羽を羽ばたかせた
だがドクオには当たらない
ドクオのいるそこがリオレウスの目の死角なのだ
距離感どころか、どこにいるかもわからないものに当てることは困難極まりない

ドクオはゆっくり一呼吸置いた


('A`)「おおおおおお!!!」

その刀は“空”を貫いた

890 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:33:27.98 ID:brsZNZGqO
リオレウス「ギィィィィガァァァ!!!」

王者は哭いた その慟哭は辺りを巻き込み、きっと空にまで響いた


(; ゚Д゚)「や、やりやがった…」

(;'A`)「はぁ…はぁ…」

( ・∀・)「ドクオくん!太刀をリオレウスの体から抜いて!
固まって抜けなくなる!」

('A`)「あ、はい!ういしょ!」ズボッ

リオレウス「ギィアアアァァァ!!!!」

('A`)「苦しんでる…」

( ・∀・)「その太刀の刃にはジエンモーランの肉、龍属性がすりこまれてるんだ
それは毒となりリオレウスの体力を奪っていくんだ」

895 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:38:22.39 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「おい、ボケッとしてんな
さっさと止めさせ さっきみたいになるぞ」

('A`)「は、はい!」


リオレウス「ギィアアアアア!!ギィアアアアア!!」

('A`)「こいつ…俺らが縄張り荒らしたから襲ってきたんですよね」

( ・∀・)「え、うん」

('A`)「俺たちがモンスターを狩る理由は色々あるけど
その中の一つに危害をくわえられたから、ってのがありますよね」

('A`)「でもそれはモンスターと一緒ですよね
こいつらも縄張りにさえ俺たちが入ってこなければ…」

( ゚Д゚)「…………」

ズバァン!!

リオレウス「ギャアン!!」

リオレウス「」

899 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:43:07.22 ID:brsZNZGqO
( ゚Д゚)「ごちゃごちゃうるせぇぞゴラァ
それが『狩り』なんだよ」

( ゚Д゚)「よっこらしょ」スッ ザクッ ジョキン

ギコはナイフを取り出しリオレウスの剥ぎ取りを始めた

ξ゚⊿゚)ξ「誰でもぶつかる壁よドクオ」

('A`)「………………」

( ・∀・)「僕も新米のころそれには悩んだよ
でもそうしないと生きていけない
この世では『生』こそが正義だからね」

('A`)「…………………」

('A`)「俺も…剥ぎ取りしていいすか」

( ゚Д゚)「おう、紅玉はおめぇにやるよ」

902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:46:51.62 ID:brsZNZGqO
('A`)「………」サクサク

ξ゚⊿゚)ξ「それ剥ぎ取れてないわよ」

('A`)「はい」グググ…

( ゚Д゚)「慣れてねぇな
大型モンスターは肉質が硬いから、慣れねぇから力の加減がわからねぇんだろ」

('A`)「あ、はい」

( ゚Д゚)「ほらよ」

('A`)「え…」

( ゚Д゚)「紅玉だ」

('A`)「あ、ありがとうございます」

( ゚Д゚)「……………」

( ゚Д゚)「よくやったぞ、ドクオ」

( ゚Д゚)「おめぇはなかなか危なっかしいがもうこれで…
一流のハンターだ」

904 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:50:50.17 ID:brsZNZGqO
――村


長老「まさか…本当なのか?
ドクオがリオレウスを!?」

( ゚Д゚)「ああ」

('A`)「う、うす」

( ・∀・)「みんな見てました」

長老「むむ…わかった
ドクオ、お前を一流のハンターとして認めよう
そして…隻眼のジンオウガ討伐のクエストを受けてもらう」


('A`)「ジンオウガ…」ドクン

( ・∀・)「おお!!」

ξ゚⊿゚)ξ「よかったわね」

('A`)「うう…うおぉぉぉぉぉぉ!!!」

910 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/21(金) 23:55:30.03 ID:brsZNZGqO
長老「ドクオ、喜ぶのはまだ早いぞい」

('A`)「え?」

長老「お前にとっては嬉しいか悲しいかわからんが、あのジンオウガはまだ生きておる
オマケに気性が荒くなり、その区域への出入り禁止を命じたおかげで、以前ほどの被害は出ていないものの、未だに被害者が後を絶たないのじゃ」

