mesimarja
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( ・∀・)モララーはつがい草を育てるようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:03:26.53 ID:gSejs+po0
僕がモナーと共に学校を出ると、校門の目の前に怪しいおっさんがいました。
 
もうこれ以上下がりそうにないくらい下がっている眉毛、

くたびれたロングコート、同じ色をした焦げ茶色の帽子。そんな貧相な格好には似合わない、銀色のアタッシュケース。
 
この春の陽気の中ではとても暑そうな格好です。
 
ただおっさんがいただけなら、僕らは無視していたでいしょう。
 
だけど、おっさんの前にはレジャーシートが引いてあり、その上に不思議な商品が大量に置いてありました。


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:04:38.54 ID:gSejs+po0
( ´∀`)「モララー、なんか面白そうな物がいっぱい置いてあるモナ!」

( ・∀・)「ホントだね……ほとんどがうさんくさいけど」

(´・ω・`)「そんな事言わないでよ。結構掘り出し物もあるんだから」

(*´・ω・`)「ほうら、これなんかお湯につけると1000倍に膨らむペニスだよ!!」

( ・∀・)「うさんくせー」


おっさんは色んな物を手に取って、僕らに説明をしてきます。

手の上で踊るマッチだとか、テレビ石だとか、興味はあるけど買おうとは思わない物ばかり。
 
そのうち興味が無くなって来たので、モナーと共に立ち去ろうとした時でした。


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:06:36.36 ID:gSejs+po0

( ・∀・)「…もう行こうモナー」

( ´∀`)「えー もうちょっと見てみたいモナ」

( ・∀・)「もう殆ど説明してもらったじゃんかよ。いこいこ」


そう言ってモナーを引きずり帰ろうとすると、目に見えて慌てた様子でおっさんが話しかけて来たのです。
 
(;´・ω・`)「ちょっ ちょっとまって!とっておきを出すから!ねっ!」

そう言うとおっさんは大慌てでアタッシュケースを開き、中から何かを取り出しました。


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:08:45.27 ID:gSejs+po0

( ・∀・)「なんだそりゃ」

( ´∀`)「モナ?」

(´・ω・`)「小学生の時に、水栽培ってした事あるだろう?それと同じ要領で育てる球根さ」


おっさんが取り出したのは、親指の第一関節程の大きさの小さな二つの球根。

…球根にはとても見えないけど、球根らしい。どちらかというと、おっぱいと亀頭に見えます。あらやだ卑猥。
 
丸い玉状にピンクのポッチがついた球根と、やはり亀頭にしか見えない球根を僕らの目の前に持って来て、おっさんは続けます。


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:10:37.25 ID:gSejs+po0

(´・ω・`)「実はこれ、木じゃなくて草なのに雌雄があるという珍しい種類なんだ。その名もつがい草」
 
(´・ω・`)「育て方はとぉーっても簡単!この専用の鉢に水と専用肥料を入れて、しばらく置いておくだけ!」

(´・ω・`)「それに成長するにつれて姿がどんどん変わっていくからまったく飽きない!」
 
(´・ω・`)「この植物から出来る実はとっても美味しいし、花は美しいから育ててみる価値はあると思うよー」
 

おっさんは僕らに売りつけるのに必死なようで、もの凄い勢いで捲し立ててきます。

その、間近に迫ったおっさんの顔を見ると余計貧相に見えて、

生活に困ってるんだろうなぁだとか、僕らがこの球根を買う事で少しでも生活の足しになればだとか、
 
同情心が心の中にむくむくと頭をもたげてきて、結局この怪しい球根を買ってあげる事にしてあげました。


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:13:32.03 ID:gSejs+po0

( ・∀・)「聞いた事ない草だね…」

( ・∀・)「モナー。この球根買おうよ」

( ´∀`)「モナは最初から買うつもりだったからノーポッシブルだモナ」

( ・∀・)「プロブレムね。じゃあ、おっさんそれ何円?」

(´・ω・`)「千円」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:14:04.00 ID:gSejs+po0
( ・∀・)「帰ろうかモナー」

( ´∀`)「早く帰んないと夜ご飯に間に合わないモナ」

(;´・ω・`)「嘘!ごめん!本当は500円!」

( ・∀・)「モナー 野球しようぜ!」

( ´∀`)「今日は負けないぞ中島ー」

(´;ω;`)「ごめんね!ほんとごめん!250円でいいから!」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:16:07.54 ID:gSejs+po0
あまりいじめすぎるのもよくないと思ったし、常に貧乏な僕らの所持金は二人あわせてちょうど250円だったので、

そのお金で球根を買い、一人一個ずつ貰う事にしました。

じゃんけんの結果、僕が卑猥な方 モナーも卑猥な方。

おっさんは泣きながら250円を受け取りました。きっと球根が売れた喜びからでしょう。

僕らはその卑猥球根セットと、専用のプラスチックの鉢と、肥料の入った小さな小瓶を受け取り、

小瓶の中身をさらにおっさんに二等分にして貰い、家に帰る事にしました。

僕らは車の排ガスがごうごうと渦を巻いて吹いていく幹線道路の横を歩き続けて行きます。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:17:45.02 ID:gSejs+po0
( ´∀`)「またここなんか立つのかモナ」

( ・∀・)「工事現場の近くってうるさいよねー」

( ・∀・)「ドンガンドンガン。働いてる人は大変だと思うけどね…」

( ´∀`)「虫歯建設株式会社」

( ・∀・)「懐かしいねそれ」


幹線道路わきにある工事現場の横を通り、懐かしい話をしながら、

二人同時に球根を育てて、時折電話で連絡しあう事をやくそくして別れました。

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:18:36.18 ID:y1Z1+3BK0
どっちも卑猥wwwwww

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:19:30.04 ID:gSejs+po0
早速帰って来てただいまも言わずに自室に飛び込んだ僕は、窓際に水を入れた鉢植えと球根を置き、

