mesimarja
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( ・∀・)見かけてしまったようです
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:28:01.92 ID:K3MM0Mqn0


( ^ω^)「おいしょ。おいしょ」

( ・∀・)「…?」
 

学校に行く途中、僕は奇妙な動きをしている男を見つけた。
 
のみと金槌を持って、地面すれすれを叩いている。
 
地面を削っている訳ではないようだ。でも男は見えない何かに一心不乱に金槌を振っている。

辺りには、男が金槌を振り下ろすときの空気をきる音だけが響いている。



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:28:25.90 ID:K3MM0Mqn0

( ・∀・)「キチガイかなにかかな」

( ・∀・)「もう春だしね。そういうやつも出て来るだろ」
 


とりあえず僕はその男を無視して学校へ行く事にした。

後ろから何かを叩く、高い金属音が聞こえていた。



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:30:57.44 ID:K3MM0Mqn0

( ・∀・)「今日通学路でさ。変なおっさんいなかった?」

(,,゚Д゚)「おっさん?露出狂か?」

( ・∀・)「…違うよ」

( ・∀・)「なんか、のみと金槌持ってさ、何かをごつごつ叩いてんの」
 
(,,゚Д゚)「ん~? そんな変なおっさんいたらすぐに気がつくと思うんだけどなぁ」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:34:05.92 ID:K3MM0Mqn0
(,,゚Д゚)「おっさんじゃないが、あの通学路って変な噂があるよな」
 
(,,゚Д゚)「なんか、数年前に人が行方不明になった事があるらしくてよ」
 
( ・∀・)「だれ情報だよそれ」
 
(,,゚Д゚)「先輩の先輩の弟の後輩」
 
( ・∀・)「うさんくさ」
 

昼休み、ギコと窓際で喋る。

まだつぼみのままの、桜の木の向こうに見える通学路に僕は思いを馳せて、朝見かけた男の事を考えていた。
 
帰りもまだいたら、話しかけてみよう。
 

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:36:39.06 ID:K3MM0Mqn0

帰宅部の僕は、野球部のかけ声を聞きながら悠々と家に帰る。
 
少しばかりの優越感。かなり大きい劣等感。
 
やっぱり中学生なんだから部活ぐらい入っておくべきだったか。受験にも影響するらしいしね。
 
そんな無意識に近い状態の脳味噌でぼやぼやと色んな事を考えていると、朝、男がいた場所が見えて来た。
 
男がしゃがんで金槌をふるっていた辺りを見てみる。傷もなにもない。
 
別になんでもなかったのかと、そのままその上を通過した。
 
 
( ・∀・)「おっと」
 

何もないところでつまづいた。春だからなのか、少し意識がぼやけているのかもしれない。
 


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:39:10.75 ID:K3MM0Mqn0
次の日、遅刻しそうになった僕は、通学路をいつもの二倍の速度で学校に向かっていた。
 

(;・∀・)「はぁ はぁ 後…あそこの電柱に着いたら次の電柱まで歩くぞ…」
 

その繰り返しで、結局僕は一度も歩いていない。
 
ここまで走り続けていると、歩きに入るタイミングが掴めないのだ。
 

(;・∀・)「…横っ腹が…」
 

僕が横っ腹を押さえながら、よたよたと走っているときだ。
 

( ^ω^)「うんしょ。うんしょ」
 
( ・∀・)「あれは…昨日の…」
 


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:42:18.71 ID:K3MM0Mqn0
まったく同じ位置で、また男が何かをしていた。

昨日はのみとかなづちを持っていた男だったが、今日は違うものを持っている。
 
なにやら高枝切りばさみを持って、空中をちょきちょきと小気味よく切っているようだ。
 
やっぱりそこには何もない。切っている辺りは僕の背より1m程高い辺りだ。
 

( ・∀・)「話しかけたいけど…時間がない」
 

僕はやむなく、その男の横を通り過ぎて学校へ向かう事にした。
 
 