('A`)「まだ被害者が…」

長老「まるでなにかを…いや、誰かを探しているようだと
出会ったハンターは言っておった」

('A`)「…………」ゴクリ

916 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:00:21.88 ID:bOk9OQycO
長老「奴はお前を探しておる」

('A`)「………………」

( ・∀・)「そんなことになってたんですか
山籠りで修行だったから知らなかった…」

ξ゚⊿゚)ξ「あの時のジンオウガ…なかなかサイズも大きかったしねぇ」


長老「今の話を踏まえてもう一度問おう、ドクオ」

('A`)「………………」

長老「隻眼のジンオウガの討伐を受けてくれるか?」

('A`)「じいさん、俺の為にこいつをとっておいてくれたんだろ?
答えは言う必要すらないね
狩るよ ジンオウガ」

921 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:08:23.66 ID:bOk9OQycO
ξ*゚⊿゚*)ξ「…っ」ドキ

( ・∀・)「パーティーはどうする?ドクオくん
やっぱりこの黄金メンバー?」

('A`)「太刀二人かぁ」

(; ・∀・)「え」

(; ・∀・)「あ、言ってなかったけど僕剣ならオールラウンダーなんだ~」

('A`)「と、いうかツンさんと二人で行ってきます」

ξ*゚⊿゚*)ξ「え!?あ、え!?」

(; ・∀・)「え…」

('A`)「この人と俺の私怨なので」

('A`)「ツンさん、いいですよね?」

ξ*゚⊿゚*)ξ「あ、ああああ、わかってるわよ!
内藤の仇ね!」

927 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:20:47.72 ID:bOk9OQycO
('A`)「明日の朝から行きましょう」


ツン家


ξ゚⊿゚)ξ「ふー 私ったらドクオなんかに…」

ξ゚⊿゚)ξ「でもはっきり言って行って欲しくないよ…
内藤…ドクオまであんたみたいになったら今度こそ私……」


~~~~~~~~~~~~~~
( ^ω^)「ツンはきっといつまでたっても結婚できないお」

ξ゚⊿゚)ξ「は、はぁ!?なに言ってんよ!」

( ^ω^)「まあそしたら僕が貰ってやるお
おっおっおっww」

ξ゚⊿゚)ξ「やめてよね!きもいのよ!その語尾に~おってつけるの!鳥肌たつわ!」

~~~~~~~~~~~~~~

ξ゚⊿゚)ξ「…………」

930 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:23:58.07 ID:bOk9OQycO
ξ゚⊿゚)ξ「内藤…あんたならきっとドクオと共に狩りに行くわよね…」



――明朝

('A`)「おはようございます」

ξ゚⊿゚)ξ「おはよう」

ξ゚⊿゚)ξ「いよいよね ジンオウガ」

('A`)「はい」

ξ゚⊿゚)ξ「行くわよ、ドクオ」

('A`)「ツンさんは危ないんで後ろに下がって下さいね」

ξ*゚⊿゚*)ξ「な…!なななな!」

('A`)「だってガンナーって防御弱いってモララーさんが―」

ξ*゚⊿゚*)ξ「そ、そうね!」

933 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:28:25.47 ID:bOk9OQycO
ξ゚⊿゚)ξ「そういえば結局武器はどうしたの?」

('A`)「モララーさんに借りました
六花垂氷丸、今度こそ折らないようにしないと…」

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ、立派になったわね…」

('A`)「え?」

ξ゚⊿゚)ξ「見違えるほどだわ
これがあのバカのおかげだと思うと、ちょっとだけ嬉しいかな」

('A`)「みんなのおかげですよ
ツンさんもモララーさんもギコさんもショボンも長老も…そして師匠…
みんなのおかげで俺、ここまで成長できたんです!
あとはまあ…」

ξ゚⊿゚)ξ「!」


ジンオウガ「グゥゥゥン…」ザッ

('A`)「コイツのおかげですね」

937 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:31:38.35 ID:bOk9OQycO
ξ゚⊿゚)ξ「隻眼…こいつが…」