おっさんから球根を買った時に同時に説明書を読む事にしました。モナーには説明書の写しをあげました。
 
そんなに長い文章ではないので、移す事は容易です。


( ・∀・)「なになに……」

*つがい草の簡単な育て方*

1.まずは鉢の下の線まで肥料を入れて下さい。入れすぎは厳禁です。

2.その上から、さらに水を上の線まで入れて、こぼれないようにゆっくり混ぜて下さい。

3.水と肥料がしっかりと混ざった事を確認した後、鉢に蓋を被せます。

4.球根を蓋の真ん中に乗せて、後は根が出るまで暗い所に置いておいて下さい。

5.根が出て、芽が出たら、日の当たる所に移してやって下さい。

6.成長には個体差がありますが、一ヶ月程で花を咲かせます。二個とも大事に育ててあげて下さい。

注.水が少なくなったら、継ぎ足すのではなく1と2の工程を最初からやって下さい。

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:22:25.94 ID:y1Z1+3BK0
ふむ、直接水と肥料を混ぜたものに埋めるんじゃないんだな

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:22:50.37 ID:gSejs+po0
そういう事なので僕は早速鉢をセットして、真ん中に球根より一回り小さい穴があいた蓋に、卑猥な球根を乗せました。

それを僕は水をこぼさないように押し入れの奥に入れて、その日はそれ以上球根の様子を見る事はありませんでした。

次の日、モナーに昨日の鉢植えの事を聞いてみました。

ちなみにモナーが持ち帰ったのはおっぱい球根。僕は亀頭球根。


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:23:59.73 ID:gSejs+po0
>>16液体肥料だと思って下さい



( ・∀・)「昨日買った球根、何か変化あった?」

(*´∀`)「特に無いけど、極小ながらも乳首の触り心地を味わっていたモナ」

( ・∀・)「へぇ…そりゃよかったね。そしたら僕は精液が出てくるのでも待ってるかな」

( ´∀`)「じゃんけんで負けたモララーが悪いんだモナ!」

( ・∀・)「そうですね そうですね」

僕らは昨日と同じ、ごうごうとトラックが走る幹線道路の脇を歩いていきます。

近くの工事現場からは朝っぱらだと言うのによくわかんない金属音が響いてきます。

この道路は車の交通量が多いくせに街路樹が一本も植えてありません。

僕は空気の浄化と景観の為に、少しくらいは木を植えた方がいいと思ってます。


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:24:38.22 ID:gSejs+po0
学校で、昼休みにモナーと弁当を食べながら球根の事を話します。

三階の窓から見える市の端にある山には、もうあちらこちらに薄ピンクの部分が出来ているのが見えます。

しかし空は相変わらず、薄くかかった煙越しに太陽が見えるくらいで、いい天気とは言えません。


( ´∀`)「天気悪いけどやっぱり春モナねぇー」

( ・∀・)「あれってさ、俗にいうマンドラゴラとかの仲間かな?」

( ´∀`)「モナ?聞いてなかったモナ。なんだモナそれは」

( ・∀・)「西洋で、魔女とかが薬を作るのに使ってたってやつ」

( ´∀`)「あぁ、思い出したモナ。引っこ抜くと叫びだすやつモナ?」

( ・∀・)「それそれ。もしそれだったら、俺たち死んだりしないかな?」

( ´∀`)「引っこ抜かないで、そのまま枯れるのを待ってればきっと大丈夫だモナ」

(;・∀・)「…きっとか。なんか怖いから図書館行って詳しく調べてみようよ」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:25:05.28 ID:y1Z1+3BK0
亀頭球根はともかく、おっぱい球根てどんなのだwww

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:27:40.27 ID:gSejs+po0
帰り僕たちは、市の図書館に行ってマンドラゴラの事を調べてみる事にしました。

僕とモナーで手分けして、大量の本棚の中から目的の物が書いてありそうな本を選びます。
 
僕は一足先に机一つを占領して、普段誰も借りていなさそうな分厚い辞典のような本を

もっさもっさと積み重ねて、マンドラゴラの項目を探している所でした。


( ・∀・)「ん〜。西洋と魔女の関係性、魔法学入門書、危険な原生生物とその対処法」

(#´∀`)「こっちもいっぱい見つけたモナ!」

( ・∀・)「なになに?魔法植物の使用方法、魔法薬学のススメ、楽しい水栽培」

( ・∀・)「…ねぇ、なんでこの町の図書館はこんなホグワーツな本が揃ってるのかな?」

(#´∀`)「知らんモナ!ちゃっちゃと調べて帰るモナ!」

( ・∀・)「…腹減ってるんだね。じゃあここで読むのは諦めて、自分家で読んでくる事にしようよ」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:29:22.52 ID:gSejs+po0
モナーの腹が減って機嫌が悪くなっていたので、

僕らはそれぞれ二冊ずつ本を借りて帰る事にしました。

二冊と言っても、みんなそれなりに分厚い本なので持って帰るのは大変です。

僕が借りたのは、危険な原生生物とその対処法と、魔法植物の使用方法。

モナーが借りたのは、魔法薬学のススメ、楽しい水栽培。

ちなみに、つがい草という項目も探してみましたが、まったく見つかりませんでした。

僕もつがい草というのは何かの通称だとか、そういうちゃんとした名前ではないと思ったので真面目には探さなかったのです。

明日までには流石に無理そうですが、返却期限の二週間先までに読む事を約束して、その日は帰りました。

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:32:02.04 ID:gSejs+po0
家に帰ってきて借りてきた本を勉強机に投げ出すと、早速押し入れの奥から球根を引っ張りだします。

もう根っこが亀頭の下からちょろっと出て来ていました。

モナーに電話をすると、モナーのおっぱいからももう根が出ているとの事でした。

どうやら成長速度はまったく同じようです。

その日はまた押し入れの奥に球根をしまい込み、借りて来た本を読む事に没頭していました。



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:33:28.78 ID:gSejs+po0
五日程して、やっと僕はあの長い本を二冊読み終える事に成功しました。

書いてあったマンドラゴラの説明には、


引っこ抜く際に悲鳴を上げる。悲鳴を聞いた者は死んでしまう。

なので黒い犬をマンドラゴラにつなげてひっぱらせ、引っこ抜かせる。

当然犬は死んでしまうが、その死んだ犬は丁重に葬る事。

マンドラゴラは、強力な魔法薬草で、媚薬や不老不死の薬の元となる


…等々書いてありました。
 
でも、そんなオッソロしい植物がこんな中学生に球根から育てられるものか?

