mesimarja
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( ^ω^)ブーンで学ぶ世界史  「中世西洋史のようです」
1 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 18:12:32.966 ID:DHxNTOn20
前回のあらすじ



    ±
   /=ヽ
 ┏( ^o^)┛ 「みんなーーーっ!!
         聖地エルサレムへーーーっ!! 行きたいかーーっ!!」




       \   うおおおおおおおお!!   /

        ∧,,∧   _
       ミ,,゚Д゚彡(*゚∀゚)ξ*゚⊿゚)ξ(*^ω^)(*'A`)



そんなこんなで十字軍が始まりました。


前スレ
ttp://mesimarja.blog74.fc2.com/blog-entry-3378.html


5 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 18:13:44.655 ID:DHxNTOn20
 
●十字軍はカトリックにとっては神の贈物だが異教徒にとっては地獄の宴




 ('、`*川 「ドーモ。ビザンツテイコク=サン。セルジュクトルコです」


 (lil´゚ω゚) 「アイエエエエ!?トルコ!?トルコナンデ!?」




11世紀後半、イスラム世界より『セルジューク朝』が登場し、ビザンツ帝国へ襲いかかった。

これによりビザンツ帝国は滅亡の危機に瀕し、ついには時の皇帝『アレクシオス1世』が、
西ヨーロッパ諸国に救援要請を出すことになる。

8 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 18:14:42.347 ID:DHxNTOn20
 
おりしも、西ヨーロッパでは豊かになった生活を受けて、
キリスト教の聖地巡礼が盛り上がっていた時代でもあった。



(;ω;`lil三lil´゚ω゚) 「いっ、いやだっ! 死にたくない! 助けてください何でもしますから!!!!」


    ±
   /=ヽ
 ┏( ^o^)┛ 「ん? 今何でもするって言ったよね?」



 (lil´゚ω゚) 「ハイ、ゴメンナサイ! タスケテ!!」

9 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 18:15:30.289 ID:DHxNTOn20
 <  アイエッ!? アバーーーーーーッ!?



    ±
   /=ヽ
 ┏( ^o^)┛ 「今まで偉そうだったビザンツ帝国が土下座をしてまで助けを求めてくるとは………」


    ±
   /=ヽ
 ┏( ^o^)┛ 「………ムッ! これはチャンスですよ! 我々ローマ教会の威光をしらしめる時がきたのです!!」



ビザンツ帝国の救援要請を受けたローマ教皇『ウルバヌス2世』は、これ幸いと『クレルモン公会議』を招集。
西ヨーロッパの諸国に対し、聖地エルサレムを占領するイスラム教徒への聖なる戦いを呼びかけたのである。

10 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 18:16:36.530 ID:DHxNTOn20
 
    ±
   /=ヽ
 ┏( ^o^)┛ 「どんなことをしてもーーーーっ!! エルサレムへ行きたいかーーーーっ!!」



       \   うおおおおおおおお!!   /

        ∧,,∧   _
       ミ,,゚Д゚彡(*゚∀゚)ξ*゚⊿゚)ξ(*^ω^)(*'A`)




    ±
   /=ヽ
 ┏( ^o^)┛ 「異教徒どもはーーっ!! 怖くないかーっ!!」



       \   うおおおおおおおお!!   /

        ∧,,∧   _
       ミ,,゚Д゚彡(*゚∀゚)ξ*゚⊿゚)ξ(*^ω^)(*'A`)



BGM: ttps://www.youtube.com/watch?v=3rxnghPa1FQ

11 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:17:45.767 ID:DHxNTOn20
 
    ±
   /=ヽ
 ┏( ^o^)┛ 「史上最大!! 第1回 地中海横断 ウルトラ十字軍!! 始まるぞーーーーーっ!!」



       \   うおおおおおおおお!!   /

        ∧,,∧   _
       ミ,,゚Д゚彡(*゚∀゚)ξ*゚⊿゚)ξ(*^ω^)(*'A`)



1096年。
こうして始まったのが、『十字軍』と呼ばれる遠征活動であった。

この十字軍は何回も繰り返されているが、ここではいくつか代表的なものを見てみよう。

12 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:18:39.897 ID:DHxNTOn20
 
①第1回十字軍



     -=≡   /⌒ヽ   ∧,,∧    ≡       _  ∩
    -=≡   ( ^ω^)  ミ,,゚Д゚彡    ≡   ( ゚∀゚)彡 < おっぱい!
   -=≡    ⊂  ⊂   ⊂" ⊂    ≡   ⊂  ⊂彡  < おっぱい!
    -=≡   ( ⌒)    ミ ⌒)    ≡     ( ⌒)
     -=≡  c し'     c し'      ≡   c し'



  _
 (#゚Д゚) 「おらーーーーー! 聖地分捕り合戦行くぞーーーーー!!」



記念すべき第1回目は、ちょうどセルジューク朝が衰退し始めた所を狙って行われた。

13 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:19:38.568 ID:DHxNTOn20
 
  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「第1問! 『このままではセルジューク朝は滅亡する』 ○か×か!?」



 (゚、゚;川 「うぇ……… ×! ×です!」


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「………正解です」




  _
 (#゚∀゚) 「んじゃ、正解を記念してイスラム教徒の市民を虐殺してやるからなァ~~~~!!」



 (゚、゚;川 「ナンデ!! アバ、アバーーーーーーッ!!」

14 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:21:19.089 ID:DHxNTOn20
 
  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「第2問! 『このままではエルサレムは陥落する』 ○か×か!?」



 (゚、゚;川 「×! ×です!」


  _
 (#゚∀゚) 「残念! 間違いだ! それじゃイスラム教徒の市民を虐殺するぞ~~~~!!」

17 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:23:50.062 ID:DHxNTOn20
 
第1回十字軍はイスラム諸国の弱体化に乗じてエルサレムの奪回に成功に終わった。


  _
 (#゚∀゚) 「うひゃひゃひゃ!!虐殺サイコーーー!!!


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「異教徒に人権などなかったな聖地を占拠とかお前まじぶっころしょ?」


こうして地中海東岸には西ヨーロッパ系の国々が成立した。
『十字軍国家』と呼ばれるこれらの国は、以後13世紀ごろまでこの地に居座ることとなる。






地図AAまでNGワード対象とかお前まじぶっころしょ??

18 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:24:31.858 ID:DHxNTOn20
 
②第2回十字軍


  _
 (*゚Д゚) 「失敗しちゃった…… てへ」



第2回十字軍は特に何もありませんでした。

20 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:25:50.058 ID:DHxNTOn20
 
③第3回十字軍

第3回十字軍は、参加したメンバーが豪華な点が特徴的な十字軍である。
イングランド王『リチャード1世』やフランス王『フィリップ2世』、
神聖ローマ皇帝『フリードリヒ1世』などそうそうたるメンツが参加していたのであった。



  ('A`)  「おっしゃ俺も行くぞーーーー!!」



  ('A`)  「あっ、ちょっ、この川結構深い……がぼがぼ」



  ('A`)   死~ん




  ('A`)  ……レイズくださいますか^^;


 ( ^ω^) 無理wwwwwサポシwwwwwwwwww



また、従軍した神聖ローマ皇帝が川で溺死するというネタがあった。

21 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:27:12.274 ID:DHxNTOn20
 
④第4回十字軍

おそらくもっとも重要なのがこの第4回十字軍であろう。



    ±
   /=ヽ
 ┏(#^o^)┛ 「まったく何をやってるんですかあなたたちは!!
         はやくイスラム教徒どもを聖地から叩きだすんですよ!!」


   ∧,,∧   _
  ミ;゚Д゚彡(:゚∀゚)ξ:゚⊿゚)ξ(;^ω^)(;'A`)



この十字軍は、聖地エルサレムが第3回十字軍の前にイスラム教徒に奪われてしまったことから、
業を煮やしたローマ教皇『インノケンティウス3世』によって招集されたものである。

22 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:28:09.830 ID:DHxNTOn20
 

    ±
   /=ヽ
 ┏(#^o^)┛ 「今度こそ聖地を奪還できなかったらあなたたち全員破門ですからね!」


  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

      ○
      o


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「あまり調子に乗ってると破門され非常にまずい事になる
        教皇のご機嫌を取りながらカカッっと聖地を奪還するしかにい」


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「だが肝心のLSメンバーはというと……」

23 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:29:41.826 ID:DHxNTOn20
 


 ( ^ω^) うはwwwwwwwwwwwwみwwなwwぎwwっwwてwwきwwたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「こんなPTで稼げるわけがない……頭数が少なすぎてあきらめが鬼なった」


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「ともあれまずは十字軍を足を確保することとなったのだが……」





 ( ^o^) 「こんにちは わたしは ヴェネツィア です」


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「おいィ?何いきなり話かけて来てるわけ?」

24 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:31:13.986 ID:DHxNTOn20
 


 ( ^o^) 「このたびは十字軍結成と聞きました。せっかくなので船を準備しましたが、乗りたいですか?」


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「ほう山脈が生きたなそうならばありがたく船に乗せるべきそうすべき」



第4回十字軍は、各国の国王が謹んで欠席するある様であった。

このため国王からのバックアップを得られず最初から迷走し、
結局、商業の復活を背景に発展した『ヴェネツィア』の協力を得てなんとか出発することとなる。

25 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:32:14.911 ID:DHxNTOn20
 
しかし……


 ( ^o^) 「史上最大!! 第4回 地中海横断 ウルトラ十字軍!!」



 ( ^o^) 「ここで第1問! 『貴方たちは船賃を持っている』 ○か×か!?」





  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「持ってない」「誰か言ったの?」「俺の財布には何もないな」



 ( ^o^) 「は?」

26 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:33:24.187 ID:DHxNTOn20
 

 ( ^o^) 「ちょっと待ってください。貴方たちタダ乗りするつもりですか」


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「俺は不良だからよ喧嘩も強いし船も船賃はらわないで乗る」



 ( ^ω^) うはwwwwwwwwwwwwwwwおkkkkkkkwwwwwwwwwwwwwwww





 ( ^o^) 「仕方ないですね…… ×とお答えの方はこちらへお進みください!」



今回の十字軍のメンバーは、ヴェネツィアに対して船賃を支払うことができなかった。
このためこの十字軍はヴェネツィアの思惑に大きく左右されることとなってしまう。

27 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:34:19.643 ID:DHxNTOn20
 


 ( ^o^) 「まずはこの街を攻撃してください」



    J('ー`)し  ・・・・?



