mesimarja
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('A`)ドクオは乱暴者のようです
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 01:59:07.32 ID:/mf3+D7e0
乱暴者のドクオは、毎日いたずらばかりしていました。

洗濯をしているお婆さんの川上で小便をしたり、
沸騰するお湯の中に唐辛子を入れて、お爺さんを痔にしたりと、
些細ないたずらではありましたが、村の人は迷惑をしていました。

そんなある日、お婆さんが身篭りました。
とうに生理が止まっていたので、お爺さんとお婆さんは、たいそう驚きました。


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:02:34.69 ID:/mf3+D7e0
('、`*川「まったく、どうしてでしょうね」

日に日に大きくなる腹を撫でながら、お婆さんが嬉しそうに呟きます。

/ ,' 3「もしかしたら、化け物の仕業かもしれないな。本当に産むのか?」

('、`*川「もちろんですよ。天からの授かり物かもしれませんからね」

お爺さんは蛞蝓を見つめるような目で腹を見ていましたが、
お婆さんはまるで頓着せずに、元気に腹を蹴る赤子の成長を楽しみにしてしました。

村は明るい話題で溢れ、いつしかいたずらっ子の
ドクオのことを話そうとする者はいなくなっていました。

これに腹を立てたのが、ドクオです。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:04:29.51 ID:/mf3+D7e0
('A`)「ふざけやがって……。婆に餓鬼ができただけで、大騒ぎかよ。
こりゃあ、ちっと気合を入れなきゃならねえようだな」

ドクオは夜が更けるのを待ち、忍び足でお爺さんの家に向かいます。
犯罪などめったに起きない山間の村でしたから、
戸締りをしている家などなく、堂々と玄関から家に上がり込みました。

('A`)「婆はどこだ?」

家の中には誰もいないようでした。呆けた夢遊病のお爺さんはともかく、
身重のお婆さんが夜に外を出歩くことなどありえません。

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:07:01.20 ID:/mf3+D7e0
ドクオは片っ端から襖を開け、押入れを覗き込みましたが、
やはり二人の姿は見つかりませんでした。

('A`)「くそっ。このドクオ様をどこまで馬鹿にすれば気が済むんだ」

ドクオは障子を蹴飛ばし、襖を蹴破ると、全ての畳をひっくり返してから家を出ました。

('A`)「本格的に舐められているらしいな。
家に火をつけて回ってやろうか。それとも今のうちに全ての畑を掘り返して……」

いつの間にか月が雲から顔を出していて、辺りは仄かに明るくなっていました。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:08:51.08 ID:/mf3+D7e0
('A`)「ん?」

ドクオの耳が小さな物音を捉えました。
どうやら音は、家の裏手の畑から聞こえてくるようです。

('A`)「まさか、野外で性交はねえよな。
つっても妊娠したってことは、まだお盛んってことだろうし」

想像するだけで吐きそうになりましたが、
情事の最中に邪魔をしてやるのも面白いと考え、足音を忍ばせて畑に向かいます。

('A`)「あれ。爺しかいねえじゃねえか」

ドクオの呟いたとおり、畑にはお爺さんの姿しか見えませんでした。
お爺さんは畑の中心に立ち、
何度も鍬を振り上げては、足元に振り下ろしているようです。

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:10:17.20 ID:/mf3+D7e0
('A`)「つまらん。米でも貰って帰るか」

振り向きかけたドクオは、ふいに目を見開き、再びお爺さんを見つめます。
鍬で地面を均しているにしては音が奇妙なことが、気にかかったのでした。

('A`)「いや、まさかな」

独り言ちながらも、ゆっくりと畑を迂回していきます。
徐々にお爺さんに近づくと共に、奇妙な音が大きくなりました。

('A`)「ちょ、うっ。まじかよ」

そして、ドクオは見てしまったのです。
仰向けになったお婆さんの腹に鍬を振り下ろす、お爺さんの鬼のような形相を。

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:10:50.13 ID:bnb+OPCDO
ギャアアアアアアアア

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:13:06.24 ID:/mf3+D7e0
/ ,' 3「この淫乱婆が! ふざけるのもいい加減にしろ。
なにが『お腹の子が死んだら困るから洗濯を頼む』だ?
なにが『飯はまだか?』だ? 糞婆がっ!」

お爺さんはドクオに気づかずに、一心不乱に鍬を叩きつけています。

/ ,' 3「若いころにどれだけ犯しても妊娠しなかったお前が、
どうして生理が止まった後に妊娠するんだ!?
誰だ。相手は誰だ。殺すぞ。殺してやる。赤子共々殺してやる」