後、あんなしょぼくれたおっさんから250円で買える訳が無いと思い、

僕は無理矢理あの球根がマンドラゴラであるかもしれないという可能性を、否定しました。


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:34:44.15 ID:gSejs+po0
学校の昼休み、僕らはまた弁当を食べながら球根の近況を報告しあいます。

( ・∀・)「モナーやい。おっぱいはどうなった?」

( ´∀`)「そっちこそちんこはどうなったモナ?」

( ・∀・)「……」

( ´∀`)「……」

(;・∀・)「なんかね。根っこだと思ってたのが、人間の足みたいなんだよ」

(;・∀・)「最初は二本根っこが出て来た程度にしか思ってなかったんだけど、」

(;・∀・)「成長するにつれてすねげの生えた男の足になってさぁ…」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:35:20.84 ID:Esgpozg+0
( ・∀・)モララーはつがい草を育てるようです
http://wktk.vip2ch.com/vipper68866.jpg
途中だけど描いてみた
こんな感じか?

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:36:43.26 ID:gSejs+po0

>>32最初は図でも描こうかと思っていましたが、立派な図が出て来て安心です




(*´∀`)「…すねげは無いけど、モナのおっぱいもすらりとした美脚が二本生えてるモナ」

( ・∀・)「美脚ならいいじゃんか…亀頭から男のごっつい脚が二本突き出してるのを想像してみなよ」

(;´Д`)「…それが走り回るのを想像してしまったモナ」

( ・∀・)「やっぱりあれはマンドラゴラなのかね」

( ´∀`)「いや、スケトウダラの仲間だとモナは思うモナ」


モナーも本を一冊読み終えたそうです。魔法薬学のススメは読む気が起きないので、

楽しい水栽培だけ読み終わり、明日返す事にすると言っていました。


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:39:20.55 ID:gSejs+po0
帰宅後



( ・∀・)「さぁーて、今日の球根はぁー?」

(,,-Д-) 「……」

( ・∀・)「……」

(  ∀ )「ぎゃあたぁっrxせdrftgyふじこ」


家に帰って球根を見てみると、立派に生えた足以外に、亀頭の上からちょこんと頭が飛び出ていました。

亀頭から亀頭ではありません。ちゃんとした、人間の頭です。

だけど眠ってるのか意識が無いのか、その丸坊主の頭はちっとも動きません。

とりあえず水が減って来ていたのでその亀頭球根を

ゆっくりと鉢から蓋ごと抜き、水を換えておきました。


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:43:13.80 ID:gSejs+po0
気が動転しながらもなんとか水を換え終えた僕は、芽?なのかわからないけど頭が出たので、

鉢植えを窓際に移し、モナーに電話をしてみました。

( ・∀・)「モナー!? 聞いてくれよ!亀頭から男の頭が!」

(*´∀`)「こっちも乳首の辺りを突き破って女の頭が出て来たモナ! べっぴんさんで可愛いモナ」

(*´∀`)「しかもふわふわいいにおいがするんだモナ。もうこのべっぴんさんにメロメロモナ」

(;・∀・)「お前の球根だって、球根から足と頭しか出てない状態だろ?よくそんな事感情抱けるな」

(*´∀`)「顔だけ見てれば十分だモナ」

(;・∀・)「そのお前の考えに尊敬するよ…」


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:45:48.88 ID:gSejs+po0
次の日の帰り道、僕らはあの思い本を図書館に返した後、

お互いの鉢植えを見せあうために僕のうちに集合する事になりました。

時間が近づいて来たのでしばらく鉢植えを眺めていると、チャイムがなりました。

玄関に迎えにいくと、黒い布を被せた何かを持ったモナーが立っていました。


( ´∀`)「モナモナ。お邪魔するモナ」

( ・∀・)「それが例の…女の頭が出た鉢?」

( ´∀`)「そうモナ。とりあえずお部屋に上がらせてもらうモナ」

モナーが部屋で黒い布を鉢からどかすと、そこからひょっこりと突き出た小さな女性が目をつむっていました。

花などは咲いていないし、葉っぱも出ていないのに、なぜだか甘ったるい香りがして、

それをずっと嗅ぎ続けていると頭がくらくらして来たので鉢に顔をつけるのをやめました。

しかし男女関係無くこの植物はつるっぱげなようです。成長したら髪の毛が生えるのかな?


