mesimarja
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( ^ω^)はマザコンのようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 18:44:54.32 ID:GBT+jLtB0
J( 'ー`)し「ブーン、朝だよ。起きなさい」

( -ω-)「おー、まだ眠いお」

J( 'ー`)し「学校に遅刻するよ」

( -ω-)「いま何時だおー」

J( 'ー`)し「8時15分だよ」

( ゚ω゚)「8時15分!?」

それはいつもと変わらない朝の風景だった。
僕は布団から跳ね起き、学校に行く準備をする。
服を着替えて、寝癖を直して、次は朝ごはん……のはずだったが。


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 18:47:39.14 ID:GBT+jLtB0
( ^ω^)「カーチャン、朝ごはん用意してないのかお!?」

まったく、こっちは急いでいるというのに。
でも僕のそんな些細な不満は、微笑むカーチャンの顔を見ると吹き飛んでしまう。
あぁ、我が母親ながら、なんて美しいんだ。

( ^ω^)「もう時間ないお!いってきますおカーチャン!」

結局朝ごはん抜きで学校に行くことになった。
急がなきゃ完璧に遅刻だ。

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 18:49:31.50 ID:GBT+jLtB0
( ^ω^)「あっ……忘れてたお」

でもどんなに急いでいてもこれだけは忘れられない。
カーチャンとの、いってきますのキス。
僕の唾液でべちょべちょになったカーチャンの顔を見て僕は満足し、学校へと向かった。


僕はカーチャンを愛している。


( ^ω^)はマザコンのようです

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 18:52:17.74 ID:GBT+jLtB0
( ^ω^)「あぁー、お腹空いたお」

('A`)「なんだよ、また朝ごはん食べてきてないのか」

( ^ω^)「おっ、そうだお。カーチャンが作ってくれなかったんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「……そっか」

僕はいつも学校でこの二人と仲良く過ごしている。
幼馴染の、ドクオとツン。

これまで幼稚園から中学校三年生の間、ずっと一緒の親友だ。

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 18:57:03.61 ID:GBT+jLtB0
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇブーン、今度私が朝ごはん作ってあげようか?」

( ^ω^)「なんでだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「アンタ毎朝お腹空かしてるじゃない。正直ウザいのよね、いつもいつも」

( ^ω^)「カーチャンは朝はいつも作ってくれないんだお」

('A`)「作ってもらえよ、ブーン。そのほうがお前も助かるだろ」

( ^ω^)「なんだお、ドクオまで。朝ごはんを作らないカーチャンを悪く言ってるのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「あっ、違うの。そんなんじゃなくて」

( ^ω^)「もういいお、ツン。お断りだお」

僕は腹を立ててその場をあとにした。
いくらドクオやツンとはいえ、カーチャンのことを悪く言うなんて許せなかった。
その日はもう二人とは話さなかった。

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 18:58:55.45 ID:GBT+jLtB0
学校が終わると、僕はすぐに家に帰る。
カーチャンに早く会いたい。
そう思ってのことだ。

( ^ω^)「ただいまだお!」

帰宅してすぐに僕はカーチャンのもとへと向かう。
そして、ただいまのキス。
これが毎日の習慣となっていた。
しかし、今日は邪魔者がいた。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:02:05.22 ID:GBT+jLtB0
(`・ω・´)「……ブーン」

( ^ω^)「父さん。帰っていたんですかお」

僕は父親が嫌いだ。
カーチャンと結婚した男。
この男から僕ができたと思うと、反吐がでる。

夕飯はいつも料理ができないカーチャンに代わってこいつが作る。
僕を育ててくれていることに一応の感謝はしているが、それ以外は憎しみしかもてない相手だ。
僕は知っている。この男が誰かと浮気をしていることを。
カーチャンをたぶらかした上、裏切っているのだ。

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:06:30.34 ID:GBT+jLtB0
(`・ω・´)「お前は、まだそんなことをしているのか」

( ^ω^)「いけませんかお」

(`・ω・´)「こいつはお前の母親だぞ。それに……」

( ^ω^)「でもカーチャンは受け入れてくれていますお」

父親の言葉を遮って発言した。
ねっ?とカーチャンに同意を求める。
カーチャンはそれに笑顔で答えてくれた。

( ^ω^)「ほら」

そう言うと、諦めがついたのか、父親は深いため息をついた。

(`・ω・´)「ブーン、お前とは今度ゆっくり話さなくてはいけない」

そう言って父親は外出していった。
カーチャンと二人きりになれたから、さっき中断させられたただいまのキスを続ける。
いつもより激しくやった。

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:09:17.56 ID:GBT+jLtB0
( ^ω^)「そうだお、カーチャン。明日は授業参観日なんだお」