  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「おいィ? どう見てもこれは味方の街なわけだが?」



 ( ^ω^) でもwwwwwwww一回だけなら誤射かもしれないwwwwwwwwwwwwwwwwww



まず、十字軍はヴェネツィアが拠点として欲しがっていた港町を占領し……

29 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:35:38.007 ID:DHxNTOn20
 


 ( ^o^) 「お次はこの街を攻撃してください」



    (;´・ω・)  「ちょ待てよおま」


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「おいィ? どう見てもこれはビザンツ帝国の首都なわけだが?」



 ( ^ω^) うはwwwwwwwでも船賃にはww変wwえwwらwwれwwなwwいwwwwwwwwwwwwwww



   (´゚ω゚`)  ンアーーーーーーッ!!!



なんとヴェネツィアの商売敵であった『ビザンツ帝国』の首都をも占領してしまった。
この結果、ビザンツ帝国は一時的に滅亡してしまうのであった。

33 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:38:08.121 ID:DHxNTOn20
 

    ±
   /=ヽ
 ┏(#^o^)┛ 「ば、ば、ばかも~~ん!! このボンクラーズめ!! 貴様ら全員破門ですよ!」




 ( ^ω^) ギャワーwwwwwww破門されたwwwwwwwwwwwwwww

  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「俺は不良だからよ喧嘩も強いし教皇からも破門される」

34 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:39:27.608 ID:DHxNTOn20
 
また、ビザンツ帝国の跡地には、十字軍の手によって『ラテン帝国』が建国された。



  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「とりあえず鼻持ちならないビザンツは滅ぼしたな
        跡地には俺らの国である『ラテン帝国』を建ててヤバさをアッピルするべき」



  ( ^o^)  「そのラテン帝国とは私が貿易させてもらいますよ。貿易独占うまうま」




このように、第4回十字軍はヴェネツィアの思惑に乗せられ「脱線」したまま進行した。
その結果、聖地エルサレムの奪還という目的を果たせず終結したのであった………

36 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:41:21.484 ID:DHxNTOn20
なお、その後も十字軍は何度か結成されており、第9回まで続くこととなった。


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「ヒキョウな異教徒に不意だま食らわせたらサブ盾が総崩れとなった」


 ( ^ω^) うはwwwwwwwすまん●こwwwwwwwwwwwwwww




  ('A`)  「和平交渉したら破門された」



  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「遠征途中に国王が死んだ」



    ±
   /=ヽ
 ┏(;^o^)┛ 「だめだこりゃ」


しかしそのいずれもが目的を達成できず失敗に終わっている。

十字軍結成を主導したローマ教皇の威信も揺らぎ、
西ヨーロッパ各国も大きな成果を上げることはできなかった。

38 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:42:37.037 ID:DHxNTOn20
 

  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「次こそ神なり属性の左を異教徒にヒットさせてやって皆殺しにするが??」



 ( ^o^)  「船賃ありがとうございます」



結局のところ、一連の十字軍活動によってもっとも利益を得たのは、
海運業を営む北イタリア諸都市であった。

ヴェネツィア・ジェノヴァ・ピサ等の都市は、十字軍活動を通して莫大な富を入手することに成功し、
近世、ルネサンスに至る繁栄を道すじを形作ったのである。

39 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:44:13.649 ID:DHxNTOn20
余談ではあるが、地中海地域の発展とともに、もう一つ発展した地域があった。
イングランドからドイツを経て、ロシアに至る『北海・バルト海貿易圏』である。



 ( ・∀・) 「毛織物はいらんかねー。フランドル特製、丈夫な毛織物だよー」


ttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d0/Haupthandelsroute_Hanse.png



これらの地域では、どちらかというと生活必需品の取引が多かったようだ。

オランダ・ベルギーあたりの毛織物や、ノルウェーで水揚げされた海産物、
果てはロシアの木材・毛皮などが取引されていた。

40 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:45:34.942 ID:DHxNTOn20
 


 ξ ゚⊿゚)ξ 「毛織物いちまい下さいな。代わりに原料の羊毛でお支払いします」


 ( ・∀・) 「マイドアリー」




 ξ ゚⊿゚)ξ 「はぁ、フランドルは英国の生命線ね。フランスなんかにはくれてやれないわ」



なお、イングランドはこの北海・バルト海貿易に利権を持っていたりする。
このためオランダ・ベルギーといった地域をフランスの手から守る必要があり、
積極的に大陸へと進出をしていったのであった。



では、こうした北海・バルト海の貿易圏が発達したのはなぜかというと………
ここにもう一つの十字軍が存在していたためであった。

41 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:46:49.365 ID:DHxNTOn20
 
番外①:北方十字軍


中世の世界がヨーロッパの外へと拡大したのは、十字軍以外にも存在している。


   _
 ( ゚∀゚) 「オッス、オラドイツ人!
       人口が増えて村がやばくなったから東に移住することにしたぞ!」


  .,,..,,,,_
  / ,' 3   「儂はポーランドじゃ」


  ( ∵)  ・・・・・


11世紀以降、中世農業革命を経て人口が増加したドイツ人が、エルベ川を越えて東方に向け移住を開始する。
ドイツの東方地域は、スラヴ系のポーランド人(キリスト教徒)や、バルト海沿岸の異教の人々が生活をしていた土地であった。

43 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:48:47.589 ID:DHxNTOn20
 
最初の頃は農民を中心にした移住が続いていたが、
13世紀になり、十字軍活動の失敗が続くようになると少し毛色が変わってくる。


   _
 ( ゚Д゚) 「聖地エルサレムの奪還に失敗してしまった……なんてこった………」


  _
 (#゚Д゚) 「クソッ異教徒どもめ! 異教徒をブチ殺さずにはおれないッ!! どこかにいい獲物はいないか!?」



十字軍に随伴して中東で活動をしていた『ドイツ騎士団』が、パレスチナから撤収してきたのである。

44 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:49:38.338 ID:DHxNTOn20
 
ドイツ騎士団は、その武力を用いて、異教徒が住んでいたバルト海沿岸の地域を占領し始める。



  ( ∵)  ・・・・・


  _
 (#゚Д゚) 「おいこら何見てんだ! われの【キャラクター】か?」


  _
 (#゚∀゚) 「ちょうどいい、まずはこいつからしばいてやる!!」



このドイツ騎士団による征服活動を『北方十字軍』と呼んでいる。

45 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:51:18.701 ID:DHxNTOn20
 

  _
 (*゚∀゚) 「ワハ、ワハ、ワハハハハーーッ!!! オレは最強! オレは無敵ング!!」


  _
 (#゚∀゚) 「異教徒に人権なんかねぇ!! やりたい放題だぜーーーー!!!」


実際には「占領」と呼ぶのも生ぬるい、殺戮とも言うべき遠征だったようである。
そしてこの結果、バルト海沿岸――後世では『プロイセン』と呼ばれる地域に、ドイツ騎士団による国が成立した。

47 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:52:52.620 ID:DHxNTOn20
 
一方、ドイツ騎士団による圧迫を受けた人々も手をくわえて見ているだけではなかった。


  _
 (#゚∀゚) 「異教徒どもに暴力を振るうのマジサイコーーーッ!!! ヒャッハーーーーー!!」




  ( ∵)  ・・・・・


  .,,..,,,,_
  / ,' 3   「相手は異教徒とは言え、なんちゅうことをしとるんじゃ……」



この地域に住んでいた『リトアニア人』は、
ドイツ人の攻撃にたまらず地域を統一する『リトアニア大公国』を打ち建てこれに対抗した。

また、キリスト教へ改宗することによって、ドイツ騎士団の活動を抑え込もうとしたのであった。

49 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:54:27.336 ID:DHxNTOn20
 


  ( ∵)  ・・・・・


  .,,..,,,,_
  / ,' 3   「儂もドイツ騎士団の所業は目に余ると思ってたところじゃ。
        ちょうど良い、ここはひとつ手を結ばんか」



その後、キリスト教に改宗したリトアニア大公国は、
同じくドイツ騎士団と敵対していたキリスト教国であるポーランドとの合邦を選択。

こうして『リトアニア=ポーランド王国』(ヤゲウォ朝)が誕生、東欧地域の大国へと成長していくことになる。

50 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:57:05.286 ID:DHxNTOn20
 
15世紀にもなると、ドイツ騎士団とリトアニア=ポーランド王国の軋轢は増す一方であった。


  _
 (#゚Д゚) 「こいつら金欲しさに異教徒と手を結びやがったwwwwwwwwww」



  ( ∵)  ・・・・・
  .,,..,,,,_
  / ,' 3   「……人聞きの悪いことを言うでないぞ。あまり儂らを怒らせない方がいい」



  _
 (#゚∀゚) 「怒らせない方がいいのはこっちだぞwwwwwwwww貴様らも十字軍の餌食にしてやろうかwwwwwwwwwwww」

  _
 (#゚Д゚) 「異教徒は消毒だーーーーっ!!」


この結果………

48 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 18:53:25.001 ID:g/DQSc8Na
>>33のタイミングの話だけど
十字軍って貧乏な家の次男や三男ばっかで馬鹿にされてなかったか?

52 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 18:58:53.503 ID:DHxNTOn20
  .,,..,,,,_
 / 。゚ 3  クワッ


  .,,..,,,,_
 / 。゚ 3  「ドイツがあああああああ!!!1ドイツが儂のことをいじめるんじゃああああああああああああ!!!」


  .,,..,,,,_
 / 。゚ 3  「ドイツ騎士団は殺人鬼なんじゃあああああああああああああああああああああああ!!!!」





受験黙示録ブーン懐かしい



>>48
そこは色々な側面があるね
貧乏騎士の集団もいたし、民衆が自発的に十字軍したりしてるからなー

54 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:00:26.447 ID:DHxNTOn20
 


             _,,..,,,,_        ビダァァァン!!
           / ;' 3 ヽヾヽ       ビダァァァン!!!
     〃     i     ,l           ビダァァァン!!!
 ‘  ,_,,..((,,_  〃ゝ U  j! _ )))_ ∴ ,“    ビダァァァン!!!
 ,J∵/ ;' 3  `ヽーっ )  ソノ'"   ヽ从/; ’
 ) : l   ⊃ ⌒_つ,..ェ‐'´  ⊂  j! ゞ・,‥¨
 .¨ ・`'ー---‐'''''"    ̄゛'''''‐---ー '¨・:‘ .