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:47:51.03 ID:gSejs+po0
誤字だらけ俺氏ね





僕はモナーの持って来た鉢を観察するのをやめて、窓際に置いてあった鉢をモナーの前に でん と置きます。
昨日はあまり感じなかったのですが、少しわきがというか、汗の臭いがした気がしました。

( ´Д`)「……」

( ・∀・)「なんだよその顔は」

( ´Д`)「こんなの選んだモララーの神経を疑うモナ」

( ・∀・)「じゃんけんで俺が負けて、お前がこっち嫌だからおっぱいにするって言ったんだろ」

( ´∀`)「とにもかくにも、やっぱりモナの鉢の方が可愛いモナ。ねー しぃちゃーん」

( ・∀・)「しぃ?」

( ´∀`)「このおっぱいちゃんにつけた名前だモナ」

( ・∀・)「変な名前…」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:50:06.11 ID:gSejs+po0
モナーは相当あのおっぱいに入れ込んでるようで、僕の方の鉢はちらりと見ただけで

後はずっと自分のしぃちゃんという名のおっぱい植物を見つめていました。


( ・∀・)「それでさ…モナー。この鉢植え、将来的にはどうするの?」

( ´∀`)「枯れるまでお世話するモナ」

( ´∀`)「後、美しく成長するように音楽を聞かせたりしてるモナ」

( ・∀・)「どんだけ入れ込んでるんだよ」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:52:22.79 ID:gSejs+po0
そして数日してから学校は春休みに入り、僕らは学校で会う事は無くなりました。

それでも互いに鉢植えの状態は報告しあい、

花はどんなのが咲くだろうだとか、おっさんの言っていた木の実とはどんなだろうだとか、楽しく話していました。


もう二週間近くたったころには、あの球根は足以外にも手やら体やらが球根から出て来て、

蓋から出ている頭のしたは、人間とまったく同じ体が出来ていました。

例えるなら首つりの人間の首から下の胴体が、蓋から下にのびている胴体のようなものです。

亀頭の部分はもうすっかり栄養を使い果たしてしまったのか、いつのまにか消えてなくなってしまいました。

色は腰の辺りから上は緑で、腰と足は薄茶色です。足が根っこということでしょう。


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:52:52.90 ID:gSejs+po0

しかも、なんとあの日モナーが帰った後に鉢植えの男が目を開きました。

普段は目を見開いたまま、鉢が置いてある窓の外を眺めていますが、時々方向転換をしているようです。

水を変えてやった後にうっかり顔を室内側に置いてしまった時等、いつの間にか外に顔を向けています。

動く事を知りましたが、叫びだす事も無いし、暴れだす事も無いし、ただそれだけです。


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:54:40.39 ID:gSejs+po0
怪しい植物を育てながら、平和な春休みを過ごしている最中でした。

お昼前ぐらいにいきなりモナーが訪ねて来たかと思うと、いきなり僕の鉢植えにとんでもない事をしました。


( ・∀・)「あれ、今日はお前お気に入りのしぃちゃんはいないんだ」

( ´∀`)「…しぃちゃんにあげる肥料の分量を間違えてしまったモナ」

( ・∀・)「どんぐらい?」

( ´∀`)「小瓶に残ってた肥料を、うっかり手を滑らせて全部いれたんだモナ」

(;・∀・)「おいおい…何か変な事は起こってない?バランスよく二つそろえて育ててたのに…」


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:55:47.70 ID:ls3zcUA80
引っこ抜きフェロモンも発生してるのか
作者詳しいな

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:55:55.26 ID:gSejs+po0
(;・∀・)「あんな変な植物に肥料大量にあげたらなにが起こるかわかんないだろ?」

( ´∀`)「のーみそこねこねコンパイル」

(#・∀・)「現実逃避しない!」

( ´∀`)「じゃあモララーの鉢植えにも肥料全部入れればバランス取れて問題無いモナ」

( ´∀`)「これで同じだモナ」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 21:58:57.76 ID:gSejs+po0
>>59ガチで引っこ抜きフェロモンが何なのかわからない件について






そう言うとモナーは、窓際の鉢の横にあった小瓶の中身を全部僕の植物にかけてしまいました。

心無しか、鉢植えの丸坊主の男はびっくりした顔をしている気がします。


(;・∀・)「あぁぁああぁ!! どうしてくれるんだ!!」

(#´∀`)「これでモララーもモナと同じ心配を味わうモナ!」

(#・∀・)「腹が減ってるからって俺に当たるなばか!」


僕は怒ってモナーを帰らせ、とりあえず肥料がもの凄く濃くなった鉢の水は抜き、

応急処置という事で水を換えた後普通の液体肥料を与えました。

…おっさんからもらった肥料は無いので、仕方ありません。


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:01:53.55 ID:gSejs+po0
……

僕は畳の部屋に布団を敷いて、睡魔の胸に抱かれていました。

こっくりこっくり。

………。

……ガチムチの脇毛が生えた男が、マスをかきながら走ってきました。

僕はひたすら逃げていました。逃げながら時折後ろを振り返ると、ガチムチが一人、また一人と増えていきます。

(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)

(;・∀・)「うわぁぁぁぁぁあこっちくんなぁぁぁあ」


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:03:33.27 ID:gSejs+po0

Σ(;・∀・)「はっ」

悪夢にうなされたおかげで、僕は明け方に目が覚めてしまいました。

枕元にあった時計を見ると、5時ちょっと前。

春休みにこんな朝早く起きたって意味が無いので、僕は二度寝をしようとまた布団に潜り込みます。

( -∀-)「……」

( -∀-)「……くさい」

(;・∀・)「…運動した後の男子更衣室の臭いが…くさっ」

(;・∀・)「なんだ…どこが臭いの発生源なんだ…?  !!」


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:05:51.62 ID:gSejs+po0

窓際に何かのふいんき(ryを感じ、そっちを見てみます。

…緑色の髪を生やした僕より一回り大きい男が、窓に背を向けてあぐらをかいて眠っていました。

どうやらあのガタイのいい男から、男臭さが溢れ出しているようです。

男の周りにはわれた鉢と、こぼれた水が明け方の紫を反射させています。

(,,-Д-) 「……zzz」

(;・∀・)(なんだあれ…あの鉢植えの男か!?)

(;・∀・)(でも髪の毛が生えてる…違う!葉っぱだ!)