J( 'ー`)し「へぇ、そうなのかい」

( ^ω^)「カーチャン来てくれるかお?」

J( 'ー`)し「もちろんじゃないか」

( ^ω^)「じゃあ明日は一緒に学校に行くお!」

授業参観は親にいいところを見せるチャンスだ。
明日は頑張って早起きしよう。
寝坊してカーチャンまで一緒に走らせてはいけないから。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:13:24.63 ID:GBT+jLtB0
次の日、僕はちゃんとした時間に目覚めることができた。
カーチャンは相変わらず朝ごはんを作ってくれなかった。
カーチャンもいるし、余裕を持って学校に行こう。そう思って玄関の扉を開けると、そこにツンがいた。

( ^ω^)「ツン、おはようだお。どうしたんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、私朝ごはんつくってきたの。また食べてないと思ったから」

その言葉を聞いて、一瞬にして頭に血が昇った。
カーチャンの目の前でこいつはなにを言ってるんだ。

(  ω )「馬鹿にしてんのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

ツンの持っていた弁当箱を奪い、投げ飛ばした。
中身がそこら中に散らばった。

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:16:38.58 ID:GBT+jLtB0
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっ、なにすんのよ!?」

( ゚ω゚)「黙れおクソ女!!」

ツンの体を渾身の力で突き飛ばした。
非力な女のツンはなすすべもなく電柱にその体を打ちつけた。

ξ ⊿ )ξ「いった……い」

( ^ω^)「これ以上カーチャンを馬鹿にしたら殺すお」

ツンは地面に倒れたまま動けないようだった。
だけどツンのことなんかどうでもいい。

( ^ω^)「ごめんお、カーチャン。怖がらせて」

カーチャンは、いいんだよとでもいいたげに僕に微笑を返してくれた。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:19:36.13 ID:GBT+jLtB0
ξ ⊿ )ξ「ちょっと待ちなさいよ……」

( ^ω^)「なんだお」

ξ ⊿ )ξ「アンタさぁ……アンタいい加減、目を覚ましたらどう?」

( ^ω^)「何を言ってるんだお。今日の僕は早起き。目はとっくに覚めてるお」

そう吐き捨て、僕は学校へ向かう。
ツンが後ろでなにか言っていたが、聞こえないフリをした。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:22:20.45 ID:GBT+jLtB0
J( 'ー`)し「ブーン、さっきは私のためにありがとうね」

( ^ω^)「当たり前だお。カーチャンを馬鹿にしたツンが悪いんだお」

カーチャンと二人っきりでの登校は楽しかった。
朝早いせいか、他の生徒の姿はほとんど見当たらない。

J( 'ー`)し「ごめんね、カーチャン朝ごはん作ってあげられなくて」

( ^ω^)「平気だお。僕はカーチャンがいてくれればそれでいいんだお」

二人で会話しながら学校に行った。

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:26:26.15 ID:GBT+jLtB0
教室に着くと、すでに何人かのクラスメイトがいた。
彼らは僕たちを見て驚いていた。
まぁ無理もない。こんな僕にこれほど綺麗なカーチャンがいるとは思わなかったのだろう。

('A`)「おはよう、ブーン。……っとブーンの、カーチャン」

( ^ω^)「ドクオ、おはようだお。今日は授業参観日だからカーチャンがきてくれたんだお」

('A`)「あぁ……そうか」

授業中、僕は何度も後ろを振り返りカーチャンに手を振った。
カーチャンは笑顔でこっちを見てくれていた。
周りの父兄は僕たちの仲のよさに驚いているようだった。

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:29:29.10 ID:GBT+jLtB0
そんな授業中。突然、教室の扉が乱暴に開けられた。
ツンが、片足を引きずりながら教室に入ってきた。
突然の出来事に教室中がざわめきだした。

('A`)「ツン!どうしたんだよ」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーンにね、朝ごはん作って持ってってあげたんだけど……」