   _
 ( 。A゚)  えびゅ


15世紀初頭、『タンネンベルクの戦い』が発生し、ドイツ騎士団は壊滅的な敗北を喫する。
その後も小競り合いが続くが、ついにドイツ騎士団はリトアニア=ポーランド王国に屈することとなる。

55 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:01:52.451 ID:DHxNTOn20
 

  .,,..,,,,_
 / 。゚ 3  「儂らはキリスト教徒じゃあああああああ!!ドイツ騎士団の言う十字軍なんて嘘っぱちなんじゃあああああああああ!!!」



  ('A`)  「お前ら流石にこれはやりすぎだろ。たとえ異教徒にも人権はあるんだぞ」


   _
 ( 。A゚)


また、同じ頃に神聖ローマ皇帝『ジギスムント』によって『コンスタンツ公会議』が開催され、
ドイツ騎士団の残虐な活動が非難されることとなった。

これによってドイツ騎士団の「北方十字軍」は大義名分を失い、その活動を終えたのである。
 

56 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:03:32.928 ID:DHxNTOn20
番外②:国土回復運動(レコンキスタ)


                     ┌┐
      ヽ           / /
     γ⌒^ヽ       / / i
     /:::::::::::::ヽ      | (,,゚Д゚)
     /::::::::(,,゚ー゚)       |(ノi  |)
    i:::::(ノDole|)     |  i  i
     ゙、:::::::::::::ノ      \_ヽ_,ゝ
      U"U         U" U


「その他の十字軍」の中にはイベリア半島における活動も含まれる。
前スレで触れたイスラム教徒との戦いも、『国土回復運動』と呼ばれる十字軍の一種であった。

59 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:05:47.760 ID:DHxNTOn20
 
11世紀、イベリア半島に居座っていた『後ウマイヤ朝』は内紛によって崩壊したが、
代わりに北アフリカから新たなイスラム勢力が侵入してきた。


  ∧∧
  (*゚∀゚) 「アヒャヒャヒャ!! ドーモ、ムラービト朝です。イベリアのみなさまオジャマシマス!」




彼らは北アフリカで遊牧を営んでいた『ベルベル人』の国で、
初めは『ムラービト朝』が、次いで『ムワッヒド朝』がイベリア半島に居座ることとなる。

60 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:07:39.228 ID:DHxNTOn20
 
この新たなイスラム勢力に対して、『アラゴン王国』・『カスティーリャ王国』・『ポルトガル王国』といった
キリスト教の国々は、過去に奪われた国土を回復すべく、個別に戦いを挑んでいった。


   ∧∧
  (;゚Д゚) 「くそ、出ていけゴルァ!! このカスティーリャ王国さまが相手してやらあ!」

   ∧∧
  (#゚ぺ) 「チョット!!!ツーゴトキガナニカッテニデテキテルノヨ!!コノポルトガルオウコクヲツトメルシィチャンガクドクドマターリマターリハニャニャニャーン(ry」



  ∧∧
  (;゚∀゚) 「アヒャ……半角カナでまくしたてるなよ……今どき読める人おらんぞ」



彼らは紆余曲折ありながらも順調にイスラム勢力の領土を奪っていき……

62 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:09:14.320 ID:DHxNTOn20
 



                                   アヒャ……
          ∧∧    ∧∧               ∧∧
          (*゚へ)つ  (#゚Д゚)                  (∀゚;)
         |  つ  0  つ===X三>     <ニiと_  G
         |  |   /  ./                 )  ヾ
        し`J  (_/`J                   (,/⌒ヽ_)
 _,,..-―'"⌒"~⌒~⌒~⌒"~ ゙̄"~"~ ゙̄"~"~ ゙̄"~ ゙̄"~ ゙̄"~ ゙゙̄"'''ョ
゙~,,,....-=-‐√"゙゙T ゙゙T ゙゙T"~ ̄Y"゙="~ ̄Y"゙="~ ̄Y"゙=ミ"~ ̄Y"゙=ミ""゙=ミ
T  |   l,_,,/\,/ ,/\ ,,/l  l\ ,,/l  l ,,/l  l,_,,/\ ,,/l  |
,.-r '"l\,,j  /  /  /  |/  L,,,/|/  L,,,/|/  L,,,/\,,j/  |/  L,,,/
,,/|,/\,/ _,|\_,\_\_,i_,,,,,/|,/,i_,,,,,/|,/i_,,,,,/|,/\,/_,|\_,,,//
_V\ ,,/\,|  ,,∧ ,, ,,∧,,|_V\ ∧,,|_V\ ,,|_V\ ,,/\,|  ,,_/



最後にはイベリア半島の南端にまでイスラム勢力を押し込むことに成功した。
イスラム勢力の命運は、『ナスル朝』という小さな国家に託されることとなったのである。

64 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:11:12.687 ID:DHxNTOn20
 
その他、ここで見た公式な十字軍の他にも、聖地巡礼を夢見た民衆が
ノリと勢いで始めた非公式な十字軍なんかも存在していたりする。
(その非公式な十字軍もことごとく失敗に終わるのだが、それはまた別のおはなし……)





                               北方十字軍
                                  ↑
                                  │
                ┏━━━━━━┓        │
            ┌────┨中世農業革命┠────┘
            │        ┗━━━┯━━┛
            │                │
            ↓                │
     レコンキスタ           └────→ 十字軍



ともあれ、以上のように中世農業革命を経た西ヨーロッパ世界は、
十字軍という形をとって膨張をしていくこととなった。

これに伴い人・物・金の移動も活発となり、
それまで閉じこもっていた中世世界は、大きく変化をしていくことになる。


******************************************************************************************************************

66 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:13:04.309 ID:DHxNTOn20
 
●黄金の鉄の塊で出来ているフランスが船装備のイングランドに遅れをとるはずは無い


さて、十字軍とともに膨張していった西ヨーロッパ世界だが、
具体的にはどのように変化していったのかを確認しよう。



                                    ∧,,∧
             _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '       ミ#)゚Д彡
         ξ, -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /
67 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:14:38.843 ID:DHxNTOn20
 
1066年、ノルマン人が突如としてイングランドに上陸。
これにによって成立した『ノルマン朝』は、フランス北部からイングランドに跨る強大な王国であった。




 ξ ゚⊿゚)ξ 「あたしに逆らったらタダじゃおかないわよ♪」


 ( ;ω;) 「おっ……おっ……」



 ttp://en.wikipedia.org/wiki/File:Williams_dominions_1087.jpg

 (※ノルマン朝の領土。ノルマンデカスギワロタ)



この王朝はイングランドを武力で制圧したことから、国王の権力が大変強く、
中世世界でも珍しく「地方分権」していない王朝であった。

68 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:15:54.608 ID:DHxNTOn20
 
一方、前スレで確認したように、国内が地方分権化していたフランスの『カペー朝』は、
ノルマン朝と比較すると比べ物にならないくらい貧弱な国家であった。


  ∧,,∧
 ミ;゚Д゚彡 「これ建てたの絶対ノルマンだろ・・汚いなさすがノルマンきたない
        俺はこれでイングランドきらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?」


  ∧,,∧
 ミ;-Д-彡 「実際俺はフランス界でも結構有名でケンカとかでもたいしてビビる事はまず無かったが生まれて初めてほんの少しビビった・・」



このためカペー朝の歴代国王は、なんとかフランスからイングランドの影響力を排除すべく活動をしていくことになる。

69 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:16:46.368 ID:DHxNTOn20
 
だがそんな状況下において、ノルマン朝はすぐに崩壊することになった。
なんと国王の息子が早逝したことで後継者争いが勃発し、内乱状態に陥ってしまったのである。



  ∧,,∧
 ミ;゚Д゚彡 「『イングランド馬鹿にする気?そうならあんたもう死ね!』とか国王の俺にリアルで殺意向けてヤバかった……」


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「だがやはりノルマンは骨になる運命だったな俺をビビらせたその浅はかさはまったく愚かしい」




こうしてノルマン朝は崩壊し、フランス王国にとっては危機が去った………

71 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:17:55.841 ID:DHxNTOn20
 
と思われたが、なんと内乱状態にあったイングランドはすぐに復活を果たすことになる。




 ξ ^⊿^)ξ 「だ~れが愚かですって♪ 殺すわよ♪」




 ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Henry_II,_Plantagenet_Empire.png

 (※赤い部分がイングランドの影響下にある地域)




  ∧,,∧
 ミ,, Д 彡     ゚ ゚


 

72 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:19:50.554 ID:DHxNTOn20
 
なんと、フランス西部を支配していた大貴族が、断絶したノルマン朝から奥さんを迎え入れていたため、
その息子がイングランドの新しい国王になってしまったのである。



  ∧,,∧
 ミ;゚Д゚彡 「お、お、お、おいィ~~~~!!!?? なっ、何いきなり領地増やしてるわけ?」



 ξ ^⊿^)ξ 「これが外交ってやつよ♪ 雑魚はすっこんでなさい♪」




こうしてイングランドとフランスの大部分を含む地域には、新しく『プランタジネット朝』が成立した。
このプランタジネット朝は、フランスのアンジュー地方を領有していたことから、『アンジュー家』とも呼ばれている。

74 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:21:17.711 ID:DHxNTOn20
 
さて、プランタジネット朝の創始者である『ヘンリ2世』は、
フランス南部の大貴族と結婚し、さらに領土を増やすことに成功している。

    /   ´7         ´-´~ヽ,      i‐、 )
―‐´   , -´             !      ノ  ´
     !__、-、           /     /
        _二っξ ゚⊿゚)ξ く´_,,    ,/
      i`´  _  _      ノ ,,- ‐´
    /´-、 i´ `‐` ~`´~~~~~´  |
    ~`´  `´          _,,ノ
            i--、   /´ξ ゚⊿゚)ξ
             `i "‐-´
     ,-―‐~~ヽ,,,--! ξ ゚⊿゚)ξ      ∧,,∧
     つ                  ミ゚Д゚;彡
     `‐`‐i_   ξ ゚⊿゚)ξ
          ヽ,,,
           )
           \,_  ξ ゚⊿゚)ξ
             )
             |
             |   ξ ゚⊿゚)ξ
             |                          ,,,
             ! ξ ゚⊿゚)ξ                  ,i´ ~`‐ -,
―、,,_    ,,     ノ                       ,-‐´      `i
   ` ―´ ` ‐--,,ノ              ,,/`―‐、   /´
                         |´     ` ‐‐´

プランタジネット朝による、英仏にまたがる広大な領域。
後世の人々は、この巨大な王朝を『アンジュー帝国』と呼んだという。

75 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:22:48.176 ID:DHxNTOn20
 


                  lXlノソヘ    /⌒ヽ オウフwwwwwww
                    ξ#゚⊿゚)   (; ^ω^)
                 oc  ) 从 /  つつ
                  |  つ (#:.  〈
                  U´ W \_)ノ



 ξ ゚⊿゚)ξ 「イングランドはあたしの下僕♪ すぐにフランス国王も下僕にしてあげるわ♪」


 (;^ω^)  下僕マジツラスwwwww税金とられまくりんぐwwwwwwwwwwwwwww



  ∧,,∧
 ミ;゚Д゚彡 「あらたまて言うけど煽りは要らないですストレスたまるので(泣)」



そして、プランタジネット朝の権勢はヘンリ2世の子である『リチャード1世』(通称:獅子心王)にも受け継がれた。
このイングランドの権勢はしばらくおさまる事を知らないと思われたが………


リチャード1世の死後、事態は急変する。

78 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:24:27.044 ID:DHxNTOn20
 

      .。   。   。   。
       .| ヽ / ヽ ./ ヽ / |
       |:  V   V   V  .|
      .|:           .|
      |________.|.
    /             \     やあ。
   /                  ヽ   兄貴のリチャードが死んじゃったから、
    l:::::::::.                  |   横浜の監督、もといイングランドの国王に就任したよ。
    |::::::::::   (●)     (●)   |
   |:::::::::::::::::   \___/     |
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ

    イングランド国王  『ジョン』




  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡  ・・・・・

76 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 19:22:53.266 ID:o1v8HvsTp
このシリーズ好きよ
中世から始まったの?