(;・∀・)(どうしよう…こんな時間にはモナーに電話も出来ないし)

(;・∀・)(とりあえずあの男を刺激しないように、下に行こう…)


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:09:43.71 ID:gSejs+po0

そうして僕が下に行こうとした時、いつの間に出て来たのか太陽が窓の外に登っているのが見えます。


( ・∀・)「あ…もう朝なのか……」


そして太陽の光が男の背中を照らした時でした。


Σ(,,゚Д゚)

(#,,゚Д゚) 「ゴルァァァァア!!」


眠っていた男が急に目覚め、雄叫びをあげたのです。


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:11:49.43 ID:gSejs+po0
(;・∀・)「!! 叫び声聞いちゃった! 死ぬ!」


すっかり油断していた僕は、男の咆哮をもろに聞いてしまいました。

マンドラゴラの可能性は低いですが、完璧に否定出来た訳ではありません。

慌てて耳を閉じて畳にしゃがみこみましたが、もう遅かったと思います。

耳を閉じた手の平越しに、男の声とガラスの割れる音が聞こえてきました。

しばらくじっとしてて、死んでいない事を確認した後顔を上げると、

窓ガラスが外側に向けて割れていました。どうやら男はこの二階の窓から飛び降りたようです。

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:13:56.68 ID:gSejs+po0
慌てて窓に駆け寄ると、男が民家に並んでいる鉢植えを踏んづけてひっくり返しながら

どこかに進んでいる所でした。幸いな事に、朝早いので騒ぎにはなっていないようです。

僕はとりあえず、サンダルを突っかけて、男を追うため外に出てみました。

と同時にモナーに携帯で連絡を取ろうとします。意外な事にモナーはすぐに電話に出ました。


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:14:30.93 ID:gSejs+po0
(;・∀・】「モナー!?大変だ!俺の鉢植えの男が巨大化して暴れだした!」

( ´∀`】「モナのしぃちゃんもでっかくなったモナ…暴れてはいないけどモナ」

(;・∀・】「なんでそんな落ち着いてるんだよ!」

( ´∀`】「モナモナ…モナのしぃちゃんこそが世界でもっとも美しい生き物だからだモナ」

( ´∀`】「そのしぃちゃんが、親指姫からいきなり八頭身の美女に変身したんだモナ」

( ´∀`】「これを喜ばずになんと呼ぶ」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:16:24.68 ID:gSejs+po0
(;・∀・】「…モナー、お前なんかおかしいよ」

( ´∀`】「まったくおかしくないモナ。あ、今しぃちゃんが窓を突き破っておんもに出て行ったモナ」

(;・∀・】「それ暴れてるっていうんだよ!ちなみにどっち方面に行った?」

( ´∀`】「モララーんち方面だモナ」

(;・∀・】「…そう言えば鉢男も、よく考えたらあれはモナーの家方面だ」

( ´∀`】「…モナはこれからハイポネックスを持ってしぃちゃんの後を行かなければならないのでこれで」

(;・∀・】「モナーっ!モナー!?おい!…クソっどうなってんだよ!」


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:16:46.70 ID:ls3zcUA80
              ∧∧
             (゚ー゚*)
                i´  i.^i
             l( '  | .|
             | ゝ .! .|、
            /^/^ ̄_ |. | )
  ┌−−―――.| \ \.ヽ_`)―――−−┐
           | | \ \
           | ヽ  |  l
           ヽ_ノ  ヽ_ノ

こんな感じか

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:17:19.74 ID:jDmSl5xw0
        ∧∧
        (#゚Д゚)
       __〃`ヽ 〈_
   γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
  /⌒  ィ    `i´  ); `ヽ
  /    ノ^ 、___¥__人  |
  !  ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ >  )
 (   <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/  /
  ヽ_  \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
    ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈  ソ、
      〈J .〉、|   |, |ヽ-´
      /""  |   |: |
      レ   :|:   | リ
      /   ノ|__| |
      | ,,  ソ  ヽ  )
     .,ゝ   )  イ ヽ ノ
     y `レl   〈´  リ
     /   ノ   |   |
     l  /    l;;  |
     〉 〈      〉  |
    /  ::|    (_ヽ \、
   (。mnノ      `ヽnm

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:19:15.59 ID:gSejs+po0
>>87>>88
最初は図でも描こうかと思っていましたが、立派な図が出て来て安心です




モナーの様子がおかしいのが、電話越しにでもわかりました。

なんというか…あの、しぃちゃんというのに操られている感じです。

確信は持てませんが、どこかおかしい事だけは僕にだってわかります。


早朝の冷たい空気をきって走って行くと、男の姿が見えました。

なぜかは知りませんが、男は相変わらず民家の鉢植えを踏んづけながら進んでいる所でした。

踏んづけてはまた進み、踏んづけては進むので速度は速いとは言えません。

男が踏んづけた後には、水分と栄養を奪われたのかからっからに乾いた土とかさかさの植物しか残っていませんでした。


しかし時間が経つに連れて朝日が上に登っていくと、それに比例するように男の速度も早くなっていきます。

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:22:22.64 ID:gSejs+po0
(;・∀・)「くそっ…一応俺が飼い主だからな。なんとかあいつを止めないと」

僕はサンダルで転びそうになりながらも、男を追いかけていきます。

男は道路脇の鉢植えを根こそぎ踏んづけた後、幹線道路へ出ました。

幹線道路に出てから、律儀にも歩道を走ろうとする男。

だけど不思議な事に、道路に出てから踏む鉢が無くなると目に見えて速度が落ち、ついに男は倒れてしまいました。

(;,,゚Д゚) 「…ゴルァ…ゴルァ…」

(;,,-Д-) 「ゴルルルル……ゴルァ」


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:24:38.25 ID:gSejs+po0
最後に辛そうな鳴き声?をあげると男はぱったりと動かなくなってしまいました。

僕は身長に後ろから男に近づき、ひも等の拘束する道具を持ってくればよかったと思っていました。

巨大化した男の姿は、相変わらず下半身が薄茶色で上半身が緑色です。

はげ頭はすっかり細い葉っぱに覆われていて、頭頂部から何かがにょろんと生えていました。

よーく見てみると…りっぱなちんこです。亀頭が黄色で粉を吹いていて、竿の部分は美しい水色をしています。


(;・∀・)「すごく気持ち悪い色使いだな…」

( ・∀・)「でもこいつって一応植物だから、これが雄しべとかなのかな?