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:46:24.11 ID:K3MM0Mqn0

( ・∀・)「なぁギコ。やっぱりおっさんみなかった?」
 
(,,゚Д゚)「見ないって。俺朝練でそこ通るけど、そんな変なおっさんいなかったぞ」
 
( ・∀・)「野球部の朝練って何時から始まるの?」
 
(,,゚Д゚)「6時45分から。だから半位にそこ通った時にはまだおっさんはいなかった」
 
( ・∀・)「ふーん。僕は今日遅刻しそうになった時間…8時半にはもうおっさんがいて、」
 
( ・∀・)「昨日の普通の時間…8時10分位のときもおっさんはいたんだよな」
 

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:47:24.75 ID:K3MM0Mqn0
 
(,,゚Д゚)「でも10分とか、登校ラッシュの時間じゃないか」
 
( ・∀・)「だよなぁ。しぃさんにも聞いてみるか」
 
(;,,゚Д゚)「っうぇ!? おいちょっと待t…」

( ・∀・)「おーい。しぃさーん」
 

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:47:47.38 ID:K3MM0Mqn0

僕は慌てふためくギコを視界の横で捉えながら、女子グループで弁当を食べているしぃさんに声をかけた。
 
数人の女子と、しぃさんがこちらにきょとんとした表情を向ける。
 

(*゚ー゚) 「なぁに?」
 
( ・∀・)「いや、大した事ないんだけどさ。しぃさんあそこの通学路通って来てるでしょ?」
 
(*゚ー゚) 「うん」
 
( ・∀・)「毎朝同じ時間にあそこ通って来てるよね?優等生のしぃさんは。ねー ギコー?」
 
(,, Д )「ぉぅ…」
 


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:49:32.26 ID:R5F0roxf0

うつむいてるギコは小さな声でしか返事をしない。多分顔はまっかになっていると思う。
 

(*゚ー゚) 「やだー 優等生なんかじゃないよっ!」
 
( ・∀・)「まぁそれはどうでもいいんだけど、しぃさん最近通学路でおっさん見なかった?」
 
(*゚ー゚) 「おじさん?見てないよー?」
 
( ・∀・)「そっか…役に立たないな」
 
(*゚ー゚) 「……」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:49:59.43 ID:R5F0roxf0

帰り道。やっぱり男はいなかった。
 
朝に男がちょっきんちょっきんやっていた辺りを見てみたけど、何にもない。
 
空中に何かあったら怖いか…と、そんな事を考えながら真下を通過した。
 

( ・∀・)「ん?」
 

頭に、なにかが落ちて来た気がした。
 
多分気のせいだ。

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:51:13.20 ID:R5F0roxf0
今日の朝は少し早めに家を出て、余裕を持って通学路を歩いている。
 
もう帰りの時間には会えそうにないので、登校時に話しかける事にしたのだ。
 
いつもの通学路。いつもの時間帯に会う人とは違う人々。
 
少しばかり新鮮のな気がする朝の空気を思いっきり吸い込みながら、例の場所に近づいていった。
 

( ・∀・)「…いた」
 
( ^ω^)「えいしょ。えいしょ」

 
今日は、やすりをふりまわしている。

どう見ても不審者です。本当に有り難う御座いました。
 
顔を赤くして汗を散らしている男に近づくのは少し気が引けたけど、今がチャンスだ。
 
男が時折手を緩める時を見計らって、近づいた。
 

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:53:21.68 ID:R5F0roxf0

( ^ω^)「ふぅ…ふぅ…」
 
( ・∀・)「あのー。すいません」
 
(;^ω^)「おっ!!」
 
( ・∀・)「毎朝毎朝、ここで何やってるんですか?」
 

男は見るからに動揺している。赤く蒸気していた顔が土気色になっていく。
 
そこまで動揺しなくてもいいだろうというのと、そこまで動揺された事に少しばかしショックを受けながら話を続ける。
 

( ・∀・)「いつもここで色々と振り回して。…何してるのか、教えて下さい」
 
(;^ω^)「おっ…おぉ…っ」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:56:11.85 ID:R5F0roxf0
男は変な顔色のまま落ち着かない。
 
おどおど、きょどきょど、僕と目を合わせようとしない。
 
わざとなのだろうか。馬鹿にしているのか。それとも僕に怯えているとか?
 