すでにお婆さんは微動だにしません。この様子では、お腹の子も死んでいるでしょう。

('A`)「げええ。うえっ。げろげろげろ。おええ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:14:07.30 ID:nJssE5A00
真夜中に欝にさせるな

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:15:08.61 ID:/mf3+D7e0
村は風がなく、物音ひとつしません。
ただ、ドクオの嘔吐する音と、お爺さんが鍬を振り下ろす音が反響しています。

/ ,' 3「誰の子だ。誰の子だ。誰の子だ。誰の子だ。誰の子だ」

やがて大きく息を吐き、お爺さんが鍬を放り投げて腰を下ろしました。
荒い呼吸音が聞こえてきます。
ドクオは逃げ出したいと思いながらも、動かない体を疎ましく思いました。

しかしお爺さんが鍬を支えに立ち上がりかけると、
ドクオをl凄まじい恐怖が襲いました。

そうです。畑と家の間にドクオは座っているのです。

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:15:32.26 ID:Y77lRvHMO
何するだぁああああ!!?

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:16:49.58 ID:/mf3+D7e0
('A`)(待て。こっちにくるな。くるな。くるな。くるな)

もし今お爺さんがこちらに向かってきたら、ドクオは殺されてしまうかもしれません。
普段のお爺さんになら負ける気はしませんが、今回ばかりは別です。
ドクオは心底、恐怖に囚われてしまいました。

温厚で、痔にもめげずに芝を刈るお爺さんは、村一番のお人よしで、のんびり者と噂されています。
だからこそ、ドクオはお爺さんやお婆さんを標的にしていたのです。

('A`)(くるな。くるな。くるな。くるな)

ドクオは全身を硬直させながら、必死に祈りました。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:19:02.88 ID:/mf3+D7e0
ドクオの願いは叶いました。お爺さんは鍬を引き摺りながら、
ドクオのいる場所とは反対に向かって歩いていきます。

('A`)「はあはあはあはあ」

お爺さんの後姿が見えなくなるまで見届けると、ドクオは地面に崩れ落ちました。
足が震え、立っていられなくなったのです。

('A`)「はあはあ。人間ってのは恐ろしいもんだぜ。ふう」

しかし、再びお爺さんを思い浮かべて顔を顰めます。

お爺さんはドクオとは正反対の方向、つまり山に向かって歩み去りました。
なぜ家に帰らなかったのでしょう。理由は簡単です。

('A`)「ま、まさか、俺を?」

婆を殺したついでにいたずら小僧も殺してしまおう。
そんな風にお爺さんが考えてもおかしくはありません。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:22:48.76 ID:/mf3+D7e0
('A`)「やべえな。それだけは止めてもらわねえと」

ドクオは痙攣を続ける足に鞭を入れ、駆け出しました。
ドクオの中では、お爺さんは殺人鬼に豹変しています。
自分では勝てないかもしれない。いや、勝てないだろう。

それでもドクオは必死に足を動かします。
ふいをつけば返り討ちにできるかもしれない。そんな風に考えたのかもしれません。

('A`)「うおっ。いて」

足をなにかにとられ、ドクオは大げさに地面に倒れ込みました。
ドクオが躓いてしまったのは、お婆さんの死体でした。

ドクオは込み上げる悲鳴を懸命に堪えます。

お婆さんの死体は白目を剥き、開かれた腹から飛び出した腸が辺りに散乱していました。
大量の出血が地面に染み込み、お婆さんの周囲から悪臭が漂っていました。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/22(火) 02:24:56.01 ID:/mf3+D7e0
('A`)「あれ」

しかし、ドクオが叫びだすことはありませんでした。
吐くこともなく、お婆さんの顔を凝視します。

('A`)「え、いや、ちょっと待て。それはねーだろ……」

ドクオは衝撃の事実に震え、再び座り込んでしまいました。
そうです。お婆さんを妊娠させたのは、ドクオ本人だったのです。

('A`)「こ、こんなのってありかよ。くくっ。うひっ。
うふふふふふ。うははははは。俺は最高のいたずらっ子だな。ひひっ」

翌日、家の裏手の畑で、殺されたお婆さんと、
お婆さんの腹に顔を突っ込んで死んでいるドクオが発見されました。

お爺さんは、未だに見つかっていません。

もしかしたら、ドクオの家にいるのかもしれません。
自分の人生を狂わせた犯人を待ち続けているのでしょうか。
それは誰にもわかりません。


おしまい

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