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:26:38.47 ID:gSejs+po0
僕はしばらく男を観察していたのですが、遠くからいきなり悲鳴のような声が聞こえてきました。

慌てて辺りを見回すと、男が倒れた歩道の先に濡れた素っ裸の女の人が緑のショートヘアを振り乱して走ってきました。

しかしその女性は股間には何も無く、上半身緑色で下半身薄茶色なのを見て、

すぐにあのモナーが持っていた球根が成長したものだという事がわかりました。


(*゚ー゚)「しぃーっ!!」


(*´∀`)「モナモナモナモナ!モナはしぃちゃんの下僕!…もうどうにでもして下さいモナ…!」


後ろからは、モナーが変な液体を女の人に時折かけながら走ってきます。

大きなプラスチック容器に入ったそれは、どうやら野菜や花の絵が描いてあるラベルを見ると

園芸用の肥料のようです。でもアレを薄めないで直接ぶっかけても大丈夫なのか僕は不安になりました。


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:29:10.21 ID:gSejs+po0
女の人が接近して来るのを見ていた時でした。女の人が近づくにつれて、独特な甘い香りが辺りに漂い始めた事に気づきました。

この香りは、前にモナーが僕のうちにあの鉢をもってきた時にした臭いと一緒です。

でも前より数倍臭いが強まっており、少し嗅いだだけで頭がピンク色になって意識がはっきりしなくなります。

その時、僕は確信しました。そうか…モナーは多分この臭いであの女性に誘惑されてるんだ…。

そんな事を考えていたら、女の人がもうすぐ近くまで接近していました。そして倒れ込んだ男に近寄り、解放しようとしています。


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:32:17.86 ID:gSejs+po0
女性の人の頭には雌しべがあるのかと思い、覗き込んでみると、

細い髪の毛の奥に埋まるように、頭頂部に濃いピンク色の花びらが二枚向かい合うようについており、

その真ん中辺りにぷっくりとしたオレンジ色の玉のような部分が粘液に包まれて朝日に輝いていました。

何に似ているのかは言いません。


(*゚ー゚)「しぃっ!」

(;,,-Д-)「……」

(*´∀`)「了解モナ!モナはあなた様の下僕…あなたの望む事なら何でも!」


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:34:10.61 ID:gSejs+po0

モナーは頬を紅潮させながら、ハイポネックスと書いてある肥料を男の足に大量に引っ掛けました。

男のすね毛のような部分はみるみるうちにかかった肥料を吸い取り始めました。

あっという間に、滴り落ちて地面に広がっていた肥料も吸い取られ、

その吸い取り具合に圧倒されていると、倒れていた男がむくりと起き上がり、

なにやら走って来た女性とコンタクトを取っていました。


(*,,゚Д゚) 「ゴルァッ!!」

(*゚ー゚)「しぃっ」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:36:00.76 ID:gSejs+po0
(*-ー-)「……」

(*,,-Д-)「……」


そのまま得に何か喋る訳でもなく、

そのまま二人の植物はもうはなすまいとするように強く抱き合い、

おでことおでこをくっつけあうような仕草をしたまま、そこで動かなくなりました。

そして女性が動かなくなったのと同時にあのむせ返るような甘い臭いも消え、

男から漂っていた汗臭いような臭いも消え去りました。


(*´∀`)「あぁ…本当に会えてよかった。もう会えないかと思ってた…よかった…ギコ…」

(*´∀`)「……」

Σ( ´∀`)「モナッ?」

( ・∀・)「モナー!」

( ´∀`)「…なんでモナはこんな朝っぱらから外にいるモナ?」

( ・∀・)「…お前…なんでこんなとこにいるのかわかってないの?」


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:37:55.97 ID:gSejs+po0
( ´∀`)「…朝になんか物音がして、起きたらしぃちゃんが巨大化してて…」

( ´∀`)「それに気づいたら途端に目の前がピンク色になって…」

( ´∀`)「後は気づいたら目の前にモララーがいて、こんな所に立ってたモナ」

( ・∀・)「…多分お前操られてたんだよ。あのしぃちゃんって花に」

( ´∀`)「じゃあなんでモララーはあのガチムチに操られてないんだモナ?」

( ・∀・)「多分、あの花が雄だからだよ」

( ・∀・)「俺が思うに異性しか操れないんだと思う」


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:39:49.24 ID:gSejs+po0
( ´∀`)「でも、モララーだってしぃちゃんの臭いをさっき嗅いだモナ?なんで平気なんだモナ」

( ・∀・)「…お前さ、ずっとあの花の近くにいたじゃん。育ててるんだから」

( ・∀・)「だからあの花に気に入られたとか…利用されたとか…」

( ・∀・)「よくはわかんないけど、あれだけ長時間臭いを嗅ぎ続けてたら操られても仕方ないと思うよ」

( ・∀・)「お前あの花育て始めた時からなんか変だったけど、花が巨大化して一気に効果が出たんだねぇ」


112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:40:42.57 ID:gSejs+po0
僕はやっと男の暴走が止まった事と、仲睦まじく抱き合った二人を見てしみじみと答えました。