('A`)「よう 元気してたか?」

ジンオウガ「グゥゥゥ……」ザッ

('A`)「片目には慣れたか?
絶好調か?」

ジンオウガ「グゥゥゥン……」ザッ

('A`)「そうか、じゃあ…師匠の仇、とらせてもらうぜ!!」ダッ

ジンオウガ「ガァァァ!!」バッ

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ!」ジャキン

946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:37:59.40 ID:bOk9OQycO
ドクオは駆け出した ジンオウガとの距離、約20m
だがこれはジンオウガにとっては一歩で届く距離である
だからこそ駆け出した 相手が届く距離に入ったなら、もう攻めるしかない


ジンオウガは跳んだ
その跳躍の着地点はドクオが動く前の位置にジャスト
前足で踏み潰そうとしたのだ


('A`)「飛び越えられた!?」バッ

ジンオウガ「ガルアァッ!」

ドクオはすぐさま振り返った
ジンオウガはこちらを見ていた


ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ!尻尾よ!」

('A`)「な…」


ヒュン

951 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:42:01.77 ID:bOk9OQycO
バチィン!

('A`)「ぐわぁ!」

初手はジンオウガがとった
左から来た尾をドクオはかわすことができず、そのまま吹き飛ばされた

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ!」ギリギリ ピュンピュンピュン!


ズドドッ

ジンオウガ「ギャウン!」

ツンはジンオウガの右足へ3本矢を射った

ジンオウガ「グゥゥゥン……ガァッ!!」バッ

ジンオウガはツンのいるところへ跳んだ


('A`)「あ…ツンさぁん!」

ξ゚⊿゚)ξ「え…嘘…かわせな…」

954 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:47:00.28 ID:bOk9OQycO
('A`)「はっ!ツンさん!左に避けろぉ!!」

ξ゚⊿゚)ξ「え?うん!」コロン

ジンオウガ「ガァァァァ!!」

ドォォォォン!!

ξ゚⊿゚)ξ「かわせた…」

('A`)「奴は右目が見えてない!
だから右目側は死角なんだ!」タッタッタッ


ジンオウガ「グゥゥゥ…オオオオオオオ!!」

('A`)「こっちだよ」

ジンオウガ「グゥゥ…」

ジンオウガの死角、右目側の右の後ろ足の近くにドクオはいた
('A`)「さっきはやってくれたな!
うおぉぉぉぉぉぉ!!」

958 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:53:08.90 ID:bOk9OQycO
刀の峰を空に向け―
刀を水平に―
刃先を敵の急所に向け―
左手が前に右手を奥に―
左の肘より右の肘を高く―
右肩を引き――
全身を刀とイメージし――

突く――――――――!



('A`)「うおぉぉぉぉぉぉ!!」

ズシュッ!!

ジンオウガ「ガ、ガァァァァッ!!!」

ドクオの突きはジンオウガの右の後ろ足の膝関節を貫いた

961 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 00:59:18.71 ID:bOk9OQycO
('A`)「よし!ツンさんの矢が前には刺さってて、後ろ足は刺した!
もう右半身はボロボロだ!」

ξ*゚⊿゚*)ξ「ど、ドクオ…!」

('A`)「ん?」

ジンオウガ「ガアァァァァァ!!グルルアァァァ!!!」バリバリバリ…

('A`)「え?」

ξ゚⊿゚)ξ「!」

ξ゚⊿゚)ξ「さがって!ドクオ!」

('A`)「な―

ジンオウガ「ギャオォォォォォォォン!!!」バチバチバチィ!!

('A`)「ぐぐぐ、ぐぁあっあっ!!!」

964 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 01:04:15.17 ID:bOk9OQycO
('A`)「ぐあっ!」どさっ

ジンオウガ「グゥゥゥン…」ザッ ザッ

ξ゚⊿゚)ξ「右の足を引きずるように歩いてる…」

('A`)「ぐ…まだまだ…」

ξ゚⊿゚)ξ「だめよ!ドクオ!
今のあいつは電気を纏ってる
まともに近づけない!」

ξ゚⊿゚)ξ「でもあの足なら動けない!私が―

('A`)「!」

ジンオウガは跳んだ
そして回転した その尾はツンを襲った

ξ゚⊿゚)ξ「きゃあっ!!」

バチィン!! ドゴォン!