80 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:27:18.220 ID:DHxNTOn20
 

             .。   。   。   。
             .| ヽ / ヽ ./ ヽ /|
             |:  V   V   V |
             .|:          |
             |_______.|.
            /          \       おーっと、しょぼくれた一行AAにはわからなかったかな?
           /             \      僕こそがプランタジネット朝の3代目国王、ジョン様さ!
          /                 ヽ 
           l:::::::::   /      \   |
           |::::::::::   (●)    (●)   | 
          |:::::::::::::::::  \___/    |  
           ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ
   ⊂二 ̄⌒\                 /⌒ ̄二⊃
      )\   ヽ               /   /(
    /__   )             (   __\ 
   //// /                \ \\\ヽ
  /// /                    \ \ヽ ヽヽ
 ///(/                       \)ヽ ヽ ヽ
((/                                 \))



 ( ^ω^) うはwwwwwwwwwwww誰wwwwwwwwwwwwwwwwww


>>76
ほんとの最初は「アメリカ史」からですな
いちおう今は古代から通史をなぞってる感じです

84 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:28:53.308 ID:DHxNTOn20
 

             。  .。  .。  。
             .|ヽ /ヽ /ヽ /|
             |: V  V  V |
           .|:          |   
           |________.|.
           /          \
         /             ヽ    ふん、知らんぷりしたって僕の偉大なる政権は続くよ!
   / ̄\  l      \,, ,,/      |
  ,┤    ト |    (●)     (●)   |    すぐにイングランドをリーグ優勝に導くもんね!
 |  \_/  ヽ     \___/     |    (言ってやった!言ってやった!)
 |   __( ̄ |    \/     ノ
 |    __)_ノ
 ヽ___) ノ



  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「……おい勝手に粘着するなよ前歯へし折られたいのか」

85 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:30:37.966 ID:DHxNTOn20
 
リチャード1世の跡を継いだのは弟のジョンであった。
彼のあだ名は「欠地王」、または「失地王」。



  ∧,,∧   \\  .。   。   。   。
  ミ#゚Д゚彡   | |  .| ヽ / ヽ ./ ヽ / |
 とミ   ミ   | |  |:  V   V   V  .|
   ミ / ミ    人  .|:           .|
    / )    <  > |________.|.
  _/し' //. V/       u.     \
 (_フ彡    /  u.               ヽ  あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!
          |::::::::::   (○)     (○)   |
          |:::::::::::::::::   \___/     |
          |:::::::::::::::::::.   \/   u.  |
          ヽ:::::::::::::::::::.          ノ



彼はイングランド国王として即位して以降、フランス国王『フィリップ2世』に対して連戦連敗を重ね、
ついにはフランスに持っていた領土の大半を失ってしまうことになる。

86 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:32:18.611 ID:DHxNTOn20
 

       。   。   。   。
      .| ヽ / ヽ ./ ヽ / |
      |:  V   V   V  .|
  .    |            |
      |.________|
    /  u    u   J \
   /   u   u  u       ヽ     つ……次は負けないよ……
    l:::::::::.  u        u   u |
    |::::::u:::       U   u   |     ピッチャーデニー……!
 ⊂ . .::::::::::(●)   u    ,.  u !っ_
⊂__   ..:: ::: .  |      ' ●ノ.::   ̄⊃
  ⊂__...:::..  |\__     ..  _⊃
      ⊂__  ̄    ____⊃
         ⊂___⊃


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「もう勝負ついてるから」


こうしてフランスのカペー朝を脅かした「アンジュー帝国」は崩壊を迎えたのであった。

87 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:33:55.772 ID:DHxNTOn20
 
また、フランスから一時的に叩き出されたジョン王には更なる苦難が待ち受けていた。



 ( ^ω^) うはwwwwww国王雑魚すぐるwwwwwwwwwwwwwww

    ±
   /=ヽ
 ┏(#^o^)┛ 「破門疾走!!」


      .。   。   。   。
       .| ヽ / ヽ ./ ヽ / |
       |:  V   V   V  .|
      .|:           .|        うう………
      |________.|.
    /             \      みんなが寄ってたかっていじめる………
   /                  ヽ
    l:::::::::.                  |
    |::::::::::   (●)     (●)   |
   |::::::::::::::::: し \___/     |
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ


国内の大貴族は、ここぞとばかりに国王へ反旗を翻そうとした。
他方ローマ教皇との仲も険悪となり、ついには破門を宣告されるなど踏んだり蹴ったりであった。

89 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:35:57.322 ID:DHxNTOn20
                  マグナ=カルタ
そして最後は国内の貴族から『大憲章』を突き付けられ、これを受け入れることとなってしまう。



 ( ^ω^) /sh クソ国王マジクソ杉wwwwwwwwwwwこのままだと国がめちゃめちゃにホロン部wwwwwwwwwww


 ( ^ω^) /sh やっぱり王権強すぎwwwwwww修正されるねwwwwwwwwww


      .。   。   。   。
       .| ヽ / ヽ ./ ヽ / |
       |:  V   V   V  .|
      .|:           .|
      |________.|.
    /             \
   /                  ヽ
    l:::::::::.                  |
    |::::::::::   (○)     (○)   |
   |::::::::::::::::: し \___/     |
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ


この大憲章は、「国王は勝手に税金をかけない」、「ロンドン等の諸都市の権利を認める」など、
国王の権力に制限をかけるものである。

イングランド国王はノルマン朝以降強い権力を握っていたが、初めてその権力に制約が加えられたのであった。

90 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:37:36.178 ID:DHxNTOn20
 


              .。   。   。   。
               .| ヽ / ヽ ./ ヽ / |
               |:  V   V   V  .|
              .|:           .|
              |________.|.
              /             ヽ
                i′             ',
             {    (●)     (●)  }
              ',     \___/  ,!
           ___ヽ      \/   丿__,,
          , ゝ  `ヽ、         /´   く _
        <-‐''´  ̄ ̄`,ゝ、、___,,, <´ ̄ ̄` ー->
          ` ー''´Z_ノ        ヽ、_ヾ ー ´



ちなみにこのジョン王、桃の食べ過ぎで赤痢にかかって死んだと言われている。
なんとも情けない死因であった。

92 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:39:10.458 ID:DHxNTOn20
 
さて、ジョン王の死後はどうなったかというと………



 ( ^ω^) /sh ふはwwwwwww最ww強ww俺ww様ww再ww誕wwwwwwwwwwwww



 ξ#゚⊿゚)ξ 「ちょっと何よこの体たらくは! なーーーにが大憲章ですってええぇぇ!!!」



 ( ^ω^) おっとwwwwもはやこの内藤は国王には負けねえwwwwwwwwwかかってこいwwwwwwwww



跡を継いだ『ヘンリ3世』は、国内の貴族が発言力を強めていたことを問題視。
彼はたびたび大憲章を無視しようとしたことから、国王と貴族の対立が深まることとなった。

93 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:41:24.551 ID:DHxNTOn20
 


           /⌒_ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '      ξ#)゚⊿)
          (, -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/


そして大貴族『シモン=ド=モンフォール』は反乱を起こし、
ついにはヘンリ3世を捕虜にするにまで至ってしまう。

94 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:42:37.505 ID:DHxNTOn20
 


 ( ^ω^) 次見たら俺の知り合いのゲームマスターに議会で提案してもらうwwwww



 ( ゚ω゚)  王   権   の    大    弱   体     を    な



 ξ;+⊿+)ξ 「う、うぅん………」



この結果、一時的ではあるが、シモン=ド=モンフォールは独自の議会を招集して、
国王の権力を制限することに成功した。

イングランド国王の権力はまたしても制約を受けることになってしまったのである。

97 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:44:35.524 ID:DHxNTOn20
 
だが、ヘンリ3世の死後、『エドワード1世』が国王になると旗色が変わってくる。




             _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '       (#)^ω)
         ξ, -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/




 ξ#^⊿^)ξ 「文句言うなつったろ? ぬっ殺すぞゴラ! あ゙!?」


 :(;゙゚'ω゚'):  お……お……


 内藤は土下座の構え

99 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:46:15.072 ID:DHxNTOn20
 
エドワード1世は国内の貴族を抑えこみつつ、
自分の都合のよい議会を組織することで王権を強めようとしたのである。



 ξ#゚⊿゚)ξ 「独自の議会? ふっっっざけんじゃないわよ!
         あたしの言うことが聞けない議会なんていらないわ!!」



こうして招集された議会は、聖職者や貴族のほかにも、庶民である都市の代表者などが
呼び集められていたことから、後世のお手本にすべき『模範議会』と呼称されることとなった。

98 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 19:45:20.890 ID:1jt8KvFD0
いいよいいよ、ためになるよ

あなーに事件やる?

高校で習ったとき金玉均と並んで名前が衝撃的だった

100 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:50:41.445 ID:DHxNTOn20
 
国内を盤石としたエドワード1世。

議会の合意も取り付けたことから戦費も順調に調達することができ、
彼は満を持して対外戦争を行うことができた。



 ξ#゚⊿゚)ξ 『イングランド馬鹿にする気?そうならあんたもう死ね!』



  (゜ω゜)


エドワード1世は宿敵フランスを筆頭に、ウェールズやスコットランドとの戦いに明け暮れその一生を終えたのであった。



>>98
珍宝島事件 「ほう、アナーニ事件を記憶しているか」
ウェセックス王エグバート 「しかし奴は我々の中でも最弱」
リキニウス=セクスティウス法 「エロい単語四天王の面汚しよ・・・」

101 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:52:26.813 ID:DHxNTOn20
 
その後1代飛んで登場するのが『エドワード3世』である。
彼は国力を充実させて軍事力を強化することに邁進し………



 ξ#^⊿^)ξ 「カペー家の国王が全滅したこと、お慶び申し上げます♪
          ちょうどいいからフランス全土をあたしに献上なさい♪」


  ∧,,∧
 ミ#゚Д゚彡 「フランスを乗っ取ろうとするお前らの作戦はヨミヨミですよ?ネガキャンは氏ねマジ氏ね」



フランスの『カペー家』が断絶したことをきっかけにして、対フランス大遠征を起こしたのであった。





・・・・・

・・・



102 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:55:04.723 ID:DHxNTOn20
 
さて、当の『カペー朝』は何をしていたのだろうか?