携帯の時計を見ると、意外な事にそんな時間は立っておらず、5時半少し過ぎでした。

僕は唐突に思い出して、モナーに訪ねます。


( ・∀・)「! モナー、さっきお前がひっかけてた肥料ってもう無いの?」

( ´∀`)「…肥料?あそこの入れ物の事モナ?もう空っぽみたいモナ」


そう言ってモナーは、転がった容器をけり飛ばします。容器は軽い音を出して転がって行きました。


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:43:46.09 ID:gSejs+po0

( ・∀・)「モナー、お前しぃちゃんに栄養補給の道具にさせられてたんだろ」

( ´∀`)「モナ?そうなのかモナ?」

( ・∀・)「多分そう。貢いで育てて操られて、本当は本命の男がいるんだ」

( ・∀・)「植物も残酷だよな」

( ・∀・)「…でも、もう肥料が無いって事は、あの二人あそこで放っておいたら枯れちゃうんだよな…」

( ´∀`)「これでモナ達の重荷も無くなって万事解決だモナ」

( ・∀・)「お前って白状なやつだよな。それに俺たちは飼い主なんだ」

( ・∀・)「あんな未確認生物をこんな路上に放置しておけない。どこか人がいない所に運びにいこう」

( ´Д`)

(#・∀・)「そんな顔しない。ほら、俺頭の方持つから足持て」


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:45:49.78 ID:gSejs+po0
すっかり体の表面がくっついてしまったように、離れない二人を運ぶため、

僕らは手分けして市の端にある山に運ぶ事にしました。


( ´Д`)「…植物のくせになんて重いんだモナ」

( ´Д`)「モララー、そこの工事現場でリアカーをぱくっていこうモナ」

( ・∀・)「おっ、ナイスアイディア」

( ・∀・)「モナーにしてはいい事思いつくね。ほら、工事現場まで100mもないんだから頑張ろう」

( ´Д`)「…手が抜けるモナ」


123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:49:45.09 ID:gSejs+po0
まだ開始時間になっていないのか、工事現場には誰もいませんでした。

でも僕たちはプレハブ小屋に誰かいるかもしれないと思い、なるべく音を立てないように

リアカーに二人を乗せ、僕らはえっちらおっちら山まで運ぶ事にしました。

ついでにブルーシートも頂戴し、通行人対策もばっちりです。


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:50:13.04 ID:gSejs+po0
( ・∀・)「よし、早く運びにいくぞ。パジャマだとかなり寒いから早く済ませて帰りたいんだ」

( ´∀`)「モナは昨日風呂入るの忘れたからそのままの格好モナ!」

( ・∀・)「こっちくんな」

( ´Д`)「酷いモナ…」

( ・∀・)「嘘だよ。それよりなんか荷台軽くなってない?」


二人で早朝の町をリアカーを引いて山へ向かっていたのですが、

僕は運んでいる途中で何かおかしい事に気づき、モナーに荷台を見てもらうように頼みました。

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:51:48.06 ID:gSejs+po0
( ´∀`)「…なんか抱き合ったまましなしなになってきてるモナ」

( ・∀・)「…しなしな?」

( ´∀`)「モナ。野菜みたいモナ」


僕は嫌な予感がして、慌ててブルーシートをめくり上げて様子を見ました。

土から抜かれて放置された雑草のように、さっきまでつやがあった葉っぱや髪の毛が、

水分が無くなって、不健康そうな黄緑色になってきていました。


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:53:32.38 ID:gSejs+po0
(;・∀・)「これはやばい。そういえば水も無いしブルーシートをかぶせちゃったから太陽の光も浴びてない…」

( ´∀`)「植木鉢から花を引っこ抜いて暗い所に放置とか、絶対に枯れるモナ」

( ・∀・)「悠長な事言ってる場合じゃないぞ。早くあの山に移し替えないと…」

( ´∀`)「もうそこの池がある公園に植えて帰っちゃえばいいんじゃないかモナ?」

( ´∀`)「もともと水栽培で育てたんだから池に沈めたって大丈夫モナ」

(;・∀・)「池の中にヒトガタの植物が沈んでたら公園に遊びに来た子供がパニック起こすだろ」

(;・∀・)「それに、こんな空気が悪くて水や土に栄養が無いとこに植えたって、結局枯れるだけだ」


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:55:13.12 ID:gSejs+po0

二人は目に見えてしなしなに弱ってきています。

もう死んでいるのかいないのか、まったく動き出す様子はありません。

モナーと二人で慌てて運んだおかげで、なんとか完璧に枯れる前に山にたどりつきました。

この山には小さな神社があるのですが、その神社の裏手に小川が流れておいるので、

その小川のふちに植えてやる事にしました。

僕らはリアカーに最初から積んであった土木用具のスコップやつるはしを使って大慌てで穴を掘り、

1m程掘った所で二人の体を運び出し、縦に埋めてやりました。

改めてみて見ると、緑色の男女が抱き合った状態で上半身を出しているというのはなんと怪しい事でしょう。

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:56:39.26 ID:gSejs+po0

(;・∀・)「…とりあえず応急処置はしたけど、まだしなびたままだね」

( ´∀`)「でもこの辺りは土がいいんだモナ。カブトの幼虫とかでっかいのがいるモナ」

( ´∀`)「きっと明日になれば土から栄養を吸って復活してるモナ」

(;・∀・)「そうかな…水分が足りなさそうなんだし、」

(;・∀・)「小川の水を吸い上げてさえくれれば多分復活すると思うけどな…」

( ・∀・)「いきなり肥料あげすぎで巨大化したんだから、消費する量もやっぱり大きくなってるんだろうな」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:58:46.56 ID:gSejs+po0

それから10分程見守っていましたが、そんな早く復活する事もないという事で、今日は帰る事にしました。

その日の夜に、モナーと電話をした時に、次の日は差し入れに液体肥料と固形肥料を持っていってやろうという事になりました。

…次の日


( ´∀`)「モナ!しぃちゃんの為に油かすを持って来てあげたモナ!」

( ・∀・)「とりあえず俺は園芸店で売ってた腐葉土を持って来たよ」

( ´∀`)「wwww」

(;・∀・)「なっ なんで笑うんだよ!」


134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 22:59:37.86 ID:gSejs+po0
( ´∀`)「モララーは馬鹿だモナ!言っとくけど、この山の土全部が腐葉土みたいなものモナ!」