ツンは20m以上離れた木にぶつかり、そこで倒れた

('A`)「つ、ツンさん…」

967 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 01:08:30.20 ID:bOk9OQycO
('A`)「く、くそ…」

ドクオは電気をもろに浴びほとんど動けなく、立ち上がることすらままならない

たいすりジンオウガ覚醒することによって、膝を壊された右の後ろ足は動かないが
矢が刺さっているだけ前足はまた動かせるようになっていた


ジンオウガ「グゥゥゥン…」ザッ ザッ

('A`)「く、動け…動けぇ!」ググ

ドクオは立ち上がった

972 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 01:12:55.09 ID:bOk9OQycO
('A`)「はぁ…はぁ…」

ジンオウガ「グゥゥゥン…」

ジンオウガ「ガァァァァ!!」

ジンオウガはドクオの目の前に来ると立ち上がった
そのまま足を振り下ろしドクオを潰す気だ

('A`)「くそ…くそー!」

ヒュン!

ズシュッ!

('A`)「え?」ヒュン

ドクオが諦めかけた瞬間、ドクオの右頬を矢がかすめた
そしてそれと同時にジンオウガが鳴いた

ジンオウガ「ギィャアアッ!!」パァン…

('A`)「纏ってた電気が消えた…?」

ξ´⊿゚)ξ「い、行け…ドクオ…」

978 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 01:17:50.14 ID:bOk9OQycO
('A`)「つ、ツンさん…!うおぉぉぉぉぉぉ!」

ドクオは最後の力を振り絞って前に出た
もはやジンオウガとはドクオが殴れる距離ほどに近づいていた

('A`)「突く…!心臓を!」

ドクオは太刀を構えた
重症を負いながらも、その構えの速度は今まで一だった

だが、

ジンオウガ「ガァァァ!」

パシン!

('A`)「あ!」

ジンオウガは左の前足で太刀を弾いた

981 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 01:22:15.23 ID:bOk9OQycO
そしてジンオウガは噛みつこうとドクオの首元に口を持っていった

('A`)「…く!」ガシッ

それをドクオはなんとか右腕で、脇にジンオウガの首を抱えこんでかわす

ジンオウガ「ガァァァァ!!」

その状態で頭を振ってドクオを振り払おうとするジンオウガ

('A`)「離すか…!
だけどどうしたら…もう刀は…
はっ!師匠!師匠の形見が…!
これも…これも刀だ!」

986 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 01:26:40.24 ID:bOk9OQycO
('A`)「うおぉぉぉぉぉぉ!!」

グジュッ!!

ジンオウガ「ガアアアアアアア!!グルァァァァ!!」バタバタ

ドクオはジンオウガの左目を折れた内藤の太刀で刺したのだ


(;'A`)「へへ 片方だけ見えてても意味ないだろ」

ジンオウガ「グルァァァァ!!」バタバタ

(;'A`)「す、すげぇ暴れてる…!」

(;'A`)「うわぁっ!」ポーン


ドクオは投げ出された

(;'A`)「はぁ…はぁ…」

990 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 01:31:40.65 ID:bOk9OQycO
ジンオウガ「ガアアアアアアア!!」

('A`)「……………」


ジンオウガはそのまま小一時間暴れた
だが暴れるといっても大した体力も筋力も残っていなく、ただフラフラと揺れているだけであった


('A`)「ツンさん!」フラフラ

ξー⊿ー)ξ「」

('A`)「ツンさん…?」

('A`)「ツンさん!ツンさん!」

('A`)「ツンさん!ツンさん!ツンさん!ツンさんツンさん!ツンさん!ツンさん!」

ξ゚⊿ー)ξ「うるさいわね」

('A`)「ツンさん!」

992 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/22(土) 01:35:23.77 ID:bOk9OQycO
ξー⊿ー)ξ「ちょっと寝るだけよ…疲れたの…私」

('A`)「ああ、よかった…ツンさん?」

ξー⊿ー)ξ「」

('A`)「ツンさん!ツンさん!」ゆさゆさ

ξー⊿ー)ξ「」フラッ どさっ


ツンが背にしていた木には大きなトゲが生えていた
それはツンの背中から肺を貫通していた

ξー⊿ー)ξ「」

(;A;)「」「つ、ツンさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

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