  ∧,,∧
 ミ;゚Д゚彡 「おいィ? アンジュー伯もノルマンディー公もほんとうは俺の下僕な訳だが?」


  ∧,,∧
 ミ;゚Д゚彡 「イングランドつよすぐる・・・ 俺を差し置いてでかい顔しないでくれませんかねえ」



『アンジュー帝国』が成立した直後は見るも無残な状況であったカペー朝。

国土の大半はイングランドに抑えられた上に、残った領土も大貴族が割拠していたため、
フランス国王とは名ばかりの貧弱一般人なあるさまであった。

103 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:56:37.948 ID:DHxNTOn20
しかし、>>85で触れた『フィリップ2世』が国王になると徐々に勢力を盛り返していく。


  ∧,,∧
 ミ#゚Д゚彡 「こうなったらイングランド弱体スレ乱立させてやるが・・・」


 ξ#゚⊿゚)ξ 「は?あんたしばかれたい!?」




           ∧,,∧_ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '      ξ#)゚⊿)
          ミ -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/


フィリップ2世は、アンジュー帝国を支えていた『リチャード1世』と互角に渡り合ったうえ、
彼の死後は『ジョン』をズタズタにすることに成功したのであった。

106 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 19:58:29.712 ID:DHxNTOn20
 
こうして対イングランドの戦争を有利に進めたカペー朝は、
その勢いを保ったまま、次に国内の大貴族との争いも続けていった。


  ∧,,∧
  ミ;>∀<ミ 「キャッ!! やっぱりおじちゃんは強いデチね!」


  ∧,,∧
  ミ;>∀<ミ 「今まではイングランドの巻きグソ女に従っていたけど、やっぱりおじちゃんについていくデチ!!」


  ∧,,∧
  ミ;>∀・ミ チラッ








  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「ほらみたことかいきなり諸侯の卑劣な行動が始ってしまった証拠のログは確保したからな言い逃れは出来ない」


 

107 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:00:24.630 ID:DHxNTOn20
 
  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「今回は神様が見逃さなかった勝手に裏切るやつは万死に値する事実(リアル話)
        汚い諸侯はお恩をアダで返すからな、始末におけない」

  ∧,,∧
  ミ;・∀・ミ ・・・・・



  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「ほう・・・・・・よく見るとお前、異端だべ」


  ∧,,∧
  ミ;゚д゚ミ ヒェッ!!


フィリップ2世以降の国王は、南フランスに広まりつつあった異端の思想を
排除することを名目に、この地に独立勢力を築きつつあった諸侯を制圧し始める。

この南フランスへの侵攻を、その異端の名前にちなんで『アルビジョワ十字軍』と呼ぶ。
これにより『ルイ9世』の頃には、フランス国王の影響力はフランス全土に広まることとなったのである。



こんなところにも十字軍があったわけですね。

109 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:01:41.366 ID:DHxNTOn20
 
その後のカペー朝では『フィリップ4世』が王位につき、更なる国王権力の強化を行うことになる。


    ±
   /=ヽ
 ┏(#^o^)┛ 「教会に課税だとッ!? この破門の力の餌食にしてくれるわー!!」




  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「イングランドとの戦争が馬鹿にならない戦費なのだが
        てはじめにローマで十分の一税を乱獲している雑魚から課税してみようかと思う」


  ∧,,∧
  ミ;>∀<ミ 「キャッ! さ、賛成デチ! さすが王様デチよ!!」


フィリップ4世は、イングランドとの抗争に必要な戦費を、教会に課税することで賄おうとした。
しかし、この課税方針は当時のローマ教皇から猛反対されてしまう。


このため彼は、フランス国内から聖職者・貴族・庶民の3つの身分の人間を呼び集め、
『三部会』という議会を開催して課税への支持を取り付けたのであった。

112 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:03:05.867 ID:DHxNTOn20
 
そして、課税に反対した教皇に対しては……


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「波紋破門とかそういう悪口は名誉毀損で犯罪行為だからお前は死ぬ」


    ±
   /=ヽ
 ┏(;^o^)┛ 「アッーーーー!!」



        ◎  ◎
     ◎        ◎

    ◎            ◎

   ◎            ◎

     ◎        ◎     ティウンティウンティウンティウン
        ◎  ◎


『アナーニ事件』を引き起こすことによって、ついに教皇を黙らせることに成功した。
これによってフランス国王の権力はますます伸長することになったのである。

細かくはここらへん見といてな
ttp://ansokuwww.blog50.fc2.com/blog-entry-656.html

115 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:04:45.548 ID:DHxNTOn20
 
さて、こうして王権強化につとめたカペー家であったが、ついに後継ぎがいなくなり断絶する。
カペー家の跡を継いだのは『ヴァロア家』の一族であった。



 ξ#^⊿^)ξ 「カペー家の国王が全滅したこと、お慶び申し上げます♪
          ちょうどいいからフランス全土をあたしに献上なさい♪」

  ∧,,∧
 ミ#゚Д゚彡 「何いきなりしゃしゃり出て来てるわけ? お前がどうやってフランス国王って証拠だよ?」




そして、>>101のとおり、この王朝交代に付け込んだ
イングランドの『エドワード3世』がフランスに宣戦布告することとなる。

これが、足かけ100年以上にも続く、『百年戦争』勃発の瞬間であった。


******************************************************************************************************************

118 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:06:36.154 ID:DHxNTOn20
 
●ぽこじゃかぽこじゃか死にすぎだろw流行病なのかよw


こうして始まった百年戦争は、一時的な休戦期間をはさみながら、
14世紀~15世紀の長期にわたって継続した。



 ξ#^⊿^)ξ 「イングランド特製、ロングボウの味はいかがかしら♪ 大陸一の弩使いさん(笑)」


  ∧,,∧
 ミ;゚Д゚彡 「何度も何度も連射するのはヒキョウだぞおい聞いてるのか」



初期に発生した『クレシーの戦い』では、フランス軍が壊滅的な打撃を受けるなど、
はじめはイングランドが優勢に展開されていったのだが……

この戦争の最中、中世ヨーロッパを最悪の疫病が襲うことになる。

120 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:07:56.999 ID:DHxNTOn20
 
       ぅぉぇっぷ
    〃⌒ ヽフ
   /   rノ
  Ο Ο_);:゚。o;:,.


ゲェェェ
     ∧_∧
    (ill´Д`)
    ノ つ!;:i;l 。゚・
   と__)i:;l|;:;::;:::⊃
    ⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃

               ,, -―-、       
             /     ヽ   
       / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、|    オエーー!!!!
      /  (゜)/   / /          
     /     ト、.,../ ,ー-、       
    =彳      \\‘゚。、` ヽ。、o   
    /          \\゚。、。、o
   /         /⌒ ヽ ヽU  o
   /         │   `ヽU ∴l
  │         │     U :l
                    |:!
                    U

14世紀中ごろ、『ペスト』(黒死病)が流行し始める。
この疫病はヨーロッパだけでも数千万人の死者(全人口の4割~6割)を出したといわれている。

121 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:09:15.386 ID:DHxNTOn20
 


 :(;゙゚'ω゚'):  ξ;+⊿+)ξ

   _
 ( 。A゚)   ( ×∀×)



   ∧_,,
  (#゙;;-゙)  「アウアウ……こレハ神様の天罰ダヨ………」



農民はばたばたと死んでいき、都市住民の死体は山のように積みあがっていく。
王侯将相も例外ではなく、あまねく身分・階級の人々が死んでいった。

加えて14世紀初頭から気候の寒冷化も進み、度重なるな飢饉も人々を襲うことになる。
中世ヨーロッパ世界は瞬く間に疲弊していったのであった。

122 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:10:54.391 ID:DHxNTOn20
 
疫病と飢饉、そこに長引く百年戦争があわさり最悪に見える。
そして人口が激減した結果、一つの問題が発生することとなった。


  ∧,,∧
  ミ;・∀・ミ 「フサタンの荘園の農奴が全滅しちゃったデチ……」


  ∧,,∧
  ミ;-д-ミ o0(農奴が全滅→畑の世話ができない→効率悪い→死ねる)


  ∧,,∧
  ミ;・д・ミ 「こっ、これはまずいデチ!! 代わりの農奴を探してこないと!!」



人口の激減は労働人口の減少を招き、各地の荘園で経営が成り立たなくなってしまったのである。
当時の荘園は集団で農作業を行っていたから、
領主にとっては収入源が断たれたのも同然な状況であった。

123 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:12:23.023 ID:DHxNTOn20
 
   ∧_,,
  (#゚;;-゚)  「アウ………ミんな死ンジャッたヨ………」

  ∧,,∧
  ミ;・д・ミ 「あっ! こんなところに生き延びた農民がいるデチ!
        おねえさん!! フサタンの荘園で農奴にならないデチか??」


   ∧_,,
  (#゙;;-゙)  「アウゥ……デ、デも今ノ村ヲ捨テるワケにハ………」

  ∧,,∧
  ミ;・∀・ミ 「そこをなんとか!! フサタンの荘園はいいところデチよ~~!
        すこしくらい税金を安くするからぜひ来てほしいデチっ!!」


このため荘園の領主は、こぞって農民への負担(税金・賦役等)を減らし、
何とかして労働力を確保すべく奔走することになる。

この結果、それまで領主に隷属していた農奴の待遇はかなり改善されることになった。






人手不足の時は、従業員の待遇を改善しないと人が集まらないってことですね。
今後の日本はどうなることやら……

124 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:14:07.408 ID:DHxNTOn20
 
だが、しばらくするとまたしても領主が音を上げ始める。


   ∧_,,
  (#゚;;ー゚)  「税金……ヤスクナタよ……暮ラシガ楽ダネ………」




  ∧,,∧
  ミ;・д・ミ 「最近収入が少なくなったデチ……」


 :(;゙゚'ω゚'): 税金下げすぎたwwwwww俺が干上がるwwwwwwwww


農奴の待遇が改善されると、彼らは小規模な土地を耕す自営農民とほとんど変わらない存在となってしまう。
これでは領主は税金をほとんど吸い上げることができないため、経済的に困窮してしまうのであった。

127 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:15:45.446 ID:DHxNTOn20
 

  ∧,,∧
 ミ;゚Д゚彡 「税金下げたら利益でないのは火を煮るより明らかだろ・・」



 ξ;゚⊿゚)ξ 「農奴は絞れば絞るほど出るものっていうでしょ。適当に締め上げればいいのよ」


この事態にあわてた領主たちは、再び農民を土地に縛り付け、人頭税などの重い税金をかけるなど
農奴制を強化することによって再び利益を上げようと試みることになる。

こうした封建制の復活を目指した動きのことを『封建反動』と呼ぶ。

125 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 20:14:21.742 ID:5RbKZw0oa
亀レスだがビザンツ帝国滅ぼしたのになんで怒られたの

128 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:19:25.990 ID:DHxNTOn20
 
さて、このような封建反動を前にして………



  ∧,,∧
  ミ;・∀・ミ 「イパーイ働くデチ!!」

 ( ^ω^) うはwwwwwwww農奴はもっと働けwwwwwwwwww

  ∧,,∧
 ミ#゚Д゚彡 「このままではヒキョウなイングランドを叩き潰す資金が足りないわけだが」

 ξ#゚⊿゚)ξ 「フランスとの戦争にお金がかかるのよ! 早く税金を差し出しなさい!!」




   ∧_,,
  (# ;;- )  「…………話が違うヨ」



ついに農民の怒りが爆発することになる。


>>125
もともとイスラム教徒を征伐するための十字軍だから、
同じキリスト教徒のビザンツ帝国を攻撃しちゃいかんってこと

129 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:20:57.946 ID:DHxNTOn20
 


                    _
                    〉ヽ-、
        <^ヽ 〈\  __  ⊆_ く、
         }  |  )ノ<、 ヽ 'ーっ <
         {  7    レ' ハ └‐′
         \_ノ       ヽ、つ


         TOP     114514
        1  PLAYER  GAME
        2  PLAYERS  GAME


       (C) 1358   JACQUERIE
           1381   WAT TYLER

       END OF EUROPEAN FEUDALISM.