( ・∀・)「あのー! 聞いてますか!?」
 
(;^ω^)「おぉっ!おっ!」
 

僕は本能的に、心の奥でこいつより優位のような気がして、少しきつく聞いてみた。
 
うんうんと、凄い勢いで顔を立てに振る。一応聞いてはいるようだ。
 
この、何かにおびえたような態度が気に触る。


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 18:58:04.86 ID:R5F0roxf0
僕の心に嫌な気持ちがいっぱいになった。
 
そんな時、周りの視線に気がついた。
 
目の前の男じゃなくて、僕の方に不振な目線、哀れな視線を向けている。
 

(*゚ー゚) 「……」
 



( ・∀・)「チッ」
 

男に聞こえるように、舌打ちをして横を通り過ぎた。

僕はその視線から逃げるように、学校へ向かった。
 
明日こそ、問いつめてやる。
 
何をしているのか。何が目的なのか。
 

( ^ω^)「……」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:00:27.06 ID:8CuTvSte0
昼休み、僕とギコのところにしぃさんが来た。
 
(*゚ー゚) 「ねぇモララー君?」
 
( ・∀・)「うん?」
 
(*゚ー゚) 「ちょっと来てほしいんだけど」
 
( ・∀・)「いいよ」
 

僕は食べかけの弁当を、ギコの目の前に置いたまま席を立つ。
 
しぃさんに連れられて廊下に向かう時、ギコのなんとも言えない表情がちらりと見えた。
 
僕は意地悪気にギコにスマイルと、ひらひらと手を振り、教室を後にした。


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:01:16.87 ID:8CuTvSte0

( ・∀・)「で、話って?告白?」
 
(*゚ー゚) 「そんなんじゃないよ。今日の朝の事なんだけど…」
 
(*゚ー゚) 「モララー君、頭大丈夫?」
 

いきなり失礼な事を言って来る。僕は正常だ。
 

( ・∀・)「平気さ。ほら、会話も成り立ってるじゃないか」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:02:22.85 ID:8CuTvSte0
(*゚ー゚) 「だって、今日の朝みちゃったんだもん。モララー君が道路の真ん中で何かに話してるのを」
 
( ・∀・)「!」
 
( ・∀・)「僕はあそこで、例のおっさんに話しかけていたんだ」
 
( ・∀・)「見え…ないの?なんで見えないの?」
 

僕はあり得ないという表情をしぃさんに向ける。
 
逆に、こっちがあり得ないという表情をされた。


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:03:17.63 ID:8CuTvSte0
(*゚ー゚) 「だって本当に見えなかったんだって…」
 
(*゚ー゚) 「あたし、ツンちゃんと一緒に歩いてたけどツンちゃんも見えなかったって言ってたもん」
 
( ・∀・)「もしかして僕しか見えないのか?」
 
(*゚ー゚) 「もしかしたら、そうかもしれないね」
 

僕に霊感があった記憶はないが、あれは幽霊なのか?
 
なんで僕だけに見えるんだ。いや、でも男には足があった。
 
もんもんと考えていると、いきなり頭の中にしぃさんの声が響いて来た。
 

(*゚ー゚) 「大丈夫ならいいんだけど、またおじさんに会ったらその事詳しく聞かせてね」
 
( ・∀・)「あ…うん」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:04:45.98 ID:8CuTvSte0
教室に戻ると、もう空になったギコのでか弁とご飯が乾いた僕の弁当箱があった。
 

(,,゚Д゚)「……」
 
( ・∀・)「何の話だったか聞きたい?」
 
(,,゚Д゚)「……」

( ・∀・)「告白さ。あいらぶゆーんなんてね」
 
(#,,゚Д゚)
 
ギコの顔がみるみるうちに歪む。面白いくらいだ。


( ・∀・)「嘘だよ。おっさんの話さ」
 

ギコの顔がみるみるうちに緩む。面白いくらいだ。


(*,,゚Д゚)「なんだよ…心配させんなよ」 

( ・∀・)「なんの心配だよ」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:06:54.10 ID:8CuTvSte0
帰り道、例のごとく男がいた所にやってきた。
 
いつも通り何もない。つまらない。
 
そしていつものように、僕はその、男が何かをしていた所を通過した。
 

( ・∀・)「ぶぅわっ」
 

顔に、クモの巣がかかったような感触がした。慌てて顔にかかったなにかを払いのける。 
 
手に何かからまっていないかと、じっと目を凝らす。
 
何も見えない。
 
もう三日も続けば流石の僕もわかってくる。
 
多分あの男は、この場所に見えない何かを仕込んでいるんだ。
 
…でも、まだその事しかわからない。これじゃあだめだ。もう少し情報が欲しい。

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:09:08.60 ID:8CuTvSte0

次の日の朝、やっぱり男はいつもの所で何かをしていた。
 
腰を丸めてのこぎりを動かしながら、直径1m程だろうか。円をかいた動きをしている。
 
もう僕は怖じ気づく事なく、一直線に男に向かっていった。
 

( ・∀・)「あのう」
 
(;^ω^)「!!」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:10:58.73 ID:8CuTvSte0