('A`)「それで、ブーンにやられたのか?」

ξ゚⊿゚)ξ「……うん」

('A`)「ブーン……てめぇいい加減にしろよ」

何を言ってるんだ。
明らかにカーチャンを馬鹿にしたツンに非があるだろう。

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:31:59.18 ID:GBT+jLtB0
( ^ω^)「ツンはカーチャンを馬鹿にしたんだお」

('A`)「カーチャンだと?カーチャンってのはこいつのことか!?」

ドクオは教室の後ろにいたカーチャンを掴んで持ち上げた。

( ゚ω゚)「なにしてるんだお!カーチャンに触るんじゃねーお!!」

('A`)「くだらねぇ、いつまで引きずってんだ!お前のカーチャンは死んだんだ!これはお前のカーチャンの遺影に過ぎねぇだろうが!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:36:35.86 ID:GBT+jLtB0
( ゚ω゚)「なに言ってんだおドクオ……いくらお前でも許さないお」

('A`)「お前のカーチャンは死んだ。お前は現実から逃げてるんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「二人でアンタの目を覚ましてあげようって話してた。でも、直接はいえなかった。本当にアンタが狂ってしまうような気がしたから」

( ゚ω゚)「そんなことはどうでもいいお。ドクオ、カーチャンを放せお」

('A`)「放さねーよ。知ってるんだぜ?お前が一人の時、遺影に話しかけて一人芝居してるの。今日の朝もやってたよなぁ?」

( ゚ω゚)「がああぁぁあぁァアァ!!放せえぇぇあぁ!!!」

カーチャンを助けなければ。
無我夢中でドクオに飛びついた。

('A`)「ッ!?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:37:38.99 ID:GBT+jLtB0



ビリリ、と。耳障りな音が聞こえた。


カーチャンは



真っ二つに裂かれてしまった。





63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 20:19:56.06 ID:GBT+jLtB0
( ゚ω゚)「カーチャン!?カーチャン!!」

('A`)「……」

( ゚ω゚)「ドクオ!お前カーチャンを殺したな!!」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン……」

('A`)「フヒヒ、そうだ……俺がお前のカーチャンを殺した」



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 20:21:41.32 ID:GBT+jLtB0




('A゚)「これで……これで二回目だ!!」





68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 20:25:16.81 ID:GBT+jLtB0
ξ゚⊿゚)ξ「はっ?アンタなに言ってんの!?」

(゚A゚)「わかんねーのかよ、ツン。ブーンのカーチャンは俺が殺した。そのまんまだよ」

(  ω )「カーチャン……カーチャン」

ξ゚⊿゚)ξ「わかるわけないでしょう……」

(゚A`)「俺の初恋は、ブーンのカーチャンだ。物心ついたときからずっと好きだった」

(゚A。)「だけどよぉ、あれはブーンのカーチャンなんだ。俺の入る隙間なんて、まったくなかった」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 20:27:46.85 ID:GBT+jLtB0
(。A。)「フヒヒ、殺す瞬間のあの顔、あの声……他の誰でもない、俺だけが知ってるんだ。フヒ……ヒ」

ξ゚⊿゚)ξ「狂ってるわ……誰も彼も」

(  ω )「カーチャンカーチャンカーチャンカーチャンカーチャンカーチャンカーチャンカーチャンカーチャンカーチャン」

(。A。)「フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 20:29:30.70 ID:GBT+jLtB0





それから、ドクオもブーンも精神病院に入った。
私は二人の親友を同時に失ってしまった。

私は、私がブーンの母親となることでブーンの目を覚まそうとした。
そのために、朝ごはん作ったりしたんだけど……。結局ドクオが暴走して終わっちゃった。





75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 20:32:00.46 ID:GBT+jLtB0



でもまぁ、別に今は気にしていない。
実際、ブーンの目を覚ますのはブーンの母親になるついでのことだったし。
いつまでも死んだ母親のこと引きずられても、新しい母親としてはいやだからね。


ξ゚⊿゚)ξ「あぁ、あと一年で結婚できるのね、私たち」


(`・ω・´)「あぁ……待ち遠しいよ、ツン」





77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 20:36:28.87 ID:GBT+jLtB0
これで終わりです。
支援ありがとうございました。

この話は、実話を基にして書きました。
まぁ、かなりフィクションが入ってはいますが……。
私自身の体験を作品の中に組み込んであります。
そして、あるキャラは私自身として描いています。

何か質問がありましたらどうぞなんでもおっしゃってください。

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