( ・∀・)「なんでそんな事知ってるんだよ」

( ´∀`)「昨日この辺りはカブトムシの幼虫が取れるって言ったモナ?」

( ・∀・)「! そっか…腐葉土でしか幼虫は育たないもんな」

( ´∀`)「腐葉土に腐葉土撒いたってなんにもならんモナ」


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:01:27.14 ID:gSejs+po0
そして神社の裏手にいってみると、昨日は抱きついたようになっていた二人はすっかりくっつき、

一つの太い木のようになっていました。見上げる程大きい訳ではありませんが、僕たちの身長くらいはありそうです。

まるで太いセロリのようになった植物のてっぺんには、ピンク色の大きなチューリップのような花が咲いていました。


( ・∀・)「おっさんさ…姿がどんどん変わるって言ってたけど」

( ´∀`)「確かにおっぱい→人→巨大化→セロリって変わりすぎモナ」

( ・∀・)「お前が肥料をぶっかけるから巨大化したんじゃないか」

( ´∀`)「アレは自分でもよくわからんモナ。多分引き離されたからどうにかしてペアに会うために」

( ´∀`)「巨大化して歩いていく必要があったんだと思うモナ」

( ・∀・)「…なんでそんな事わかるんだよ」

( ´∀`)「操られた賜物モナ」


138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:04:16.66 ID:gSejs+po0

( ´∀`)「とりあえず油カスをセロリの周りに撒いとくモナ」

( ・∀・)「そうだね。効果があるかわからないけど腐葉土も…」

( ・∀・)「これさ、凄い勢いで成長してるけど、枯れるまで見守ろうよ」

( ´∀`)「そうモナね。美味しい実も出来るらしいし」

( ・∀・)「こんな勢いで成長してるなら、三日もすれば実が出来てるだろ」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:07:05.56 ID:gSejs+po0
三日後、また見に来た僕らの予想は当たっていたようで、枯れ落ちたチューリップの花びらの真ん中に、

メロンのような大きさの山吹色の実がなっていました。

見た目はでかくなったホオズキのようで、甘酸っぱい香りもしてきます。


(*´∀`)「おうふ!ちょーいいにおいがするモナ!」

( ・∀・)「でもあんな奇形種見たいのから出来た実だよ?」

(*´∀`)「モナは最初から実を食べるためにおっぱい球根を選んだんだモナ!」


140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:08:34.17 ID:gSejs+po0
そういうとモナーは背伸びして実を取り、小川で洗った後凄い勢いで食べ始めました。

僕が引く程の勢いでしゃぐしゃぐと食べていきます。


(;・∀・)「モナー…大丈夫?美味しい?それ」

(*´∀`)「テラウマス!果汁が多くて、桃がさらに甘ーくなったような味がするモナ!」

(;・∀・)「えー。うまそう…だけど流石に食べる気にならないよ」

(*´∀`)「モララーにもちょっぴり恵んであげるモナ」

( ・∀・)「元々割り勘なんだから恵むもなにも無いだろ」

(*´∀`)「でもモナが肥料を全部使わなければこんなでかくなる事もなかったモナ!」

( ・∀・)「まぁそれもそうか…頂きます」

(*´∀`)「ちっちゃい種があるからスイカみたいに吐き出して食べるのがいいモナ」

(*・∀・)「うわぁなんだこれうまい!すごく美味しい!」


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:12:52.44 ID:gSejs+po0
そんなこんなで、僕たちはものの数分で実を食べ終わってしまいました。

とても美味で、寿命でも伸びそうな気がしてくる程美味しい実でした。

そして小川に種を吐き出しながら楽しく実を頂いたのですが、

…数日後、あの例の池に変な植物が生えて来ているというのです。

あの公園の人工池は神社の小川の流れ着く先なのですが、僕は恐ろしいのです。

またあの巨大植物が大量に繁殖し、モナーのように操られる奴らが出て来たら…。

モナーにその事を言うと、肥料がないから、育つ事はあっても今度は巨大化する事はないモナ!

と元気よく言われてしまいました。



でも…巨大化した種を僕らは撒いたのですから、そこから育つのだってもしかしたら……。




おわり

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:15:57.96 ID:gSejs+po0
と言う訳で、( ・∀・)モララーはつがい草を育てるようです は終わりです。

誤字脱字が多くて投下してる途中でかなり後悔してました。
なんで俺はあんな所で間違えてるんだ!?と。

質問タイム受け付けるよー\(^o^)/

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:16:56.81 ID:fKuw9KKD0
>>148
最初のおっさんはふつーのおっさんだったの?
あと泣いた理由があればkwsk

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:18:37.35 ID:gSejs+po0
>>149
ただのうさんくさいおっさん。
泣いてたのは、最終的に250円に下げられてしまったため。
フラグも糞もないww

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:18:43.11 ID:er6kvZby0
植物のサイズがいまいちわからないです><

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:20:24.47 ID:fKuw9KKD0
>>151
てっきり人間に極限まで近づいたつがい草かと思ってた。ようやく子孫が増やせる〜みたいな
そりゃぁ確かに1/4にされちまったら泣くわなwwwww

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:22:50.13 ID:gSejs+po0
>>152
卑猥球根 3~4cm
人間型全長(巨大化前) 鉢込みで12~13cm
人間型全長(巨大化後) しぃ1m60程 ぎこ1m80近く
セロリ 1mともう少しくらい

>>153
ちなみにつがい草は一応草なんで、繁殖本能と栄養を取る事位しか考えてません。

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:26:00.61 ID:fKuw9KKD0
>>154
ですよねー
丁寧に答えていただいてありがとうございました

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/21(金) 23:29:54.68 ID:gSejs+po0
>>155( ^ω^)ノシ

さて、もう特になさそうなんでvipにぷらぷら遊びにいってきます。
ドクオは誰かの何かと引き換えに生きるようですおもスレー


ではそのままdatまで!( ^ω^)ノシ バイブー

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