やっぱり男は動揺している。

顔色が変わったりはしていないが、脂汗を浮かべている。
 

( ・∀・)「いつも、ここで、なにを、しているんですか?」
 
(;^ω^)「……」
 
( ・∀・)「言っときますが、答えてくれるまで動きませんからね」
 
(;^ω^)「お……」
 

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:13:27.10 ID:8CuTvSte0

何か迷ってる表情をしている。
 
相変わらずおどおどと僕に目を合わせようとしないが、昨日とは違う感じがした。
 
しばらく待ってると男が僕の方を向いた。目の奥に、なにか決意を宿している。
 

( ^ω^)「おっ…」
 
( ^ω^)「おぉっ… …ぼ…くは…」
 
( ・∀・)「ぼくは?」
 
( ^ω^)「ま…まっ…てる…」


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:14:32.98 ID:8CuTvSte0
 
( ・∀・)「まってる?何をですか?」
 
( ^ω^)「…ま…か…ま…え… …もう…す……ぐ…でき…」
 
( ・∀・)「……?」
 
そこまで言うと、男はまたのこぎりでなにかを切る作業に戻ってしまった。
 
遠くからチャイムの音が聞こえる
 

( ・∀・)「やば」


僕から振った話だが、こんな所で油を売っている場合じゃない。
 
すっかり学生が見えなくなった通学路を、僕は猛スピードで駆け抜けた。

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:16:09.98 ID:8CuTvSte0
(*,,゚Д゚)「珍しいなぁ。お前が遅刻なんて」
 

ギコがにやにやしながら僕に話しかけて来た。
 
僕の遅刻に対してにやにやしているのでは無いようだ。
 
さっきやった席替えで、しぃさんの隣になれた事に対してにやにやしているんだろう。 
 

( ・∀・)「僕だって遅刻ぐらいするさ。それよりにやにやしすぎだぞ」
 
(*,,゚Д゚)「うっせー。これがにやにやしないでいられるかっての」
 
( ・∀・)「ふん」
 

そう言って、ギコはまたどか弁を食べ始める。僕より量が多いくせに僕より早く食べ終わる。

のどかな昼食タイムを楽しんでいる時だ。しぃさんがやって来た。


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:17:14.70 ID:8CuTvSte0
(*゚ー゚) 「モララー君」
 
( ・∀・)「ん?」
 
(,,゚Д゚)「!」
 

(*゚ー゚) 「あのさぁ、今日一緒に帰らない?」
 
( ・∀・)「なんでまた」
 
(*゚ー゚) 「あたし、こう見えてもオカルトとか超常現象とか好きなの」
 
( ・∀・)「いや、別に意外じゃないけどね」
 
(*゚ー゚) 「だから、モララー君の言うなぞのおっさんの正体を一緒に突き止めたいんだ」
 
( ・∀・)「それで、一緒に帰ろうと?いいよ別に」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:20:43.85 ID:8CuTvSte0
そこまで言うと、しぼんだギコが僕の脇腹をつついてきた。
 
目からは、なにか色々と言いたい事がありそうだけど言えない気持ちが見て取れる。
 

( ・∀・)「後、ギコも一緒でいいかな?」
 
( ・∀・)「今日木曜だから野球部休みだろ?いいよな?」
 
(*,,゚Д゚)「ぉ…おう!本当はCD屋に行かないといけなかったんだけどな!仕方ねぇな!」

( ・∀・)「明日創立記念日だろ?午前授業だから明日行けよ」

(*゚ー゚) 「迷惑なら別にいいんだよ?」
 
(*,,゚Д゚)「いえっ、全然迷惑じゃないです!」


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:21:54.58 ID:8CuTvSte0
そんなこんなで、僕ら三人は例の通学路を通って帰る事になった。
 