 

130 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:22:23.603 ID:DHxNTOn20
                  ヽ \
                 / \ \
            ∧_,,  /     ̄  悪イ領主ハ耕スヨ
           (#゚;;-゚)     i i i
          /;; ;; ;; ;;ヽ _   i i i--、
         ./| |;; メ;; | |   ̄ ̄ ̄ |:::::|.
        / \ヽ/| |       ノ__ノ..
       /;; メ;; \\| |
       / /⌒\ し(メ    .i i i . .
     /;;/    > ) \  ノノノ
    / /     / /    .\_  ザックザック
    し'     (_つ   /:::::/::...   /ヽ
              ; "ノ・ ./∴: / )i iヽ-、_へ    ,ヘ
              '',, : :―― / / i i i iヽ . ̄ ゙― ノ /
        n_    _/;    i  .ノ / /ノ-' ̄ ゙ ― 、__ノ
      _ノ 二二二、_ミ _Д_ ミ-ヽ_ノ-'
      ゙ー ''~      ∨゛∨


  ∧,,∧
  ミ;>д<ミ 「ヒギャァァァァァァァ!!! フサタンの荘園がぁぁぁぁぁぁ!!!!! やめるデチィィィ!!」



フランスにおいては、ギヨーム=カールという農民に率いられた一揆軍が反乱を起こした。
これを『ジャックリーの乱』という。



騎士は耕すもの

131 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:24:12.865 ID:DHxNTOn20
                  ヽ \
                 / \ \  「アダムが耕しイヴが紡いだとき
            ∧_,,  /     ̄   だれが貴族であったというのか!」ダヨ
           (#゚;;-゚)     i i i
          /;; ;; ;; ;;ヽ _   i i i--、
         ./| |;; メ;; | |   ̄ ̄ ̄ |:::::|.
        / \ヽ/| |       ノ__ノ..
       /;; メ;; \\| |
       / /⌒\ し(メ    .i i i . .
     /;;/    > ) \  ノノノ
    / /     / /    .\_  ザックザック
    し'     (_つ   /:::::/::...   /ヽ
              ; "ノ・ ./∴: / )i iヽ-、_へ    ,ヘ
              '',, : :―― / / i i i iヽ . ̄ ゙― ノ /
        n_    _/;    i  .ノ / /ノ-' ̄ ゙ ― 、__ノ
      _ノ 二二二、_( _Д_ ;)-ヽ_ノ-'
      ゙ー ''~      ゝ_ソ



 :(;゙゚'ω゚'):  んああああああああああwwwww耕さないでwwwwwwwwwしぬwwwwwwwwwwww


またイングランドにおいても、ワット=タイラーという人物を中心とした農民反乱が発生した。
これを『ワット=タイラーの乱』と呼んでいる。


なお、この反乱は『ウィクリフ』という神父の思想に影響を受けたものであった。
彼の思想は教会組織(≒支配者層)の腐敗を糾弾するものであり、
下層農民には非常に親しみやすいものだったのである。

132 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:26:12.443 ID:DHxNTOn20
 


  ∧,,_,,
  ミ(;;)д;ミ 「フサタンの荘園がぼろぼろデチ……」


 ((;;)ω`) 漏れの荘園おわた...........................



こうした農民反乱はいずれも鎮圧されたものの、この反乱を通じて、
封建制度のかなめであった領主層はますます困窮していくことになる。

困窮した没落領主の中には、その領地を国王に没収される者も多数存在した。

133 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:28:40.469 ID:DHxNTOn20
 

          砲撃開始!         アゴーイ!           逝ってよし!
 从                从                从
((  ))、    ∧ ∧     ((  ))、    ∧ ∧    ((  ))、    ∧ ∧
 从ヽ\\__(゚Д゚ )      从ヽ\\__(゚Д゚ )     从ヽ\\__(゚Д゚ )
   /=/\\ / |_ |⊃ ∧ ∧  /=/\\ / |_ |⊃ ∧ ∧  /=/\\ / |_ |⊃
   \\/ / ./ / /  ヽ(゚Д゚ )  \\/ / ./ / /  ヽ(゚Д゚ )  .\\/ / ./ / /  ヽ
   /___/ | | ◎ |⊂⊂|   /___/ | | ◎ |⊂⊂|  /___/ | | ◎ |
    \\==\\__/ ( ( (~′ \\==\\__/ ( ( (~′ \\==\\__/
     . ̄    . ̄           ̄    . ̄          . ̄    . ̄


また、百年戦争の後期にもなると戦争のあり方が変わり始める。

東方から伝来し新たに導入された『火砲』は、それまで戦争の中心であった
騎兵(=封建領主)の地位を脅かし始めたのである。


ここにきて、ヨーロッパの封建制は崩壊へと進みつつあった。

134 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:30:36.730 ID:DHxNTOn20
 
そして封建制度の崩壊が進む中、百年戦争はついにクライマックスを迎える。


オラオラオラオラオラオラオラオラオラ_ー ̄_ ̄)’,  ・ ∴.'オラ, .. ∴.'∴. ∴.' オラオラオラ
オラオラオラオラオラオ∧,,∧--_- ― = ̄  ̄`:, .∴)' オラオラオξ#)゚⊿)オラオラオラ
オラオラオラオラオラ ミ -'' ̄  = __――=', ・,‘ r⌒>オラ_/ / ・,‘ オラオラオラ
オラオラオラオラオ/  _-―  ̄=_  )":" .  ’ | y'⌒  ⌒i .'  ∴.' オラオラオラ
オラオラオラオラ/   ノ  ̄_=_  ` )),∴. ) |  /  ノ |∴.'∴.' オラオラオラ
オラオラオラオ/  , イ )    _ ) ̄=_)   _), ー'  /´ヾ_ノ オラオラオラオラオラ
オラオラオラ/   _, \  )_ _ )=  _)オラオ/ ,  ノオラオ∴.'オラ∴.' オラオラ
オラオラオラ|  / \  `、     = _)オラオラ/ / /∴.' ∴.' オラオラオラオラオ
オラオラオラj  /オラオヽ  |オラオラオラオラオラオラオ/ / ,'オラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラ / ノオラオラ{  |オラオラオラオラオラオ/  /|  | オラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラ / /オラオラオラ| (_オラオラオラオラオ!、_/ /   〉オラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラ `、_〉オラオラオラオー‐‐`オラオラオラオラオラオラオ|_/ オラオラオラオラオラオラオラオラオラ



突然登場した『ジャンヌ=ダルク』の活躍をきっかけに、フランス国王『シャルル7世』は巻き返しを図り、
ついにフランス国内からイングランド軍を駆逐することに成功したのであった。

135 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:32:33.027 ID:DHxNTOn20
 
        ∧,,∧
       ミ,,゚Д゚彡     地位と権力にしがみついた結果がこれ一足早く言うべきだったな?
      ( ヽ_  ⌒,ヽ、
       lヽ_  ソ  ̄_/  お前調子ぶっこき過ぎてた結果だよ?
          l    '  ~l
        l      l
          (      ノ
        ヽ  y l
         ヽ  ヽl
          ヽ  )
           l  ll
             l  l.l             ∫
  ∩    ∩   l  ll           ∫
   )`i_  )`i  l l _____
  (    ̄ ̄⌒ ̄ ̄         ̄ ― _ __    _  _
    ̄ ̄ ̄ ⌒─‐___/  _ノ`ξ;。Д。ξ_  ̄ 二、`っ^つ)
               / /           ̄     ̄
              / /
             ( __( J
              l,jj,jl,j



1453年。
こうして百年戦争はフランスの大勝利によって終結したのである。

136 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:35:13.020 ID:DHxNTOn20
 
さて、百年戦争終結後の各国の状況はというと………


 ξ#>⊿<)ξ 「キィィィィーーー!! どうしてフランスなんかに負けるのよ!!!」


 ξ#゚⊿゚)ξ 「この役立たずどもッ!! 全部お前らのせいよ!!!」



 (#^ω^) o0(貧弱国王め……うぜえ…………)




 (#^ω゚)  …………そうだ!


イングランドにおいては、百年戦争の最中にプランタジネット朝が
断絶したことから『ランカスター朝』が成立していた。

しかし、百年戦争の敗戦により、全く得るものがなかった国内諸侯の不満が渦巻いており、
国内はきわめて不安定な状況にあった。

137 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:37:04.519 ID:DHxNTOn20
 
この結果、国内諸侯のランカスター朝に対する不満が噴出することとなる。




 ξ ^ω^)ξ うはwwwwww俺がイングランド国王のツーンだおwwwwwwwwwwww


 ξ ^ω^)ξ もう貧弱国王には任せられんなwwwwwwwwwwwうはおkkkkkwwwwwwwwww




 ξ ゚⊿゚)ξ 「……………コロス」



 ξ ^ω^)ξ あ?wwwなんだって?wwwwwもう一度言って見れ?wwwww



百年戦争終結直後、『ランカスター家』と『ヨーク家』の王位継承争いである『薔薇戦争』が勃発したのであった。

そして…………

138 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:39:10.805 ID:DHxNTOn20
 
───────── ― - --
─── /⌒ヽ, コロスコロスコロスコロスコロス
 ̄ ̄  / ,ヘ  ヽlXlソヘ コロスコロスコロス ̄ ̄ ̄   , ” ' ‐ ,
 ̄ ̄ i .i \ ξ#゚⊿゚)ヽ,   ___,, __ _ ,, - _―" ’.  ' ・,  ’・ ,  
── ヽ勿  ヽ,__    j  i~""     _ ― _: i ∴”_ ∵,      ξ#)^ω) ぐはwwwwwやめwwwwwwwwww
______   ヽ,, / / __,,, -- "" ─ "ー ・, ; ; - 、・   r=-,/⌒  ~ヽ~,
───────  ヽノ ノ,イ  ─── ― -            i y  ノ' ノi j |
───────  / /,.  ヽ,  ──                i,,___ノ   //
______   丿 ノ ヽ,__,ノ ___ _ _ _           ,'    ゝi
           j  i                        /   y ノ
_____    巛i~ ____ _             /    /~/
                                   i   < /
───────     _  _                    ヽ,  \
               // | | 巛                / ヽ_  )
────        //   | |    ===┐        i (~_ノ
             //   | |       | |        ノ  /
             ~    ~       | |         ノ  /
                     ===┘      (~   ソ
                                  ~ ̄

139 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:40:18.224 ID:DHxNTOn20
 
   _  _  _  _  _
   タヒねタヒねタヒねタヒねタヒね         _,-''  )
         lXlソヘ            , -' (.__,-''
       ,ξ#゚⊿゚)_         .,-'~ ,- '
      /   )ヽ(w i      .,-'~  ,-'~
     .,/  /   ヽヽヽ   ,-/'~  ,ノ      / /ξ#)゚ω)  ちょwwwwタンマたんm………
     / ^)'   _ l ゝ _)-'~   ,-'~     //, ' ⌒/    ⌒ヽ
    / /'  ヽ    ^ ̄   ,-'~       / /          ヽ ゚ ・
   (iiiiリ∫ ヽ      ./    (⌒`~~'  /i  ノ    ノ\ ヽ
       ヽ─|~' ノ/      ゙~~~~  |      ./  `- '
        || ||l、_  /          ,,,     |     /  ゚ 。
  |.|  _|.|_,,,|   |        __-'',,-~   /    /
  .|.| ニ─、─''''|   |       =-'''     /   、 ヽ
  .|.|    |.|  .|  |              |    l  l
  |.|    |.|  .|  '、      _     _.|   /  ノ
  .|.|  ,,== ==.|   l      .|.|  ,_,,-'',,,-|  / |  /
   |.| ||_ノノ   |  |      i、`''',,-''''  |  /  .| .|
   .|.レ `-- '    |  |        ̄   | .ノ   | )
         ,- |  |     .....     | .|    ||
         `ヽ   );;;::::::::'''''      | |     | .|
           ゙ - '''''''       ,- 、| | ,,,,,;;;;;;;;と__)''
                      \__);;;;;;;''''''

140 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:41:36.863 ID:DHxNTOn20
 

   そいやああああああああ!!

      /ノソヘ                .'  , ..
     ξ   ξ ,"⌒ヽ,         .∴ '       /⌒ヽ   ぬふうううううううううう
   /"⌒ヽ 丶⌒"- ─ヽ,            .∴ ' ”,, ,,("⌒丶
  丿 人     rー ─""      スパァン!!,  ∴ ∴(入   ヽ,ヽ
  (_  ソ \,   \彡-―""-――= ̄" ,,"" "`:  ∴.'  ヽ >  | )
       ",       '  ,,, __―__ _ー=_ ソ      ノ  丿 |
        (  入_,, ノ二三"ー ̄- _ =二__",,,   _,,(⌒ /  丿
        |  ”                     (   ノヽノ  ,,.,ノ
        |   |                    /”  /   ,,/
        r⌒ )                  _|  /  ノ
        (   |                  (_ ,ノ  /
        |  |_ _,,               _ ,/ _ ノ
        (__ノ              (    /
                            ヽ_)”

141 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:42:52.242 ID:DHxNTOn20
 



ξ# ⊿ )ξ 「だ!れ!が! イングランドの国王ですってぇぇぇぇ!!!11!!!!!」



 (パーティーメンバーがいません)



イングランドを二分した薔薇戦争は30年近くも続き、国内は大いに疲弊した。

そして最終的には両者共倒れとなり、ランカスター家の親族であった『ヘンリ7世』が
ヨーク家から奥さんを迎えることで決着することとなる。


こうして『テューダー朝』が新しく成立することとなった。

142 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:44:11.590 ID:DHxNTOn20
 
そしてこのテューダー朝は、百年戦争・薔薇戦争を通じて諸侯の力が弱まっていたことから、
国王の権力が非常に強い王朝としてスタートした。



 ξ#゚⊿゚)ξ 「次にあたしに逆らったら皆殺しにするからね」


 ::(メメメωメ)::  「あがが………」



それこそ、よからぬことを企む諸侯を裁くことができるほどに王権は強力である。

これはすなわち、この時点において、イングランドでは完全に『封建制度』は崩壊したのだと言える。
つまり、イングランドにおける「中世」は終了したのであった。

143 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:45:36.643 ID:DHxNTOn20
 
一方、百年戦争に勝利したフランスでも国王の権力は強まっていた。


  ∧,,∧
 ミ,,^Д^彡 「ギコハハハwwwwwイングランド弱すぎるなwwwwww」

  ∧,,_,,
  ミ(;;)д;ミ 「うちの王様、全然謙虚じゃなくなっちゃったデチ……」



シャルル7世の子である『ルイ11世』は、国内に残存していた大諸侯の領土を接収し、
ついにフランス全土に影響力を及ぼすことに成功した。


ここにおいて、フランスにおける「中世」も終了したのである。

144 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:47:06.206 ID:DHxNTOn20
 

なお、全国統一を果たしたフランスのヴァロア家は、対外的な野心を持ち始めることになる。


  ∧,,∧
 ミ,,゚Д゚彡 「フランス統一したワイ、ぐう有能や。いっちょイタリアにも遠征してみるやで~」


  ∧,,_,,
  ミ(;;)д・ミ o0(なんか口調も変わってるデチ……)


ルイ11世の子、『シャルル8世』はイタリア半島への領土拡大をもくろみ、『イタリア戦争』を開始した。
この戦争はイタリアに利権を持っていた『神聖ローマ帝国』との対立につながり、欧州情勢に大きな影響を与えることになる。

******************************************************************************************************************

146 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:48:42.134 ID:DHxNTOn20
 
●中世世界の終わり


百年戦争の終結に前後して、そのほかの地域においても事態が大きく変わりつつあった。



  ('A`)  「イングランドとかフランスとかが目立っているけど、俺のことも忘れないで……」



まずは『神聖ローマ帝国』から見てみよう。

147 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:50:15.170 ID:DHxNTOn20
 
13世紀後半、神聖ローマ帝国では『封建制』が著しく進展したことから、
皇帝の権力が減退し、代わりに大諸侯の力が強まりつつあった。

この結果、大諸侯の思惑に左右された、皇帝とは名ばかりの貧弱一般人が乱立することとなってしまう。



  (;'A`)  「かくいう私も皇帝でね……とか笑っていられる状況じゃなさそうだ」


  (;'A`)  「この頃の皇帝は選挙で選んでいたんだぜ、笑っちまうだろ」



名目上の皇帝は存在するが、全くまとまりがない時代。
神聖ローマ帝国は、もはや「神聖でもなければ、ローマでもなく、帝国ですらない」状況に陥った。

こうしたドイツにおける政治的な分裂期を『大空位時代』という。

148 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:52:37.682 ID:DHxNTOn20
 
また、大空位時代が終結した後も皇帝権力は弱いままであった。



  (;'A`)  「ということで仕方ない、皇帝選挙のやり方だけでも決めとかないとな……」


このため『カール4世』は、神聖ローマ皇帝を選ぶ権利を持つ7人の大諸侯を定め、
選挙の手続きを規定した『金印勅書』を発布せざるを得なかったのである。

149 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:54:09.592 ID:DHxNTOn20
 
そんな中、14世紀末期になると『ジギスムント』が登場する。



          |   。。。
          |   |M|    イェーイ
          |  ('A`)ノ
         / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄  
.         /


彼はドイツ国王のほか、のちにチェコ・ハンガリーの国王も兼ねることになる。
しかしこのジギスムントこそ、ドイツにおける「中世」の看取り役なのであった。

150 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:55:21.133 ID:DHxNTOn20
 
彼が登場したころの欧州情勢は複雑怪奇であった。



 ('、`*川 「ドーモ。取るに足らぬヨーロッパの皆さん。オスマントルコですッッ!!!」




 (;-_-)  川;д川


 (lil´;ω;) 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!もうだめほんとだめし゛ん゛し゛ゃ゛い゛ま゛す゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!1111!!1」




  (;'A`)  「なんだよこれ……なんなんだよ、これ………」



東の帝国『ビザンツ帝国』は、新興国家であった『オスマン帝国』に
領土を蚕食されており、その命運は風前のともしびであった。

また、バルカン半島に存在していた『セルビア』・『ブルガリア』などの民族も
同じく圧迫を受けており、東欧地域が陥落するのは時間の問題となっていたのである。

152 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:57:00.470 ID:DHxNTOn20
 
このためジギスムントは、オスマン帝国に侵略されている国々を救援するために、
十字軍の結成を呼び掛けたのであった。




  (;'A`)  「とりあえずみんなで助けに行こうぜ! このままだとハンガリーまで危なくなっちまう……」




こうして出発した十字軍は『ニコポリス十字軍』と呼ばれているが………

154 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 20:59:00.346 ID:DHxNTOn20
 


      (  ) キヘイヲ
      (  )
      | |



     ヽ('A`)ノ トキハナツ!
      (  )
      ノω|






        キヘイハ ジダイオクレ ナノ
    __[警]
    ('、`#川  ('A`)
     (  )\/ノ )
      | |    | |


 

155 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:00:36.880 ID:DHxNTOn20
 

                   モウコネェヨ!!  ウワァァァン!!