ギコは流石にしぃさんの隣は恥ずかしいのか、僕が真ん中で二人に挟まれる格好になった。
 
やっぱり男はもういない。三人で男の正体について議論しながら、ゆっくりゆっくりと歩いていく。
 

(*゚ー゚) 「やっぱり、恨みを持った亡霊だと思うの」
 
( ・∀・)「いや、でも幽霊がのこぎりとか使うかな?」
 
(,,゚Д゚)「亡霊と幽霊ってどう違うんだ?」
 
(*゚ー゚) 「モララー君そのおじさんと喋れるんでしょ?何か詳しい事聞いてみてよ」 

( ・∀・)「今日喋ったけど、待ってるしか言わなかった」
 
(,,゚Д゚)「のこぎりって、ジェイソンか?ばりばりーって」


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:23:56.03 ID:8CuTvSte0

そうこうしているうちに、例のポイントが近づいて来た。
 
やっぱりいつもと変わらない。何の変哲もない道路のど真ん中。
 

( ・∀・)「ほら、あの辺りだよ」

(*゚ー゚) 「…なにか変な事になってるのかと思ったら、普通だね」
 
(,,゚Д゚)「ねー」


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:26:07.21 ID:8CuTvSte0
特に注目する要素もなかったので、僕らは足を止める事もなくそのポイントに近づいていく。
 
ギコが右、僕が真ん中、しぃさんが左。
 
そうしていつも通り、僕はその男が何かをやっていた場所の上を通過した。




ぼくはなにかに落っこちた
 


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:28:11.22 ID:8CuTvSte0
(,,゚Д゚)「……」

(*゚ー゚) 「……」



中年の男女が道ばたに花束を置く所を見てしまった。
 
こんないい陽気なのに、なんだか少し嫌な気分になってくる。
 
道に花束は、誰かがここで死んだ事があるということだ。
 
前を横切る黒猫を見るのと同じ位縁起が悪いと僕は思う。


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:29:56.35 ID:8CuTvSte0

( ´∀`)「……モナモナ」
 
まぁ、そんなたわいのない事は10秒もすれば忘れてしまう。

いつも通り、桜の花びらがちらちらと流れて来る通学路を僕は寝ぼけ眼で歩いていた。

もう遅刻しそうな時間帯だとはわかっているけど、眠気の方が僕の頭を支配している。
 
しかも朝からこの陽気だ。今日は風も弱いし、どうしても歩きながら寝てしまいそうになる。
 
でも、明日までの我慢だ。明日は創立記念日だから家でゆっくり寝れる…。
 
あぁ、それにしても学校に行くのは面倒くさいなぁ。さぼってしまおうか。
 


そんなとき、通学路の真ん中でのみとかなづちを振っている人を見かけた。


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:32:32.56 ID:8CuTvSte0

( ・∀・)「おいしょ おいしょ」
 


( ´∀`)「なんだモナ?あれは…」
 
( ´∀`)「うちの制服かモナ?」

一心不乱になにかにのみを打ち付けている。道路を削っているのかな?
 
そんな時、遠くからチャイムの音が聞こえた。流石にこれは危ないかもしれない。


( ´∀`)「遅刻しちゃうモナ」
 

とりあえず僕はその男を無視して学校へ行く事にした。

後ろから何かを叩く、高い金属音が聞こえていた。


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:34:40.65 ID:8CuTvSte0
これにて終了…

正直ブーン系とか途中まで書いて読み直して悶絶して消しちゃうことが多いから、
投下とかあんまりしたことなかったんだ。

支援とか有り難う御座います(><)


何か質問はあったら出来る限り答えます

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:35:35.34 ID:YpbnCiIo0
>>62>>66の、話の繋がりがイマイチわからん

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:38:03.39 ID:8CuTvSte0
>>72

そのままモララーが落っこちて突然行方不明になり、年月がたった…
ってな事を言いたかった。わかりにくくてすまん

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:38:51.60 ID:+9pZ1ekVO
ギコしぃが花束置いたのを見たのはモナ視点?

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:40:22.34 ID:8CuTvSte0
全体的に意味ふでスマン。まじでごめんなさい
 
なんというか、連鎖というのかな?
みかけちゃったから、そいつといれかわりにまた同じような事を他の人にやるみたいな
 

ちなみにブーンが言おうとしてたのは、
 
「まちかまえてる もうすぐできる」みたいな意味
 
ようするに罠を作ってたような物かな

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 19:41:10.24 ID:8CuTvSte0
>>78モナ視点

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/15(土) 21:17:56.87 ID:8CuTvSte0
( ^ω^)去ったとか言ったけどまだVIPで遊んでたお!

確かに解説不足だった。今度何か書く時は他でも言われているように、
もっと状況描写をするように頑張る。

なんというか…説明をする人がいなくて、できなかった感じ
説明する役割の人としてはブーンあたりが有力だったけど、
なんかもう思考能力が最低限しか備わってなさそうな、
本能で動いてる感じにしたかったから説明役がいなくなってしまった

産業でまとめると



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