         .。::+。゚:゜゚。・::。.        .。::・。゚:゜゚。*::。.
      .。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。   。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
    .:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚      ゚( ノA`)ノ゚      ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
  。+゜:*゚ー゚:・。:+゜    =    ( ┐ノ         ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::*        :。; /              *::+:・゜。+::*:.
⌒::;;⌒⌒⌒;;::⌒⌒.:: :⌒;;⌒::.;;.⌒⌒/   /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄./   /::. :; ;⌒⌒:.:⌒:;⌒;;⌒⌒:.:⌒:;⌒;
:::    ;;:    :,;: ;;..  : :;   ,::.;  /   /| ̄. ̄ー ̄. ̄/   /.., ,; .:   ,,。,   ::    ;;: .  :
    :::  :;..  .,;;   ;    : :::., /   /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /,,;    :::  :;    :;.  ;    : :::



『ニコポリスの戦い』において十字軍は大敗。
ジギスムントも命からがら逃走するなど散々な結果に終わったのであった。

そしてこの十字軍の失敗により、東欧地域は徐々にオスマン帝国の支配下に置かれることとなる。

156 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:02:04.988 ID:DHxNTOn20
 
一方、ジギスムントはキリスト教に関しても大きな影響を与えている。




     ±      ±      .±
    /=ヽ     /=ヽ     /=ヽ
  ┏(;^o^)┛ ┏(;^o^)┛ ┏(;^o^)┛




  (#゚A゚)  「お前らいい加減にしろよ!!」



当時のキリスト教界は、ローマ教皇が3人も乱立する状況にあり、混乱が続いていた。
このためジギスムントは『コンスタンツ公会議』を開催して、事態の収拾に乗り出したのであった。


これによりローマ教皇の権威は完全に失墜し、以後表舞台に立つことはなくなってしまう。
「中世」の特徴であったキリスト教が、ここで役目を終えることになったのであった。

157 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:03:34.991 ID:DHxNTOn20
 
また、このコンスタンツ公会議では、その他のキリスト教界の混乱にも対処がなされた。



  .,,..,,,,_
 / 。゚ 3  「儂らはキリスト教徒じゃあああああああ!!ドイツ騎士団の言う十字軍なんて嘘っぱちなんじゃあああああああああ!!!」



  ('A`)  「お前ら流石にこれはやりすぎだろ。たとえ異教徒にも人権はあるんだぞ」


   _
 ( 。A゚)


一つは>>55で触れた、ドイツ騎士団の横暴に対する非難である。
ここに、十字軍の思想的背景がひとつ否定されることとなった。

158 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:05:29.809 ID:DHxNTOn20
 
そしてもう一つは、巷を騒がす異端思想の排除であった。



  ('A`)  「最近教会を非難する過激思想が広まってるらしいな………」


  ('A`)  「イングランドの『ジョン=ウィクリフ』、チェコの『ヤン=フス』………」



  ('A`)  「こいつら全部異端ね。火あぶりの刑でよろしこ!」



それまでのキリスト教界における厳密な階級制度を非難する彼らは、
当時の支配者層にとって、危険極まりない思想の持ち主であった。

(※実際にウィクリフについては、>>131の農民反乱を引き起こすきっかけとなっている)

159 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:08:08.607 ID:DHxNTOn20
 
しかし、この異端宣告により………




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
                        |
       ____.____    |   いらない
     |        |        |   |   ドイツ人市長を
     |        | ∧_∧ |   |   窓から
     |        |( ´∀`)つ ミ |   投げ捨てろ
     |        |/ ⊃  ノ |   |
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |   ∧_∧
                       (´Д` )
                       ⊂ ⊂ )
                     ⊂ ⊂ ,ノo

160 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:10:22.506 ID:DHxNTOn20
                  ヽ \
                 / \ \
            ∧_,,  /     ̄
           (#゚;;-゚)     i i i
          /;; ;; ;; ;;ヽ _   i i i--、
         ./| |;; メ;; | |   ̄ ̄ ̄ |:::::|.
        / \ヽ/| |       ノ__ノ..
       /;; メ;; \\| |
       / /⌒\ し(メ    .i i i . .
     /;;/    > ) \  ノノノ
    / /     / /    .\_  ザックザック
    し'     (_つ   /:::::/::...   /ヽ
              ; "ノ・ ./∴: / )i iヽ-、_へ    ,ヘ
              '',, : :―― / / i i i iヽ . ̄ ゙― ノ /
        n_    _/;    i  .ノ / /ノ-' ̄ ゙ ― 、__ノ
      _ノ 二二二、_(、Д。 ;)-ヽ_ノ-'
      ゙ー ''~      ゝ_ソ


  (;゚A゚)  「ほげえええええええwwwwwwwwwwwwwwww」


異端とされたチェコの『フス派』は、怒り狂って反乱を起こすことになる。
あわてたジギスムントは十字軍と称して鎮圧軍を差し向けたが、
市民・農民が団結した反乱軍は予想以上に手ごわく、その巧みな用兵の前に敗北を重ねていく。

こうして発生した『フス戦争』は、ジギスムントの威信を大いに傷つけることになったのである。


フス戦争関連だと「乙女戦争」って漫画がおぬぬめ

161 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:11:49.869 ID:DHxNTOn20
 
オスマン帝国には大敗北し、国内では反乱が発生する……
このように全くいいところがないままジギスムントは没することになった。




           . . ∞

      (ノ'A`)ノ
      (  )
   , , , , / >


そして彼には後継者がおらず、ここに彼の家系は断絶してしまう。
その後、神聖ローマ皇帝は『ハプスブルク家』が継承することになるのであった。

162 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:13:36.796 ID:DHxNTOn20
 
さて、ジギスムントの敗北によって見捨てられた東欧地域はというと………


        .: + ...:.    ..:...:.. :. +
        . ..: .. . ∧_∧   + .. : .. .
        .. +  (´゙゚'ω゚')  ..:.  ..  ..
       +  :.  /つ旦o  .  +..
        .    : ..    +  .. .
        .. :..      __  ..
        .    +   |: |
                |: |
            .(二二X二二O
                |: |    ..:+
          (⌒─⌒) .|: |
         / ⌒ ヽ ),,|; |,_,,
      _,,_,,_(,,    );;;;:;:;;;;:::::ヽ,、
      "   "" """""""",, ""/;


1453年。

オスマン帝国の攻勢の前にビザンツ帝国は持ちこたえられず、ついに首都が陥落することになる。
奇しくも百年戦争終結と同じ年に『ビザンツ帝国』は滅亡したのであった。

163 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:15:27.854 ID:DHxNTOn20
 
    (ヽ               /⌒ ̄二⊃
   / \         .ィハヘヽ   /   /(      殺伐とした欧州にイスラムの"侵略者"が!
   (/^\ \ _    ('、`*川 (   __\
        \_ ̄⌒       \ \\\ヽ
            ̄ ̄|      / ̄\ \ヽ ヽヽ
        ___/    /     \)ヽ ヽ ヽ
       (  _       )         \))~
       \ ヽ ̄ ̄\  ヽ
         \ ヽ   \  ヽ
          ヽ  )   \ \
           ヽ (     \ ヽ 
             `し.      \ \ 
                      ヽ  )
                       ヽ (
                         `し

ビザンツ帝国の滅亡後、その後継者としてふるまったのが『オスマン帝国』であった。

今後オスマン帝国は積極的にヨーロッパへの干渉を行い、
イスラム教国ながら、ヨーロッパ諸国の一員として側面を見せることになる。

164 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:16:54.206 ID:DHxNTOn20
 


 (・∀ ・) 「ありゃー ビザンツとうとう死んじゃったのか……」


                         ツァーリ
 (・∀ ・) 「そしたら代わりにボクが皇帝になってあげるよ!」



 (・∀ ・) 「ロシアの時代がいまはじまる!!」



一方、ビザンツ帝国が滅亡したことを受けて、
モスクワ大公であった『イヴァン3世』が「皇帝」の称号を使用し始めることになる。

これ以降、ロシアの君主はビザンツ帝国の後継者を自称しながら、
ヨーロッパへの進出を続けていくのであった。

166 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:18:34.084 ID:DHxNTOn20
 
最後に。



   ∧∧
  (,,゚Д゚) 「スペイン王国だゴルァ」



15世紀後半、『国土回復運動』(レコンキスタ)の続くイベリア半島では、
カスティーリャ王国とアラゴン王国が合体し、『スペイン王国』が成立することになった。

167 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:19:40.275 ID:DHxNTOn20
 
こうして成立したスペイン王国は、イスラム勢力に対して攻勢を強めて国土の統一を図ろうと奮闘する。


   ∧∧
  (#゚Д゚) 「これで終わりだ! イスラム教徒を………地中海に叩き込めっ!!」

   ∧∧
  (;゚∀゚) 「アヒャーーーーーッ!? レ、レコンキスタ狂いのキリスト教徒どもめ……… サヨナラ!!」


そしてこの結果、イベリア半島で最後まで残っていたイスラム王朝である『ナスル朝』が滅亡。
長年にわたって続いてきた国土回復運動がついに終結したのであった。

この国土回復運動の終結をもって、イベリア半島における「中世」も終了したと言える。

168 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:21:22.828 ID:DHxNTOn20
 



      ξ ゚⊿゚)ξ

      ( ´ω`)
                                           _          (・∀ ・)
              (・∀・ )                      (゚∀゚;)
                                      .,,..,,,,_
                                      / ,' 3
            ∧,,∧
           ミ,,゚Д゚彡                (;'A`)


   ∧∧   ∧∧           \(^o^)/           (^、^*川
  (*゚ー゚)  (,,゚Д゚)



こうした各地域での「中世」の終了により、ヨーロッパには現代にも連なる主要国が出そろった。

これにより、ヨーロッパは謙虚な騎士とキリスト教の時代から、
強大な権力を握った国家がしのぎを削る時代へと移り変わっていくことになる。

170 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:23:20.116 ID:DHxNTOn20
それまでの地方分権化の反動であるかのように、
ヨーロッパ諸国は国内での中央集権化を進めることになる。



それが対内的には『絶対王政』であり、対外的には『主権国家体制』であった。



絶対王政と主権に特徴づけられる次の時代………

これが『近世』の始まりである。

よって次回以降は、この「近世」を中心にお話していきましょう。






( ^ω^)ブーンで学ぶ世界史  「中世西洋史のようです」   終

172 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:27:26.312 ID:DHxNTOn20
はいこれで終了になります
めっちゃ放置しててまじすんませんでした


次回は「近世西洋史」になるかと思いますが、いつごろ投下できるか目途は立っておりません
また数年放置するやもしれませんがお会いした時は支援いただければなあと

175 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 21:29:45.868 ID:1WyWYmIv0
これって現代まで続けるん?

177 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:32:53.881 ID:DHxNTOn20
>>175
もう現代史は投下したっていう
いちおう近代終了(=第一次世界大戦)がとりあえずゴールかと

180 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 21:38:37.096 ID:ay8Nd7MHd
>>177
トリップでググれば出る?

181 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 21:47:53.610 ID:DHxNTOn20
>>180
ちょっと古いけど鳥同じだから出るはず
オムライスにまとまってるよ

183 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします:2015/10/25(日) 22:07:28.627 ID:sD9l4ki30
面白い
どこかで習ったの?

184 名前: ◆ImMEukpfHw :2015/10/25(日) 22:15:49.863 ID:DHxNTOn20
>>183
そりゃあもちろん高校で習ったんよ
独学のところもあるけど

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